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香港キャセイラウンジ「The Pier」をブログレポート!利用条件・場所・食事・シャワーまで徹底解説!

香港キャセイラウンジ「The Pier」をブログレポート

香港キャセイラウンジ「The Pier」をブログレポート!利用条件・場所・食事・シャワーまで徹底解説!

香港国際空港利用するならぜひ立ち寄りたいの「キャセイラウンジ」。中でも「The Pier(ザ・ピア)」は、評判の高いヌードルバーやここにしかないティーハウスが特徴で人気を集めています。当記事では利用条件から食事・ドリンク・シャワーまで写真を交えて詳しくレポートしていきたいと思います。

香港キャセイラウンジとは

キャセイパシフィクが運営する空港ラウンジ

キャセイラウンジはキャセイパシフィック航空が運営する空港ラウンジです。

香港国際空港はキャセイパシフィック航空の本拠地ということで全部で4箇所のラウンジを擁しています。

ラウンジの場所と種類を表にまとめると以下のようになります。

<キャセイラウンジのまとめ>

ラウンジ名 種類 場所
The Pier ファースト/ビジネス ゲート63&65付近
The Wing ファースト/ビジネス セキュリティチェック後すぐ(ゲート2付近)
The Deck ビジネス ゲート6付近
The Bridge ビジネス ゲート35付近

 

「The Pier」と「The Wing」はファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジの両方が用意されています。一方で「The Deck」と「The Bridge」はビジネスクラスラウンジのみとなっています。

今回はこの中でも最大規模であり、ヌードルバーとティーハウスの両方を備えることで人気の「The Pier(ザ・ピア)」を利用しました。

 

香港キャセイラウンジ「The Pier」の場所と利用条件

The Pier(ザ・ピア)のビジネスクラスラウンジはゲート65番付近にあり

香港キャセイラウンジのThe Pier(ザ・ピア)は、ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジの2種類があります。

ファーストクラスラウンジはゲート63番付近、ビジネスクラスラウンジはゲート65番付近に位置しています。入り口は別々になるため注意が必要です。

<場所>

  • ファーストクラスラウンジ:ゲート63番付近
  • ビジネスクラスラウンジ:ゲート65番付近

 

The Pier(ザ・ピア)ビジネスクラスラウンジの空港マップは以下になります。搭乗ゲートが立ち並ぶコンコースの途中に地下へと降りるエスカレーターが用意されています。

<空港マップ>

香港キャセイラウンジ「The Pier」の空港マップ

 

ちなみに、出国審査を経た後は搭乗ゲート5あたりに出ます。ゲート65番までは徒歩10分ほどかかります。

体力を節約したい場合は空港トレインで中央エリアまで移動(所要時間は2-3分)してそこからアクセスするのがオススメです。

 

利用条件はキャセイパシフィック航空とワンワールドのビジネスクラス搭乗者および上級会員

The Pier(ザ・ピア)ビジネスクラスラウンジは、キャセイパシフィック航空のビジネスクラス搭乗者および上級会員が利用できます。

また、キャセイパシフィック航空はアライアンスとしては「ワンワールド」に加盟しています。そのため、ワンワールドのビジネスクラス搭乗者および上級会員も利用できます。

利用条件をまとめと以下のようになります。

<利用条件>

  • キャセイパシフィック航空とワンワールドのビジネスクラス搭乗者
  • キャセイパシフィック航空の上級会員(ゴールド以上)
  • ワンワールドの上級会員(サファイア以上)

 

今回私は同じワンワールドに加盟する「JAL」のビジネスクラス搭乗者としてこちらThe Pier(ザ・ピア)ビジネスクラスラウンジを利用することができました。

 

香港キャセイラウンジ「The Pier」をブログレポート:ヌードルバー、ティーハウス、シャワーまで

前置きが長くなりましたが、ここからは香港キャセイラウンジ「The Pier(ザ・ピア)ビジネスクラスラウンジ」を実際に利用してみた様子をご紹介していきます。

利用したのは2025年5月のゴールデンウィーク(GW)です。

アクセスとチェックイン

ゲート65番付近まで来るとこんな感じの看板があります。「CATHAY PACIFIC THE PIER」と書かれているのが目印です。

ビジネスクラスラウンジの入り口には「Business Class Lounge」とちゃんと記載されています。近くにはファーストクラスラウンジの入り口もあるので間違いないように注意しましょう。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:外観(エントランス)

 

エスカレーターで1段下に降りるとレセプションが用意されています。入り口付近にはスタッフが待機していますので、搭乗券を提示して入室しましょう。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:外観(レセプション)

 

ラウンジの全体像とエリア構成

The Pier(ザ・ピア)は、著名なデザインスタジオ「Ilse Crawford(イルス・クロフォード)」による内装で、落ち着いたトーン木材ストーン基調にしインテリア特徴です。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:内観(エントランス)

 

香港伝統意識しつつ、自然素材ふんだんに使った空間は、ラウンジというより「上質なホテルロビー」のようです。

ソファ照明質感からも、キャセイ美意識伝わってきます。

The Pier(ザ・ピア)ビジネスクラスラウンジは、全部で6つのエリアで構成されています。レセプションから奥に進むと自然にこの順番を辿る形になります。

<エリア構成>

  1. フードホール
  2. バー
  3. ヌードルバー
  4. ティーハウス
  5. シャワー
  6. リラクゼーションルーム

 

当記事でもこの順番でご紹介していきます。

 

フードホール

まず最初にご紹介するのが「フードホール」です。

こちらはデリ形式になっていてガラスケースの中に置かれているフードを指さしてスタッフに取り分けてもらうシステムになっています。

ユーザーが取り分けるビュッフェ形式に比べて清潔感があって良いですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(全景)

 

こちらはサラダのコーナー。

レタスとグリーンリーフ、トマト、粉チーズなどシーザーサラダっぽい具材が並べられています。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(サラダ)

 

こちらホットミールのコーナー。

朝食の時間帯であったため、定番のスクランブルエッグとソーセージ、ベーコン、きのこソテー、などが並べられています。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(ホットミール)

 

スペシャリティーとしてボロネーゼをクレープで包んだものが用意されていました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(スペシャル)

 

こちらはパンのコーナー。

手前にあるのはフルーツなどがあしらわれたデニッシュで、奥にはフランスパンがベースのサンドイッチもあります。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(パン)

 

通常のクロワッサンに加えてクリームがサンドされたものも用意されていました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(クロワッサン)

 

パンは食パンやロールパンなど食事に合いそうなものも用意されています。トースターもありますので好みに応じて温められるのも嬉しいですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(食事パン)

 

カウンターの脇にはドリンクも用意されています。コーラやソーダなどソフトドリンクが並べられています。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(冷蔵庫)

 

冷蔵庫の中にはビールも用意されていました。こちらは「PERONI」ですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(ビール)

 

オレンジジュースやミルクなども用意されていました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(ジュース)

 

カウンターの対面となるスペースにはソファー席が並べられています。ところどころに観葉植物が配置されていてリラックスできる空間になっていますね。

また、窓側は一面がガラスになっていて明るく開放感抜群です。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(ソファー席)

 

窓の外にはスタンバイする飛行機の様子を眺めることができます。飛行機好きにはたまらない眺望ですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(眺望)

 

また、フードホールの一角には屋台を模したコーヒーカウンターもありました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(コーヒーカウンター)

 

こちらのコーナーでは、オーダーに応じてバリスタ1杯ずつコーヒーを入れてくれます。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(バリスタ)

 

私も「カフェラテ」をオーダーしてみましたがハートっぽいラテアートで仕上げてくれました。自分で機械を使って淹れるよりありがたみがありますね。

オーダーに応じてキャラメルやチョコなどアレンジも可能とのことでした。至れり尽くせりですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:フードホール(カフェラテ)

 

バー

フードホールを奥に進むと「バーエリア」があります。

こちらにはバーカウンターが用意されていて、バーテンダーがオーダーに応じて1杯ずつドリンクを作ってくれます。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:バー(全景)

 

バーカウンターのメニューはこちらになります。

シャンパンから白ワイン、赤ワイン、ポートワイン、カクテル、リキュール、ウィスキー、ビールと品揃え豊富に用意されています。

ビジネスクラスラウンジだとスパークリングワインが用意されていることが多いですが、こちらのラウンジではちゃんとシャンパンが用意されているのは嬉しいポイントです。

この日のシャンパンの銘柄は「ドラピエ カルト・ドール・ブリュット」となっていました。

また、シグネチャードリンクとしてオリジナルカクテルである「キャセイ・デライト」もあります。キャセイラウンジを訪れたならいただいておきたい一杯ですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:バー(ドリンクメニュー)

 

加えて、アルコール以外にも、コーヒーや紅茶、フルーツジュース、モクテルなども用意されています。アルコールが飲めない方も安心ですね。

「香港スタイルミルクティー」があるのは香港ならではではないでしょうか。

今回はまだ午前中だったため、アルコールは我慢してモクテルを2種類いただいてみました。どちらも爽やかな味わいで美味しくいただきました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:バー(カクテル)

 

ヌードルバー

バーエリアの隣には「ヌードルバー」があります。

こちらのエリアの一角にはオープンキッチンがあり、できたての麺料理をいただくことができます。また、エリアの中にはファミレス調のボックス席が配置されており、落ち着いて食事ができるようになっています。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(全景)

 

オープンキッチンのカウンターの上にはメニューが用意されており、こちらの中からオーダーするシステムになっています。

この日は「点心」のセットと麺料理として「雲呑麺」「担々麺」「トマト風味の米粉麺」の3種類が用意されていました。

メニューは時間帯によってかわるようで、タイミングによってはご飯ものもあるそうです。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(メニュー)

 

オーダーするとその場で料理が渡される場合もありますし、時間がかかる場合はフードコートでもらえるようなポケベルを渡されます。

まずこちらが「雲呑麺」です。香港ならではの細麺と出汁のきいた優しいスープがマッチしています。具も大ぶりでプリプリしていて美味でした。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(雲呑麺)

 

こちらら「点心」のセット。どちらも出来立てで熱々です。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(点心)

 

そしてこちらが「担々麺」。辛さは万人向けに控えめになっていますが、ごまとラー油の風味が本格的で美味でした。どれもレストランクオリティーで満足度が非常に高いですね。

この麺と点心をいただくためだけでもキャセイラウンジを訪れる価値がありますね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(担々麺)

 

「ヌードルバー」の一角にはビュッフェコーナーも用意されています。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(せいろ)

 

こちらには「肉まん」。隣には「あんまん」もありました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(肉まん)

 

香港風の「やきそば」も用意されていました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(焼きそば)

 

こちらは「おかゆ」。トッピングも豊富に用意されています。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ヌードルバー(おかゆ)

 

出発間際まで香港風の料理をいろいろと堪能できるのは嬉しいですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:実食(ビュッフェ)

 

ティーハウス

ヌードルバーをさらに奥に進むと「ティーハウス」があります。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ティーハウス(全景)

 

照明が落とされた落ち着いた雰囲気になっていて、自分の選んだお茶をスタッフにポットで淹れていただくことができます。

なんだか高級感を感じますね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ティーハウス(カウンター)

 

こちらのティーハウスが用意されているのは世界中のキャセイラウンジの中でもこちら「The Pier(ザ・ピア)」だけだそうです。

ティーハウスの中には「利き茶」ができるコーナーが用意されています。こちらでは茶葉の香りを嗅ぐことで自分の好みのお茶を探すことができるようになっています。

気に入ったものがあれば、実際にそれをいただけるという流れですね。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ティーハウス(茶葉)

 

使われている茶葉は「JING TEA(ジンティー)」です。JING TEAはイギリス発祥の高級茶葉ブランドですから、これを自由にいただけるというのは嬉しいですね。

こちらがメニュー表になります。

セイロンやアールグレイといったスタンダードなものから、カモミールやペパーミントといったハーブティー、ジャスミン茶やプーアル茶といった中国茶まで、全部で8種類が用意されていました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ティーハウス(メニュー)

 

ティーハウスの一角にはお茶に合いそうなお菓子も用意されています。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ティーハウス(お茶菓子)

 

中でも「エッグタルト」が用意されているのは嬉しいポイントです。実際にいただいてみましたが、生地がサクサクとしていて美味でした。

ポーションも小さく甘さも控えめでしたので、他のお菓子と合わせてパクパクといただけそうです。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ティーハウス(エッグタルト)

 

この日は食後にジャスミン茶を頂いてみました。繊細な香りと上品な味わいで慌ただしい旅行中ですが、ホッと一息つくことができました。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:ティーハウス(ポット)

 

シャワー

ティーハウスを奥に進むと「シャワー」が用意されています。シャワーの前にカウンターが用意されており、こちらで受付することで利用できます。

香港キャセイラウンジ「The Pier」:シャワー(カウンター)

 

ただ、この時は非常に混雑していた様でシャワーは満室で順番待ちになっていました。聞いてみると1時間ぐらい待つとのことで今回は利用を断念しました。

シャワーは早いもの勝ちですので、利用したい方は先に受付を済ませた方が良さそうです。奥のエリアにありますのでどうしても後回しになりがちなので注意しましょう。

 

リラクゼーションルーム

シャワーのさらに奥になるのが「リラクゼーションルーム」です。こちらのラウンジで最奥エリアです。

こちらには、リラックスできるよう照明れた空間に、深くリクライニングするデイベッドがずらずらっと並べられています。

毛布やクッションあり、ちょっとした仮眠最適です。長時間の乗り継ぎの疲れを癒すことができそうです。

写真を撮影したかったのですが、全てのでデイベットが埋まっていたため断念しました。それだけ人気が高いということですね。

利用予約は不要でデイベットの確保は早いもの勝ちです。シャワーと同じく狙いっている方は早めに覗いてみましょう。

 

実際使って感じた「The Pier」のおすすめポイント注意

The Pier(ザ・ピア)ビジネスクラスラウンジを実際に使ってみた感じたおすすめポイントをまとめると以下のようになります。

<おすすめポイント>

  • 上質な落ち着いた空間でリラックスできる
  • 本格的なヌードルバーで香港らしさを感じられる
  • ティーハウスで優雅な気分を味わえる
  • バーカウンターでシャンパンやカクテルを楽しめる
  • シャワーの質が高い(特にアメニティ)

 

一方で利用前に知っておきたい注意点は以下になります。

<利用前に知っておきたい注意点>

  • 出国審査後のエリアからは距離がある。搭乗ゲートに戻る時間も考慮が必要
  • 時間帯によっては混雑する。特にシャワーとリラックゼーションルームは早いもの勝ちのため注意

 

まとめ

今回は、香港キャセイラウンジの中でも特に人気の高い「The Pier(ザ・ピア)ビジネスクラスラウンジ」をご紹介しました。

出国審査からは遠いものの、ヌードルバーでの美味しい麺料理やティーハウスでの優雅な時間を考えると、多少時間はかかっても行く価値は十分にあると感じました。

私はJALビジネスクラス搭乗者で指定ラウンジである「香港カンタスラウンジ」とはしごして利用しましたが、フードのクオリティーの高さはやはりキャセイラウンジの方が上でした。

 

香港国際空港にはたくさんのラウンジがありますので、ビジネスクラス以上の搭乗者および上級会員の方ははしごしてサービスを比較してみるのも楽しいですね。

MEMO

香港国際空港には「センチュリオンラウンジ」もあります。これら対象カードを保有している方はこちらも併せて利用するのも楽しいです。

 

それでは、また!

 

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