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アメックスのポイントをBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイルに移行!その手順とメリットは?

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アメックスのポイントをBA(British Airways、ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイルに移行しました。目的はJAL(日本航空)の特典航空券の発券に利用するためです。BAのマイルでなぜJALの特典航空券?と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、BAとJALは同じグローバルアライアンスのOne World(ワンワールド)に加盟しているので、BAのマイルをつかってJALの特典航空券が発券できるという仕組みになっています。当記事では、アメックスのポイントをBAのマイルに移行する手順・方法と、そのメリットについてご紹介したいと思います。

更新履歴(2021年7月24日):BA側で必要マイル数の改定がありました。最新情報に更新しています。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

目次

アメックスのポイントを貯めた方法と使い方

アメックスの入会キャンペーンを活用してアメックスポイントを獲得

私はアメックスのポイントを40,000ポイント保有していました。

これはアメックスの入会キャンペーンの特典として得たものです。アメックスの入会キャンペーンは条件クリアで大量ポイントを獲得できるためお得ですね。

アメックスの入会キャンペーンの最新情報はこちらの記事でまとめています。

 

アメックスポイントのお得な利用方法は航空会社へのマイル移行

アメックスのポイントの使い方として、代表的なものは以下になります。

  1. 商品に交換する
  2. 商品券に交換する
  3. 代金の支払いに充てる
  4. ホテルのポイントに移行する
  5. 航空会社のマイルに移行する

 

いくつかの使い方がありますが、マイルに興味のある方は、マイルへの交換がお得です。上記で言えば「5.航空会社のマイルに移行する」に該当します。

アメックスのポイントの使い方については、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご参照ください。

 

アメックスのポイントはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のマイルにも交換可能

アメックスのポイントからマイル移行可能な航空会社は、以下15社のマイレージプログラムになります。

日系の航空会社としては、ANAはありますが、JALは含まれていません。今回注目しているのは、ブリティッシュ・エアウェイズの「エグゼクティブクラブ」になります。

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ポイント交換可能なマイレージプログラム

  • ANA 「ANAマイレージクラブ」
  • チャイナエアライン 「ダイナスティ・フライヤー・プログラム 」
  • デルタ航空 「スカイマイル」
  • ヴァージン アトランティック航空 「フライングクラブ」
  • タイ国際航空 「ロイヤルオーキッドプラス」
  • キャセイパシフィック航空 「アジア・マイル」
  • シンガポール航空 「クリスフライヤー」
  • ブリティッシュ・エアウェイズ「エグゼクティブクラブ」
  • スカンジナビア航空 「SAS ユーロボーナス」
  • アリタリア-イタリア航空 「クラブ・ミッレミリア」
  • フィンランド航空 「フィンエアー・プラス」
  • エティハド航空 「エティハド ゲスト」
  • エミレーツ航空 「エミレーツ・スカイワーズ」
  • カタール航空「プリビレッジクラブ」
  • エールフランス/KLM航空 「フライングブルー」

 

アメックスのポイントをBAに移行すると何マイル?

メンバーシップ・リワード・プラスへの登録でマイルへの移行レートが優遇

アメックスのポイントをマイルに移行する際、覚えてないといけないのが「メンバーシップ・リワード・プラス」というサービスです。

「メンバーシップ・リワード・プラス」というのは、アメックスのポイントを有効利用するためのサービスです。登録料として、年間3,000円(税抜き)が必要になります。

有料のサービスとなりますが、そのメリットとして、アメックスのポイントからマイルへの移行レートが優遇されるということがあります。

今回、アメックスのポイント移行先として想定するBAの場合で、メンバーシップ・リワード・プラスに登録する場合としない場合で、交換レートを確認してみたいと思います。

 

メンバーシップ・リワード・プラスに登録しない場合のBAマイル数

まずは、「メンバーシップ・リワード・プラス」登録しない場合になります。

この場合の移行レートは、アメックスの2,000ポイントに対して、BAの1,000マイルとなります。つまり、移行レートは50%ということになります。

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<メンバーシップ・リワード・プラスに登録しない場合の移行レート>

  • アメックスの2,000ポイント => BAの1,000マイル
  • 移行レート:50%

 

メンバーシップ・リワード・プラスに登録した場合のBAマイル数

続いて、「メンバーシップ・リワード・プラス」登録した場合です。

この場合の移行レートは、アメックスの1,250ポイントに対して、BAの1,000マイルとなります。つまり、移行レートは80%ということになります。

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<メンバーシップ・リワード・プラスに登録した場合の移行レート>

  • アメックスの1,250ポイント => BAの1,000マイル
  • 移行レート:80%

 

メンバーシップ・リワード・プラスへの登録はお得なのか?

一般的に、1マイルの価値は2円程度と言われています。「メンバーシップ・リワード・プラス」の登録料は、年間3,000円(税抜き)です。

「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録する場合としない場合で、1,500マイル以上の差が発生する場合には、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録した方がお得ということになります。

それでは、年間何ポイント以上交換する場合に「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録した方がお得なのでしょうか?

具体的には、アメックスのポイントを、年間6,000ポイント以上をマイルに交換するのであれば、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録した方がお得ということになります。

5,000ポイントの場合はトントンなので、どちらでも良いということになります。

<6000ポイントを移行した場合のマイル数>

  • メンバーシップ・リワード・プラスに登録しない場合:6,000ポイント => 3,000マイル(移行レート=50%)
  • メンバーシップ・リワード・プラスに登録した場合:6,000ポイント => 4,800マイル(移行レート=80%)
  • 差額:1,800マイル(=3,600円相当の価値)

 

私の場合、保有していたのは、アメックスの40,000ポイントということで、6,000ポイント以上でしたので、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録してから、BAのマイルに移行しました。

ちなみに、私のアメックスの40,000ポイントをBAにマイルに交換した場合は、移行レート=80%ということで、32,000マイルということになります。

 

アメックスのポイントをBAのマイルに移行した理由とメリット

今回私は、アメックスのポイントをBA(British Airways、ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイルに移行しました。

その理由は、BAのマイルをつかってJALの特典航空券を発券するためです。

冒頭でもご説明しましたが、BAとJALは同じグローバルアライアンスのOne World(ワンワールド)に加盟しているので、BAのマイルをつかってJALの特典航空券が発券できるという仕組みになっています。

BAのマイルを使ってJALの特典航空券を発券するメリットは、大きく以下の4点になります。

<BAのマイルを使ってJALの特典航空券を発券するメリット>

  • 本人以外の家族や友達にも発券できる
  • BAマイルの有効期限は36ヶ月だがマイル数の変動があれば都度期間延長
  • 特典航空券が当日でも予約可能、かつ、片道でもOK
  • JALやANAよりも少ないマイル数で、JALの特典航空券が発券可能
  • 24時間前まで取り消し手数料無料※(ただし空港税など諸経費は没収)

※国内線の場合。国内線の場合は5,740円が必要。

 

1. JALの特典航空券が当日でも予約可能、かつ、片道でもOK

MEMO

Webでの予約は3日前からに変更になりました。片道発券がOKな点は変更ありません。

BAのマイルを使ったJALの特典航空券は、当日でも予約可能で、片道での利用もOKです。柔軟性があり、とても使い勝手が良いです。

当記事を執筆しているのは、2017年4月9日の朝9時になります。当日の「羽田=>福岡」路線における、片道での特典航空券を空き状況を検索してみると、以下のようになりました。

以下のように、当日、かつ、片道でも予約可能であることがわかります。ちなみに写真の赤字で表示されている「左4」というのは「残席4以上」ということらしいです。

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2. JALやANAよりも少ないマイル数で、JALの特典航空券が発券可能

MEMO

2019年5月30日から、BAのマイルを使ってJAL国内線特典航空券を発券するためのマイル数が変更になりました。具体的には以下のようにどちらの区画ともに「1,500マイル」の追加となりました。お得度は下がりますが、依然として本家のJALよりもお得なレートになっています。

距離 2019年5月29日まで 2019年5月30日から
1-650マイル区間 4,500マイル 6,000(+1,500)マイル
611-1150マイル区間 7,500マイル 9,000(+1,500)マイル
MEMO

2021年7月23日頃から、BA側の必要マイル数が増加しています。公式アナウンスはありませんが改悪となっている模様です。これで必要マイル数は本家JALとほぼ同等となりました。

距離 2019年7月22日頃まで 2021年7月23日頃から
1-650マイル区間 6,000マイル 7,500(+1,500)マイル
611-1150マイル区間 9,000マイル 10,000(+1,500)マイル

BAのマイルを利用した場合、JALやANAよりも少ないマイル数で、JALの特典航空券が発券可能です。

例として、先ほどの「羽田=>福岡」路線における、片道での特典航空券の必要マイル数を確認してみたいと思います。

BA(British Airways、ブリティッシュ・エアウェイズ)の場合

BAの場合は、以下のように、片道4,500マイル必要なことがわかります(Aviosというのが、マイルのことを表すポイント名です。また、290円は空港税です)。

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<BAの場合の必要マイル数>

  • 片道:4,500マイル

 

ANAの場合

ANAの場合は、そもそも、4日前からしか特典航空券の予約ができません。また、 「羽田=>福岡」路線の片道で必要となるマイル数は、片道6,000マイルから9,000マイルまで変動します。

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ANAの場合は、ANAの定義する季節(シーズンチャート:ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズン)によって、必要マイル数が変動するからですね。

ANAの場合、ローシーズンの段階で、BAの4,500よりもすでに多くのマイルが必要だということがわります。ハイシーズンの場合は、なんと2倍になってしまいます。

<ANAの場合の必要マイル数>

  • ローシーズン(L)片道:6,000マイル
  • レギュラーシーズン(R)片道:7,500マイル
  • ハイシーズン(H)片道:9,000マイル

 

<季節の定義(シーズンチャート、2017年)>

  • ローシーズン:1/5~2/28、4/1~4/28、12/1~12/22
  • レギュラーシーズン:3/1~3/15、5/8~8/9、8/22~11/30
  • ハイシーズン:1/1~1/4、3/16~3/31、4/29~5/7、8/10~8/21、12/23~12/31

 

ANAにおける国内線特典航空券の必要マイル数は以下で詳細を確認することができます。

シーズン・必要マイルチャート│ANA国内線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

 

JALの場合

JALの場合も、ANAと同様、特典航空券が予約できるのは、そもそも4日前からです。また、必要マイル数は、片道7,500マイルということになります。

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BAの場合の必要マイルは4,500マイルでしたので、なぜか本家のJALよりも3,000マイルも少ないマイルで発券できることになります。全くの謎仕様です(笑)。

JALにおける国内線特典航空券の必要マイル数は以下で詳細を確認することができます。

JALマイレージバンク – JALグループ国内線特典航空券 マイル早見表

 

3. 24時間前までは取り消し手数料無料

BAマイルを利用して、JAL国内線の特典航空券を予約した場合、24時間前まで取り消し手数料は無料となります。

ただし、利用したマイルについては返還されますが、空港諸税などの手数料は徴収されますので注意が必要です。

17.1. 特典航空券によるフライトの予約がメンバーによって出発前にキャンセルされた場合、ba.comに規定された手数料が徴収されます。特典航空券の旅程の最初のフライトの予定出発時刻の少なくとも24時間前にキャンセルされた場合は、特典航空券に使用されたAviosポイントはメンバーのアカウントに返還されます。部分的に搭乗された便が旅程にある場合は、Aviosは払い戻されません。

Terms and Conditions | Executive Club | British Airways

 

一方、24時間以内のキャンセル、および、ノーショー(予約してキャンセルもせず搭乗しなかった場合)の場合は、利用したマイルは全額没収になります。

17.2.  特典航空券により予約されたBritish Airwaysまたはパートナー航空会社のフライトが、予定出発時刻の24時間以内にキャンセルされた場合、特典航空券に使用されたAviosポイントをメンバーのアカウントに返還しないものとします。やむをえない事情により旅行できなかった場合において、その旨がBritish Airwaysに迅速に通知され、事実であることを実証する証拠が提供された場合、未使用の特典航空券に対して使用されたAviosポイントをメンバーに返還します。

17.3. 特典航空券で予約したフライトに搭乗しなかった場合(「ノーショー」)、それに続くフライトや復路のフライトの予約はキャンセルされ、使用されたAviosポイントは返還されません。

 

ちなみに、未使用特典航空券の払い戻しには、ANAの場合は3,000マイル、JALの場合は3,100円の手数料が徴収されます。

未使用特典の払い戻し│ANA国内線特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ

JALマイレージバンク – JALグループ国内線特典航空券:変更・払い戻し

 

取り消し手数料の面でも、BAのマイルを利用した方が柔軟性があることがわかります。

注意

キャンセル料が無料となるのは国内線の場合です。国際線の場合は「5,740円」が必要になります。ブリティッシュエアウェイズ(BAマイル)特典航空券のキャンセル料の詳細はこちらをご参照ください。

 

アメックスのポイントをBAのマイルに移行する手順

事前準備としてBAのマイレージプログラムである「Executive Club(エグゼクティブ・クラブ)」に入会

アメックスのポイントからBAのマイルへの移行するには、まずは、BA(British Airways、ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイレージプログラムである「Executive Club(エグゼクティブ・クラブ)」に入会する必要があります。

「Executive Club」への入会はもちろん無料です。以下の公式HPから入会することができます。

 

アメックスのポイントプログラム(アメックス・メンバーシップ・リワード)のサイトでポイント移行の手続きを実施

その後は、アメックスのポイントプログラム(メンバーシップ・リワード)の公式HPで、ポイント移行の手続きを実施します。

アメックス「メンバーシップ・リワード」

 

アメックスのポイントからBAのマイルへの移行手順については、以下アメックスの公式HPでも詳しくご紹介されていますので、当記事では詳細は割愛いたしますが、全体の流れとしては以下となります。

<アメックスのポイントからBAのマイルへの移行手順:全体の流れ>

  1. BAのマイレージプログラムである「Executive Club(エグゼクティブ・クラブ)」に入会
  2. アメックスの公式HPからポイント移行手続きを実施(初回移行申請時に「メンバーシップ・リワード・プラス」にも登録
  3. BAの「Executive Club」でマイル反映を確認(4-5日後)

 

注意点としては、メンバーシップ・リワード・プラス」に登録する場合は、初回の移行手続き時に、合わせて「メンバーシップ・リワード・プラス」にも登録することです。

あとは、画面の指示にしたがっていけば、問題なく実施できると思います。

 

まとめ

今回は、アメックスのポイントをBA(British Airways、ブリティッシュ・エアウェイズ)のマイルに移行する手順と、そのメリットについてご紹介させていただきました。

BAのマイルを使ったJAL国内線の特典航空券の発券は、本家のJALよりも少ないマイルで可能となっており、とてもお得となっています。

加えて、当日でも予約可能ということで、柔軟性も高くなっています。なぜ、本家のJALよりもお得で便利なのか、全くの謎仕様ですが、利用者としては嬉しい限りです。

今回のアメックスのポイントからBAのマイルへの移行で、まとまったBAのマイルを手に入れることができたので、このBAのマイルを元手に、国内旅行に繰り出したいと思っています。

==>次の記事

ブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイルでJAL国内線の特典航空券を予約!座席指定の方法もご紹介

 

JALマイルの貯め方については、こちらの記事で網羅的にまとめさせていただいております。コツを掴めば、誰でも年20万マイルを超えるような大量のJALマイルを稼ぐことができるようになります。

 

MEMO

BAのマイルを貯めるには、マリオットのポイントからの移行も有効です。年に数回、30%程度の増量キャンペーンも実施しており、タイミングに乗ることができればさらにお得になります。

マリオットポイントからBAマイルへの交換の詳細はこちらもご参照ください。

 

それでは、また!