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ANAビジネスクラス搭乗記!上海-成田(NH922便)&上海浦東空港での乗り継ぎ体験レポート!

ANAビジネスクラス搭乗記:上海-成田(NH922便)

今回は、ANA(全日空)ビジネスクラス「上海から成田まで」のフライトの様子をご紹介します。2019年ゴールデンウィーク(GW)のイタリア旅行、ベネチアから東京に戻る帰路フライトの最終区画(レグ)として利用しました。記事の前半では、難易度が高いと言われる「上海浦東国際空港」での乗り継ぎ(スルーチェックインできない場合)の様子を、後半ではANAビジネスクラス(NH922便)のフライトの様子をご紹介したいと思います。約4時間という短時間のフライトとなりましたが、ヨーロッパ旅行の最後に日系航空会社を利用することができ、丁寧なサービスに安心することができました。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

ANAビジネスクラス:フライトスケジュール

今回の、2019年ゴールデンウィーク(GW)のイタリア旅行におけるフライトスケジュールは以下のようになっています。

イタリアまでの往路には「ルフトハンザ航空」のビジネスクラス、イタリアから日本までの復路には「オーストリア航空」と「ANA」のビジネスクラスを利用する計画となっていました。

<イタリア旅行2019フライトスケジュール>

  • 往路
    • 東京(羽田) – フランクフルト(LH717便)、14:05発18:45着
    • フランクフルト – ローマ(LH242便)、21:55発23:40着
  • 復路
    • ヴェネツィア – ウィーン(OS522便)、10:55発12:10着
    • ウィーン – 上海(OS075便)、13:50発06:10着(翌日)
    • 上海 – 成田(NH922便)、10:15発14:20着 <=今回ご紹介

 

今回の記事でご紹介するのは、復路の最後のフライト(3レグ目)となる、「上海から成田」までのフライトの様子となります。飛行時間は「4時間5分」となりました。

復路の1番目のフライト(1レグ目)となる、「ベネチアからウィーン」までのフライトの様子についてはこちらの記事をご参照ください。

 

復路の2番目のフライト(2レグ目)となる、「ウィーンから上海」までのフライトの様子についてはこちらの記事をご参照ください。

 

上海浦東国際空港での乗り継ぎ:同一航空会社でない場合の体験レポート

今回、「上海浦東国際空港」で、オーストリア航空便からANA便への乗り継ぎを行いました。

「上海浦東国際空港」での乗り継ぎは以前も体験したことがありましたが、今回は、オーストリア航空からANAというように、同一航空会社でなかったため、少々難易度の高いものでした。

そこで、記事の前半では、「上海浦東国際空港」の乗り継ぎの様子を、後半で「ANAビジネスクラス」のフライトの様子をご紹介していきいと思います。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ:代表的な2つのパターン

「上海浦東国際空港」での乗り継ぎには、大きく分けて2つのパターンがあります。

同一航空会社内、かつ、同一ターミナル内での乗り継ぎなどの場合は、「スルーチェックイン」といって、「上海浦東国際空港」で再度チェックインすることなく、乗り継ぐことができます。

一方で、異なる航空会社間、もしくは、異なるターミナル間での乗り継ぎなどの場合は、「上海浦東国際空港」で再度チェックインする必要があります。

<上海浦東国際空港での乗り継ぎのパターン>

  • スルーチェックインできる場合:同一航空会社内、かつ、同一ターミナル内での乗り継ぎなど
  • スルーチェックインできない場合:異なる航空会社間、もしくは、異なるターミナル間での乗り継ぎなど

 

今回我々の場合は、オーストリア航空便からANA便へというように、異なる航空会社間での乗り継ぎとなります。そのため、スルーチェックインできない場合の乗り継ぎのパターンとなりました。

 

上海浦東国際空港での乗り継ぎ:スルーチェックインできない場合の一般的な手順

スルーチェックインでいない場合の一般的な手順は以下になります。赤字の部分が「スルーチェックインできる場合」に比べて追加になるステップになります。

<スルーチェックインでいない場合の一般的な手順>

  1. 上海浦東国際空港に到着
  2. 入国審査
  3. 預け荷物受け取り
  4. 国際線チェックイン
  5. 手荷物預け入れ
  6. 入国審査
  7. 保安検査

 

出発地の空港で手荷物(スーツケースなど)を預け入れていた場合、「上海浦東国際空港」でそれを一旦受け取る必要があります。

そして、国際線チェックインカウンターでチェックインを行い、再度、手荷物(スーツケースなど)を預け入れる手続きを行う必要があります。めんどくさいですね・・。

ちなみに、以前「上海浦東国際空港」での乗り継ぎを体験した時は、中国東方航空内かつ同一ターミナル内ということで、スルーチェックインを利用することができました。

この時の体験レポートは以下をご参照ください。

 

上海浦東国際空港での乗り継ぎ:オーストリア航空便からANA便への乗り継ぎ

さて、それではここからは、オーストリア航空便からANA便への乗り継ぎを行った体験レポートをご紹介します。異なる航空会社間ということで、「スルーチェックインできない場合」の事例となります。

「上海浦東国際空港」に到着後は、預け荷物を受け取る必要がありますので「Baggage Claim」と書かれた方向に進んできます。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ1

 

ターミナルに出ても、同じく「Baggage Claim」と書かれた方向にひたすら進んで行きます。「Transfer」と書かれた案内もありますが、そちらには進まないのがポイントです。

「スルーチェックインできない場合」は、預け荷物をピックアップする必要がありますので、目指すのは「Baggage Claim」の方です。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ2

 

しばらく進むと入国審査を行うエリアに出ます。こちらのエリアでは中国人と外国人で必要な手順が異なります。我々は外国人に該当しますので「Foreigners」と書かれた方に進みます。

あとは、係員の指示にしたがって、入国審査を実施します。指示に素直にしたがっていれば、怖いことは特にありません。ちなみに、ここから先は写真撮影禁止ですので写真はありません。あしからず・・。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ3

 

入国審査を無事に済ませた後は、「Baggage Claim」に進みます。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ4

 

上海浦東国際空港の「Baggage Claim」はこんな感じです。忘れないように預け荷物を確実に受け取りましょう。後で戻ってくることはできませんので注意が必要です。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ5

 

預け荷物を確実に受け取った後は、「Arrival Exit」から外にでます。空港の制限エリアから一般エリアに移動したことになります。

ここからは自由に行動できますので、乗り継ぎ時間に上海市街を観光するというようなことも可能です。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ6

 

空港内でそのまま乗り継ぎを行う場合は、国際線チェックインカウンターに移動します。案内板には、「International Boarding」もしくは「Departures」という記載があるはずです。

こちらが、上海浦東国際空港の国際線の出発エリアになります。成田空港なんかと雰囲気は同じですね。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ7

 

あとは、利用する航空会社のチェックインカウンターを探して、そちらでチェックイン、および、手荷物(スーツケースなど)の預け入れを行います。これで、上海浦東国際空港での乗り継ぎは完了となります。

上海浦東国際空港での乗り継ぎ8

 

ANAビジネスクラス搭乗記:空港サービス

チェックイン開始時刻

上海浦東国際空港でのANA便のチェックインには一点注意点があります。それは、チェックイン開始時刻が「2時間30分前」からに設定されているということです。

たとえば、今回利用する「NH922便」の出発時刻は「10:15発」です。ですので、チェックイン開始時刻は「07:45」からとなります。

ANAのチェックインカウンターの前にも、チェックイン開始時刻が掲示されていますので、合わせて確認することができます。

ANAビジネスクラス空港サービス:優先チェックイン1

 

優先チェックイン

今回我々は、ANAのビジネスクラス利用となりますので、優先チェックインのサービスを利用することができました。

チェクイン開始時刻になると、チェックインカウンターには行列ができていましたので、優先チェックインを利用できるのは、かなり役立ちました。ありがたいですね。

ANAビジネスクラス空港サービス:優先チェックイン2

 

空港ラウンジ

優先チェックイン後は、保安検査を実施し、制限エリアに移動しました。

上海浦東国際空港には、ANAの自社ラウンジはありませんが、同じ「スターアライアンス」に加盟している「エアチャイナ(中国国際航空)」の空港ラウンジを利用することができました。

「エアチャイナ(中国国際航空)」の空港ラウンジは、豪華さはそれほどありませんが、清潔で快適なラウンジで、搭乗時間ギリギリまで、ゆっくりと寛ぐことができました。

「エアチャイナ(中国国際航空)」の空港ラウンジの体験レポートは以下をご参照ください。

 

優先搭乗

空港ラウンジで搭乗時間ギリギリまで寛いだ後は、搭乗ゲートに移動しました。搭乗ゲートではANAのビジネスクラス利用ということで「優先搭乗」のサービスを受けることができます。

搭乗ゲートでは搭乗待ちの行列ができてきましたが、「優先搭乗」によりスイスイと搭乗することができました。ありがたいことです。

ANAビジネスクラス空港サービス:優先搭乗1

 

ANAビジネスクラス搭乗記:機内サービス<上海-成田(NH922便)>

それでは続いては、機内サービスの様子をご紹介していきたいと思います。

機内の雰囲気

今回利用した機材は「B767-300」です。国際線とはいえ、約4時間だけの短時間フライトとなりますので、中型機が利用されています。

ANAビジネスクラス搭乗記:機内の雰囲気1

 

機内の様子はこんな感じです。ビジネスクラスは「2-1-2」の座席配列となっています。真ん中の1列が左右に通路があって、広々としていますね。

ANAビジネスクラス搭乗記:機内の雰囲気2

 

座席(シート)

我々は2名での利用でしたので、窓際の横並び2席を予約して利用しました。座席(シート)は、国内線のプレミアムクラスのような印象です。

エコノミークラスよりは、断然にゆとりのあるシートになっていますが、フルフラットにはなりません。

ANAビジネスクラス搭乗記:座席シート1

 

前の座席の後ろにはポケットがついており、こちらにヘッドフォンやスリッパなどが格納されています。

ANAビジネスクラス搭乗記:座席シート2

 

ヘッドフォンとスリッパはこんな感じです。ヘッドフォンはノイズキャンセリング機能はなく、普通のものでした。スリッパはビジネスクラス仕様の、なかなか良いものです。

ANAビジネスクラス搭乗記:座席シート3

 

液晶テレビはシートの横に格納されていて、引き出して利用するタイプでした。オンデマンドには対応しておらず、チャンネルを選択するタイプでした。リモコンもちょっと古めで、あまり利用している人はいなかったですね・・。

ANAビジネスクラス搭乗記:座席シート4

 

メニュー

続いては、機内食のメニューを確認してみましょう。

ANAビジネスクラス搭乗記:メニュー1

 

時間的に、ランチの提供となり、和食と洋食から選択できるようになっていました。洋食については、メインの選択肢はなく「煮込みハンバーグ」の一択となっていました。我々は、和食と洋食を1つずつオーダーしました。

ANAビジネスクラス搭乗記:メニュー2

 

機内食

そんなこんなで、機内食としていただいたものをご紹介したいと思います。

まずはドリンク。ビールやワインなどお酒を注文することができましたが、この日はお酒の気分ではなかったので、コーラをお願いしました。

定番であるANAの「あられ」とともに提供されました。これを食べていると、日本に帰ってきたという安心感が湧き上がりました。(この日はイタリア旅行からの最終日でしたので)

ANAビジネスクラス搭乗記:機内食1

 

まずこちらは「洋食」です。洋食は前述のとおり、メインは「煮込みハンバーグ」となります。ハンバーグは思ったよりボリュームがありますね。ジューシーな仕上がりになっていました。

前菜は「鴨のスモーク」と「小エビのマリネ」。こちらはさっぱりしていて、全体的にとても美味しくいただきました。

ANAビジネスクラス搭乗記:機内食2

 

続いてこちらは「和食」です。和食は「豚の角煮」をメインに、「白身魚の塩麹焼き」や「海苔卵焼き」など、小鉢が並ぶ形です。

優しい味付けで、久しぶりの日本の味付けに感謝しながらいただきました。やっぱり、海外旅行終盤の和食は体にしみますね(笑)。

ANAビジネスクラス搭乗記:機内食3

 

着陸

そんなこんなで機内食をいただいていると、着陸時刻が近づいてきました。約4時間のフライトって本当にあっという間ですね。

ANAビジネスクラス搭乗記:着陸1

 

機内ではなぜか、ANAの飛行機の絵葉書を配っていたのでありがたくいただきました。飛行機好きであることがバレてしまったのでしょうか(笑)。

ANAビジネスクラス搭乗記:着陸2

 

無事に日本(成田)に到着です。今回も、安全に、そして無事日本に帰ってくることができました。ありがとうございました。

ANAビジネスクラス搭乗記:着陸3

 

ANAビジネスクラス:必要マイルと値段(コスト)

必要マイル

今回のイタリア旅行に必要なフライトには、ANAマイルを貯めて発券した特典航空券を利用しました。

今回は夫婦2人で利用しましたので、必要となったマイルとコストは以下となります。コストとして必要となっているのは、燃油代(サーチャージ)と諸税(空港税など)となっています。

<イタリア旅行2019フライトの必要マイルと値段(コスト)>

  • 必要マイル:190,000マイル(2名分)
  • コスト:108,160円(2名分)

 

ヨーロッパ旅行ということで、諸税(空港税など)等のコストが比較的に高くなっていますね。

しかしながら、マイルを使った特典航空券ということで、航空券代(チケット代)そのものは無料となっているのはありがたいことです。

MEMO

「ルフトハンザ航空」および「オーストリア航空」はANAと同じアライアンスである「スターアライアンス」に加盟していますので、ANAのマイルを使ってこれらの航空会社のチケットを発券することができます。マイレージプログラムとアライアンスについてはこちらの記事もご参照ください。

 

必要コスト

今回は前述のとおり、マイルを利用した特典航空券としてチケットを発券しましたが、同様の経路を有償で発券しようとした場合は、以下のように「約190万円」が必要になります(2名分)。

オーストリア航空ビジネスクラス:必要マイルと値段(コスト)

 

とても自腹では利用できる金額ではありませんね・・。こういう高価なチケットを発券できると、陸マイラーをやっていてよかったと実感できます。

MEMO

「陸マイラー」の基本となるANAマイルの貯め方は以下の記事でまとめております。陸マイラーにご興味のある方は以下の記事も合わせてご参照ください。

 

イタリア旅行2019のスケジュール

今回の記事は、2019年ゴールデンウィークの「イタリア旅行」の一部としてご紹介しました。「イタリア旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。

<イタリア旅行2019のスケジュール>

  • 1日目:東京(羽田)からイタリア(ローマ)に移動。セントレジス ローマに宿泊
  • 2日目:ローマ観光。セントレジス ローマに宿泊
  • 3日目:ローマからフィレンツェに移動。セントレジス フィレンツェに宿泊
  • 4日目:フィレンツェからヴェネツィアに移動。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
  • 5日目:ヴェネツィア観光。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
  • 6日目:イタリア(ヴェネツィア)から東京(成田)に移動
  • 7日目:東京(成田)に帰国 <=今ここ

 

今回のイタリア旅行はビジネスクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、

貯めたANAマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。

陸マイラー的なANAマイルの貯め方SPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。

 

まとめ

今回は、ANA(全日空)ビジネスクラス搭乗記として、記事の前半では、難易度が高いと言われる「上海浦東国際空港」での乗り継ぎ(スルーチェックインできない場合)の様子を、後半ではANAビジネスクラス(NH922便)のフライトの様子をご紹介しました。

海外旅行の途中でしたが、ヨーロッパ旅行の最終日ということもあり、日本にいち早く帰ってきたという安心感を味わうことができました。日本語でのキメの細かいサービスと、日本食の優しい味付けは、疲れた体に染みますね。

安心安全に日本まで運んでいただき、いつもありがとうございます。

 

また、しばらく継続してお送りしていました、2019年ゴールデンウィーク(GW)の「イタリア旅行記」も今回の記事で最後になりました。全体で約30ほどの記事になりました。

こちらも最後まで読んでいただきありがとうございました。今後は、2019年の夏休みに入ってきました「ウィーン旅行記」の執筆に入りたいと思います。こちらも合わせてご参照いただけると幸いです。

 

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上海浦東空港 エアチャイナラウンジ訪問記!ANAスターアライアンス指定ラウンジをレポート!

 

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それでは、また!

 

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