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上海浦東国際空港で乗り継ぎ!所要時間は?荷物は?中国東方航空利用の体験レポート!

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上海浦東国際空港で乗り継ぎ!所要時間は?荷物は? 中国東方航空利用の体験レポート!

今回は、上海浦東国際空港で乗り継ぎの様子と、中国東方航空ビジネスクラス搭乗記(上海から香港)をお送りします。前半のフライトの到着時間が1時間も遅れてしまったため、乗り継ぎ時間が55分になってしまいました。上海浦東国際空港といえば、乗り継ぎ難易度が高いことが有名な巨大空港です。限られた時間の中で、我々は無事に乗り継ぐことができたのでしょうか?

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

上海浦東国際空港とは

上海浦東国際空港(Shanghai Pudong International Airport)は、中国・上海市浦東新区に位置する国際空港です。上海市中心部から約30kmの場所に位置し、1999年に開港しました。

最初、読み方がわかりませんでしたが、シャンハイプードン、というように読むようです。

上海浦東国際空港は、24時間稼働の国際空港であり、2つのターミナルから構成されている、巨大空港でもあります。

今回利用した中国東方航空を始め、上海航空、中国国際航空のハブ空港ともなっています。

上海浦東国際空港での国際線乗り継ぎルール

中国国内の国際空港では、中国の国内法により、たとえ国際線同士の乗り継ぎであっても、一旦中国の入国・出国審査を受ける必要があります。

ただし、上海浦東国際空港をハブ空港の一つと位置付けている中国東方航空は、以下の条件を満たしている場合に限り、入国・出国審査を改めて受けること無く乗り継ぎが出来るようにしています。

<入国・出国審査を改めて受けること無く乗り継ぎ出来る条件>

  • ターミナル1館内に於ける自社国際線同士の乗り継ぎであること
  • 当日中の乗り継ぎであり且つ受託手荷物が乗り継ぎ便に至るまでスルーでチェックインされていること

 

私は、上記の条件を満たしていますので、今回、入国・出国審査を改めて受けること無く乗り継ぎすることができました。

ちなみに、入国・出国審査を改めて受けることはありませんので、機内で配布される中国への入国カードを記入する必要もありませんでした(入国カード配布時にCAさんに確認)。

詳細については、ご利用便で地上係員の方やCAさんに確認されることをおすすめします。

 

中国東方航空 ビジネスクラスのフライトスケジュール

今回、中国東方航空(China Eastern Airlines)を羽田から上海浦東を経由して香港まで利用しました。フライトスケジュールは以下のようになります。

今回ご紹介するのは、上海浦東での乗り継ぎと、後半のフライトであるMU503便、上海浦東から香港までの様子になります。

<フライトスケジュール>

  • MU576便:羽田(8:40発)=>上海浦東(10:20着)、搭乗時間2時間40分
  • 上海浦東:乗換時間1時間55分 <=今回ご紹介
  • MU503便:上海浦東(12:15発)=>香港(14:55着)、搭乗時間2時間40分 <=今回ご紹介

 

ちなみに、今回の羽田から香港までのフライトは、デルタ航空のマイルを利用して、特典航空券を発券しました。必要となったマイルは、ひとりあたり30,000マイルということで、ビジネスクラスとしては、なかなかリーズナブルです。

デルタ航空のマイルの貯め方、使い方についてはこちらの記事もご参照ください。

 

上海浦東国際空港で乗り継ぎと中国東方航空ビジネスクラス搭乗記:前回までの流れ

前回の記事では、羽田から上海浦東までのフライトの様子をご紹介しました。アクシデントらしいものは全くなかったはずですが、なぜか1時間遅れで上海浦東に到着。

 

もともと、上海浦東での乗り継ぎ時間は1時間55分しか計画されていませんでしたが、これが

残り55分になってしまいました。

上海浦東国際空港といえば、巨大空港として、そして、乗り継ぎの難易度が高いことで有名な空港として有名です。

果たして我々は、乗り遅れることなく、乗り継ぎを成功させることができるのでしょうか・・?

上海浦東国際空港で乗り継ぎレポート!所要時間は?荷物は?

そんなこんなで、1時間遅れで上海浦東に到着しました。焦っているこんな時に限って沖止めです(笑)。

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普通であれば、飛行機を間近で眺められるため楽しい沖止めも、今回ばかりは勘弁してもらいたいところ。

滑走路から空港建物までバスで移動する必要があるため、通常よりも時間がかかります。

この日用意されていたバスはこんな感じです。こちらの写真の左手のゴールドのバスがビジネスクラス用、右手のブルーのバスがエコノミークラス用です。

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ビジネスクラス用の方がこじんまりとしていますが、利用者が少ないため、先に出発できるという利点があります。一刻を争う今回のような事態の際は、嬉しい限りです。

そんなこんなで、エコノミークラスの方たちよりも、若干早く、空港建物に到着できました。

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しかしながら、なんだかんだで10分ほど経過してしまいました。この辺りで搭乗開始時刻になってしまい、気持ちはあせるばかりです。

ここからは、時間との勝負です。常に小走り状態だったため、写真もブレています(笑)。

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私が、上海浦東国際空港に来たのは今回が初めてです。当然ながら、乗り継ぎの方法はわかりません。この先、何が待ち受けているのかはわかりませんでしたが、とにかく

「International Connecting Flight」と書かれた掲示板を探し、それにひたすらしたがっていきました。

こちらの写真では左に。

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こちらの写真では右前方に、といった具合です。この間、ずっと小走り継続です。

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この辺りまでずいずい進んで行くと、最初のチェックポイントである、「国際線乗り継ぎカウンター」があります。

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この「国際線乗り継ぎカウンター」では、パスポートと搭乗券(上海浦東国際空港までの分と、上海浦東国際空港からの分、両方チェックされる)の確認が入ります。

ここでは、多分、20人ぐらいの方が先に並んでいたのですが、我々はとにかく時間ありません。

そこで、近くにいた係員の方に、チケットを見せながら

「No time!no time!」を連発してアピール。

 

すると、係員の方が気づいてくださり、並んでいた列をスルーして隣にあった自動チェックインマシーンの方に案内、先に手続きしていただくことができました。

続いては、第2チェックポイントである「手荷物検査」です。

ここでも、そこそこの人が並んでいたのですが、入口のところで、再びチケットを見せながら「No time!no time!」を連発。すると、空いている方のレーンに優先的に案内していただくことができました。

以前、北京首都国際空港でも、到着遅延で短い時間の中で乗り継ぎを行なったのですが、その時の経験から、中国の空港係員の方って、結構冷たい印象がありました。

 

ですが、上海浦東国際空港の係員の方は、意外と言っては失礼ですが、とても協力的で優しい感じでした。

認識を改めます。ありがとうございました。

そんなこんなで、2つのチェックポイントであった、国際線乗り継ぎカウンターと手荷物検査を抜けて、国際線の出発ターミナルに到着。

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すぐに、指定された搭乗ゲートである「211」に移動しました。本当は、中国東方航空の空港ラウンジの取材もしたかったのですが、そんなことを言っていられる状況ではありません。

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すると、搭乗ゲートに到着した時点で「Last Call」がかかっていました。本当にギリギリのタイミング、生きた心地がしませんでした。

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今回の飛行機も沖止めであったため、再びバスに乗り込みます。ちなみにバスは、さきほど利用したのと同じ型の、ビジネスクラス専用のゴールドのバスでした。

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ここで、やっと一息つくことができたので、時計を確認してみると、時刻は「11:43」となっていました。羽田から乗って来た飛行機が停車したのが「11:19」でしたので、なんと、

24分で国際線の乗り継ぎを行なったことになります。

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乗り継ぎの難易度が高いことで有名な上海浦東国際空港で、24分で国際線の乗り継ぎを完了させることができました。なんかすごくないですか?

今考えても、次の乗り継ぎ便に間に合ったのは奇跡的だったと思います。

バスに乗り込んだ時は汗びっしょりでしたが、謎の達成感がありました(笑)

中国東方航空ビジネスクラス搭乗記(上海から香港)

そんなこんなで、次のフライトの飛行機に乗り込みます。上海浦東から香港へのフライトで、搭乗時間は2時間40分となります。

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機材は前半のフライトと同じA321です。短距離のフライトなので、ちょっと小さ目の機体ですね。

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今回利用したシートはこんな感じです。シートも基本のフライトと全く同じ。今回もビジネスクラスでの利用になります。

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乗り継ぎ時間がほとんどないというアクシデントがありましたが、飛行機は無事に上海浦東を飛び立ちました。

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今回のフライトも短時間ですので、安定飛行に移行すると、すぐに機内食の提供が始まります。

さきほどの乗り継ぎで、かなり汗をかいたので、今回はビールを解禁。中国っぽく、青島ビールにしました。味が薄くて喉が渇いている時は最高です。

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食事については、ビーフとチキンから選択することができました。我々は夫婦二人だったので、それぞれ一品ずつ選択することに。

こちらはビーフの方の写真です。メインは中華でビーフ焼きそばということでしたが、見た目も味も焼うどんといった感じ。

太めの麺に牛肉とソースをぶっかけた豪快な一品です。味の方はそこそこ。副菜はサラダ、デザートはフルーツとなっていました。

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こちらは、チキンの方の写真です。チキンは洋食でチキンのグリル。こちらも、可もなく、不可もなくといった、無難なお味です。

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最後は、口直しにアイスクリームです。こちらはハーゲンダッツなので間違いのない安定の品質。種類はバニラ一択でした。

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最後は機内エンターテイメントです。実は、前半のフライトと大きく変わっていたのはこの部分です。前半のフライトでは、液晶テレビはあるものの、表示されるのはフライトマップのみでした。

しかしながら、今回のフライトでは、映画や音楽などの、機内エンターテイメントを楽しめるようになっていました。映画のラインナップとしても、意外と新しいものもあります。

ちょうど、DVDレンタルの新作と同じぐらいの鮮度です。

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ただし、日本語吹き替え、もしくは、日本語字幕に対応していたのは、ほんの数種類で、数は多くありませんでした。

中国東方航空を利用する場合は、やはり自分で、タブレットなり本なりを持ち込んだ方が良さそうです。

フライトを楽しんでいると、飛行機はあっという間に香港に到着しました。上海に比べると、空気も圧倒的に綺麗です。

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今回も沖止めだったので、再びバスに乗り込み、空港建物に移動します。ただし今回は、ビジネスクラス専用のバスはなく、エコノミークラスと混載のバスとなっていました。ちょっとがっかり。

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そんなこんなで、みんな一緒に空港建物に到着。あとは、入国審査を経て荷物を受け取るのみです。

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しかし、ここで再びアクシデント発生!

預け荷物の引き取り場で、待てど暮らせど、我々の荷物がやってきません・・。今回のフライトはビジネスクラス利用でしたので、普通であれば、いち早くやってくるはず。

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そうです。我々の預け荷物は

ロストバゲージになりました。

 

上海浦東国際空港で乗り継ぎで、人間は24分で乗り継ぎができても、預け荷物の方は、そのスピードについて来られなかったようです。

果たして、我々は荷物を取り戻すことができたのでしょうか・・。

次回に続きます(笑)。

 

香港・シンガポール旅行2018のスケジュール

今回の香港・シンガポール旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、5泊6日のスケジュールで、香港に2泊、シンガポールに3泊というスケジュールになります。

今回の記事は、旅行1日目の、上海浦東の乗継と、上海浦東から香港への移動の様子でした。

<スケジュール概要>

  • 1日目:羽田から香港に移動(MU576、MU503便)、JWマリオット(香港)宿泊 <=今ココ
  • 2日目:ザ・リッツカールトン(香港)宿泊
  • 3日目:香港からシンガポールに移動(SQ863)、コンラッド(シンガポール)宿泊
  • 4日目:セントレジス(シンガポール)宿泊
  • 5日目:シェラトン・タワーズ(シンガポール)宿泊
  • 6日目:シンガポールから成田に移動(DL166)

 

今回の、香港・シンガポール旅行の全体的な計画についてはこちらをご参照ください。

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まとめ

今回は、上海浦東国際空港で乗り継ぎの様子と、中国東方航空ビジネスクラス搭乗記(上海から香港)をお送りしました。

前半のフライトの到着時間が1時間も遅れてしまったため、乗り継ぎ時間が55分になってしまいましたが、なんとか、乗り継ぎを成功させることができました。

その所要時間は約24分。驚異的な記録ではないかと思います(笑)。

ただ、乗り継ぎがうまくいったと思ったのもつかの間、新たなアクシデントが発生、我々の荷物が行方不明になってしまいました。あまりにも短い乗り継ぎ時間だったため、人間は良くても、荷物の方がついて来れなかったようです・・。

香港国際空港でのロストバゲージの対応方法については、次回の記事でご紹介したいと思います。

MEMO

今回の記事では、上海浦東国際空港における「スルーチェックインできる場合」の乗り継ぎ体験をレポートしました。後日、「スルーチェックインできない場合」の乗り継ぎも体験することができましたので、こちらもレポート作成しました。以下の記事も合わせてご参照ください。

 

==>次の記事

ロストバゲージ発生!その対応手順と保険、クレジットカードの補償は?

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中国東方航空 ビジネスクラス搭乗記(MU576便):羽田から上海への機内食からシート、アメニティーまでレポート!

<香港・シンガポール旅行記の目次>

香港・シンガポール旅行記2018:全体の目次、記事一覧はこちら!

 

それでは、また!

 

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