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ANAビジネスクラス搭乗記:機内食からシート、アメニティーまで徹底レポート!

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ANAビジネスクラス搭乗記:機内食からシート、アメニティーまで徹底レポート!

今回は、シドニー旅行の往路で利用した羽田発シドニー便(NH879)のフライトをベースに、その様子搭乗記として徹底レポートしていきます。記事の前半では、空港での体験として、飛行機に乗り込む前の優先チェックインからANAラウンジ、優先搭乗の様子を中心にレポートします。また、記事の後半では、飛行機での体験として、ANAビジネスクラスのメニューから、機内食、ドリンク、シート、オススメの座席、トイレ、アメニティーまで詳しくレポートします。実は、ANA国際線のビジネスクラスを利用するのが今回が初めての体験でした。これまでのエコノミークラス利用とはレベルの違う快適な空の旅に、驚きの連続でテンションが上がりっぱなしでした。初めての利用だからこそわかる、新鮮で汚れのない視点で、ANAビジネスクラスの素晴らしさをご紹介できればと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

ANAビジネスクラス:シドニー便のフライトスケジュール

今回利用した、ANAビジネスクラス、羽田発シドニー便(NH879)のフライトスケジュールは以下になります。

<フライトスケジュール>

  • 往路(NH879):東京(羽田)22:10 => オーストラリア(シドニー)08:30

 

日本を午後22時10分に出発し、オーストラリアのシドニーには翌朝の午前8時30分に到着します。飛行時間は約9時間20分となります。

ANAビジネスクラス:ビジネスクラス利用の経緯

我々は、もともとプレミアムエコノミー(プレエコ)の座席クラスを予約していましたが、その後、マイルを使ったアップグレードに成功し、ビジネスクラスを利用できることになりました。

 

私は、実は、国際線のANAビジネスクラス利用は今回が初めてです。

これまで、ANA SFC修行を通して、国内線のビジネスクラス相当のANAプレミアムクラスは何度も利用してきました。

 

また、国際線という意味では、エアチャイナのビジネスクラスは既に体験済みです。

 

ですが、やっぱりANA国際線のビジネスクラスのサービスは、それらとは一味違うはず、ということで、利用前からとっても楽しみで、楽しみすぎてよく眠れないほどでした(笑)。

 

ANAビジネスクラス:優先チェックインの様子

ANAビジネスクラス、羽田発シドニー便(NH879)の利用当日、羽田空港に到着しました。我が家からは、成田空港に比べて、羽田空港は圧倒的に近いので、羽田空港利用というのはとっても便利です。移動に関する疲労度がぜんぜん違います。

こちらは、ANAのチェックインカウンターです。我々は余裕を持って、出発時刻の3時間前には空港に到着していましたが、すでにチェックインが開始されており、チェックインカウンターには、結構な列ができていました。

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そしてそして、今回我々は、ビジネスクラス利用なので、こちらの「BUSINESS CLASS」専用レーンからチェックインすることができます。

これまで憧れだった、「BUSINESS CLASS」専用レーンを使うことができ、ちょっと感動です。マイルを貯めていて良かった・・・。

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こちらの「BUSINESS CLASS」専用レーンが、エコノミークラスに比べてガラガラで、ほとんど待ち時間なく、利用することができました。やっぱり快適ですね。ちなみに羽田シドニー間にはファーストクラスの設定がありませんので、ビジネスクラスが最上位シートになります。

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そんなこんなで、ついに憧れのCチケット(=BUSINESS CLASSチケット)をゲットしました。感動ひとしおです。

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ANAビジネスクラス:優先保安検査場の様子

チェックイン後は、できるだけANAラウンジでゆっくりする時間を確保したかったので、すぐさま保安検査場に向かいました。

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今回はビジネスクラス利用なので、当然のごとく、優先保安検査場を利用できるのかと思っていたのですが・・。結果は利用できませんでした。

こちらが、優先保安検査場の案内板なのですが、ANAのところを参照してみると、利用できるのは、座席クラスでは「ファーストクラス」のみ、会員レベルでは「ダイヤモンド」「プラチナ」「SFC」となっています。

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なんと、「ビジネスクラス」の記載がないではありませんか。この時、私はANAの会員レベルも「ブロンズ」だったので、こちらも対象外。ということで、結局、優先保安検査場は利用できませんでした。結構利用条件、厳しいんですね・・。

まあ、この時は、夜便利用だったので、実は保安検査場もガラガラ。なので、優先保安検査場を利用しても、しなくても、所要時間は大差なかったのですが、ちょっとだけ残念でした。

ANAビジネスクラス:ANAラウンジ利用の様子

そんなこんなで、通常の保安検査場を利用し、制限エリアに移動しました。制限エリアの楽しみといえば、ラウンジの利用です。

今回、我々は、ANAのビジネスクラス利用なので、ANAの航空会社ラウンジである「ANAラウンジ」を利用することができます。

ということで、意気揚々と、ANAラウンジに向かいます。

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ちなみに、羽田空港の国際線ターミナルには、ANAラウンジが2箇所存在しますが、114番ゲート付近のANAラウンジはクローズが早いので、夜便で利用できるのは、110番ゲート付近のANAラウンジのみになります。

<場所と営業時間>

  • 110番ゲート付近:5:00~25:00
  • 114番ゲート付近:6:30~13:30

 

ということで、今回、我々が利用したのも、110番ゲート付近のANAラウンジになります。

ANAラウンジの入り口はこんな感じです。ANAらしい、シャープなイメージです。

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ANAラウンジの様子はこんな感じです。羽田空港、国際線のANAラウンジはとても広く、こんな感じの写真のエリアが、3ブロックぐらい続いています。

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また、奥の方には、ちょっと照明暗めのソファーエリアもあり、ゆったりくつろぐこともできます。

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国際線のANAラウンジは、食事もビュッフェ形式で、サラダからおかず、ご飯物、デザートまで、種類豊富に用意されています。ドリンクの方も、ソフトドリンクはもちろん、アルコールまで、こちらも種類豊富に用意されています。

ただこの日は、この後、楽しみにしているビジネスクラスの機内食も控えているため、ANAラウンジではしゃぎすぎるわけにはいきません。

ということで、食事もドリンク(お酒)も、控えめにすることにしました。

妻の方は、これが国際線ANAラウンジ初体験だったので、国際線ANAラウンジ名物であるカレーをいただいていました。

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私の方は、前回、こちらの国際線ANAラウンジを利用した時、利用しそびれていた、ヌードルバーを利用することにしました。ヌードルバーは、こちらのカウンターでオーダーすると、作りたての麺類(うどん、そば、ラーメンなど)を提供してもらえます。

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この日私は、なんとなくの気分で、「とんこつラーメン」をお願いしてみました。サイズ感は通常のラーメンの6割ぐらいの大きさで、小腹が空いている時に、ペロッといただくことができる、ちょうど良いものでした。味の方もなかなかでしたよ。

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そんなこんなで、軽くお腹を満たした後は、シャワーもお借りました。今回利用するのは夜便で、現地での到着は朝です。ですので、あらかじめシャワーでスッキリしておけば、現地での到着後、さわやかな気分で活動できます。

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国際線ANAラウンジのシャワーは、前回もお借りしましたが、感動するレベルの綺麗さ。水滴ひとつ残っていない、完璧な清掃です。そのおかげで、とても快適に利用することができました。ありがとうございます。

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羽田空港国際線のANAラウンジについては、こちらの記事により詳しくまとめてあります。よければこちらもご参照ください。

 

ANAビジネスクラス:優先搭乗の様子

ANAラウンジでギリギリまで楽しんだ後は、搭乗ゲートに向かいます。搭乗ゲートに到着すると、ちょうど、優先搭乗が開始されていました。

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我々は今回、ANAビジネスクラス利用なので、こちらの写真の「BUSINESS CLASS」専用レーンから優先搭乗を実施しました。エコノミークラスの長蛇の列を横目に、さっそうと優先搭乗できるのは、ちょっとだけ気分がいいです。

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搭乗ゲートを抜けた後は、ビジネスクラスに乗り込みます。搭乗ゲートでよく見るこちらの看板。いつもは右側(=エコノミークラス)の方に進んでいましたが、今回進むのは、もちろん左側(=ビジネスクラス)です。ウキウキ。

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ANAビジネスクラス搭乗記:羽田発シドニー(NH879便)

座席シート(スタッガードシート)の様子

スタッガードシートとは

我々が今回利用した、羽田発シドニー便(NH879)の機材は、「B787-9」という最新のものでした。そしてそして、ビジネスクラスも座席シートは、憧れの「スタッガードシート」です。

スタッガードシートというのは、フルフラットシートを互い違いに配置したものです。これにより、どの席からでも直接通路に出ることができるよう配慮されています。

ビジネスクラスシート一覧|Service & Info[国際線]|ANA

具体的なシート配列はこんな感じです。シートの並びとしては、1-2-1、という感じなのですが、席とテーブルが前後および左右で交互になっているのが特徴です。

以下の図では、オレンジの四角の印が座席で、紫に塗られているのがテーブルです。左右、前後ともに、座席とテーブルが互い違いになっているので、隣および前後の方との間隔が広くとられており、個室感覚が高まるように考慮されています。

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また、どの席からも通路に直接出られるようになっているので、窓側の席であっても、夜、隣の方を起こさないようにと、気を使う必要がありません。人に優しい設計です(笑)。

いずれにしても、とても贅沢なシート配列になっていますね。

「B787-9」のスタッガードシートの様子

実際のスタッガードシートの写真はこんな感じです。機内が薄暗くて、ちょっとわかりづらいですが、座席シートの隣に、大きなテーブルがあることがわかると思います。また、テーブルの端には、となりの席とのパーティション(目隠し)もあるので、これによっても、各席の独立性とプライバシーが高められる設計になっています。

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実際、席に座って見るとこんな感じです。目の前には、大型の液晶画面がどどーんと配置されています。機内エンターテイメントの映画なども、快適に鑑賞することができます。

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液晶テレビの下には、オットマンとカバンなどをしまう収納スペースが用意されています。結構広々です。

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席の隣には、それぞれの席専用に独立した、大きなテーブルが用意されています。また、この固定式のテーブルの下には、さらに大型のテーブルが収納されていて、食事の時は引き出す仕組みになっています。

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ですので、こちらの固定式のテーブルには、ドリンクや本、雑誌、スマートフォン、タブレットなど、ちょっとしたものを常時置いておけるのでとても便利です。

また、テーブルのすぐ横には、テーブルライトとテレビのリモコン、電源コンセントと、USB電源も用意されていますので、スマートフォン、タブレットなどは、常に充電しておくこともできます。

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ですが、離着陸の時になにか置いておくと、全部床に落ちてしまうので、注意が必要です。気をつけないと、悲惨な状態になります(笑)。

家族連れの場合は一番後ろの座席がオススメ

テーブルのさらに奥には、パーティション(目隠し)もあります。ですので、席に座った状態で横を向いても、基本、隣の方の顔は見えません。

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隣が全然知らない人の場合は、独立性およびプライバシーが確保できるのでとても落ち着けます。一方、家族の場合はちょっと寂しいですね・・。

その場合は、一番後ろの真ん中の席だけは、こちらのパーティションが上下できるので、そこを選ぶという選択肢もあります。

具体的には、以下の図の赤枠で囲った席です。緑の下矢印が、パーティションが上下できることを示す印です。

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ただ、このパーティションが上下できる席は、機内に2セットしかないので、競争は結構熾烈です。我々は今回、夫婦での利用だったので、こちらのパーティションが上下できる席がよかったのですが、我々が見た時は既に埋まってしまっていましたね・・。

アメニティーの様子(その1)

それでは、続いては、ANAビジネスクラス(NH879便)のアメニティーを確認していきたいと思います。

座席に座ろうとすると、以下の写真のように、座席の上に、いろいろなものがわさっと用意されています。

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座席の上にあらかじめ用意されているのは、スリッパとノイズキャンセリングヘッドフォン、アメニティーのポーチ、あとは、枕と毛布などなどです。

こちらはスリッパですね。ANAのマークが入っています。持ち帰り可能です。

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こちらは、ノイズキャンセリングヘッドフォンですね。信頼のソニー製です。こちらは高価なものなので、持ち帰り不可です。

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そしてこちらが楽しみにしていた、アメニティーのポーチです。「ニールズヤード」のものです。ANAとロゴの入った、ホワイトタグがかわいいですね。

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中身を出して見るとこんな感じです。トラベルキットとして、リップクリームとハンドクリーム、化粧水のミストなどが入っています。アイマスクや歯ブラシも入っていますが、これはニーズルヤードとは関係ないブランドのものです。f:id:pipinobu:20170602112118j:plain

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ウェルカムドリンクの様子

ANAビジネスクラス(NH879便)では、離陸の準備が整うまでのちょっとした時間に、ウェルカムドリンクが振舞われました。ウェルカムドリンクは、スパークリングワインとオレンジュースから選択可能で、私はスパークリングワインを選択しました。

ウェルカムドリンクの写真はこんな感じです。プラスチックのカップでの提供でちょっと寂しいですね。多分、離陸までのちょっとした時間なので、最悪回収できなくても危なくないように、という配慮だと思います(たぶん)。

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メニューの様子

さて、待ちに待った機内食の時間です。羽田発シドニー便(NH879)の場合、夜便なので、安定飛行に移行したタイミングで、すぐにメニューが配布されました。

メニューはこんな感じの冊子になっており、かなり厚みがあります。

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前半には、ANAがビジネスクラスの食事に、いかにこだわりを持っているか、といったうんちくがしばらく続きます(笑)。

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その後、前半にはドリンクが、後半には食事メニューが掲載されています。

まずこちらは、前半のドリンクです。国際線のANAビジネスクラスでは、シャンパンの提供があるのが嬉しいところです。国内線のANAプレミアムクラスでは、スーパークリングワインの提供しかありません。ちょっとした違いですが、なんとなく嬉しいポイントです。

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ドリンクは、シャンパンやワインの他にも、日本酒、焼酎、ビールなどなど、たくさんの種類が用意されています。

全部はとても書ききれないので、気になる方は、こちらのANA公式HPをご参照ください。うんちくも含めて、確認することができます(笑)。

BUSINESS CLASS 機内食・ドリンク|Service & Info[国際線]|ANA

続いては、食事メニューです。食事メニューは、決められた時間に提供される食事メニューと、1回目の食事終了後であれば、いつでも注文できるアラカルトメニューに分けられています。

この日の食事メニュー(決められた時間に提供される方)は、洋食か和食の選択になっていました。

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和食メニューおよび洋食メニューの詳細は、それぞれ以下になります。

<和食メニュー>

前 菜

  • 揚げソフトシェルシュリンプ
  • 桜カリフラワー甘酢漬け
  • 燻製蒲鉾
  • 出汁巻き玉子

主 菜

  • 鮭塩焼き
  • 俵御飯
  • 味噌汁、香の物

フルーツ

 

<洋食メニュー>

アペタイザー

  • 牛生ハムとずわい蟹のサラダをスモークサーモントラウトとともに

メインディッシュ

  • マリネチキンのロースト フォンドヴォーソース

ブレッド

  • バゲット チャバッタ

フルーツ

 

どちらも美味しそうで、どちらにしようかとても迷ったのですが、なんとなく、洋食の方が美味しそうに見えたので、洋食を選択しました。

注文した後に聞いたら、奥さんも洋食を選択していました。よくよく考えれば、取材のためには、和食と洋食、一個ずつお願いすればよかったのですが・・。好みなのでしょうがないですね。最初から打ち合わせておけばよかったです(笑)。

ドリンクについては、念願のシャンパンをお願いしました。

細かいうんちくはこちら(難しいことはよくわかりませんが・・)。

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今度はちゃんと、グラスに入ってやってきました。やっぱり、グラスの方が雰囲気が出ます。味の方も、とても美味しかったですね。真っ白なテーブルクロスを敷いていただいた時、また感動しました(笑)。

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機内食の様子

そして、機内食がこちらです。洋食の方のメニューです。前菜とメインなど、バラバラでやってくるのかと思いきや、意外とまとめてやってきました。

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味の方は期待どおり、機内で食べているとは思えないほどの本格的な作りで、レストランで食べているような感じでした。ジューシィで盛り付けも綺麗です。ボリュームも十分で夜便なのに、お腹いっぱい食べてしまいました。

奥さんの方といえば、普段はお酒飲めないのに、調子にのって、梅酒なんかをいただいていました。

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こちらの梅酒も、こだわりの梅酒らしく、普段お酒を飲まない奥さんでも、時間をかけて美味しくいただいていました。

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食事メニューが終了したのち、ちょっと飲み足りなかったので、アラカルトメニューからチーズの盛り合わせもいただました。私はブルーチーズが好きなので、ブルーチーズだけにしていただきました。

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こちらは、そのさらに後に配られていたアイスクリームですね。ベン&ジェリーズのものでした。味はバニラが自動的にやってきました。

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ビジネスクラスの場合は、こちらからリクエストしなくても、グラスが空になればお代わりを聞かれますし、料理がなくなれば、次なにか注文するか、必ず聞いてくださいます。

こちらが満足するまで(もう大丈夫です)って言うほど、食事が延々と続く感じです。胃袋には限界があるので、そんなに食べられませんが、本当に至れり尽くせりです。

トイレの様子

ちょっとあれですが、トイレの写真も撮ってきました。気になる人は気になりますよね。私はお腹がちょっと弱いので、とっても気になります。

確認したかったポイントは、ウォシュレットが付いているかどうかです。787シリーズは確か付いているはずですが・・・

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確認した結果、ちゃんと付いていましたよ、ウォシュレット。これで、何かあっても大丈夫です。

また、ビジネスクラスはトイレも一味違います。我々が利用したのがゴールデンウィーク期間だったということだからだと思うのですが、「兜」の折り紙が置いていました。ちょっとした心遣いが、粋ですね。

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機内エンターテイメント(映画)の様子

先ほどご紹介したとおり、今回利用したのは「B787-9」という最新のものでした。座席の前の液晶テレビも大きなサイズです。

機内エンターテイメントといて提供されている映画のラインナップも、なかなか魅力的なものでした。こちらは、ほんの一例ですが、この時はスタウォーズシリーズの最新作である「ローグ・ワン」をはじめ、最新の映画がいろいろ用意されていました。

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ですが、今回利用した、ANAビジネスクラス(NH879便)は、夜発の現地朝着なので、睡眠をとることがとても重要です。見たい映画もいくつかありましたら、ここはぐっと我慢して、就寝の準備をすることにしました。

就寝時のフルフラットシートの様子

食事が終わってしばらくすると、機内は照明が落とされ、暗くなっていきました。就寝の時間ですね。

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今回利用したスタッガードシートは、リクライニングは無段階で、かつ、電動で操作することができます。リクライニングを倒しても、後ろの席の方に影響することは設計上ないようになっていますので、いつでも安心して、リクライニングすることができます。

そして、就寝時には、フルフラットまで倒すことができます。実際やってみるとこんな感じです。機内にはマットレスも用意されているので、そちらを使うと、もっと寝心地も良くなります。

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機内の写真だけだとわかりづらいので、ANA公式HPの写真もお借りして掲載しておきます。本当に、フルフラットの状態です。

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横になって、飛行機に酔わないのかちょっと心配だったのですが、全然大丈夫でした。逆に、実際に寝てみると、飛行機の揺れが、ゆりかごの揺れのように感じ、とても快適でした。そして、自分でも意外なほどによく眠ることができ、朝までぐっすりでしたね。

ちなみに、ANAビジネスクラスの場合、就航路線にもよりますが、CAさんにお願いするとパジャマを貸していただくことができます。写真だとわかりづらいですが、パジャマの上下セットと、ちょっとこ寒い時用に、カーディガンもセットになっています。なかなか準備がいいですね。もちろんカーディガンだけでも貸していただけますよ。

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パジャマに着替えると、リラックス度が格段に上がりますので、ANAビジネスクラスに搭乗しましたら、ぜひ、パジャマをお借りすることをオススメします。

アメニティーの様子(その2)

朝になると、自然な明るさによって、自然に目が覚めました。寝る前は機内は真っ暗でしたが、知らないうちに、一部の窓が開けられていて、自然に目がさめるような気配りがされているようでした。

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目が覚めたので、顔でも洗いに行こうと、席を立つと、機内にアメニティーが置いてあることに気づきました。

用意してあったのは、こちらの「GuyLian(ギリアン)」のチョコとナッツ、あられなどなどと、機内用のマスクやアロマなどなどです。

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こちらの「GuyLian(ギリアン)」のチョコは、そこそこ高級なものだと思いますが、気前よく、わっさり置いてあります。この後いただいてみましたが、とてもおいしかったですね。今ではもっと食べておけばよかったと、若干後悔しています(笑)。

そして、機内用のマスクとアロマはこちらです。機内はとかく乾燥しがちですので、保湿マスクというのは嬉しい気遣いですね。アロマの方も、とても良い香りで、起き抜けにとてもリフレッシュできました。

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朝食の様子

ANAビジネスクラス(NH879便)は、朝に現地であるシドニーに到着します。ですので、てっきり、何も言わなくても朝食が提供されると思っていたのですが、そうではないらしいです。

朝食が必要な場合は、さきほご紹介した機内食のメニューの、アラカルトメニューのところから、自分で好きなものを注文しなければいけない、ということでした。

この日提供されていたアラカルトのメニューはこちらになります(デザートとおつまみは除く)。この中から、朝食っぽいものを、自分で注文する必要があるということです。

<アラカルトメニュー>

アミューズ

  • 鴨と長ねぎのブロシェット 柚子胡椒マヨネーズ
  • アップルコンポートと2種のチーズ
  • アーモンドとカシューナッツのロースト
  • 小海老と野菜のマリネ

軽いお食事

  • クロックムッシュ
  • 鶴橋風月 お好み焼き
  • 稚加榮 和牛肉まん

スープ

  • コーンスープ
  • 茅乃舎 野菜だしスープ
  • うかい名物 豆水とうふ

  • 一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」

 

朝食の王道としては「クロックムッシュ」あたりが良かったのだろうと思いますが、私はなぜか、ラーメンが無性に食べたくなってしまって、朝から「一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」を頼みました。

一風堂の味噌ラーメンということで、興味を惹かれてしまったんですよね。写真はこちら。結構がっつりした量で、非常にこってりした仕上がりでした。朝食には正直向かないですね(笑)。

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それでも、味自体はなかなかよかったので、意外とぺろりといただきました。ただ、食べ終わった後も、一風堂が味噌ラーメンを開発する意味があったのかどうかは、ずっと謎です(素直にとんこつラーメンでよかったのでは?)。

奥さんは奥さんで、「うかい名物 豆水とうふ」と「稚加榮 和牛肉まん」という謎のセレクションをしていました。

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最初は、ん?と思っていたのですが(朝食に味噌ラーメンの選択もかなり、ん?ですが)、意外や意外、このセレクションは大正解、どちらも絶品でした。

この2品は、見つけたら絶対注文すべきですね。本当に美味しかったです。

その後は、CAさんがアミューズを配っていたので、そこから、気になるものを少し頂きました。

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そんなこんなで、長いようで短かった、初めてのANAビジネスクラス搭乗も終了、飛行機は無事にシドニーに到着しました。とても楽しいフライトで、飛行機にもっと乗っていたい!と思ったのは人生で初めての経験です。私は、そもそも飛行機はそれほど得意ではないんですが、またすぐにでも乗りたいぐらいです。

ANAビジネスクラス:「GOLD TRACK」利用の様子

そんなこんなで、シドニー空港に到着しました。この後は、入国審査を受けてから、預け荷物を引き取る必要があります。

実は、ビジネスクラスの利用者には、機内で「GOLD TRACK」の利用パスが配布されていました。

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ということで、入国審査上では、「Express Path」と書かれた優先レーンを利用することができます。

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実は、この時は朝着便だったので、入国審査はガラガラ。さらにビジネスクラスは一番に降機できるため、ほとんど無人状態です。こうなると優先レーンでも一般レーンでも大差ないレベルでしたが、ちょっとだけ嬉しいポイントでした。

ちなみに、シドニーを含むオーストラリアの観光には、ETAS(イータス)という電子ビザの取得が必要になります。

私は今回、ETAS(イータス)申請を代行する格安業者を利用していたので、若干(2%ぐらい)の不安があったのですが、結果としては、まったく問題なく、シドニーに行って帰ってくることができました。意外と大丈夫なものですね。

 

ANAビジネスクラス:優先手荷物扱いの様子

そんなこんなで、スルスルっと入国審査を抜けた後は、預け荷物を引き取る必要があります。

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今回、我々が利用したのはビジネスクラスでしたので、スターアライアンスの「Priority Tag」を付けていただいていました。その甲斐あってか、我々の荷物は、先頭グループでやってきました。ありがたいものです。

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ANAビジネスクラス:ビジネスクラスをより快適に過ごす方法

今回、私は初めてANA国際線ビジネスクラスを体験したわけですが、体験してわかった、ANAビジネスクラスをより快適に過ごす方法をここではまとめたいと思います。

私が気づいたポイントは以下になります。

<ANAビジネスクラスをより快適に過ごす方法>

  • ANAラウンジでシャワーを浴びる。夜便の場合は髪も洗ってしまえれば尚良い。
  • 機内に搭乗したらパジャマを借りて着替える。できるだ早く搭乗し、離陸前に着替えを完了できれば尚良い。(就航路線によってはない場合もあり)
  • 食事メニューはアラカルトも視野に入れる。アラカルトの方が美味しい場合あり。
  • 消灯後は速やかに眠る。翌日、よりアクティブに行動できる

 

ANAラウンジでシャワーを浴びて、機内でパジャマを借りて着替えると、飛行機ではなくて、ホテルに泊まっているような感覚になります。苦痛だった長時間のフライトが、快適なホテル滞在に変わります。

パジャマに着替えるのは、就寝前でも大丈夫ですが、より長い時間リラックスするためには、できるだけ早めに搭乗し、できれば離陸前に着替えを完了してしまうのがオススメです。これをするとしないとでは、リラックス度が全然違います。

その後は機内食をいただくわけですが、普通に提供される食事メニュー以外にも、ビジネスクラスにはいつでも注文できるアラカルトメニューが存在しています。アラカルトメニューにも、有名店こだわりのメニューが並んでいますので、美味しいものばかりです。これら、アラカルトメニューにも目を配ると、食事がより楽しくなります。

あとは、夜便に限った話ですが、消灯後はとにかく早く寝てしまうのがオススメです。ビジネスクラスの場合、液晶画面も大きいですし、機内エンターテイメントも充実しているので、ついつい、夜更かししてしまいがち・・。

ですが、旅の目的は、基本、現地での観光を楽しむことですよね。現地に到着後、よりアクティブに活動するため、十分な睡眠を取りましょう。その時、ビジネスクラスの特権である、フルフラットシートを生かすことができます。

 

シドニー旅行2017のスケジュール

今回のシドニー旅行2017のスケジュール概要は以下になります。今回の記事は、シドニー旅行の1日目、羽田からシドニーへ向かう飛行機(NH879便)の搭乗記になります。

<シドニー旅行2017のスケジュール概要>

  • 1日目:羽田からシドニーへ移動<NH879>、機内泊 <=今ここ
  • 2日目:シドニー着、オペラハウス、ロックス&サーキュラー・キー観光
  • 3日目:ハーバー・ブリッジ、ワイルドライフ・シドニー観光
  • 4日目:ブルーマウンテンズ、シドニー・タワー・アイ観光
  • 5日目:マンリー・ビーチ、シドニー・フィッシュマーケット、サリー・ヒルズ観光、シドニーから羽田へ移動<NH880>、機内泊
  • 6日目:羽田着

 

今回のシドニー旅行の計画の経緯についてはこちらにまとめております。こちらの記事では、今回のシドニー旅行で選択した航空会社、ホテルから、旅の目的、費用、スケジュールまでご紹介しております。合わせてご参照ください。

 

まとめ

今回は、シドニー旅行の往路で利用した羽田発シドニー便(NH879)の搭乗記をお送りしました。

これまで、国内線のANAプレミアムクラスや、国際線でいえばエアチャイナのビジネスクラスを経験していましたが、やはり、国際線のANAビジネスクラスは、それらと比べても、圧倒的に満足度の高いものでした。

ビジネスクラスの場合、飛行機に乗っている時間だけなく、優先チェックイン、ANAラウンジ、優先搭乗から始まる、一般の方とは区別されたサービスの流れが、全体として満足度をさらに高めています。

移動手段であるフライト自体が、とても楽しいものとなり、本当に素敵な体験となりました。

 

今回、我々がビジネスクラスを利用できたのは、プレミアムエコノミーからのマイルを使ったアップグレードを利用したからです。

こんな贅沢を実現できるのは、日々陸マイラー活動を実践し、十分なマイルを貯めることができていたからです。

ANAマイルの貯め方については、こちらの記事にまとめさせていただいておりますので、ご興味のある方は、ぜひご参照ください。マイルをたくさん貯められるようになれば、きっと海外旅行がいつもと違ったものになります

 

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それでは、また!