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ラッフルズホテル(シンガポール)ブログ宿泊記!スイートルームの客室をレポート!

ラッフルズホテル(シンガポール)ブログ宿泊記

ラッフルズホテル(シンガポール)ブログ宿泊記!スイートルームの客室をレポート!

「ラッフルズ(Raffles)」はシンガポールを代表する歴史ある名門ホテルです。いつか利用してみたいとずっと憧れていましたが今回念願叶って宿泊することができました。当記事ではブログ宿泊記として、ホテルの外観からロビー、スイートルームの客室、ウェルカムドリンクまでご紹介したいと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

ラッフルズ(Raffles)とは

シンガポールを代表する歴史ある高級ホテル

ラッフルズ(Raffles)はシンガポールを代表する高級ホテルです。イギリス植民地時代の1887年にオープンし130年以上の歴史を誇ります。

全室がスイートルームで構成されたラグジュアリーホテルで、24時間対応のバトラーサービスが特長となっています。

コロニアル様式の白亜の佇まいは「東洋の真珠」と称され、数々の著名人に愛されてきています。また、国を代表するカクテルである「シンガポールスリング」発祥の地としても有名です。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロンクバー

 

近年では2017年2月から2019年8月までの2年以上という時間をかけた大規模改装が行わわれています。歴史ある建物と定評のあるサービスはそのままに、近代的で快適な設備へと生まれ変わっています。

公式サイトは以下になります。

ラッフルズ(シンガポール)

 

ラッフルズホテル(シンガポール)の場所とアクセス

シンガポール市内の中心部であるシティーエリアに位置

ラッフルズホテル(シンガポール)はシンガポール市内の中心部であるシティーエリアに位置しています。シンガポールはタクシー料金が安いためどこへ行くにも便利な立地と言えます。

また、最寄駅はMRTの「エスプラネード」と「シティ・ホール」でそれぞれ徒歩数分の距離となっています。

<最寄駅からのアクセス>

  • MRT「エスプラネード」:徒歩3分
  • MRT「シティ・ホール」:徒歩5分

 

ラッフルズホテル(シンガポール)の周辺地図は以下になります。

 

私自身はチャンギ空港からタクシーで直接こちらのホテルにアクセスしました。所用時間は15分で料金は深夜加算を含めて約31シンガポールドルとなっていました。

チャンギ空港からシンガポール市内へのタクシーおよびGrabでの移動の詳細はこちらをご参照ください。

 

ラッフルズホテル(シンガポール)の予約にはファインホテルリゾートを利用

今回こちらの「ラッフルズホテル(シンガポール)」の予約にはファインホテルリゾート(FHR)を利用しました。

ファインホテルリゾート(FHR)の特典

ファインホテルリゾート(FHR)はアメックスプラチナのホテルプログラムです。ホテル宿泊で上級会員のような様々な特典を受けることができるのが特徴です。

アメックスプラチナの券面

 

「ラッフルズホテル(シンガポール)」におけるFHR特典は以下のようになってました。

<FHRの特典(ホテル共通)>

  • チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
  • チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
  • ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
  • 客室内のWi-Fi 無料
  • チェックアウト時間の延長(16:00 まで)
  • ご滞在中館内でのご利用代からUS$100相当オフ

 

アーリーチェックインとレイトチェックアウト、客室のアップグレードに加えて、2名分の朝食までサービスされるのは素晴らしい特典ですね。

また、US$100相当のホテルクレジットとして当時のレートで「135SGD」ほどの割引を受けられることができました。

円安の状況では強いドルが基準となっているこの特典は有用性が高くなりますね。

 

ラッフルズホテル(シンガポール)ブログ宿泊記:スイートルームの客室をレポート

さて、前置きが少々長くなりましたが、ここからは「ラッフルズホテル(シンガポール)」に実際に宿泊してみた様子をレポートしていきたいと思います。

利用したのは2023年8月下旬の夏休み期間になります。

ホテルの外観

ラッフルズホテル(シンガポール)は白いコロニアル洋式の建物になっています。白亜の宮殿といった佇まいで、かつて「東洋の真珠」と称されたことも納得の上品さです。

ラッフルズホテル(シンガポール)の外観

 

建物の中央には正面エントランスが設けられています。こちらの正面エントランスにはターバンを頭に巻いたドアマンが常に待機しています。

この服装のドアマンはラッフルズホテルのシンボルにもなっています。

見た目はちょっと怖めですが実際に話しかけてみるととてもにこやかで、気軽に写真撮影にも応じてくれます。

ラッフルズホテル(シンガポール)のドアマン(公式サイトより)

ラッフルズホテル(シンガポール)のドアマン(公式サイトより)

 

もちろん、スーツケースなど荷物を持ってホテルにアクセスした場合はやさしくエスコートしてくれます。

 

ホテルのロビー

それでは早速ホテルの中に入っていきましょう。

ホテルのロビーは3階までが吹き抜けになった明るく開放感抜群の空間となっています。大理石の床を含めて多くの部分が白で統一されており気品が漂っています。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロビー(全景)

 

上を見上げると中央には巨大なシャンデリアがかけられており、その美しさに圧倒されてしまいます。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロビー(シャンデリア)

 

このロビーの1階部分は「グランドロビー」というダイニングが併設されており、外来の方もアフタヌーンティーなどをいただくことができるようになっています。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロビー(グランドロビー)

 

2階から上は宿泊者専用のスペースになっています。階段もしくはエレベーターを使いながら館内を散策できるようになっています。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロビー(中央階段)

 

館内にはいろいろなアート作品が展示されています。どれも美しいものばかりで時間を忘れて見惚れてしまいます。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロビー(アート作品)

 

歴史を感じさせる調度品も多く、上辺だけの高級ホテルとは格の違いを感じます。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロビー(調度品)

 

チェックイン

チェックインを行うには1階ロビーから宿泊者専用の奥のエリアに進みます。

ラッフルズホテル(シンガポール)のチェックイン(宿泊者専用エリア)

 

奥のスペースの一角にはコンシェルジュデスクが設けられており、こちらで座りながらゆったりと手続きを行うことができます。

ラッフルズホテル(シンガポール)のチェックイン(コンシェルジュデスク)

 

私がこちらのホテルにチェックインに伺ったのは朝6時半ごろでした。羽田発の深夜便を利用しておりチャンギ空港に早朝に到着したためです。

今回はFHRを利用しての予約だったため、この時間でもあわよくばチェックインできるかと思ったのですが、この日は満室で空き部屋はないとのこと。

さすがに早朝のチェックインはNGでした。

そのため、携帯電話の番号を伝えて客室の用意ができるまで待機することになりましたが、結果として午前10時に部屋の準備OKの連絡をいただきました。

FHR特典としてのアーリーチェックインも12時からですのでそれよりも2時間、通常のチェックイン時間である15時よりも5時も早い対応となります。

とても疲れていて眠かったので感謝感謝です。

ちなみに、待ち時間の間は館内を散策したり、ホテルのプールサイドで寛いだりしていました。プールの様子はまた後日ご紹介したいと思います。

 

アップグレード

FHR特典としては客室のアップグレードもあります。ただ、この日は予約で満室ということで残念ながらアップグレードはありませんでした。

ただ、前述のとおり大幅なアーリーチェックインをさせていただいていたので不満はありませんでした。相殺されて行ってこいの気分です。

ちなみに、今回は「ステートルーム スイート」という客室タイプを予約していました。客室の種類を広さ順に並べると以下のようになります。

<客室の種類>

  • スタジオ スイート(46平米)
  • コートヤード スイート(58平米)
  • ステートルーム スイート(67平米)<=今回予約
  • パームコート スイート(70平米)
  • パーソナリティ スイート(58‐79平米)
  • プロムナード スイート(85平米)

 

ラッフルズホテル(シンガポール)は全室スイートになりますので一番狭い部屋でも46平米の広さがあります。今回予約した「ステートルーム スイート」は真ん中ぐらいの広さになりますね。

ラッフルズホテル(シンガポール)のロビー(ピアノ)

 

客室(ステートルーム スイート)

チェックイン後はアサインされた客室に向かいます。

今回宿泊する「ステートルーム スイート」は「ブラスバサーウィング」という建物に位置してます。本館からは直接接続されています。

客室へはレセプションスタッフのエスコートがあり、館内の説明を受けながら向かいました。

ガーデンスペース

アサインされたのは「ブラスバサーウィング」の2階の客室に向かいます。客室はこんな感じの中庭に面した回廊に沿って配置されてます。美しいですね。

回廊には客室ごとにテーブルとチェアが用意されています。ラッフルズ(シンガポール)の客室にはバルコニーがないため、こちらのスペースがその代わりになっています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ガーデンスペース(回廊)

 

チェアに腰を下ろすと中庭の景色を眺めることができます。こちらでコーヒーや紅茶などのドリンクをいただくこともできます。

ホテルの空気を感じることができ、意外なリラックススペースになっています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ガーデンスペース(チェアとテーブル)

 

客室への扉はこちらになります。チャイムのボタンやドアノブはレトロなデザインで趣を感じますね。

オートロックになっていて「Raffles」の刻印部分にカードキーを当てると解錠できるようになっています。それでは中に入ってみましょう。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ガーデンスペース(玄関扉)

 

リビングルーム

こちら「ステートルーム スイート」は全部で3つのエリアで構成されています。玄関扉を開けて最初のエリアはリビングルームとなっています。

こちらリビングルームにはソファーセットとテーブルが用意されています。内装は白を基調にしておりホテル全体の雰囲気とも統一されていますね。とても上品です。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:リビングルーム(ソファーセットとテーブル)

 

正面には壁掛けのTVが用意されており、ソファーでくつろぎながらTV鑑賞できるようになっています。また、食事用の少し高さの高いテーブルとミニバーが収納されたキャビネットも配置されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:リビングルーム(壁掛けTVとキャビネット、テーブルセット)

 

リビングルームは回廊側の一面が窓になっており明るく開放的な空間になっています。木の格子窓になっており適度に目隠しの役割も兼ねていています。

天井にはシーリングファンも設けられていて、どこか南国リゾートのヴィラのような印象も受けますね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:リビングルーム(格子窓とシーリングファン)

 

ウェルカムギフト

リビングルームのテーブルの上にはウェルカムギフトが用意されていました。この日のウェルカムギフトは赤ワインのボトルとチョコレートのBOXになっていました。

今回はFHRを利用して予約していましたのでその特典かもしれません。ちなみにチョコレートは6種類の異なるフレーバーで構成されたトリュフショコラでかなり上質なものでした。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ウェルカムギフト(ワインとチョコレート)

 

また、封筒の中にはウェルカムレターが用意されており、それとともにステッカーも入っていました。「Raffles Hotel」のロゴとホテルイラストになっていてお土産にちょうど良いですね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ウェルカムギフト(ウェルカムレターとステッカー)

 

ベッドルーム

続いては2つ目のエリアとなる「ベッドルーム」をご紹介したいと思います。

ベッドルームは白い壁とほぼ黒に近いダークブラウンの建具とのコントラストがモダンな雰囲気です。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(全景)

 

今回は2ベッドの客室でした。それぞれのベッドはクイーンサイズになっていてゆとりのある大きさです。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(クイーンベッド2台)

 

ベッドの正面にはクローゼットも兼ねた大型のキャビネットが用意されています。また、キャビネットの中にはTVが収納されており、ベッドでごろごろしながらTV鑑賞できるようになっています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(TVとキャビネット)

 

2つのベッドの間にはサイドテーブルが用意されています。

こちらには照明や空調、カーテンの開閉などをコントロールする電子タブレットが用意されています。改装後ということで最新の設備にアップグレードされていますね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(電子タブレッド)

 

また、引き出しの中には電源が収納されています。通常のプラグ電源のほか、USB電源も用意さているのは嬉しいポイントです。スマホなどの充電に活用できますね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(電源)

 

また、ベッドルームの一角にはデスクも用意されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(デスク)

 

一見するとビジネスデスクのようですが、天板の円形部分を立ち上げると鏡台に変身します。機能的ですね。また、中にはドライヤーも収納されていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(化粧台)

 

ドライヤーはこんな感じです。ブランドはよくわかりませんでしたが風量は強めで使い勝手は良かったです。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ベッドルーム(ドライヤー)

 

バスルーム

続いては3つ目のエリアとなる「バスルーム」をご紹介したいと思います。こちらバスルームは壁全体が大理石でおおわれておりキラキラとした空間になっています。

床に設けられた模様もコロニアル調で素敵ですね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(全景)

 

洗面台は2ボウルになっています。それぞれが独立したカウンターになっていて十分すぎる広さがあります。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(洗面台)

 

バスタブは卵形に近い楕円形でかなりの大きさがあります。お湯を張ると体全体がすっぽりと包み込まれるようです。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(バスタブ)

 

バスタブにはブックスタンドも用意されています。これだけ素晴らしいバスルームだと時間を忘れてゆっくりしたくなりますね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(ブックスタンド)

 

また、バスルームの一角には「バスピロー」も用意されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(バスピロー1)

 

中はこんな感じで、背中部分までカバーされるようなかなり大型ものとなっていました。より快適にバスタイムを楽しむことができますね。至れり尽くせりです。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(バスピロー2)

 

バスタブの奥にはシャワールームとトイレが用意されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(シャワールームとトイレ)

 

シャワールームはこんな感じです。腰をかけるスペースも用意されていて十分な広さがあります。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(シャワールーム)

 

シャワーはハンドシャワーの他、レインシャワーも用意されています。湯量も十分で快適です。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(レインシャワーとハンドシャワー)

 

トイレはこんな感じです。清潔で機能的ですが、個人的にはウォシュレットがなかったのがちょっと残念でした。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(トイレ)

 

ちなみに、バスルーム内のタオルなどのリネンにはラッフルズのシンボールマークが刺繍されています。細かいですが、こういうところに高級ホテルとしてのこだわりを感じますね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(タオル)

 

バスローブもつやつやとした肌触りで重すぎず軽すぎずの上質なものが用意されていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バスルーム(バスローブ)

 

アメニティー

続いてはアメニティーを確認したいと思います。まず石鹸は「BALMAIN(バルマン)」でした。ホテルではしばしば見かけるブランドですね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:アメニティー(石鹸)

 

ボディーローションは「ORMONDE JAYNE(オーモンド・ジェーン)」のものでした。ロンドンにある香水ブランドだそうでとても良い香りでした。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:アメニティー(ボディーローション)

 

シャンプー、コンディショナー、シャワージェルも同じく「ORMONDE JAYNE(オーモンド・ジェーン)」のものとなっていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:アメニティー(シャンプー、コンディショナー、シャワージェル)

 

引き出しの中には、歯ブラシとヘアブラシ、コーム、シャワーキャップ、ソーイングセットが用意されていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:アメニティー(歯ブラシ、ヘアブラシ、コームなど)

 

これらは木製のものが採用されています。今時のエコな仕様になっていますね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:アメニティー(木製の歯ブラシとヘアブラシ)

 

ミニバー

続いてはミニバーをご紹介したいと思います。ミニバーはリビングルームの一角に用意されたキャビネットの中に収納されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ミニバー(キャビネットの外観)

 

上部のカバーを上げるとミニバーのメニューとコーヒーメーカー、ポットのほか、お水のボトルを確認することができます。

「ラッフルズホテル(シンガポール)」の場合、ミニバー内やのコーヒーや紅茶、お水はもちろんのこと、冷蔵庫の中に用意されたソフトドリンクやスナックも無料でいただくことができます。

アルコールは有料になるものの、無料の範囲が広いのは嬉しいですね。客室の料金が高いだけはあります。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ミニバー(キャビネットの内観)

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ミニバー(コーヒーメーカーとポット、水)

 

コーヒーはネスプレッソのカプセルですね。

紅茶は「ラッフルズ(Raffles)」オリジナルでブランドは「1872 Clipper Tea(1872 クリッパーティー)」となっていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ミニバー(コーヒーと紅茶)

 

茶葉としては「イングリッシュブレックファースト」と「アールグレイ」「カモミール」「緑茶」の4種類が用意されておました。

「1872 Clipper Tea(1872 クリッパーティー)」はシンガポールオリジナルのブランドだということです。初めていただきましたが、とても美味しいものでした。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ミニバー(紅茶のティーバッグ)

 

冷蔵庫の中はこんな感じです。一番左の一列以外はソフトドリンク(ノンアルコール)になりますので無料でいただくことができます。

コーラ2種類に加えて、スプライト、トニックウォーター、オレンジジュースがそれぞれ2本ずつと充実した品揃えです。

特にオレンジジュースは「ALAIN MILLIAT(アランミリア)」になっていて無料と言えども手を抜かない姿勢を感じることができました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ミニバー(冷蔵庫)

 

スナックはこちらになります。「Raffles(ラッフルズ)」オリジナルのナッツが3種類用意されていました。「TAMARI」や「GULA MELAKA」など個性的なフレーバーもありどれも上質で美味しくいただきました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ミニバー(スナック)

 

クローゼット

クローゼットはベッドルームのキャビネットの中に用意されています。こちらのサイズ感のものが左右に1台ずつ用意されています。収納力としては十分ですね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:クローゼット(全景)

 

クローゼットの中には金庫が用意されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:クローゼット(金庫)

 

シューケアセットのほか、シューキーパーなんかも用意されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:クローゼット(シューケアセット)

 

また、クローゼットの中にはスリッパも用意されていました。

ただ、こちらがスリッパというか「ルームシューズ」に近いクオリティーもので驚きました。底はゴム張りでかなりしっかりとした作りになっています。

使い捨てにするにはあまりにもったいないレベルですね。ちなみにホテル内のギフトショップでは「25.9SGD」で販売もされていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:クローゼット(スリッパ)

 

その他設備

最後に気になったその他設備についてご紹介したいと思います。

客室内の各種スイッチはこんな感じのデザインになっていました。レトロで趣を感じて良いですね。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:その他設備(各種スイッチ)

 

客室内にはリビングルームとベッドルームに電子タブレットが用意されています。

こちらの電子タブレッドはホームコントロールが可能になっており、室温から照明、カーテンの開閉までボタンひとつで操作できるようになっています。

また、TVのチャンネル操作もこちらの電子タブレッドから可能になっていました。とてもハイテクです。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:その他設備(電子タブレット)

 

またゲストサービスとして「枕メニュー」も用意されています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:電子タブレット(ゲストサービス)

 

こちらの枕メニューからは「そばら殻枕」や「テンピュール」「ロングハグピロー(抱き枕)」などを選んでリクエストできます。

ベッドの上には既に高さの異なる羽枕が2種類(2つずつで計4個)がセッティングされていますが、それに好みのものを追加できるというわけですね。

枕にこだわりのある方でも満足できそうです。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:電子タブレット(枕メニュー)

 

バトラーサービス

「ラッフルズホテル(シンガポール)」は24時対応のバトラーサービスで有名です。電話ひとつでコーヒーや紅茶を無料でいただくことができます。

オーダー可能な紅茶の種類は以下のようになってました。

<オーダー可能な紅茶の種類>

  • イングリッシュブレックファースト、アールグレイ、カモミール、グリーンティー、ジャスミンティー、ウーロン茶

 

ミニバーのソフトドリンクの品揃えもかなり充実していますが、やはり人に淹れていただいたコーヒーや紅茶は一味違って美味しく感じますね。

客室にはポットがありませんので、ポットで淹れていただけるのも嬉しいポイントです。この時は「アールグレイ」をオーダーしましたが「はちみつ」までセットでいただき至れり尽くせりでした。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:バトラーサービス(紅茶)

 

ターンダウン

「ラッフルズホテル(シンガポール)」ではターンダウンのサービスも提供しています。我々の場合は夕食で外出しているタイミングで実施されていました。

まず、就寝への準備として明かりがコントロールされています。リビングルームの窓、およびベッドルームとの境に用意された壁の格子扉が全てクローズされていました。

昼間の明るく開放的なイメージとは一変し、プライバシーが確保された落ち着いた空間になっています。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ターンダウン(明かりの調整)

 

ベッドのセッティングのほか、バスルームの清掃も行われていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ターンダウン(ベッドのセッティング)

 

ベッドの上にはPablo Neruda著の詩集「Passions and Impressions」から「「A Day in Singapore」が抜粋されたものが置かれていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ターンダウン(詩集の抜粋)

 

また、リビングルームのテーブルの上にはチョコレートクッキーも用意されていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の客室:ターンダウン(チョコレート)

 

ウェルカムドリンク

「ラッフルズホテル(シンガポール)」では宿泊者にウェルカムドリンクのサービスがあります。このウェルカムドリンクは自分の好きなタイミングでいただくことができます。

また、場所は客室と「コートヤードバー」から選択することができます。

「コートヤードバー」は、その名前のとおりホテルの中庭に位置するバーです。オープンエアで開放的な雰囲気が特長となっています。

今回我々も「コートヤードバー」でウェルカムドリンクをいただくことにしました。

ラッフルズホテル(シンガポール)のウェルカムドリンク:コートヤードバー(全景)

 

「コートヤードバー」のエントランスはこちらになります。念のため電話で予約してから伺いました。

ラッフルズホテル(シンガポール)のウェルカムドリンク:コートヤードバー(エントランス)

 

ウェルカムドリンクとしては「ラッフルズホテル(シンガポール)」の名物ともなっている「シンガポールスリング」をいただくことができます。

シンガポールスリングは外来からのゲストでもいただくことができますが、その場合1杯5,000円ほどします。これをウェルカムドリンクとして無料でいただけるのは嬉しいですね。

ラッフルズホテル ロングバー体験(シンガポール)

 

シンガポールスリングはノンアルコールのものも用意されているため、お酒が飲めない方も安心です。こちらの写真では、左がアルコール、右がノンアルコールになっています。

ラッフルズホテル(シンガポール)のウェルカムドリンク:コートヤードバー(シンガポールスリング)

 

シンガポールスリングはパイナップルジュースをベースにフルーティーで甘酸っぱい味わいになっています。亜熱帯で一年中暑い気候のシンガポールにピッタリとマッチしますね。

シンガポールスリングにはセットで「殻付きのピーナッツ」も提供されます。

オープンエアで気持ちの良い空間の中でホテルの空気感を味わいながら楽しい時間を過ごすことができました。

ラッフルズホテル(シンガポール)のウェルカムドリンク:コートヤードバー(殻付きピーナッツ)

 

ラッフルズホテル(シンガポール)の宿泊料金とFHRのお得度

ラッフルズホテル(シンガポール)の宿泊料金

今回、こちらの「ラッフルズホテル(シンガポール)」には、アメックスプラチナの「ファインホテルリゾート(FHR)」を利用して宿泊しました。

予約したのは「ステートルームスイート」で価格は145,946円となっていました。

ラッフルズホテル(シンガポール)の宿泊料金(FHR)

 

念のため「ラッフルズホテル(シンガポール)」の公式サイトでも同じ条件で価格を調べてみましたが、ほぼ同じ価格になっていました。

 

FHR特典の適用結果とその価値

今回の「ラッフルズホテル(シンガポール)」の宿泊におけるFHR特典の適用結果は以下のようになります。

<FHRの特典(ホテル共通)>

  • チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン<=通常より5時間前の10:00にチェックイン
  • チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード<=満室のため適用なし
  • ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)<=適用
  • チェックアウト時間の延長(16:00 まで)<=適用
  • ホテルクレジット(100ドル分)<=適用

 

当日は満室ということで残念ながらアップグレードを受けることはできませんでしたが、それ以外の特典は適用いただくことができました。

特にアーリーチェックインとレイトチェックアウトの組み合わせで30時間ほど滞在することができました。高級ホテルであればあるほど滞在時間が長くなるとお得度が高くなりますね。

また、レストラン朝食は1人72SGD、2人で144SGDでしたので、ホテルクレジットと合わせると今回の滞在で295SGD(=29,853円)分の価値を受けることができたという計算になります。

<FHR特典の価値>

  • お部屋のアップグレード:なし
  • レストラン朝食2名分:144SGD
  • ホテルクレジット:135SGD
  • 合計:279SGD(=29,853円)

 

アメックスプラチナは年会費が高いものの、FHRを年3回から4回ほど利用できればその元を回収することができてしまいます。

旅行好きの方であればそれ以上の価値を得ることも難しくないと感じています。

 

アメックスプラチナのお得な入会方法

アメックスプラチナはトラベル系の特典が特に充実

アメックスプラチナは特典豊富なクレジットカードです。

特にトラベル系の特典が充実していることで有名です。今回ご紹介した「FHR」もそのひとつということになります。

アメックスプラチナの券面

 

アメックスプラチナの代表的な特典は以下になります。青字がトラベル系の特典となります。代表的なものだけにしぼってもこれだけあるというのはすごいですよね。

<アメックスプラチナの代表的な特典>

  • メタル製カードによる特別なステータス性
  • 24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュ・デスク
  • ホテル・メンバーシップで4つのホテルグループで上級会員資格を取得
  • ファイン・ホテル・リゾート(FHR)で世界中のホテルで上級会員同等の待遇
  • フリー・ステイ・ギフトで毎年1泊の無料宿泊
  • 入会初年度に30,000円分のトラベルギフトを獲得
  • 更新時に毎時20,000円分のトラベルギフトを獲得
  • グローバル・ラウンジ・コレクションで世界中でラウンジが利用可能
  • 手荷物無料配送サービスでスーツケース2個まで配送可能
  • 2 for 1ダイニング by招待日和で1名分のコース料金無料
  • 家族カードの年会費が4枚まで無料
  • メンバーシップ・リワード・プラスへ無料登録可能
  • 対象加盟店および海外利用で3%のポイント還元
  • 旅行傷害保険と海外航空遅延費用補償の充実
  • 個人賠償責任保険の提供
  • ホームウェア・プロテクションの提供
  • スマートフォン・プロテクションの提供
  • ダイニング、ショッピング、エンターテイメントで20%キャッシュバック
  • 誕生日プレゼントを毎年獲得
  • アメックスプラチナだけのキャンペーンの提供

 

アメックスプラチナの特典とメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

アメックスプラチナは入会キャンペーンを実施中

アメックスプラチナは特典やメリットが豊富な反面、年会費が「13万円(税抜)」と高額になっています。ちょっと躊躇してしまう金額ですよね。

そんな中、アメックスプラチナでは入会キャンペーンを実施しており条件クリアで大量ポイントを獲得することができます。

獲得したポイントはマイルに交換することで価値を高めることがでいます。また、年会費に充当して年会費負担を軽減することもできます。

アメックスプラチナの入会キャンペーンの最新情報はこちらにまとめています。合わせてご参照ください。

 

まとめ

今回は「ラッフルズホテル(シンガポール)」のブログ宿泊記として、ホテルの外観からロビー、スイートルームの客室、ウェルカムドリンクまでご紹介させていただきました。

宿泊料金が高額なため予約するまではかなり悩みましたが、コロナ禍を挟んで数年ぶりのシンガポール旅行ということで奮発してみました。

ずっと憧れていたホテルということでそこに泊まれるだけでも感慨深いものがありましたが、ハード面でもサービス面でも想像以上に素晴らしいものでした。

結果として、宿泊料金以上の価値ある経験をすることができ泊まって良かったと感じることができました。

また、今回はアメックスプラチナのファインホテルリゾート(FHR)を利用したことで様々な特典を受けることができました。それによって満足度が底上げされたことも大きかったと思います。

FHRは高級ホテルで使ってこそ、その価値を発揮しますね。

 

次の記事ではラッフルズホテル(シンガポール)のプールとジム、ギフトショップ(お土産)といった共用施設を様子をご紹介したいと思います。

==>次の記事

 

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それでは、また!

 

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