空港ラウンジとは?カードラウンジと航空会社ラウンジの違いを解説!
空港での待ち時間はなかなか退屈なものですよね。そんな憂鬱な時間を快適な体験に変えてくれるのが「空港ラウンジ」です。飛行機を利用する際「ラウンジ(Lounge)」と書かれた案内板を見かけたことがある方も多いのではないかと思います。ただし、空港ラウンジには「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の2種類があり、それぞれ利用条件(資格)が設けられているため注意が必要です。また、サービス内容も大きく異なっていたりします。以下で詳しくご紹介していきます。
目次
空港ラウンジとは
空港ラウンジとは、空港内に用意されている特別な待合室です。一定の資格を持ったもののみが利用することができます。空港内には、よく「ラウンジ(Lounge)」と書かれた案内板があると思いますが、それにしたがってついていくと発見することができます。
ただ、空港内には、いくつかの種類のラウンジが存在しています。大きく分けると、「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の2種類があります。
<空港ラウンジの種類>
- カードラウンジ
- 航空会社ラウンジ
カードラウンジとは
「カードラウンジ」はその名前のとおり、各クレジットカード会社が発行している「ゴールドカード」の特典の一つとして利用できるラウンジです。
対象となっている「ゴールドカード」を所有していれば利用できるため、利用へのハードルが低いラウンジということが言えます。
基本的には、単一のクレジットカード会社が運営しているわけでなく、複数のクレジットカード会社で共同で運営されています(正確には運営会社と個別提携)。そのため、例えば「JCBカード」のゴールドカード所持者と、「楽天カード」のゴールドカード所持者が、同じラウンジを利用するということになります。
利用条件が低い分、後でご紹介する「航空会社ラウンジ」よりも、設備やサービスの面で劣っているところがあります。設置されている場所も、保安検査前の一般エリアにあったり、保安検査後の制限エリアにあっても、搭乗ゲートからはちょっと離れた場所にあったります。
また、あまり把握していない方が多いのですが、対象となるゴールドカードを持っていなくても、有料でも利用することができます。
<カードラウンジの特徴>
- ゴールドカード保有で利用できる
- 複数のクレジットカード会社で共同運営
- 施設やサービスの面で「航空会社ラウンジ」に劣る
- 場所も不便なことが多い
- 有料でも利用できる
例として、こちらは沖縄の那覇空港のカードラウンジである「くつろぎのラウンジTIME」です。福岡空港の一般エリアにあります。
全体的な雰囲気としては、会社の待合室、もしくは、ビジネスホテルのロビーといった感じでしょうか。
ベンダーが用意されており、ソフトドリンクを無料でいただくことができます。
アルコールは、缶ビール一本のみ無料で提供されます。あとは、有料となります・・。食事の用意はなく、柿ピーやピーナッツなど、ちょっとしたスナックのみいただくことができます。
「くつろぎのラウンジTIME」のレポート詳細はこちらをご参照ください。
航空会社ラウンジとは
一方で、「航空会社ラウンジ」は、航空会社の上級会員、もしくは、国際線であればファーストクラスやビジネスクラス、国内線であればプレミアムクラスなどの、高価な搭乗チケットを保有しているもののみが利用することができるラウンジです。
「カードラウンジ」に比べると利用条件が厳しく、利用へのハードルが高いラウンジということが言えます。
基本的には、単一の航空会社によって運営されています。ANAであれば「ANAラウンジ」、JALであれば「JALサクララウンジ」といった具合です。ANAの上級会員は「ANAラウンジ」を利用することができますが、「JALサクララウンジ」は利用することはできません。そこは、明確に線引きされています。
利用条件が厳しい分、先にご紹介した「カードラウンジ」よりも、設備やサービスが充実しています。設置されている場所も、保安検査後の制限エリア、かつ、その航空会社がよく利用する搭乗ゲートから近い場所に設置されています。
基本的には有資格者のみが利用できるラウンジだったのですが、最近では、羽田空港や成田空港など一部の空港では、有料で「ANAラウンジ」を解放していたりします。
<航空会社ラウンジの特徴>
- 航空会社の上級会員、もしくは、高価な搭乗チケット保有で利用できる
- 単一の航空会社で運営
- 施設やサービスの面で「カードラウンジ」に勝る
- 場所は搭乗ゲート付近で便利
- 一部、有料でも解放している
例として、こちらは東京の羽田空港(国際線)の航空会社ラウンジである「ANAラウンジ」です。羽田空港(国際線)の制限エリアにあります。
ラウンジの中はおしゃれで高級感があります。シティーホテルのような雰囲気です。
ビュッフェ形式で食事も用意されています。サラダからおにぎり、サンドイッチ、カレーなど、充実の品揃えです。ホテルの朝食ビュッフェぐらいの品揃えだと思ってもらえばイメージしやすいと思います。
ヌードルバーなんかも用意されていて、できたての、そば、うどん、ラーメンなども楽しむことができます。
そして、注目なのが、アルコールが飲み放題であるところです。ビールの他にも、ワインや日本酒、焼酎なども用意されています。
シャワールームも用意されていますので、フライトの前にスッキリすることができます。
羽田空港国際線「ANAラウンジ」のレポート詳細はこちらをご参照ください。
カードラウンジと航空会社ラウンジの違い
なんとなく、「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の設備やサービスの違いについて理解いただけたと思います。ここでは、もう少し詳しく、その違いを一覧表でまとめたいと思います。
また、国内線と国際線で、設備とサービスが異なるところが多いので、ここでは分けてまとめたいと思います。
国内線での設備とサービスの違い
国内線における「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の設備やサービスの違いは以下になります。「航空会社ラウンジ」としては、ANAやJALの通常のラウンジ(ANAであれば「ANAラウンジ」、JALであれば「JALサクララウンジ)」をイメージしています。
国内線では、実は、「航空会社ラウンジ」においてもフードやシャワーの提供がないため、違いは、雰囲気と広さ、アルコールの有無、設置場所になります。
<国内線で設備とサービスの違い>
比較内容 | カードラウンジ | 航空会社ラウンジ |
雰囲気 | ビジネスホテルレベル | シティーホテルレベル |
広さ | 狭い | 広い |
スナック | あり | あり |
フード | なし(有料) | なし |
ソフトドリンク | あり | あり |
アルコール | なし(有料) | あり |
シャワー | なし | なし |
設置場所 | 搭乗ゲートからは遠い | 搭乗ゲート付近 |
中でも、特に差が大きいのは設置場所の違いです。「航空会社ラウンジ」は制限エリア内の搭乗ゲート近くに設置されているため、搭乗時間ギリギリまでゆったりと過ごすことができます。
「航空会社ラウンジ」の中には、テーブルや電源、WiFiなども完備されていますし、必要に応じてプリンターやFAXなども利用できるため、搭乗までの待ち時間に仕事を進めることもできます。
一方で「カードラウンジ」の場合は、多くは一般エリアに設置されているため、時間の読みづらい保安検査などの必要時間を考慮すると、あまりゆったりともしていられません。
国際線での設備とサービスの違い
続いては、国際線における「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の設備やサービスの違いです。ここでも、「航空会社ラウンジ」としては、ANAやJALの通常のラウンジ(ANAであれば「ANAラウンジ」、JALであれば「JALサクララウンジ)」をイメージしています。
国際線の「航空会社ラウンジ」では、フードとシャワーが提供されるようになり、ここが「カードラウンジ」との大きな違いとなります。
<国際線での設備とサービスの違い>
比較内容 | カードラウンジ | 航空会社ラウンジ |
雰囲気 | ビジネスホテルレベル | シティーホテルレベル |
広さ | 狭い | 広い |
スナック | あり | あり |
フード | なし(有料) | あり |
ソフトドリンク | あり | あり |
アルコール | なし(有料) | あり |
シャワー | なし(有料) | あり |
設置場所 | 搭乗ゲートからは遠い | 搭乗ゲート付近 |
当記事の前半でご紹介したように、国際線の「航空会社ラウンジ」では、ホテルの朝食ビュッフェレベルのフードが提供されるようになります。
「JALサクララウンジ」のカレー、「キャセイパシフィック航空の担々麺やフレンチトーストなどのように、名物といわれるメニューも存在しているところもあるほど、各社ともにフードには力を入れています。
また、「航空会社ラウンジ」では、無料でシャワーも利用することができます。夏場の夜フライトなど、スッキリとした気分でフライトに臨めるため、本当に助かります。
空港ラウンジの利用資格とは
「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の設備やサービスの違いについて理解いただいたところで、それぞれの利用資格の詳細を確認していきたいと思います。まずは「カードラウンジ」です。
カードラウンジの利用資格
「カードラウンジ」は、各クレジットカード会社が発行している「ゴールドカード」などの特典の一つとして利用できるラウンジでした。具体的には、以下のようになります。(以下は、羽田空港国内線のカードラウンジの例です。)
<「カードラウンジ」を利用できるクレジットカード一覧①>
<「カードラウンジ」を利用できるクレジットカード一覧②>
- ダイナースクラブ
- ダイナースクラブ
- Visaカード
- Visaプラチナカード
- ゴールドカード
- JCBカード
- JCB ザ・クラス
- JCB プラチナ
- JCB ゴールド ザ・プレミア
- JCB ゴールド
- UCカード
- ゴールドカード
- ヤングゴールドカード
- MUFGカード
- MUFGカード
- プラチナ
- ゴールドプレステージ
- プレミオ
- DCカード
- DC ゴールドカード
- DC ゴールドカードヴァン
- ニコスカード
- ゴールドカード
- プレミオ
- オリコカード
- THE PLATINUM
- The Gold
- Gold UPty
- THE WORLD
- ライフカード
- ライフカードゴールド
- ビジエンス・ビジネス
- カードゴールド
- TS CUBICカード
- ゴールドカード
- レクサスカード
- 楽天カード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ブラックカード
- 楽天ゴールドカード
- EPOSゴールドカード
- エポスプラチナカード
- エポスゴールドカード
- イオンゴールドカード
- ゴールドカード
- エムアイカード
- 三越 M CARD GOLD
- MICARD GOLD
- 伊勢丹アイカードゴールド
- アメリカン・エキスプレスカード
- アメリカン・エキスプレス(ブルーカード、および一部の法人カード、提携カードを除く全てのカード)
- アプラスカード
- World Elite Mastercard®
- World Mastercard®
- Gold Card
- ジャックスカード
- ジャックスカードプラチナ
- ジャックスカードゴール
- OCS-VISAゴールドカード
- OCS-VISAゴールドカード
ダイナースクラブやアメリカン・エキスプレスカードは、通常カードでも他のクレジットカードのゴールドカードレベルのサービスを利用できますので、券種に限らず「カードラウンジ」を利用できるようになっています。それ以外のクレジットカードについては、ゴールドカード以上の券種が必要であることがわかりますね。
基本的には、ゴールドカード保有者である「本人」のみが無料で利用することができます。その際、本人名義のクレジットカードと当日の搭乗券(もしくはその控え)を提示する必要があります。
同伴者は有料となります。利用料金は場所により異なりますが、基本的には税込1,080円という設定となっているところが多くあります。
ただし、アメリカン・エキスプレスカードとポルシェカードのみ、当日の搭乗内容が確認できるものを提示すれば、同伴者1名まで無料で利用することができます。
「カードラウンジ」の利用資格をまとめると以下のようになります。
<「カードラウンジ」の利用資格>
- 利用資格:対象となっている本人名義のクレジットカードの保有
- 利用料金:本人無料、同伴者有料(ただし、アメリカン・エキスプレスカードとポルシェカードのみ、同伴者1名まで無料)
- 利用に必要なもの:本人名義のクレジットカードと当日の搭乗券(もしくはその控え)
「カードラウンジ」の利用資格の詳細は以下公式Webサイトもご参照ください(羽田空港の例ですが、他の空港でもほぼ共通です)。
航空会社ラウンジの利用資格
続いては、「航空会社ラウンジ」です。「航空会社ラウンジ」は、航空会社の上級会員、もしくは、国際線であればファーストクラスやビジネスクラス、国内線であればプレミアムクラスなどの、高価な搭乗チケットを保有しているもののみが利用することができるラウンジでした。
ここでは代表例として、ANAとJALの利用資格を確認してみたいと思います。
ANAのラウンジの利用資格
ANAの通常レベルのラウンジである「ANAラウンジ」の利用資格の詳細は以下になります。
上級会員として「ANAラウンジ」を無料で利用できるようになるのは「プラチナ」からになります。その際、本人に加え、同伴者1名まで無料で利用できるのは嬉しいポイントです。「ダイヤモンド」になると、最上級の「ANAスイートラウンジ」を利用できるようになります。
<「ANAラウンジ」利用資格の詳細>
- ANA上級会員
- ダイヤモンド(本人+同伴者1名まで)
- プラチナ(本人+同伴者1名まで)
- SFC会員(本人+同伴者1名まで)
- スターアライアンス上級会員
- ゴールドメンバー(本人+同伴者1名まで)
- 下記搭乗クラス利用者
- 国際線ファーストクラス(本人+同伴者1名まで)
- 国際線ビジネスクラス(本人のみ)
- 国際線プレミアムエコノミー(本人のみ)
- 国内線プレミアムクラス(本人のみ)
- ANAミリオンマイラープログラムの「Lounge Access Card」メンバー
- 本人+同伴者1名まで
- ANAプレミアムカード保有者
- 国内線「ANAラウンジ」のみ(本人のみ)
- 「ANA SUITE LOUNGEご利用券」利用者
- 1枚につき1名のみ
- 「有料ラウンジサービス」利用者
- 羽田空港「ANAラウンジ」(国内線):3,100円
- 羽田空港「ANAラウンジ」(国際線):4,000円(事前申込)、6,000円(当日申込)
- 成田空港「ANAラウンジ」(国際線):4,000円(事前申込)、6,000円(当日申込)
最近では、プレミアムエコノミー(国際線)でも「ANAラウンジ」を利用できるようになっています。
また、羽田空港と成田空港に限定されますが、「有料ラウンジサービス」として「ANAラウンジ」が一般の方にも解放されています。ただし、安くない価格設定となっています。それだけ、設備とサービスには自信があるということでしょうね。
「ANAラウンジ」利用資格の詳細は以下公式Webサイトもご確認ください。
JALのラウンジの利用資格
JALの通常レベルのラウンジである「JALサクララウンジ」の利用資格の詳細は以下になります。
上級会員として「JALサクララウンジ」を無料で利用できるようになるのは「サファイア」からになります。その際、本人に加え、同伴者1名まで無料で利用することができます。「ダイヤモンド」になると、最上級の「JALダイヤモンドプレミアムラウンジ(国内線)」「JALファーストクラスラウンジ(国際線)」を利用できるようになります。この辺りは、ANAと基本的には同じルールですね。
<「ANAラウンジ」利用資格の詳細>
- JAL上級会員
- ダイヤモンド(本人+同伴者1名まで)
- サファイア(本人+同伴者1名まで)
- JGP会員(本人+同伴者1名まで)
- JGC会員(本人+同伴者1名まで)
- ワンワールド上級会員
- エメラルド(本人+同伴者1名まで)
- サファイア(本人+同伴者1名まで)
- 下記搭乗クラス利用者
- 国際線ファーストクラス(本人+同伴者1名まで)
- 国際線ビジネスクラス(本人のみ)
- 国際線プレミアムエコノミー(本人のみ)
- 国際線エコノミークラス(Y運賃)(本人のみ)
- 国内線ファーストクラス(本人のみ)
- 「ラウンジクーポン」利用者
- 1枚につき1名のみ
- 「有料ラウンジサービス」利用者
- 羽田空港「JALサクララウンジ」(国内線):3,000円
JALの場合は、「国際線エコノミークラス(Y運賃)」でも「ANAラウンジ」が利用できるところが面白いところです。ただ、その分、チケット代金は高いという噂がありますが・・。
また、ANAと同じように、有料でラウンジを一般の方にも解放していますが、範囲は羽田空港の国内線のみとなっています。
こうやってみていくと、ANAの方が「国際線」のラウンジを有料で解放しているところがあり、若干間口が広くなっている印象がありますね。
「JALサクララウンジ」利用資格の詳細は以下公式Webサイトもご確認ください。
空港ラウンジの利用方法
「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の利用資格について理解いただいたところで、それぞれの利用資格を獲得する方法を確認していきたいと思います。まずは「カードラウンジ」です。
カードラウンジの利用方法
「カードラウンジ」は、各クレジットカード会社が発行している「ゴールドカード」などの特典の一つとして利用できるラウンジでした。ですので、その利用資格を獲得するには、対象となる「ゴールドカード」の会員となる必要があります。
オススメのクレジットカードは「ANAアメックスカード」
そんな中、オススメのクレジットカードは「ANAアメックスカード」です。「ANAアメックスカード」は、年会費が「7,000円(+消費税)」というクレジットカードです。
普通のクレジットカードにしては年会費が高いとお感じなるかもしれませんが、「ANAアメックスカード」は「アメックス」の発行するプロパーカードです。ですので、この「ANAアメックスカード」1枚で同伴者1名まで「カードラウンジ」を利用することができます。
通常のゴールドカードの場合、無料で空港ラウンジを利用できるのは本人である1名のみです。夫婦やカップルなどで利用する際、結局は1名分が有料で追加となってしまいます。その点、「ANAアメックスカード」であれば無駄な追加料金が発生せず安心できます。
- フライトを待つ間も専用ラウンジでゆったりと 【空港ラウンジ】
- カードと搭乗券のご呈示で、アメリカン・エキスプレスがご提供する国内外の空港ラウンジをご同伴の方1名様と共に無料でご利用いただけます。
また、【手荷物無料宅配サービス】として、海外旅行からの帰国時にスーツケース1個を無料で配送してもらえるサービスも提供しています。
- 空港からのお帰りは、どうぞ手ぶらで身軽に 【手荷物無料宅配サービス】
- 海外旅行からのご帰国時に空港からご自宅まで、カード会員お一人様につきスーツケース1個を無料で配送いたします。(成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港)
さらに、海外旅行における【旅行傷害保険】を利用することもできますので、海外旅行に強いクレジットカードというとが言えます。
- 海外旅行時は保険が自動付帯、万一の場合も安心をお届け 【旅行傷害保険】
- 海外旅行の際、国際線航空券やパッケージ・ツアーなどの代金をカードでお支払いいただくと、傷害死亡・後遺障害保険金最高3,000万円(会員のご家族様*には最高1,000万円)の海外旅行傷害保険が自動的に付帯されます。
アメックスカードならではのプロテクションも充実しており、いつもの街中でのお買い物、および、インターネットでのお買い物を安心して利用することもできます。
- カードでお求めの商品には大きな安心をプラス 【ショッピング・プロテクション®】
- 国内外を問わず、カードでお求めのほとんどの商品について、破損・盗難などの損害をご購入日から90日間、1名様年間最高200万円まで補償いたします。
- インターネットでのお買物も安心 【オンライン・プロテクション】
- オンライン・ショッピングで「カード番号を入力するのは少し不安」という方も、アメリカン・エキスプレスのカードなら心配はご無用です。万一、第三者によるインターネット上での不正使用と判明したカード取引については、原則としてご利用金額を負担いただくことはありません。安心してオンライン・ショッピングをお楽しみいただけます。
以上のように、「ANAアメックスカード」は、通常であればゴールドカードが提供しているようなサービスを、割安な年会費で提供していることがわかります。
「ANAアメックスカード」では入会キャンペーンを実施しており、紹介からの入会で最大43,000マイルを獲得することができます。43,000マイルというのは、エコノミークラスでハワイに往復でいけてしまうマイル数です。詳細は以下をご参照ください。
航空会社ラウンジの利用方法
続いては、「航空会社ラウンジ」の利用資格の獲得方法です。「航空会社ラウンジ」を利用資格を獲得するには、大きく分けると、上級会員資格を獲得するか、プレミアムエコノミー以上の搭乗クラスを利用するかになります。
上級会員資格を獲得する方法
「航空会社ラウンジ」を利用するには、ANAであれば「プラチナ」、JALであれば「サファイア」以上のステータスを獲得する必要があります。
それらのステータスを獲得するためには、コストとしては平均的に50万円が必要になると言われています。「航空会社ラウンジ」を利用したいからといって、易々と捻出できる金額ではありませんよね・・。
ただ、通常であれば1年限定のステータスを、永久にする方法も用意されています。ANAであれば「SFC(スーパーフライヤーズカード)」、JALであれば「JGC(JALグローバルクラブ)」というクレジットカード会員になることが、それにあたります。
これらの方法は、マイル修行として、ANAであれば「SFC修行」、JALであれば「JGC修行」という名称で、飛行機好きの間では知られているものです。
マイル修行の基本についてはこちらの記事でまとめておりますので、合わせてご参照ください。
プレミアムエコノミー以上の搭乗クラスを利用する方法
「航空会社ラウンジ」は、プレミアムエコノミー以上の搭乗クラスでも利用することができます。国際線のファーストクラスやビジネスクラスも、もちろんこれに該当します。
しかしながら、これら、ファーストクラスやビジネスクラス、プレミアムエコノミーといった搭乗クラスのチケットは、当然ながらエコノミークラスのチケットよりも、値が張るものになります。
一人であればまだしも、カップルは夫婦、そして、家族ともなると、なかなかそのコストを捻出するのは難しくなってきますよね。
そんな方にオススメしたいのが、「陸マイラー」活動を始めることです。陸マイラーとは、飛行機に乗らずにマイルを貯める人々の総称ですが、陸マイラーのテクニックを習得すれば、年20万マイルや30万マイルといった、大量マイルを貯めることができるようになります。
これだけ大量のマイルを貯められるようになれば、家族でビジネスクラスで海外旅行に行くことも夢ではなくなります。ビジネスクラスであれば、当然ながら「航空会社ラウンジ」を利用することができますし、フライトでも豪華で快適な体験をすることができます。
当ブログでは、ANAやJAL、デルタ航空といった、主要な航空会社での「大量マイルの貯め方」を公開させていただいております。合わせてご参照ください。
オススメのクレジットカードは「デルタアメックスゴールドカード」
マイル修行するのも、陸マイラー活動するのもめんどくさい、という方には、「デルタアメックスゴールドカード」の入会がオススメです。
「デルタアメックスゴールドカード」に入会すると、アメリカ系大手航空会社である「デルタ航空」の上級会員である「ゴールドメダリオン」をもれなく獲得できてしまいます。(初年度はもれなく、次年度以降は利用金額に応じて)
「デルタ航空」は、「スカイチーム」というアライアンスにも加盟しているため、「デルタ航空」のみならず、世界中にある「スカイチーム」の「航空会社ラウンジ」も利用することができます。
「デルタアメックスゴールドカード」の詳細はこちらをご参照ください。
オススメの空港ラウンジ
ここでは、これまで訪問した中でのオススメの空港ラウンジをいくつかご紹介していきたいと思います。
オススメのカードラウンジ
最近では、「航空会社ラウンジ」に迫る設備とサービスの「カードラウンジ」が登場しています。それが、羽田空港にある「パワーラウンジ(POWER LOUNGE)」です。
「明るく、広くて、おしゃれ」で、ちょっと地味であった「カードラウンジ」の印象を覆すものです。
お酒を飲まない方であれば、十分満足できる内容となっています。「パワーラウンジ(POWER LOUNGE)」の詳細はこちらをご参照ください。
オススメの航空会社ラウンジ
これまで、いくつもの「航空会社ラウンジ」を利用させていただきましたが、中でも印象に残っているのが、アリタリア航空の「カーサアリタリア(CASA ALITALIA)」です。場所は、ミラノのマルペンサ空港です。
この時我々は、デルタ航空のエコノミークラス搭乗でしがが、「デルタアメックスゴールドカード」を保有することで、利用することができました。
こちらの「カーサアリタリア(CASA ALITALIA)」では、イタリアの名産が集められており、絶品のフードを堪能することができました。
「カーサアリタリア(CASA ALITALIA)」の詳細はこちらをご参照ください。
まとめ
今回は、「空港ラウンジとは?」というテーマを中心に、「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の違いから、それぞれの利用資格、利用方法までご紹介させていただきました。
空港ラウンジを利用できるようになると、空港での待ち時間が、憂鬱ものから楽しいもの変化していきます。特に「航空会社ラウンジ」は、設備やサービスが充実しているため、一度その快適さを体験すると、抜け出せなくなります。
当記事では、「カードラウンジ」を利用できるオススメのクレジットカードから、「航空会社ラウンジ」を利用するための、上級会員になる方法や、大量マイルを貯める方法についても触れさせていただいております。これらについても、ぜひチャレンジしていただければと思います。
きっと、海外旅行がもっともっと楽しくなりますよ。
空港ラウンジには「プライオリティパスラウンジ」というものもあります。有料サービスに入会することで、提携の「カードラウンジ」や「航空会社ラウンジ」を利用できるというものです。「プライオリティパスラウンジ」は海外の空港で充実していますが、日本国内でも利用できるところがあります。詳細は以下をご参照ください。
それでは、また!
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高級ホテルの上級会員に興味がある方はこちら。SPGアメックスは、旅行好き、ホテル好きに必須のクレジットカードです。
SPGアメックスと大量マイルを活用した実例はこちら。ほぼ無料で豪華な海外旅行を実現しています。
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