成田空港のラウンジ比較:KALラウンジ vs デルタスカイクラブ
成田国際空港の航空会社ラウンジの比較を行いたいと思います。比較を行うのは、KALラウンジ(大韓航空)とデルタスカイクラブ(デルタ航空)です。どちらも今回のイタリア旅行の往路で利用したものです。どちらのラウンジも保安検査後のエリアにある航空会社ラウンジで、スカイチームのエリート資格があれば、エコノミークラスのチケットでも利用することができました。(ただし、チケットはスカイチームのものである必要はありますが・・) 果たして、どちらがおすすめでしょうか?比較してみたいと思います。
目次
成田空港の比較を行うラウンジは?
今回のイタリア旅行ではアリタリア航空を利用しましたので、成田国際空港の第1ターミナルの発着になります。
なので、今回、出国の際に利用したラウンジも第1ターミナルのラウンジになります。
成田空港の第1ターミナルには、アリタリア航空が所属するスカイチームの航空会社ラウンジとしては、以下の2つがあります。
なので、今回は以下の2つを利用してみて、比較を行いたいと思います。
- KALラウンジ
- デルタスカイクラブ
KALラウンジ
まずは、最初に伺った、KALラウンジをご紹介したいと思います。
KALラウンジとは
KALラウンジは大韓航空の航空会社ラウンジです。利用できるのは、基本、大韓航空のファーストクラス、ビジネスクラス利用者です。
ただし、大韓航空はスカイチームのメンバーなので、スカイチームのエリート資格保有者かつスカイチームの当日フライトの搭乗券もしくは航空券保有者でも利用できます。
いづれも、資格保有者本人と同行者1名まで利用できます。
ピピノブたちは、1名がスカイチームのエリート資格保有者(デルタアメックスゴールドの保有で自動的にデルタのゴールドメダリオン資格を保有)でした。
スカイチームのメンバーであるアリタリア航空の搭乗券を提示することで、夫婦2人で利用することができました。
デルタアメックスゴールドの特典等については、こちらの記事でご紹介しています。
「航空会社ラウンジ」とゴールドカードで利用できる「カードラウンジ」の違いについては、こちらの記事をご参照ください。
KALラウンジの基本情報
KALラウンジの基本情報は以下になります。アルコールはありますが、シャワーがないのが残念なところです。
- 営業時間:7:35 – 20:50
- 場所:中央ビル、3階
- 設備:アルコールあり、シャワーなし、WiFiあり
KALラウンジ利用レポート
KALラウンジは中央ビルに位置しています。中央ビルの26番ゲート付近まで行くと、以下のような案内板が出ています。淡いブルーの看板が目印です。
案内に従って進むと、KALラウンジの入り口に到着します。
ラウンジの雰囲気は以下のような感じです。人が識別できないように、遠目に撮りました。(^_^;) ラウンジ全体の広さとしては、あまり広くなく、手狭な印象を受けます。
利用者としては、アジア人が8割、欧米人が2割ぐらいの感じでした。
大韓航空のラウンジなので、韓国の方が多いのかな?というのと、こちらのラウンジは、「プライオリティーパス」でも利用できることから、プラオリティーパス利用者も多いと思われます。
そんなこんなの理由で、アジア人率が高いと思われます。(プラオリティーパスは、楽天プレミアムカード等で、最近は結構手軽に入手できます)
ドリンクのエリアはこんな感じです。日本酒、ワイン、ウイスキー等が、ひと通り置かれてます。1種類ずつなので、種類豊富とは言えませんね・・。
あと、ビールサーバーがちゃんとありました。これはちょっと意外。以前伺った時は、缶ビールだけで、ビールサーバーはなかったように記憶しているんですが、改善されたんですかね?
ビールサーバーで用意されている銘柄は2種類。バドワイザーとキリン一番搾りの2種類です。どちらも、キリンですね。ビールサーバーがあると、やっぱり嬉しいですよね。テンションがあがります。(^_^)
軽食エリアはこんな感じです。写真の一番向こうでわかりズラいですが、カップラーメンが数種類置かれています。あと、おにぎりや、デニッシュなどの甘いパンなどもあります。
あとは、オレオや柿の種、ビスケットなどのスナック系が並んでいます。種類は決して多くはありませんが、空腹を満たすための実用的な品揃えといった感じですかね。(^_^;)
せっかくビールサーバーがあったので、一番搾りを頂いてきました。あとは、スナックを少々。
この時、まだ朝の10時ぐらいです。朝から飲むビールは最高ですね!旅行に行く時ぐらいしか朝ビールはしないので、朝ビールをすると、これから旅が始まる感が満載になります。
デルタスカイクラブ
続いては、デルタスカイクラブをご紹介したいと思います。
デルタスカイクラブとは
デルタスカイクラブはデルタ航空の航空会社ラウンジです。利用できるのは、基本、デルタ航空のファーストクラス、ビジネスクラス利用者です。
ただし、デルタ航空はスカイチームのメンバーなので、スカイチームのエリート資格保有者かつスカイチームの当日フライトの搭乗券もしくは航空券保有者でも利用できます。
いづれも、資格保有者本人と同行者1名まで利用できます。
繰り返しになりますが、ピピノブたちは、1名がスカイチームのエリート資格保有者(デルタアメックスゴールドの保有で自動的にデルタのゴールドメダリオン資格を保有)でした。
スカイチームのメンバーであるアリタリア航空の搭乗券を提示することで、夫婦2人で利用することができました。
このあたりのルールは、KALラウンジでも、デルタスカイクラブでも、同じですね。
デルタスカイクラブの基本情報
デルタスカイクラブの基本情報は以下になります。KALラウンジとは異なり、ちゃんとシャワーがあります。
- 営業時間:8:00 – 21:00
- 場所:第1、第2サテライト、4階
- 設備:アルコールあり、シャワーあり、WiFiあり
デルタスカイクラブ
デルタスカイクラブは第1サテライトと第2サテライトの2箇所にあります。当日利用するゲートに近い方のラウンジを利用できるので、搭乗時間ぎりぎりまで楽しむことができます。
追記:2017年5月17日より、第2サテライトのみの営業となりました。
入り口は3階、ラウンジの場所自体は4階になりますので、エレベーターで4階に移動します。
入り口はこんな感じです。結構豪華な印象を受けます。
こちらのラウンジは、かなり広いです。KALラウンジの3倍から4倍ぐらいあると思います(あくまで体感)。
座席のエリアも、4つぐらいに分かれていて、外が見えるカウンターのエリア、ソファーでくつろぐエリア、PCを利用するエリアなど、利用用途によって使い分けることができます。
飲食についても、KALラウンジよりも充実しています。
まずは軽食のエリア。スティックサラダとして、生野菜が用意されていました。あと、時間が朝だったので、デニッシュが2種類と、シリアル、おかゆ、スープ等が用意されていました。
食事に関しては、がっつり食べるというよりは、軽くつまむ感じですね。
こちらがスナックのエリア。定番の柿の種やポテトチップス等が用意されていました。袋詰めでなく、お皿に取り分けるところが、上品な感じがしますよね。
続いては、アルコールのエリア。日本酒、ワイン、ウイスキー等がひと通り置かれています。種類も、KALラウンジよりも豊富な印象を受けます。
ビールサーバーも当然用意されています。スカイクラブの場合は、プレミアムモルツとスーパードライの2種類がありました。サントリーとアサヒですね。
結構混雑していたのですが、奥の方のエリアは空いていたので、こちらのソファー席に陣取ることにしました。
頂いてきたのがこちら。ビールとサラダ、おかゆを少々。味の方は、海外ホテルでの朝食ビュッフェをイメージしていただければ、そのイメージどおりの味です。特別美味しくもなく、まずくもなく、といった感じです。(^_^;)
ピピノブは、プレミアムモルツ党なので、いただいてきたのは当然、プレミアムモルツ。KALラウンジでの一番搾りに続いて、本日2杯目のビールです。繰り返しますが、まだ朝10時なんですけどね。(^_^;)
利用者は、欧米系の方を多く見かけました。欧米系の方が6割、日本人含めたアジア系の方が4割ぐらいという印象を受けました。ちなみに、こちらのラウンジは、プライオリティーパスでは利用できません。あしからず・・。
今回は午前中のスカイクラブの様子をご紹介しましたが、午後はまたちょっと食事の品揃えがことなります。午後のスカイクラブの様子はこちらの記事でご紹介しています。
成田空港のラウンジ:利用用途によるオススメの使い分け
両方のラウンジを利用してみて、こんな使い分けがいいのではないかと思いました。
まあ、総合力ではスカイクラブの方が上なので、特別な理由がなければ、スカイクラブを利用した方が無難だと思います。(^_^)
- 出発前にシャワーを浴びてスッキリしたい:迷わずスカイクラブへ
- プレミアムモルツもしくはスーパードライに目がない:スカイクラブへ
- 出発前から外国っぽい雰囲気を味わいたい:スカイクラブへ
- 広いスペースでゆったりと過ごしたい:スカイクラブへ
- キリン一番搾りもしくはバドワイザーに目がない:KALラウンジへ
- とにかくお腹が空いており、カップラーメンやおにぎりをがっつり食べたい:KALラウンジへ
イタリア旅行のスケジュールのおさらい
今回のイタリア旅行は5泊7日の日程になります。旅行日程は以下になります。
- 1日目:成田からミラノへ移動<AZ787>、ミラノ着(ウェスティン・パレス・ミラノ泊)<== 今ココ
- 2日目:ミラノの観光Day①(ウェスティン・パレス・ミラノ泊)
- 3日目:アウトレットショッピングDay(ヒルトン・ミラノ泊)
- 4日目:ヴェローナ観光Day(ヒルトン・ミラノ泊)
- 5日目:ミラノ観光Day②(ヒルトン・ミラノ泊)
- 6日目:ミラノから成田へ移動<AZ786>
- 7日目:成田着
イタリア旅行記の全体の目次、記事一覧はこちらになります。まとめ読みにぜひご利用ください。
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陸マイラーの基本となるANAマイルの貯め方とJALマイルの貯め方はそれぞれこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は成田空港の航空会社ラウンジの比較として、KALラウンジとデルタスカイクラブの利用レポートと利用用途による使い分けを考えてみました。
最後の方は、むりくりKALラウンジのいいところを探した感がありますね・・。スカイクラブを利用できるのであれば、やっぱりスカイクラブを利用するのが正解だと思います。(^_^)
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それでは、また!