ハピタスがドットマネーギフトコードへの交換終了!影響と代わりを解説!
ポイントサイト「ハピタス」から重大な発表がりました。それは「ドットマネーギフトコード」への交換を終了するというものです。ドットマネーはVポイントへの交換手数料が無料なためJQみずほルートの中継地点として使っていた方が多いのではないかと思います。そこで当記事では影響と代わりも含めて解説したいと思います。
目次
ハピタスがドットマネーギフトコードへの交換終了を発表
2025年10月31日で交換受付を終了に
ポイントサイト「ハピタス」から重大な発表がありました。それは「ドットマネーギフトコード」への交換を終了するというものです。
発表内容は以下になります。
ポイント交換受付終了日時は「2025年10月31日(金)23:59」となっています。在庫の都合でこれよりも早く受付終了になる場合もあるようです。
ハピタスのポイントを「ドットマネーギフトコード」に交換しようとしていた方は、早めに申し込みするようにしましょう。
いつもハピタスをご利用いただき、ありがとうございます。
この度、ポイント交換先の「ドットマネーギフトコード」の取り扱いを下記の通り終了させていただくこととなりましたので、お知らせいたします。
■ ポイント交換受付終了日時
2025年10月31日(金)23:59
※在庫の都合により、上記日時よりも早く受付を終了する場合がございます。なお、ドットマネーから交換できた券種につきましては、一部を除いてデジタルギフトやハピタスから直接交換が可能です。
ご利用いただいております皆様にはご不便をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
今後ともハピタスをどうぞよろしくお願い申し上げます。
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ドットマネーギフトコードへ交換終了の影響
ドットマネーへの交換ができなくなる
ポイントサイトからドットマネーへの交換は、以下2つがあります。
<ドットマネーへの交換方法>
- アカウント残高に直接チャージ
- ギフトコード経由で間接的にチャージ<=ハピタスはこちら
どちらの方法を採用するかはポイントサイトによって異なっており、ハピタスの場合は「2:ギフトコード経由で間接的にチャージ」を採用していました。

ハピタスからドットマネーへの交換
今回、ハピタスは「2:ギフトコード経由で間接的にチャージ」を廃止するわけですが、代わりとして「1:アカウント残高に直接チャージ」を採用する予定ではなさそうです。
というのも、さきほどの発表レターには「なお、ドットマネーから交換できた券種につきましては、一部を除いてデジタルギフトやハピタスから直接交換が可能です。」という記載があるからです。
つまり2025年11月1日以降は、ハピタスからドットマネーへの交換は終了すると考えられます。
JQみずほルートの中継点を変更する必要がある
陸マイラーがANAマイルを貯めるために活用しているのが「JQみずほルート」です。ポイントサイトで貯めたポイントを70%のレートでANAマイルに交換できるというものです。
<JQみずほルートの概要図>
最初のステップとして各ポイントサイトからVポイントに交換するわけですが、ポイントサイトからVポイントに交換する中継点として「ドットマネー」が多く活用されています。
なぜなら、ドットマネーからVポイントへの交換手数料は「なし(=0円)」だからです。せっかく貯めた大事なポイント、無駄な手数料で目減りさせたくないですからね。

ドットマネーからVポイントへの交換
ハピタスを起点にドットマネーを中継点として利用していた方は代替策を考える必要がありますね。
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家族でポイ活していた方のポイント集約点を変更する必要がある
ドットマネーギフトコードには副次的なメリットがありました。それは、ハピタスを使って家族でばらばらに貯めたポイントをドットマネーで集約できるというものです。
ギフトコードというものは、そもそも誰かにプレゼントすることを目的にしているためこのようなことが可能になっています。
JQみずほルートの場合、開通するには「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」という2枚のクレジットカードが必要になります。
家族全員がこれを用意するのは現実的ではありまんせんから、家族の中の誰か一人がJQみずほルートを開通させ、その一人にポイントを集約させるというには合理的な作戦ですね。
<家族でポイント集約のイメージ>
家族でハピタスを使っていてドットマネーにポイントを集約していた方はこちらも代替策を検討する必要があります。
ドットマネー交換終了の代わり(代替策)を解説
PeX経由が第一候補
ドットマネーとしては同じくポイント中継サイトである「PeX」が第一候補になります。
まず、ハピタスからPeXへは等価交換で手数料も「なし(=0円)」です。

ハピタスからPeXへの交換
続いて、PeXから「Vポイント」へも等価交換ですが、手数料として「500ポイント(=50円分)」が必要となってしまいます。
ドットマネーからVポイントへの交換手数料は「なし(=0円)」でしたから、この50円分の手数料がPeX経由に切り替えるデメリットとなりますね。

PeXからVポイントへの交換
ただし、この50円分の手数料は交換数量にかかわらず一定です。
つまり、最小交換額である1,000ポイント(=100円分)でも、最大交換額である1,000,000ポイント(=10万円分)でも50円分だけです。
手数料率は10,000円分で0.5%、30,000円分で0.17%、100,000円分なら0.05%です。正直微々たる数字です。
JQみずほルート全体の交換レートを大きく下げる影響はありません。
まとまったポイント数を交換すればするほど手数料率は下がっていきます。PeX経由にする場合はある程度ポイント数が多くなってからVポイントに交換するようにしましょう。
PeXでは1回分の交換手数料が無料になるキャンペーンを毎月のように実施しています。同月中にECナビでサービス利用&PeXからポイント交換することで条件を満たすことができます。手数料が気になる方は活用しましょう。
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Gポイント経由は手数料還元サービスありだが条件に注意
50円分であってもどうしても手数料を払いたくないという場合は「Gポイント」を経由することもできます。
ハピタスからGポイントへは等価交換で手数料は「なし(=0円)」となっています。

ハピタスからGポイントへの交換
ただし、Gポイントから「Vポイント」への交換には5%の手数料が必要になります。10,000円分を交換したら500円相当ということで、これは結構大きな額です。

GポイントからVポイントへの交換
ただし、Gポイントには手数料還元サービスがあり、条件クリアでこの5%分の手数料が後日返還されます。

Gポイント「手数料還元サービス」
手数料還元サービスの条件は対象期間で対象サービス(楽天市場等)の利用が1件あればOKというものです。
基本的には6ヶ月に1回程度ポイント獲得があれば条件クリアできますが、基準が通帳に「記帳」ではなく「獲得」なので本当に獲得になるかがリスクになります。

手数料還元サービスの条件
個人的には、このリスクを引き受けつつ定期的にGポイントでサービス利用するよりもPeXを利用した方がシンプルで良いかなと思います。
ただし、ハピタスからGポイントへの交換は「ギフトコード」なので、ドットマネーのギフトコードと同じように家族でポイントを集約できるというメリットもあります。
家族でハピタスを使ってANAマイルを貯めている場合は、Gポイントも良い選択肢になりますね。
家族でポイント集約はVポイントで可能
ドットマネーの代替でPeXを選択した場合で家族でポイントを集約をするには「Vポイント」を活用することもできます。
Vポイントには「家族ポイント」という仕組みがあります。これは登録することで対象店舗における家族全体のポイント還元率をアップさせるものです。

Vポイント「家族ポイント」
この家族ポイントには、ポイントを分け合える、つまり移行させる機能があります。結果的に、家族の代表者にポイントを集約することも可能になります。

家族ポイント「ポイント移行」
この家族ポイントに登録するには「2親等以内」の家族である必要があります。

家族ポイント「登録条件」
また、登録する全員が三井住友カードの「本会員」である必要があります。「家族カード」はNGです。ここはちょっとハードルが高いですね。
家族ポイントの詳細はこちら公式サイトをご参照ください。
まとめ
今回は、ポイントサイト「ハピタス」で「ドットマネーギフトコード」への交換を終了するというニュースをご紹介しました。
ドットマネーはVポイントへの交換手数料が無料なため「JQみずほルート」の中継地点として使っていた方が多いのではないかと思います。
今後は代替として「PeX」もしくは「Gポイント」を利用する必要があります。PeXは少額ですが手数料が発生するため、それが嫌な方はGポイントという形ですね。
また、家族でハピタスを利用していてドットマネーにポイントを集約していた場合は「Gポイント」もしくは「Vポイント」が代替候補になりそうです。
代替策を活用しながら今後もうまくANAマイルを貯めていきましょう!
それでは、また!