「JQみずほルート」はポイントサイトで貯めたポイントを70%という高効率でANAマイルに交換するルートです。「TOKYUルート」が2022年3月末で封鎖されたことによって2022年4月からANA陸マイラーが利用する主要なルートになりました。当記事では、「JQみずほルートとは?」という基本から各ポイントサイトからの経路、期間(交換日数)、必要なもの、実施手順を各ステップごとに解説していきたいと思います。
更新履歴(2022年4月1日):最新情報に更新しました。
JQみずほルートとは
JQみずほルートはポイントサイトで貯めたポイントを70%のレートでANAマイルに交換
「JQみずほルート」はポイントサイトで貯めたポイントを高効率でANAマイルに交換するルートです。
各ポイントサイトで貯めたポイントを「Tポイント」もしくは「Gポイント」に集約し、「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」を経由して、最終的に「ANAマイル」に交換します。
「各ポイントサイト」から「永久不滅ポイント」までは等価交換可能で、「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換レートが70%となっています。
そのため、ルート全体のANAマイル交換レートは「70%」なっています。
<JQみずほルートの概要図>
例えば、ポイントサイトで貯めた「10,000円」分のポイントは、「JQみずほルート」を利用することで最終的に7,000マイルに交換できるということになります。
JQみずほルートは2022年4月からANA陸マイラーのメインルートに
ANA陸マイラーが利用するルートとしては「TOKYUルート」が有名です。「TOKYUルート」はポイントサイトで貯めたポイントを75%という高レートでANAマイルに交換する優秀なルートでした。
しかしながら、この「TOKYUルート」は2022年3月末で閉鎖(封鎖)されてしまいました。
そのため、2022年4月からは今回ご紹介する「JQみずほルート」がメインルートとなっています。
「Tポイント」などから直接ANAマイルに交換した場合の交換レートは50%です。
「JQみずほルート」を利用すればこれが70%に、つまりレートを20%アップできるというのが「JQみずほルート」を利用するメリットになっています。
同じくANAマイルへの交換レート70%のルートとしては「ニモカルート」があります。「ニモカルート」はルートがシンプルですが物理的な交換機(九州と函館のみに設置)を利用する必要があります。
JQみずほルートの4ステップは全てWebで完結
各ポイントサイトを始点とした場合、「JQみずほルート」は以下の4ステップを実施することにになります。
<JQみずほルートの実施ステップ>
- Step1:ポイントサイトのポイントを「Tポイント」もしくは「Gポイント」に交換
- Step2:「Tポイント」もしくは「Gポイント」を「JRキューポ」に交換
- Step3:「JRキューポ」を「永久不滅ポイント」に交換
- Step4:「永久不滅ポイント」を「ANAマイル」に交換
ステップが多く複雑に見えますが、どのステップもWebで完結するため見た目ほど難しくありません。一度実施してみればすぐに慣れてしまいますので心配無用です。
ルート的にも「永久不滅ポイント」にポイントを集約しているという意識を持てば意外とシンプルだったりします。
JQみずほルートの交換日数は全体で4週間から10週間程度
「JQみずほルート」の各ステップごとの交換日数をまとめると以下のようになります。
ルート全体では最短で4週間、最長で10週間程度が必要という形になります。
最後の「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」の交換部分に一番時間を要しますので、時間に余裕を持って準備を進めておくことが重要になります。
「永久不滅ポイント」はその名前どおり有効期限がありませんので、普段からポイントを集約しておくのが良いですね。
<JQみずほルートの交換日数>
JQみずほルートの実現には2枚のクレジットカードが必要
「JQみずほルート」の実現には、「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」という2枚のクレジットカードが必要になります。
<JQみずほルートの実現に必要なクレジットカード>
- JQ CARDセゾン
- 「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換に必要
- みずほマイレージクラブカード/ANA
- 「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」へ交換レート70%の実現に必要
以下では、「JQみずほルート」の各ステップにそって、経路と交換日数、必要なもの、実施手順などを解説していきたいと思います。
スポンサーリンク
JQみずほルートの経路と期間、必要なもの、手順を解説
JQみずほルートのステップ1:ポイントサイトのポイントを「Tポイント」もしくは「Gポイント」に交換
経路
「JQみずほルート」の最初のステップでは、ポイントサイトで貯めたポイントを「Tポイント」もしくは「Gポイント」に交換します。
<JQみずほルートのステップ1>
「Tポイント」と「Gポイント」のどちらに交換するかは利用するポイントサイトによって異なります。具体的には以下のようになります。
実線が「Tポイント」に集約するルート、破線が「Gポイント」に集約するルートになります。いずれも交換レート100%で手数料が「無料」かつ最短ルートのみを記載しています。
<ポイントサイトから「Tポイント」もしくは「Gポイント」への経路>
「ハピタス」と「モッピー」「ちょびリッチ」「ゲットマネー」については「Tポイント」と「Gポイント」の両方に直接交換可能となっています。とても便利です。
「ライフメディア」と「ポイントインカム」からは直接「Tポイント」へ交換することができません。そのため、「Gポイント」を利用するか、「ドットマネー」経由で「Tポイント」へ交換するという形になります。
逆に、「ポイントタウン」からは直接「Gポイント」に交換できないため「Tポイント」を利用することになります。
また、「ECナビ」はどちらにも直接交換できないため「PeX」経由で「Tポイント」に交換することになります。
後で(ステップ2)詳しくご紹介しますが「Gポイント」から「JRキューポ」への交換には手数料が5%必要になります。
6ヶ月に一度「Gポイント」でサービスを利用することでこの手数料は免除されますが、それがめんどくさいという方は実線のルートを利用して「Tポイント」に集約するのがオススメです。
期間(交換日数)と手数料
各ポイントサイトから「Gポイント」への交換日数と手数料は以下になります。
多くのポイントサイトから「リアルタイム」で交換可能となっておりスピーディーです。また、手数料はいずれも「無料」となっています。
<各ポイントサイトから「Gポイント」への交換日数と手数料>
交換日数 | 手数料 | |
ハピタス | 3営業日 | 無料 |
ライフメディア | 翌営業日 | 無料 |
ポイントインカム | リアルタイム〜翌営業日 | 無料 |
モッピー | リアルタイム | 無料 |
ちょびリッチ | リアルタイム | 無料 |
ゲットマネー | 4営業日 | 無料 |
ポイントタウン | NA | NA |
続いて、各ポイントサイトから「Tポイント」への交換日数と手数料は以下になります。
「モッピー」と「ちょびリッチ」は「Gポイント」に続いて「Tポイント」へも「リアルタイム」に交換可能となっており優秀さが際立っていますね。
「ポイントインカム」からも「Tポイント」へは直接交換できますが手数料が「5%」必要になるため注意が必要です(そのため、ルート図上は記載していません)。
<各ポイントサイトから「Tポイント」への交換日数と手数料>
交換日数 | 手数料 | |
ハピタス | 3営業日以内 | 無料 |
ライフメディア | NA | NA |
ポイントインカム | リアルタイム〜翌営業日 | 5% |
モッピー | リアルタイム | 無料 |
ちょびリッチ | リアルタイム | 無料 |
ゲットマネー | 4営業日 | 無料 |
ポイントタウン | 1週間程度 | 無料 |
「ハピタス」と「ライフメディア」「ポイントインカム」から「ドットマネー」へのポイント交換は、いずれも等価交換可能で手数料は「無料」、交換日数も「数日」となっています。
「ドットマネー」へは他ポイントサイトからも交換可能ですので、複数のポイントサイトを利用している場合は一旦「ドットマネー」へ集約するというルールにするのも良いですね。
必要なもの
このステップ1で必要なものは各ポイントサイトと、「Gポイント」「PeX」「ドットマネー」といったポイント中継サイト、および「Tポイント」のアカウントです。
各ポイントサイトでは入会キャンペーンを実施しており、それを利用することでお得に新規登録できます。詳細はこちらの記事でまとめております。合わせてご参照ください。
「Gポイント」はこちらのバナーからの新規登録で50円分のポイントを獲得することができます。
「PeX」「ドットマネー」「Tポイント」はそれぞれ以下の公式サイトからアカウントを作成することができます。あらかじめ準備しておきましょう。
実施手順
ステップ1の実施手順は以下になります。普段からポイントサイトを使い慣れている方であれば躓くポイントはないはずです。
<実施手順>
- 各ポイントサイトにログイン
- メニューから「ポイント交換」を選択
- ポイント交換先として「Tポイント」もしくは「Gポイント」を選択
- ポイント交換を実施
JQみずほルートのステップ2:「Tポイント」もしくは「Gポイント」を「JRキューポ」に交換
経路
「JQみずほルート」のステップ2では、「Tポイント」もしくは「Gポイント」から「JRキューポ」に交換します。
「JRキューポ」は「JR九州」のサービス利用で貯めることができるポイントです。関東圏の方にとってはあまり聞きなれないポイントですね。
ただし、この「JQみずほルート」ではほぼ中間に位置しており、重要なポジションを担っています。
<JQみずほルートのステップ2>
期間(交換日数)と手数料
「Tポイント」と「JRキューポ」間は等価かつ相互交換が可能となっています。「JRキューポ1ポイント<=>Tポイント1ポイント」いう具合ですね。
「Tポイント」から「JRキューポ」へは交換手数料が「無料」となっています。また、交換日数は「約3日」となっています。
続いて、「Gポイント」と「JRキューポ」間も等価かつ相互交換が可能となっています。「JRキューポ1ポイント<=>Gポイント1ポイント」いう具合ですね。
ただし、ここでは注意点があります。それは「Gポイント」から「JRキューポ」への交換には手数料が「5%」必要だという点です。
しなしながら、「Gポイント」には手数料還元サービスというものが用意されており、「JRキューポ」への交換はこのサービスの対象になっています。
手数料還元サービスの具体的な内容は以下になります。対象サービス利用で手数料が戻ってくるという仕組みになっています。
手数料還元の対象期間は以下のようになっています。わかりずらいですが、対象サービスのポイントを獲得することで6ヶ月間に渡り交換手数料の還元を受けることができます。
5%という手数料はなかなか大きいため、「JRキューポ」へのポイント交換にあたり「Gポイント」を利用する場合は半年に一度のペースで「Gポイント」のサービスを利用することが重要になります。
まとめると以下のようになります。
<「Tポイント」および「Gポイント」から「JRキューポ」への交換日数と手数料>
交換日数 | 手数料 | |
Tポイント | 約3日後 | 無料 |
Gポイント | 2-3日後 | 5%(ただし手数料還元サービスあり) |
スポンサーリンク
必要なもの
ステップ2で追加で必要になるのは「JRキューポ」を貯めるための「JR九州Web会員」のアカウントになります。
この「JR九州Web会員」のアカウントは事前に作成しておくこともできますし、後でご紹介する「JQ CARDセゾン」の申し込みのタイミングでもOKです。
「JR九州Web会員」のアカウントのアカウントは「JRキューポ」の公式サイトから作成することができます。
実施手順
ステップ2については、「Gポイント」の場合は基本的な手順はステップ1と同じで、交換先が「JRキューポ」になるだけです。迷うことはあまりないはずです。
一方で「Tポイント」の場合は「Tサイト」からポイント交換を実施することになりますが、トップメニューからでは場所が見つけづらくなっています。以下のリンクから直接アクセスすることをオススメします。
<実施手順(Tポイントの場合)>
- Tサイトの「JRキューポ」のページにアクセス(URLはこちら)
- TポイントをJRキューポへ交換する場合から「申請はこちら」をクリックしてログイン
- 交換数量を入力
- ポイント交換を実施
JQみずほルートのステップ3:「JRキューポ」を「永久不滅ポイント」に交換
経路
「JQみずほルート」のステップ3では、「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」に交換します。
<JQみずほルートのステップ3>
期間(交換日数)と手数料
「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換は等価交換で手数料は「無料」となっています。また、交換日数は「1日〜2日」となっています。意外とスピーディーですね。
まとめると以下のようになります。
<「永久不滅ポイント」への交換日数と手数料>
交換日数 | 手数料 | |
永久不滅ポイント | 1日〜2日 | 無料 |
必要なもの
「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換には「JQ CARDセゾン」が必要になります。
「JQ CARDセゾン」は、JR九州とクレディセゾンが提携して発行しているクレジットカードです。利用することで「JRキューポ」のポイントを貯められます。
貯めた「JRキューポ」は、「永久不滅ポイント」と相互に交換ができます。交換レートは以下のようになっています。相互に等価交換できるというのが、この「JQ CARDセゾン」の最大の特徴となっています。
<「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」の交換レート>
- 永久不滅 200ポイント=>JRキューポ 1,000ポイント
- JRキューポ 1,000ポイント=>永久不滅 200ポイント
そして、この「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換を実現できるのは「JQ CARDセゾン」のみとなっているため、このカードは「JQみずほルート」に必須となっています。
「JQ CARDセゾン」の基本情報は以下になります。年会費は初年度無料で、かつ、年1回のショッピング利用があれば次年度の年会費も無料となります。これにより、維持費を抑えた運用が可能になっているのは嬉しいところです。
<「JQ CARDセゾン」の基本情報>
年会費 | 1,375円(税込) 初年度無料。年1回のシッピング利用で次年度も無料 |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB/AMEX |
ポイント | JRキューポ:200円につき1ポイント 永久不滅ポイントに等価交換可能 |
提携会社 | JR九州 |
発行会社 | クレディセゾン |
申し込み条件 | 高校生を除く18歳以上で連絡可能な方 |
「JQ CARDセゾン」の詳細は、JR九州の公式ウェブサイトもご参照ください。
参考 JQ CARDセゾンJR九州
国際ブランドは「AMEX」がオススメです。AMEXはキャンペーンに積極的です。実質年会費無料の「AMEX」としてルート維持するだけでなく、キャンペーン参加要員としても有用です。
実施手順
ステップ3については、「JQ九州Web会員サービス」のサイトから実施します。
最初は手間取ることもあるかもしれませんが「JQ九州Web会員サービス」のサイトの作りはわかりやすいため、一度実施すればすぐに慣れてしまうと思います。
実施手順は以下になります。
<実施手順>
- 「JR九州Web会員サービス」のサイトにアクセス(URLはこちら)
- Topメニューから「JRキューポ」をクリックしてログイン
- ポイントメニューから「提携ポイントに交換」をクリック
- 「永久不滅ポイントに交換する」を選択
- 「ポイント交換申し込み」をクリック
- 交換数量を入力
- ポイント交換を実施
JQみずほルートのステップ4:「永久不滅ポイント」を「ANAマイル」に交換
スポンサーリンク
経路
「JQみずほルート」のステップ4では、「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」に交換します。
「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換レートは通常は「60%」となっています。ただし、次にご紹介する「みずほマイレージクラブ/ANA」を保有することで交換レートが「70%」とアップさせることができます。
そのため、JQみずほルート」の実現には「JQ CARDセゾン」に加えて「みずほマイレージクラブ/ANA」も必須となっています。
<JQみずほルートのステップ4>
期間(交換日数)と手数料
交換手数料は「無料」で交換日数は「3~8週間」となっています。 毎月月末までの申込み分が翌月20日頃に反映されます。
まとめると以下のようになります。
<「ANAマイル」への交換日数と手数料>
交換先 | 交換日数 | 手数料 |
ANAマイル | 3~8週間 | 無料 |
必要なもの
「みずほマイレージクラブ/ANA」は、UCカードとみずほ銀行が提携して発行しているクレジットカードです。
「ANAマイレージクラブカード」と「みずほマイレージクラブカード」の機能が1枚のカードに合体したものになります。
「みずほマイレージクラブ/ANA」は、利用することで「永久不滅ポイント」を貯めることができますが、その永久不滅ポイントを高レートでANAマイルに交換できるのが特徴となっています。
通常であれば「永久不滅200ポイント=>600ANAマイル」となるところ、「みずほマイレージクラブ/ANA」では特別な優遇レートである、「永久不滅100ポイント=>350ANAマイル」で交換することができます。
交換レートに換算すると、通常の60%から70%というように、10%アップとなっています。
<「永久不滅ポイント」からANAマイルへの交換レート>
- 通常:永久不滅 100ポイント=>ANA 300マイル
- みずほマイレージクラブ/ANA:永久不滅 100ポイント=>ANA 350マイル
「みずほマイレージクラブ/ANA」の基本情報は以下になります。年会費は無料となっており、維持費を抑えた運用が可能になっています。
申し込むためには、みずほ銀行に普通預金口座を持っている必要があるため注意が必要です。みずほ銀行の口座開設は、「みずほマイレージクラブ/ANA」の申し込みと同時に行うこともできます。
<「みずほマイレージクラブ/ANA」の基本情報>
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard |
ポイント | 永久不滅ポイント:1,000円につき1ポイント 優遇レートでANAマイルに交換可能 |
提携会社 | みずほ銀行 |
発行会社 | UCカード |
申し込み条件 | みずほ銀行に普通預金口座をお持ちの方 |
また、「みずほマイレージクラブ/ANA」を保有していると、みずほ銀行で各種の優遇を受けられるなど、特典もあります。
みずほ銀行に口座を持っている方は保有していて損のないカードとなっています。
<みずほ銀行で受けられる優遇>
- みずほ銀行のATM時間外手数料が無料
- コンビニATM(イーネット・ローソン・セブン銀行)ご利用手数料・時間外手数料も無料
- みずほ銀行ATM・コンビニATM(イーネット・ローソン)・みずほダイレクトご利用時のみずほ銀行本支店宛振込手数料が無料 他行宛の振込手数料も割引)など
「みずほマイレージクラブ/ANA」の詳細は、みずほ銀行の公式ウェブサイトもご参照ください。
参考 みずほマイレージクラブ/ANAみずほ銀行
実施手順
ステッ4については、セゾンカードの会員ポータルである「Netアンサー」から実施します(注:UCカードの会員ポータルである「ネットアンサー」からでも実施できます。手順や注意点は同じです)。
「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換レート70%を実現できるのは「みずほマイレージクラブカード/ANA」だけです。
そのため、ログイン後のカード選択で「みずほマイレージクラブカード/ANA」をセットすることが重要になります。そうしないと、交換レートは60%になっていまいますので注意が必要です。
実施手順は以下になります。
<実施手順>
- 「セゾンカード」のサイトにアクセス(URLはこちら)
- Topメニューから「Netアンサー」をクリックしてログイン
- カード選択で「みずほマイレージクラブカード/ANA」をセット
- メニューから「ポイントを使う」をクリック
- カード限定アイテムから「ANAマイレージクラブ」をクリック
- 交換数量を入力(1口100ポイント、口数を入力)
- ポイント交換を実施
事前準備として、「JQ CARDセゾン」を「ネットアンサー」に、「みずほマイレージクラブカード/ANA」を「アットユーネット」に登録して、どちらかのサイトから「IDおまとめ設定」を実施しておきましょう。そうすることでお互いの「永久不滅ポイント」を紐づけることができます。
JQみずほルートはプリンスポイントを貯めるルートにも流用可能
「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を追加でプリンスポイントへ100%のレートで交換可能に
今回ご紹介した「JQみずほルート」はプリンスポイントを貯めるためのルートにも流用できます。
「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」を追加で用意することで、「永久不滅ポイント」から「プリンスポイント」にレート100%で交換することができます。
<プリンスポイントへの交換ルート概要図>
プリンスポイントはプリンスホテルの宿泊券や食事券に交換してお得に利用することができます。
「永久不滅ポイント」を貯めることで、航空券代(ANAマイル)とホテル代(宿泊券)という旅行の2大コストを大きく削減することが可能となるため陸マイラーと相性抜群です。
詳細はこちらの記事も合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、「JQみずほルートとは?」という基本から各ポイントサイトからの経路、交換日数、必要なもの、実施手順を各ステップごとに解説していきました。
「JQみずほルート」はステップ数が多いため最初は複雑に見えると思います。しかしながら、「永久不滅ポイント」にポイントを集約するという意識を持って実施すれば意外とシンプルです。
各ステップの操作もそれほど難しくないため、一度実施すればすぐに慣れてしまうと思います。
「JQみずほルート」は「TOKYUルート」が2022年3月末で封鎖されたことによって、2022年4月からANA陸マイラーが利用する主要なルートになっています。
早めに必要なクレジットカードである「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」を入手して準備を進めておきましょう。
それでは、また!