2025年のゴールデンウィーク(GW)はJALビジネスクラスを使って香港旅行に行ってきました。日々の陸マイラー活動で貯めたJALマイルを使って実現したものです。短時間のフライトですが贅沢な時間を楽しむことができました。当記事では、空港サービスから食事とシート、アメニティーといった機内サービスまで詳しくご紹介していきます。
目次
JALビジネスクラス:フライトスケジュール
フライトスケジュール
今回の香港旅行で利用した「JALビジネスクラス」のフライトスケジュールは以下になります。
<フライトスケジュール>
- 往路:JL29便<=今回ご紹介
- 羽田9:55発、香港13:30着
- 飛行時間:4時間35分
- 復路:JL736便
- 香港10:40発、成田16:05着
- 飛行時間:4時間25分
往路は羽田発ですが、復路はスケジュールの関係で成田着となりました。往復ともに飛行時間は約4時間半となっています。
当記事では、往路の「JL29便」の様子をご紹介します。
JALビジネスクラス搭乗記(JL29便):空港サービス
JALビジネスクラスのサービスは搭乗前からスタートしています。主な空港サービスは以下になります。
<JALビジネスクラスの空港サービス>
- 専用チェックインカウンター
- 優先保安検査場
- ラウンジサービス
- 優先搭乗
搭乗前からストレスなく過ごせるような工夫がなされているのが嬉しいですね。
専用チェックインカウンター
JALビジネスクラスの場合「専用チェックインカウンター」が設けられています。「BUSINESS CLASS」と書かれた看板が目印です。
最近ではオンラインチェックイン、および自動チェックイン機が普及しており、ビジネスクラスでもどちらかで事前にチェックインしておくことが求められます。
そのため、「専用チェックインカウンター」でできるのは預け荷物の続きのみとなっています。以前に比べると「専用チェックインカウンター」のありがたみというものが少なくなっていますね。
ただし、多少なりともチェックインに必要な時間を短縮できるのは嬉しいですね。
優先保安検査場
チェックイン後は保安検査場に向かいます。
羽田空港の場合、ビジネスクラス搭乗者は専用出発口を利用できて長蛇の列をショートカットすることができます。
ゴールデンウィークなど繁忙期には保安検査場は長蛇の列になっていますからこれは嬉しいサービスですね。
ラウンジサービス
保安検査、および出国審査を済ませた後は「制限エリア」に到着します。
JALビジネスクラスの場合は「ラウンジサービス」が用意されていて、快適なラウンジでドリンクやフードをいただきながら、優雅に過ごすことができます。
羽田空港国際線の場合は「サクララウンジ」を利用することができます。
サクララウンジはラウンジエリアの4階と5階に用意されており好きな方(もしくは両方)を利用することができます。
また、JALはアライアンスとしては「ワンワールド」に所属しているため、同じワンワールドに加盟している「キャセイパシフィック」のラウンジも利用することができます。
両方のラウンジを「はしご」しながらサービスの違いを比較するなんていう楽しみ方もできます。
私は個人的にはヌードルカウンターでできたての「雲呑麺」やホテルーオークラ直伝の「フレンチトースト」がいただけるキャセイパシフィックラウンジがお気に入りです。
羽田空港国際線「JALサクララウンジ」の詳細はこちら。
羽田空港国際線「キャセイパシフィックラウンジ」の詳細はこちらをそれぞれご参照ください。
優先搭乗
ラウンジでフードやドリンクを楽しんだ後はいよいよ機内に搭乗します。
JALビジネスクラスの場合は「優先搭乗」のサービスがあります。最上級会員中心の「GROUP1」に続く「GROUP2」としてエコノミークラスよりも先に搭乗することができます。
ただし、この時はラウンジでゆっくりし過ぎて既に一般搭乗が開始していました(笑)。
急いで機内に向かっても早く到着するわけではありませんから、優先搭乗はそれほど重要なサービスとな言えないかもしれませんね。
JALビジネスクラス搭乗記(JL29便):機内サービス
それではここからは、お待ちかねの機内サービスをご紹介していきたいと思います。
JALビジネスクラスでは、エコノミークラスとはひと味違うワンランク上のサービスを体験することができます。
シート
今回利用したJA29便の機材は「B787-9」というものでした。こちらの機材ではビジネスクラスは飛行機の前方に用意されています。
ビジネスクラスの座席配置は「1-2-1」となっています。
今回は夫婦2名での利用でしたので、中央の並び2席を指定していました。中央に仕切りが用意されてはいるものの、内向きになっているためコミュニケーションが取りやすいのが良いですね。
シートに座ると正面には液晶モニターがあります。17イントということで機内としては十分なサイズ感です。
そして、足元には奥深い空間が設けられています。成人男性が足を伸ばしてもとどかいないほどの距離があります。こちらは後でシートをフラットにする際に利用します。
シートの脇には収納ボックスと電源、リモコンなんかが用意されています。機能的な作りです。
電源はプラグ式の他にUSBも用意されています。スマホの充電などに役立ちますね。
アメニティー
シートの上には枕とスリッパ、毛布などが用意されています。今回は中距離線ということでアメニティーポーチはありませんでした。ちょっと残念。
ヘッドフォンはビジネスクラスということでノイズキュアリング機能付きです。エコノミークラスよりワンランク上ですね。
こちらはスリッパ。結構厚みがあります。
毛布もあらかじめ用意されていました。
機内食(メニュー)
飛行機が羽田空港を離陸してしばらくすると機内食の提供がスタートします。こちらがメニューになります。
まず見開きにはドリンクメニューになっています。左手にはシャンパンやワイン、右手には日本酒やカクテル、ソフトドリンクなどが記載されています。
シャンパンが「ドラピエ」になっているのが嬉しいこところです。
フードは「和食」と「洋食」が選択できるようになっています。
まずこちらが「和食」のメニュー。
そしてこちらが「洋食」のメニューです。洋食ではさらにメインを「ハンバーグ」と「鶏肉」から選択できるようになっていました。
機内食(ドリンク)
この日は午前便だったためアルコールは自粛、ノンアルコールのワインをいただきました。
こちらの「OPIA」はレストランなんかでもいただくことが多いけど自然は甘さで食事にもよく合います。アルコール控えている方にオススメです。
機内食(洋食)
こちらが機内食の「洋食」です。メインにはハンバーグを選択しました。
ハンバーグは機内食とは思えないほどジューシーな仕上がり。肉厚で食べ応え十分で美味でした。その他、前菜やスープ、フルーツもバランス良かったです。
機内食(和食)
続いてこちらが機内食の「和食」です。メインはお肉と魚のセットになっています。
全体的にやさしい味付けですが出汁がしっかりと効いてきてこちらも美味でした。機内ではあまり食欲出ないほうなのですが、和食はするするといただけました。
個人的には和食の方が好みでした。
最後はデザートに「ハーゲンダッツ」のアイスクリームをいただきました(和洋で共通)。
機内エンターテイメント
機内エンターテイメントはシート脇のリモコンを使って操作します。画面も17インチと大きくて最新映画を楽しむことができました。
ちなみに、私はヘッドフォンを長時間使っていると耳が痛くなってしまうため、最近では「AirFly」を活用しています。
これはJALの機内販売もされているガジェットで、機内エンターテイメントの音声をBluetoothで飛ばすことで手持ちのワイヤレスイヤホンで楽しめるというものです。
Amazonで5,000円前後で購入することができます。詳細はこちらからご確認ください。
機内WiFi
JAL国際線では機材によって機内WiFiサービスを利用できます。
最初の1時間は無料ということで試しに接続してみましたがメールやLINEのチェックであれば問題なく利用できました。他の虚空会社でも広がって欲しいサービスです。
トイレ
機内食をいただいた後にトイレを利用しましたが、歯ブラシとマウスウォッシュが置いてありました。至れり尽くせりですね。
ちなみに、こちらの機材はウォシュレットも完備でした。
香港に到着
そんなこんなの快適な空の旅であっという間に目的地である香港に到着しました。
機内食も美味しかったですが、CAさんのサービスがホスピタリティー抜群で素晴らしかったです。サービスいただいたCAの皆さんに感謝感謝です。
JALビジネスクラス:利用したマイルとコスト
最後に、今回利用したJALビジネスクラスのフライトで利用したマイルとコストをご紹介したいと思います。
利用したマイルと燃油サーチャージ
今回利用したJALビジネスクラスのチケットは、日々の陸マイラー活動を通して貯めたJALマイルを利用して特典航空券を発券しました。
今回は夫婦2名で利用したのですが、消費したJALマイルは「96,000マイル」、燃油サーチャージを含めた諸税は「55,060円」となりました。
<利用したマイルとコスト(2名分)>
- ANAマイル:96,000マイル
- 諸税:55,060円
チケット価格とマイル単価
同じ日程で有償での価格をチェックしてみると、総額で1,094,800円、燃油サーチャージを除くと「1,040,000円」となっていました。
ゴールデンウィークということもあってか有償での価格はかなり高額になっています。自腹では躊躇してしまう金額で、そもそもビジネスクラスを利用しようなんて考えないかもしれません。
自腹では難しいような豪華な体験を実現できるのがマイルの魅力と言えますね。
ちなみに、利用したのは96,000マイルでしたからマイル単価は「10.8円」という計算になります。マイルの使い道としてはとても優秀なものとなりました。
<マイル単価>
- 10.8円=1,040,000円/96,000マイル
マイルの価値と使い方、使い道についてはこちらの記事にまとめています(記事はANAと例にしていますがJALでも同じ傾向です)。
まとめ
2025年のゴールデンウィーク(GW)はJALビジネスクラスを使って香港旅行に行ってきました。日々の陸マイラー活動で貯めたJALマイルを使って実現したものです。
当記事では、羽田香港JL29便の空港サービスから食事とシート、アメニティーといった機内サービスまで詳しくご紹介していきました。
約4時間半という短時間のフライトでビジネスクラスを利用するというのは贅沢ですね。おかげでほとんど疲れることなく香港に到着し、初日の観光をスムーズにスタートすることができました。
JALビジネスクラスは機内食も美味しいですし、何よりCAさんのサービスが温かみ溢れるものでホスピタリティー抜群です。
ぜひJALマイルを貯めてチャレンジしてみていただければと思います。
それでは、また!