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成田空港の「ANA ARRIVAL LOUNGE」:国内線ANAラウンジを徹底レポート!<ANA-SFC修行記2-2>

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成田空港の国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」を徹底レポート!

今回は、成田空港の国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE(ANAアライバルラウンジ)」の訪問レポートをお送りします。こちらのANAラウンジは、ANA国際線の到着ラウンジであり、また、ANA国内線の出発ラウンジでもあるという、面白い特徴を持ったラウンジです。その特徴から、国内線のANAラウンジでありながら、軽食の用意があるなど、他の国内線ANAラウンジには見られない違いがあります。今回は、そのあたりの違いを含めて、詳しくご紹介していきたいと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
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国内線ANAラウンジ(ANA ARRIVAL LOUNGE)とは

なぜARRIVAL LOUNGE(アライバルラウンジ)という名前?

成田空港の国内線ANAラウンジの入り口には、「ANA ARRIVAL LOUNGE」と記載されています。この「ARRIVAL」は「到着」という意味です。

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なぜ、「ARRIVAL LOUNGE」という名前なのでしょう?

成田空港は国際線の利用がメインの空港です。ですので、「国際線で到着した人が、国内線に乗り継ぐ際に利用するラウンジである」という意味合いのもと、「ARRIVAL LOUNGE」という名称が付けられていると思われます。

成田空港の国内線利用者にとっては、国際線から国内線への乗り継ぎのためのラウンジを共用させてもらっている、という感じになりますね。

 

国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」の基本情報

国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」の基本情報は以下になります。

ラウンジ種別としては「ANA LOUNGE」となりますので、ANAの上級会員およびプレミアムクラス利用者のみが利用できる航空会社ラウンジになります。ゴールドカードのカードラウンジではありません。

そして、この「ANA ARRIVAL LOUNGE」の特徴の1つ目は、以下赤字の部分。そうです、「シャワーブース」があるのです。

通常、国内線のANAラウンジには、意外なことに「シャワーブース」はありません。まあ、国内線であれば飛行時間も短いので、必要ないと言えば必要ないですからね。

ですが、国際線の場合はそういうわけにはいきません。日本に来るまで、何十時間も飛行機に乗ってやってくる方もいらっしゃるでしょうし、その場合、飛行機の中で夜を明かしているわけですがから、シャワーぐらい浴びたくなるのが心情です。

きっと、そんな方のために、こちらの「ANA ARRIVAL LOUNGE」には「シャワーブース」が完備されているんですね。このあたりは、国際線仕様のANAラウンジになっていると言えます。「ANA ARRIVAL LOUNGE」の特徴その1です。

ラウンジ種別

  • ANA LOUNGE

施設

  • 1部屋166席(喫煙スペースあり)
  • シャワーブース(5ブース)/電話/ファックス/コピー機/ブロードバンド無線LANサービス/プリントサービス/インターネット閲覧用パソコン無料/ 携帯電話充電サービス/トイレ

位置

  • 第1ターミナル 南棟1階 到着ロビー

営業時間

  • 6:30~19:30

サービス内容

  • ソフトドリンク、アルコール類、新聞、雑誌

 

詳細はこちらの公式HPもご参照ください。

ANA LOUNGE|service&info[国内線]|ANA

 

国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」の場所

前回の記事で、成田空港では、国内線のチェックインカウンターは1階にあることをご紹介しました。

ANAのチェックインカウンターのすぐ隣には、エスカレーターがあり、そこから、国内線の出発ロビーに向かうことができるようになっています。

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国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」は、そのエスカレーターのすぐ脇にあります。エスカレーターに乗る前に右に進む形になります。

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ここから先には、「ANAラウンジ」はありません(もちろん、カードラウンジもありません)ので、ラウンジを利用したい人は、ここで利用していく必要があります。

通常、航空会社のラウンジは、保安検査後のエリアになるので、搭乗開始時間ギリギリまでラウンジで寛ぐことができるのがメリットになっています。

しかし、こちらの「ANA ARRIVAL LOUNGE」は、保安検査前のエリアにあるので、この後に続く、保安検査の時間を考慮しながらのラウンジ利用になりますので、注意が必要です。

国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」の訪問レポート

ANA ARRIVAL LOUNGE:ラウンジに入ることができるのは?

それでは、早速、国内線ANAラウンジ(ANA ARRIVAL LOUNGE)に潜入してみましょう。

入り口には、当ラウンジの利用資格者の情報が掲示されています。

種別としてはANAラウンジになりますので、基本は、ANAの上級会員(ダイヤモンド、プラチナ、SFCの各メンバーおよび同行者1名)、スターアライアンスゴールドメンバー(および同行者1名)、プレミアムクラス利用者、が利用することができます。

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「航空会社ラウンジ」とゴールドカードで利用できる「カードラウンジ」の違いについては、こちらの記事をご参照ください。

 

ANA ARRIVAL LOUNGE:ラウンジの雰囲気

入り口を抜けると、レセプションがありますので、こちらで当日のチケットやステータスカード等、必要書類を提示して入場します。私は、プレミアムクラス利用でしたので、チケット提示のみで入場することができました。

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国内線ANAラウンジ「ANA ARRIVAL LOUNGE」の中の様子はこんな感じです。私が訪れたのは、土曜日の16:30頃でしたが、この日はものすごい混雑具合でした。空席を探すのが大変なレベルです。

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こちらのラウンジ。エリアとしては、大きく3つのエリアに分かれています。

上記の写真が入り口からまっすぐ進んだ、一番広いエリアです。メインエリアといった感じでしょうか。椅子が向かい合わせに配置されており、グループで談笑できるようなエリアになっています。

こちらの写真が、入り口から進んで右側のエリアです。パソコン用のビジネスエリアといった感じですね。

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私は、メインエリアの横の、ソファーが並んだエリアに席を確保しました。

そちらが、リラックスエリアという位置付けになると思います。ソファーの間隔が狭かったので写真はとれませんでしたが、単身者でもくつろげるような雰囲気でした。

こちらは、新聞や雑誌のカウンターですね。雑誌の種類はそれほどでもありませんが、新聞はかなりの数が用意されていますね。

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ANA ARRIVAL LOUNGE:ドリンクの品揃え

続いては、ドリンクの品揃えを確認したいと思います。こちらは、ドリンクのカウンターです。手前には、のど飴も置いてありました。奥には、コーヒーメーカーと、ソフトドリンク用のマシンがあります。

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こちらが、コーヒーメーカーです。ANAラウンジにいつも置いてある、安心のUCC製のものですね。ソフトドリンクは、コカコーラ系のベンディングマシンが用意されています。

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冷蔵庫の中には、お水とミルク、野菜ジュース、トマトジュースもありました。

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写真を見ていて気づいたのですが、ANAラウンジにはいつも置いてある「キューサイの青汁」の写真がありませんね。見落としたのかな?たぶん、なかったと思います。

こちらは、ビールサーバーです。こちらのラウンジでは、キリンの一番搾りになっていました。アルコールはこの他にも、日本酒(焼酎?)とウィスキーも置いてありました。

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ANA ARRIVAL LOUNGE:軽食の品揃え

通常、国内線のANAラウンジには、軽食の準備はありません。置いてあるのは、ブルボンの「すなっくみっくすおつまみ」というお菓子だけです。ですので、小腹が空いているときは、結構ひもじい思いをします(笑)。

ですが、こちらのラウンジは、国際線のARRIVAL LOUNGEという性質も持っているので、国内線のANAラウンジという位置付けでありながら、軽食の用意があります。これはかなり嬉しい特典です。

「シャワーブース」完備に続く、「ANA ARRIVAL LOUNGE」の特徴その2です。

それでは、この日、用意されていたものを順番にご紹介していきたいと思います。

まずはサンドイッチです。ツナとポテト、野菜の3種類が置いてありました。外国の方は、だいたいサンドイッチを食べていましたね。

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続いてはパンです。パンは3種類の用意がありました。クミンフォカッチャと海苔バケット、オレンジショコラの3種類です。意外と目新しいものが置いてありますね。

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こちらは、おにぎりです。小腹対策には最高ですよね。梅と鮭の黄金コンビが準備されていました。写真では分かりづらいですが、意外と小ぶりなサイズなので、パクパクと2種類いけそうです。

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お味噌汁やコンソメスープも用意されていました。食事と一緒に暖かいスープをいただくことができます。

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最後に、デザート(おつまみ?)も用意されていまいた。こちらは、クッキーとミックスあられ。

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そして、こちらはリンツのチョコレートです。リンツのような高級チョコレートがラウンジに置かれているのはポイント高いです。

ただ、こちらのリンツのチョコレートは大人気で、補充される度に瞬殺されていました。意外とみなさん、甘い物好きですよね。

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ANA ARRIVAL LOUNGE:頂いたもの

そんなこんなで、ひととおり物色し終わったあとは、ビールをいただきました。ひとりでビールで乾杯!

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私はこの後、プレミアムクラスで機内食が提供される予定なので、おにぎりやサンドイッチを食べたい誘惑をぐっと堪え、おつまみだけいただくことにしました。

せっかくのプレミアムクラスの機内食が、お腹いっぱいだともったいないですからね。

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ANA ARRIVAL LOUNGE:全体的な感想

ラウンジ全体の雰囲気としては、ANAラウンジというよりは、カードラウンジに近い印象を持ちました。というのも、例えば、羽田空港のANAラウンジの場合、白と青を基調とした、クールでシャープな印象になっています。

 

ですが、こちらのラウンジには他のANAラウンジのような統一されたイメージはなく、良く言えば温かみのある、悪く言えばちょっと古臭い感じの雰囲気でした。少なくとも、高級感のようなものは、まったく感じませんでしたね(笑)。

一方で、シャワーブースと軽食の準備があるのは嬉しいポイントです。前述のとおり、通常の国内線ANAラウンジでは、シャワーブースと軽食の用意はありません。

ですので、当ラウンジのように、サンドイッチやおにぎりなど、ちょっとしたものでも用意があると、小腹が空いた時にとても助かります。また、シャワーブースがあると、夏場にはとても助かります。

<ANA ARRIVAL LOUNGEの、他のANAラウンジにはないメリット>

  • 特徴1:シャワーブースがある
  • 特徴2:軽食が用意されている

 

ただ、国内線のANAラウンジとしては、軽食があるのは嬉しいポイントですが、国際線のARRIVAL LOUNGEとして、国際線のANAラウンジとしての機能も持っていると考えると、軽食としての品揃えはちょっと寂しい感じもします。

国際線のラウンジって、もっと食事の品揃えは充実していますからね。

この辺りが、国際線の到着ラウンジ(ARRIVAL LOUNGE)であり、国内線の出発ラウンジ(ANAラウンジ)でもある、ちょっと宙ぶらりんな位置付けの、このラウンジの特異性を表しているのかなあ、と思いました。

個人的には、国際線のANAラウンジ名物のカレーなんかを置いていただけるとうれしいんですけど(まだ食べたことないんです・・)。

 

まとめ

今回は、成田空港の国内線ANAラウンジ(ANA ARRIVAL LOUNGE)の訪問レポートをお送りしました。

こちらのラウンジでは、国内線のANAラウンジでありながら、軽食の用意があるなど、他の国内線ANAラウンジには見られない特徴があります。

ちょっとした小腹対策にも利用できますので、ANA国際線から国内線への乗り換え、もしくは、成田空港からANA国内線を利用の場合は、ぜひ一度ご利用ください。

 

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それでは、また!