【ハワイ】ホノルル-成田(NH183便)搭乗記:機内食からシート、アメニティーまでレポート!
今回のハワイ旅行では、ホノルルから成田への帰路に、ANAビジネスクラスを利用しました。ビジネスクラスを利用する場合、そのサービスは飛行機に搭乗する前から始まっています。空港での優先チェックインから始まり、優先(もしくは専用)保安検査場、空港ラウンジ、優先搭乗などなど、様々なポイントでサービスを受けることができます。もちろん飛行機に搭乗してからは、ウェルカムドリンクや豪華な機内食の提供、幅広で大きくリクライニングするシートなど、エコノミークラスとは比べものにならない、快適なサービスが待っています。当記事では、ホノルル発成田着のANAビジネスクラス(NH183便)の搭乗記として、これらビジネスクラスのサービスを詳しくご紹介していきます。
目次
ビジネスクラスでハワイ:フライトスケジュール
今回のハワイ旅行で利用した、ビジネスクラス(ハワイ・ホノルル線)のフライトスケジュールは以下になります。
今回ご紹介するのは、復路(NH183便)の搭乗記になります。
<ビジネスクラス(ハワイ・ホノルル線):フライトスケジュール>
- 往路(NH182便):成田21:35発、ホノルル10:10着
- 復路(NH183便):ホノルル09:45発、成田13:00着(翌日)
私が発券したANA特典航空券の詳細につきましては、こちらもご参照ください。
また、往路(NH182便)のANAビジネスクラス搭乗記はこちらになります。
ビジネスクラスでハワイ(ホノルル-成田):優先チェックインの様子
さて、ここからは、ビジネスクラス ホノルル-成田(NH183便)の搭乗記をお送りして行きます。まずは、優先チェックインの様子からです。
今回利用したのはANAビジネスクラスです。ANAビジネスクラスの場合、ホノルル空港のチェックインカウンターで優先チェックインを受けることができます。
こちらの写真のように「Business Class」と書かれた看板が、優先チェックインの目印です。
一般のレーンよりも格段に空いていますので、スムーズにチェックインを済ますことができて快適です。スタッフの方の対応も、心なしか丁寧です。
こんな感じで、無事、ビジネスクラスのチケットを発行していただきました。ビジネスクラスを表す「C」の文字が眩しいです。
また、こちらのチケットの右下には「Gold Lane」と記載されていて、優先保安検査場を利用できることが示されています。
また、左下には「United Club」と記載されていて、ユナイテッド航空の空港ラウンジができることもわかりますね。
ビジネスクラスでハワイ(ホノルル-成田):優先保安検査場(GOLD LANE)の様子
ということで、ANAビジネスクラスの場合、ホノルル空港では、優先保安検査場である「GOLD LANE」を利用することができます。せっかくなので、利用してみましょう。
保安検査場に向かうと、こちらの写真のように「GOLD LANE」と書かれた列がありますので、そちらに並びます。
優先保安検査場というだけあって、利用者が限られているので、一般の列よりもスムーズに保安検査を実施することができます。
保安検査は最近チェックが厳しく、時間がかかり気味ですので、優先保安検査場を利用することで、時間が節約できるのは嬉しいポイントです。
ビジネスクラスでハワイ(ホノルル-成田):空港ラウンジ利用の様子
保安検査を終了し、制限エリアに移動した後は、空港ラウンジを利用しました。ANAビジネスクラスの場合、ユナイテッド航空の空港ラウンジである「United Club」が指定されています。
今回は素直にそちらを利用しました。
日本国内の国際線ANAラウンジのような、充実設備を期待して利用すると、若干裏切られる結果になると思いますが、搭乗時間ギリギリまでラウンジでくつろぐことができるのは、ビジネスクラス利用者の特権です。
今回利用したホノルル空港の「United Club」の詳細については、こちらをご参照ください。
ビジネスクラスでハワイ(ホノルル-成田):優先搭乗の様子
そんなこんなで、空港ラウンジで搭乗時間ギリギリまで過ごした後は、搭乗ゲートまで移動します。
今回お世話になる飛行機はこちらです。天気も良さそうですね。
搭乗ゲートに移動後、ほどなくして機内への搭乗が開始されました。ANAビジネスクラス利用の場合は、優先搭乗が利用できますので、こちらもせっかくなので利用しました。
ビジネスクラスの場合、搭乗ゲートの待合のシートよりも、機内のシートの方が居心地が良いので、優先搭乗はなかなかありがたいですね。
ビジネスクラスでハワイ(ホノルル-成田):ANAビジネスクラス搭乗記
ANAビジネスクラス(NH183便):機内の雰囲気
それでは、お楽しみの機内の様子です。今回利用した機材は、「B787-8」でした。往路は最新の「B787-9」でしたが、復路では「B787-9」の空きがなく、「B787-8」の選択となりました。
座席はこちらになります。今回は夫婦2人の利用でしたが、運良く、窓側の2人並び席を確保することができました。
機内に着席すると、ほどなくして、CAさんのご挨拶と、ウェルカムドリンクの提供があります。ウェルカムドリンクは、スパークリングワインとオレンジジュース。
エコノミークラスだと、 CAさんのご挨拶と、ウェルカムドリンクの提供もありませんので、これが始まると、ビジネスクラスに乗っているんだな、という実感が湧いてきます。
ANAビジネスクラス(NH183便):シート
さて、今回利用した機材は「B787-8」でした。最新の「B787-9」との大きな違いは、シートにあります。
「B787-9」のシートは「スタッガード」と呼ばれるもので、シート配置が網目模様のように互い違いになっており、個々人のスペースが広く、また、シートがフルフラットになるのが特徴です。
一方、「B787-8」のシートは「クレードル」と呼ばれるもので、ゆりかごのような構造になっています。シートはかなり後ろまでリクライニングできますが、フルフラットまでにはなりません。
ビジネスクラスシート一覧|Service & Info[国際線]|ANA
今回利用した「クレードル」のシートを、一番後ろまで倒してみるとこんな感じです。若干(15度ぐらい?)傾斜が付いているのがわかりますね。
ただ、印象としては、思ったよりもフラットに近いところまで倒すことができたので、寝るには全然支障はありませんでしたね。
(注:私はフルフラットにできるシートでも、若干傾斜をつけて寝るので、好みもあります)。
隣のシートとの間には、こちらの写真のような目隠し(パーティション)がありますので、若干のプライバシーは確保できるようになっています。
あと、シートとシートの間には、小さなテーブルがあります。こちらには境界線が引かれていませんので、後々、領土争いが発生する可能性があります(笑)。
ANAビジネスクラス(NH183便):アメニティー
続いては、気になるアメニティーです。ANAビジネスクラスの場合、アメニティー用のポーチが用意されていることが多いですが、残念ながらホノルル線は対象外になっています。
ですので、アメニティーとして用意されているのは、枕や毛布、ヘッドホンなど、至極一般的なものばかりです・・。
ただ、機内食の提供後のまったりタイムになると、機内のカウンターの上に、おしぼりや歯ブラシ、洗口剤などが自由にいただけるように設置されます。
こちらの写真には、ホノルルクッキーも写っていますね。こちらも自由にいただけるようになっていました。
ANAビジネスクラス(NH183便):機内食のメニュー
ビジネスクラスの楽しみといえば、機内食です。ANAビジネスクラスのホノルル線のメニューは、こちらの写真のように、ハワイの風景がイラストされています。
とってもかわいいですね。
この日のメニューとしては、和食と洋食の選択式になっていました。
写真だとわかりづらいですので、以下に転記します。我々は夫婦2人での利用でしたので、和食と洋食、それぞれを選択することにしました。
<和食>
口取り
- わさびもずく 鱧南蛮漬け
- 帆立貝照り焼き 鰊甘露煮
主 菜
- 鰤照り焼き
- 五目御飯
- 味噌汁
<洋食>
アペタイザー
- パスタサラダと鴨のスモーク
メインディッシュ
- 牛フィレ肉のステーキ ピッツァイオーラ風 [433 kcal]
ブレッド
- タロブレッド
<デザート(共通)>
- マンゴーパンナコッタ または オペラケーキ
ANAビジネスクラス(NH183便):機内食(和食)
ここでは、ANAビジネスクラスの機内食の様子をご紹介します。まずは、和食の様子です。
ドリンクとしては、こちらのシャンパン(シャンパーニュ ロンバルディ キュヴェ ブリュット アキシオーム)を選択しました。
ANAビジネスクラスでは、スパークリングワインではなく、シャンパンが提供されているので、シャンパンをいただくのが楽しみの一つでもあります。
味の違いがわかるかどうかは置いていて、まあ、雰囲気ですよね(笑)。
食事が提供されるまで、しばし時間がかかるので、おつまみとして、「あられ」も一緒に提供されます。ただ、これを食べてしまうと、おなかが膨れてしまうので、いつも食べるのは我慢です。
そんなこんなで、やってきた和食がこちらになります。ひとつのお盆に乗せられて、どどーんとやってきます。
ANAビジネスクラスの和食は、やさしい味付けで上品な仕上がりになっているのが特徴です。
いつもはちょっと物足りない感があるのですが、ハワイ旅行中に和食を食べていなかったので、なんかいつもよりも美味しく感じました。
やはり、日本人は和食が恋しくなるんですね。
ANAビジネスクラス(NH183便):機内食(洋食)
続いては、洋食の様子です。洋食の場合、まずはお盆にサラダとパンだけが載った状態でやってきました。
その後に、熱々のメインが遅れて登場です。
牛フィレ肉のステーキということで、焼き加減とかどうなるんだろう、と思っていたのですが、こちらの写真のように、ほんのりと赤みが残るような絶妙な感じで仕上がっていました。
どうやって作っているのかよくわかりませんが、機内食とは思えないですね。味の方も、お肉がみっちりしていて、なかなか美味しかったです。
ANAビジネスクラス(NH183便):機内食(デザート)
機内食の最後はデザートの提供です。デザートは、こちらの写真のようなワゴンでやってきます。こちらから、好きなものを選択していただくことができます。
この日はデザートは3種類の提供でしたが、せっかくなので、3種類ともいただきました。こちらは、フルーツとマンゴーのパンナコッタ。
こちらは、オペラケーキです。どちらも、ハワイっぽく、ハイビスカスの生花が添えられていて、ハワイ感満載です。
合わせて、コーヒーもいただいたのですが、こちらには、ホノルルクッキーも付いてきました。復路でこれから成田に向かうのに、なかなかのハワイ感で攻めてきますね。
日本に帰るのがちょっとさみしくなります。
ANAビジネスクラス(NH183便):機内エンターテイメント
ANAビジネスクラスの場合、機内エンターテイメントとしては、最新の映画を鑑賞することができます。日系の飛行機なので、日本語字幕もちゃんと用意されているので安心です。
いくつか見たいものがあったのですが、この日は「ジョン・ウィック:チャプター2」を見ました。
前作「ジョン・ウィック」と同じく、キアヌ・リーブスが主演のアクション映画です。かなり面白かったので、前作を見て楽しめた方にはオススメですね。
ANAビジネスクラス(NH183便):トイレ
気になる方も多いと思いますので、トイレの様子もご紹介しておきます。今回利用した機材は、ウォシュレット付きのトイレとなっていました。お尻の弱い方も安心です。
トイレの中には、歯ブラシや洗口剤などのアメニティーも、わっさり用意されています。至れり尽くせりです。
ANAビジネスクラス(NH183便):機内食(アラカルト)
ANAビジネスクラスでは、1回目の食事の提供後は、好きなものをアラカルトとして注文することができます。我々は、成田に到着前の軽食として利用することにしました。
うな丼、うどん、サンドイッチなど、和洋いろいろなものが用意されています。
<アラカルト>
- 鰻丼
- きつねうどん
- ツナクロワッサンサンドウィッチ
- 茅乃舎 野菜だしスープ
- チーズプレート( カマンベール、エイジドチェダーチーズ)
- フルーツ
- アイスクリーム
- プティフール
- ミックスナッツ
- ミックスあられ
- あられ( ベジタリアン・ハラール認証済)
今回は、ちょっとめずらしかったので「鰻丼」をお願いしてみました。実物はこんな感じです。ちゃんと、うなぎが載っていますね。味もまぁなかなか。
あとは、お腹にやさしそうな、きつねうどんもオーダー。予想通りのやさしいお味です。
最後はデザートにアイスクリームもいただきました。この日は、ハーゲンダッツのバニラでした。ハーゲンダッツだと、なんか当たりな気分です。
ANAビジネスクラス(NH183便):成田空港に到着
そんなこんなで、ホノルルからのフライトも終わりが近づいてきました。
ホノルルから成田への飛行時間は、約8時間30分ほどあるはずですが、ビジネスクラスに乗ると、この飛行時間もあっという間に感じてしまうから不思議です。
とても快適なので、もっと飛行機の中で過ごしていたい、という気持ちが強くなるからでしょうね。
ビジネスクラスでハワイ(ホノルル-成田):ANAアライバルラウンジの利用
ANAビジネスクラスの利用の場合は、成田空港に到着後に、ANAアライバルラウンジを利用することもできます。今回はせっかくなので利用してみることにしました。
ANAアライバルラウンジの外観はこんな感じです。
ANAラウンジは通常、制限エリアにありますが、こちらのANAアライバルラウンジは、国際線から国内線の乗り換えでも利用できるように、非制限エリアに入り口があります。
この日のANAアライバルラウンジの中の様子はこんな感じです。見事に、誰もいませんでした(笑)。
この日は13時ちょっと過ぎぐらいだったと思いますが、早めの時間だと意外と空いているんですね。
私は東京在住なので、すぐに帰路についても良かったのですが、成田空港の場合、都心部に移動するには、バスでも電車でも1時間ほどかかりますので、ちょっと一息つけるラウンジは助かりますね。
ANAアライバルラウンジの詳細については、こちらの記事もご参照ください。
ハワイ旅行はANAマイルとマリオットポイントで格安に実現可能!
私は2017年から年1回のペースでハワイ旅行に出掛けています。
それも、ANAのビジネスクラスやファーストクラスを利用して、ロイヤルハワイアンやモアナサーフライダーといった高級ホテルを渡り歩くという豪華なプランです。
これを実現するための秘密はANAマイルとマリオットポイントです。
陸マイラー活動を通して貯めたANAマイルと、マリオットアメックスを活用して貯めたマリオットポイントをで、ほぼ無料(=燃油代の出費のみ)で実現することができています。
2022年のハワイ旅行の費用はこちらの記事でまとめています。
陸マイラーのANAマイルの貯め方、およびマリオットアメックスの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、ホノルル発成田着のANAビジネスクラス(NH183便)の搭乗記をお送りしました。
私がANAビジネスクラスを利用するのは、SFC修行で訪れたシンガポール、GWのシドニー旅行に続いて3回目になりますが、何度経験しても、ビジネスクラスというのは良いですね。
私がこれまで経験してきた格安のパッケージ旅行では、エコノミーでの飛行機移動は苦痛以外のなにものでもありませんでした。
これが、ビジネスクラスを利用できるようになると、苦痛であったはず飛行機移動が旅行の楽しみの1つに変化しました。
海外旅行の楽しみといえば、現地の観光がこれまでメインでしたが、飛行機でのビジネスクラスの利用自体が、海外旅行の大きな目的のひとつになりつつあります。
私がビジネスクラスを利用できるようになったのは、日々の地道な陸マイラー活動の成果以外の何者でもありません。陸マイラーをしていなければ、ビジネスクラスを利用するというような贅沢な体験はできるはずがなく、陸マイラーをしていて、本当に良かったな、と最近実感しています。
それでは、また!
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ホノルル空港:ユナイテッド航空ラウンジ「ユナイテッドクラブ」をレポート!ANAビジネスクラス指定の実力は?
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それでは、また!