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SFC修行 シンガポール:エアチャイナビジネスクラスのPP単価は驚異の7.24円!

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SFC修行 シンガポール:エアチャイナビジネスクラスのPP単価は驚異の7.24円!

2017年のANA SFC修行に向けて、エアチャイナ(中国国際航空)のビジネスクラスで行くシンガポール便を発券しました。初のSFC修行での国際線利用です。エアチャイナはANAと同じスターアライアンスに加盟しているため、SFC修行に必要なプレミアムポイントを獲得できます。また、エアチャイナのビジネスクラスは、価格が安い割に、距離とマイル積算率が優れているため、高いプレミアムポイントが稼げる=PP単価が優れていることでも注目されています。記事の前半では、私が発券したフライトのご紹介と予定PP単価について、後半では、SFC修行にエアチャイナを利用する注意点およびデメリットについて、ご紹介したいと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

ANA SFC修行 シンガポールに「エアチャイナビジネスクラス」を選択した理由

私は最初、ANA SFC修行に必要なコスト(費用)は、すべてANAマイルで賄おうと持っていました。

具体的には、ANAマイルからスカイコインに交換して、スカイコインで搭乗券を発券することで、実質的な現金持ち出しを抑える作戦です。

しかし、私が12月の頭の時点で持っていたANAのマイルは約20万マイル。20万マイルだと、32万スカイコインにしかなりません(ANAスカイコインへの交換レートは1.6倍の前提)。

PP単価を、かなり優秀と思われる8円程度に抑えても、獲得できるプレミアムポイントは、40,000ppまでという計算になります。

ANA SFC修行の目標である「プラチナサービス」メンバー獲得基準である50,000ppまで、あと10,000足りないということになります。この10,000pp分について、手持ちのANAマイルが足りないということは、現金持ち出しでのSFC修行ということになります。

現金持ち出しであれば、ANAスカイコインが使えるANAグループ運行便にこだわる必要がありません。(注:こだわる必要がないと言っても、必要PPの半分はANAグループ運行便である必要はあります。念のため)

ということで、このちょっと足りなない10,000pp分は、スター アライアンス加盟航空会社運航便、具体的には、PP単価に優れているという噂のエアチャイナ(中国国際航空)のビジネスクラスを利用して獲得しようと思い始めました。

せっかく自腹を切るなら、PP単価が優れている方が、現金持ち出しの負担が少ないですからね。

詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。

 

ANA SFC修行 シンガポールで獲得できるプレミアムポイント(PP)

エアチャイナはANAと同じスターアライアンスに加盟しているので、その搭乗によってプレミアムポイントを獲得することができます

ただし、ANA便のように、プレミアムポイントシミュレータが提供されていないので、獲得PPについては自分で計算する必要があります。

ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

プレミアムポイントの計算式

プレミアムポイントの計算式については、こちらに公開されています。

プレミアムポイントとは|プレミアムメンバーサービス|ANAマイレージクラブ

プレミアムポイントの計算式は以下のようになっており、「区間基本マイレージ」に「予約クラス・運賃種別ごとの積算率」と「路線倍率」を積算して、最後に「搭乗ポイント」を加算する形になります。

計算式自体は、ANAグループ便であろうと、スターアライアンス加盟便であろうと、変わりはありません。

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区間基本マイレージ

エアチャイナを利用してシンガポールに行く場合、シンガポールへの直行便はないので、一般的には北京を経由して行く形になります。

東京=>北京=>シンガポールといった感じですね(私は東京在住なので、例は東京です。関西発の便もあります)。

東京発の場合、羽田便と成田便を選択することができますが、私の場合、羽田の方がアクセスが良いため、羽田便を利用することにしました。

ですので、ルートとしては、羽田=>北京=>シンガポール、となります。この場合の区間基本マイレージは以下になります。

  • 羽田=>北京:1313マイル
  • 北京=>シンガポール:2790マイル

 

予約クラス・運賃種別ごとの積算率

スターアライアンス加盟便の場合、航空会社ごとに積算率が異なります。

エアチャイナの場合の積算率は以下に公開されています。

中国国際航空(エアチャイナ)[CA]│提携航空会社│マイルを貯める│ANAマイレージクラブ

こちらを確認すると、エアチャイナのビジネスクラスの積算率は125%であることがわかります。

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路線倍率

スターアライアンス加盟便については、路線倍率は1倍になっています。ちょっと残念。

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 搭乗ポイント

スターアライアンス加盟便の場合、ファーストクラス、ビジネスクラス利用の場合、搭乗ポイントが400ポイント加算されます。

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獲得できるプレミアムポイント試算

以上の確認結果を、プレミアムポイントの計算式に当てはめて計算すると、以下の試算結果になりました。

往復で11,858ppという試算結果になりました。私が必要としている10,000ppちょいということで、ちょうど良いプレミアムポイント数です。

  • 羽田=>北京:1313マイル x 1.25 x 1.0 + 400pp = 2041pp
  • 北京=>シンガポール:2790マイル x 1.25 x 1.0 + 400pp = 3888pp
  • 片道合計:5,929pp
  • 往復合計:5,929pp x 2 = 11,858pp

 

SFC修行 シンガポールのフライトスケジュール

私は、1月、2月の週末は、既に国内便を中心にSFC修行用フライトの予約を既に実施していたため、3月の週末(金曜日の夜から日曜日にかけて)に、利用するフライトスケジュールにしてみました。

具体的には、以下のようになります。

<往路>

  • CA168:羽田(金曜19:30)=>北京(金曜22:30)
  • CA975:北京(土曜00:10)=>シンガポール(土曜6:30)

<復路>

  • CA970:シンガポール(日曜00:15)=>北京(日曜06:20)
  • CA181:北京(日曜08:35)=>羽田(日曜12:50)

 

金曜日の夜に羽田空港を出発、北京を経由して土曜日の早朝にシンガポールに到着することになります。そこから、ホテルでの宿泊はせず、まる1日、シンガポール観光を楽しみます。

その後、土曜日の深夜(日付的には日曜日)にシンガポールを出発し、再び北京を経由した後、日曜日の午後早い時間に羽田に帰ってくるというスケジュールになります。

羽田発なので、金曜日は午後早めに会社を早退すれば良く(=まるまる休まなくてもいい)、日曜日も比較的早い時間に羽田に帰ってこれるので、翌日の仕事にも影響が少ないと思われるのがポイントです。

私は平日フルタイムのサラリーマンなので、なるべく仕事に影響しないよう考慮したスケジュール、かつ、シンガポール観光の最低限の時間を確保できるプランにしました。

SFC修行 シンガポールの費用(コスト)とPP単価

私が予約したタイミングでの費用(コスト)は以下になります。

運賃が73,400円、諸税が12,460円、合計で85,860円となりました。ビジネスクラスでの往復運賃が、約85,000円というのは、なかなかお得に感じますね。

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航空券の価格は、予約したタイミングや日程によって日々変動していますが、エアチャイナの場合、これがセール価格というわけではなく、通常の価格のようですので、そんなに大きな価格の変動はないようです。

こちらの路線で獲得できるプレミアムポイントは11,858ppでしたので、PP単価は、驚異の7.24円という計算になります。宿泊代が必要ないので、全体的なコストも抑えられるのも強みです。

<PP単価試算>

  • 獲得PP:11,858pp
  • 運賃:85,860円
  • PP単価:7.24円

 

SFC修行 シンガポールのデメリット

PP単価的にはとっても魅力的なエアチャイナのビジネスクラス利用ですが、デメリットや注意点もありますので、最後にこれらをまとめたいと思います。

スターアライアンス加盟便でステイタス達成基準として認められるポイント数には制限がある

SFC修行としては、「プレミアムサービス」メンバーのステイタス達成基準である50,000ppを目指すわけですが、その達成基準として、ANAグループ運行便で25,000pp以上が必要になります。

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逆に言えば、スターアライアンス加盟便で獲得するPPは25,000pp以下となりますので注意が必要です。

いくら、エアチャイナのビジネスクラスがPP単価がいいといっても、50,000ppすべてを、エアチャイナのビジネスクラスで稼ぐことはできません。

エアチャイナ便利用ではフライトボーナスマイルが加算されない

プレミアムサービスメンバーの特典として、「フライトボーナスマイル」というものがあります。

これは、ANAグループ運航便およびユナイテッド航空運航便に搭乗の際、通常のフライトマイルに加え、フライトの度にボーナスマイルがプレゼントされるというものです。

サービス詳細|充実の特典を|プレミアムメンバーサービス|ANAマイレージクラブ

このフライトボーナスマイルの対象にエアチャイナは入っていません

ですので、「事前プレミアムサービス」で「ブロンズサービス」メンバーの特典を受けられるようになっても、エアチャイナ搭乗分の「フライトボーナスマイル」はもらえません。

エアチャイナのビジネスクラスを利用したSFC修行をするのであれば、「ブロンズサービス」メンバー基準達成前に組み入れた方が効率的です。

ANAスカイコインが利用できない

ANAスカイコインが利用できるのは、ANAグループ便のみです。ですので、エアチャイナの航空券の発券には、ANAスカイコインは利用できません

陸マイラーの方で、ありあまるANAマイルを使って、大量のスカイコインに交換し、実質的にノーコストでSFC修行を達成しようと目論んでいる方には向きません。

エアチャイナのサービスの品質には賛否両論ある

ANAグループ便のサービスの良さには定評があるので、国内便であれ、海外便であれ安心感がありますが、エアチャイナの場合は、そのサービス品質には賛否両論あります

ネットで過去の利用者の方々の経験談を参照してみると、中でも遅延や欠航に対する感想が多いように思います。

日本発の段階であれば、周りは日本人スタッフばかりですし、そもそも出国する前ですので、どうにでもなると思いますが、一度日本を出国したあとに何かトラブルがあったときは、現地スタッフとの交渉になります。これは避けては通れません。

実際に、こちらで計画していたエアチャイナのビジネスクラスを利用した体験レポートはこちらになります。

北京首都国際空港での乗り継ぎは鬼門と言われており、その時の体験と所要時間をまとめたものです。実際、そこそこのアクシデントに会い、ドキドキの乗り継ぎになりました。

 

ですので、エアチャイナのビジネスクラス便をANA SFC修行に利用する場合は、そのあたりの覚悟を自己責任としてできることが条件になると思います。

万人におすすめできるものではないと思っています。念のため。

私自身は、過去、スペイン旅行に行った時に、北京乗り換えを経験しています。

また、去年のGWにシンガポール旅行に出かけており、シンガポールにも土地勘があるので、なんとかあるかあ、ということろもあり、今回の「エアチャイナビジネスクラスで行くシンガポール」の利用を決断しました。

 

まとめ

今回は、エアチャイナ(中国国際航空)ビジネスクラスのシンガポール便をANA SFC修行に利用する、私自身の計画についてご紹介させていただきました。

あくまで試算ですが、PP単価7.24円というのは驚異的な数字ですね。エアチャイナなので、サービスに賛否はあるでしょうが、ビジネスクラスはビジネスクラスですからね。

これで、約11,000pp獲得できるのであれば、SFC修行に必要は50,000ppの5分の1を一気に稼げることになるので、全体の修行計画を立てるのがだいぶ楽になります。

あとは、欠航などトラブルが発生しないことを願うばかりです・・。

ANA SFC修行2017の全体の目次、記事一覧はこちらになります。ANA SFC修行関連記事のまとめ読みにぜひご利用ください。

 

それでは、また!

 

ANA SFC関連記事

これまでにまとめたANA SFC関連記事はこちらになります。

SFCって何?どんな特典、メリットがあるの?という方はこちら。

 

SFC取得に必要な費用(コスト)は?SFC取得に必要になるプレミアムポイントって何?PP単価って何?という方はこちら。

 

ANA SKYコインって何?SFC取得にマイルって使えないの?という方はこちら。ANAマイルからANA SKYコインへの交換手順についてもまとめております。

 

私の、2017年ANA SFC修行方針はこちら。

 

重要記事】ANAマイルの貯め方はこちら。大量ANAマイルを貯めて、お得にSFC修行をしましょう。