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オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記(1)ベネチア-ウィーン間のEU内短距離フライトをレポート!

オーストリア航空ビジネスクラス搭乗

オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記(1)ベネチア-ウィーン間のEU内短距離フライトをレポート!

イタリア旅行もついに日本への帰路に差し掛かりました。ベネチア(ヴェネチア)からウィーン、上海を経由して東京に戻る予定ですが、このベネチアからウィーン、上海までのフライトにはオーストリア航空のビジネスクラスを利用することにしました。当記事では、前半の区画となる「ベネチアからウィーンまで」のフライトの様子をご紹介したいと思います。EU域内のあっという間のフライトでしたが、なかなか楽しむことができました。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

オーストリア航空ビジネスクラス:フライトスケジュール

今回の、2019年ゴールデンウィークのイタリア旅行におけるフライトスケジュールは以下のようになっています。

イタリアまでの往路には「ルフトハンザ航空」のビジネスクラス、イタリアから日本までの復路には「オーストリア航空」と「ANA」のビジネスクラスを利用する計画となっています。

<イタリア旅行2019フライトスケジュール>

  • 往路
    • 東京(羽田) – フランクフルト(LH717便)、14:05発18:45着
    • フランクフルト – ローマ(LH242便)、21:55発23:40着
  • 復路
    • ヴェネツィア – ウィーン(OS522便)、10:55発12:10着 <=今回ご紹介
    • ウィーン – 上海(OS075便)、13:50発06:10着(翌日)
    • 上海 – 成田(NH922便)、10:15発14:20着

 

今回の記事でご紹介するのは、復路の最初のフライト(1レグ目)となる、「ヴェネチアからウィーン」までのフライトの様子となります。飛行時間は「1時間15分」となりました。

 

オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記:空港サービス

さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記」をお送りしたいと思います。

記事の前半は「空港サービス」、後半は「機内サービス」ということで、まずは「空港サービス」からご紹介していきます。

ターミナルへの移動

今回のイタリア旅行では、ベネチアのホテルに「ホテル・ダニエリ 」を選択していました。

このホテルからテッセラ空港(マルコポーロ空港)までの移動には、ちょとリッチに「水上タクシー」を利用することにしました。

テッセラ空港(マルコポーロ空港)の様子1

 

水上タクシー」を利用すると、ホテルの玄関から空港の桟橋まで、約30分ほどの所要時間で直接移動することができるため、とても快適です(その分、料金は130ユーロと安くないものですが・・)

ベネチアでの「水上タクシー」の体験レポートはこちらの記事で詳しくご紹介しております。合わせてご参照ください。

 

さて、「水上タクシー」で空港の桟橋に到着したあとは、ターミナルに移動します。空港の桟橋からターミナルまでは、徒歩で12分ほど必要になるため注意が必要です。意外と距離が離れていますね。

テッセラ空港(マルコポーロ空港)の様子2

 

こんな感じの連絡通路を、延々と移動していく必要があります。ただし、屋根付き、空調完備の屋内通路を移動していく形になりますので、苦行というわけではありません。

「動く歩道」的なものも用意されています。

テッセラ空港(マルコポーロ空港)の様子3

 

しばらく移動していくと、ターミナルに到着です。ベネチアの空港には数年前に訪れたことがあるはずですが、記憶よりも綺麗になっている印象です。近代的でとても快適な空港です。

テッセラ空港(マルコポーロ空港)の様子4

 

優先チェックイン

今回我々が利用するのは、オーストリア航空のビジネスクラスになります。短い区画とは言え、ビジネスクラスであることにはかわりありませんので、その特典として優先チェックインを受けることができました。

この日、オーストリア航空のチェックインカウンターとしては「57番」と「58番」が指定されていました。

「57番」がエコノミークラス、「58番」がビジネスクラスのカウンターとなっていましたが、「58番」の方が圧倒的に空いていることがわかりますね。

オーストリア航空:優先チェックイン1

 

こういう時は「優先チェックイン」のありがたみを感じることができます。スイスイとチェックインを終えることができました。

 

免税手続き

今回のイタリア旅行で購入した免税品は、スーツケースに入れて身軽なフライトをしたかったため、こちらベネチアの空港で免税手続きを実施することにしました。

イタリアの場合は、免税対象商品の購入がイタリア国内のみの場合、税関のスタンプを省略して、直接免税業者で税金の払い戻しの手続きを行うことができます。

イタリアでの免税手続き方法、およびベネチアの空港での実際の手順の詳細については、こちらの記事で詳しくご紹介しております。合わせてご参照ください。

 

優先保安検査

チェックインおよび免税手続きを終えた後は、保安検査場に移動します。こちらテッセラ空港(マルコポーロ空港)では、ビジネスクラス搭乗者の場合は「優先保安検査」を受けることができます。

こちらが、テッセラ空港(マルコポーロ空港)の出発ゲートになります。

オーストリア航空:優先保安検査1

 

この出発ゲートの一角には「Priority Lane」が用意されており、ビジネスクラス搭乗者はこちらを利用することができます。

オーストリア航空:優先保安検査2

 

保安検査には、そこそこの行列ができていましたが、こちらの「Priority Lane」を利用することで、スイスイと保安検査を通過することができました。ありがたいことです。

オーストリア航空:優先保安検査3

 

空港ラウンジ

保安検査を通過した後のお楽しみは、空港ラウンジの利用です。今回利用した「オーストリア航空」の場合、テッセラ空港(マルコポーロ空港)に自社ラウンジを構えていません。

そのため、「マルコポーロクラブ」を指定ラウンジとして用意しており、こちらを利用することができました。

「マルコポーロクラブ」は、オーストリア航空だけでなく、スターアライアンスの多くの航空会社の指定ラウンジになっています。

また、プライオリティパスやラウンジキー、ダイナースクラブカードの提示でも利用することができます。利用機会の多いラウンジということが言えますね。

ベネチア空港のラウンジ「マルコポーロクラブ」についてはこちらの記事で詳しくご紹介しております。合わせてご参照ください。

 

優先搭乗

空港ラウンジで搭乗時間ギリギリまで寛いだ後は、搭乗ゲートに移動します。搭乗ゲートはこんな感じでこじんまりとした感じです。

一応、ビジネスクラス利用のため「優先搭乗」により、いち早くゲートを抜けることができました。ただし、この時は「沖どめ」であったため、ゲートから飛行機まではバスでの移動となりました。

結局、バスでみなさん一緒に移動しますので、「優先搭乗」はあんまり意味がないような状況でした・・。

オーストリア航空:優先搭乗1

 

今回、お世話になる飛行機はこちらです。ベネチアからウィーンまでの短距離路線ですので、小型機であることがわかります。

オーストリア航空:優先搭乗2

 

バスでから下車後は、皆さんそろって一斉に搭乗開始です!

オーストリア航空:優先搭乗3

 

オーストリア航空ビジネスクラス搭乗記:機内サービス

機内の雰囲気と座席(シート)

続いては、機内の様子をご紹介していきます。座席(シート)はこんな感じです。「2ー2」の配置になっています。

オーストリア航空:機内の雰囲気と座席(シート)1

 

座席間隔は日本の国内線のエコノミークラスと同様で、それほど広くはありません。ただ、ビジネスクラスの場合は「2席」を占有できるようなアサインになっているため、ゆったりと利用することができます。

オーストリア航空:機内の雰囲気と座席(シート)2

 

しばらくたつと飛行機は離陸しました。窓からは、ベネチア湾の複雑な地形を垣間見ることができました。ちょっと幻想的ですね。

オーストリア航空:機内の雰囲気と座席(シート)3

オーストリア航空:機内の雰囲気と座席(シート)4

 

機内食とドリンク

続いては、機内食とドリンクをご紹介していきます。こちらのフライトは1時間15分と短時間のフライトになりますが、ちゃんと機内食が用意されています。

機内食はこんな感じで、パスタとパン、あとはデザートにチョコレートのケーキが添えられれいました。パスタはチーズがトロトロ濃厚でとても美味しくいただきました。

こんな短時間のフライトで温かい機内食が提供されるというのは驚きです。

オーストリア航空の機内食は「Do&Co(ドコ)」という会社が提供しているそうで、見た目もおしゃれですね。

オーストリア航空:機内食とドリンク1

 

ドリンクはカートが回ってきますので、アルコールを含め好きなものをいただけるようでした。私はまだお酒には早い時間であったため、ダイエットコークをいただきました。

オーストリア航空:機内食とドリンク2

 

機内食をいただいて時間を過ごしていると、飛行機は着陸態勢に移行しました。窓の外には、森が広がって見えます。ウィーンの森でしょうか。

オーストリア航空:機内食とドリンク3

オーストリア航空:機内食とドリンク4

 

しばらくすると、飛行機はウィーン空港に着陸しました。本当に、あっという間のフライトでした。

オーストリア航空:機内食とドリンク5

 

ウィーン空港でも「沖どめ」であったため、ここからバスでターミナルに移動します。次回は、ウィーンから上海へのフライトの様子をご紹介したいと思います。

オーストリア航空:機内食とドリンク6

 

オーストリア航空ビジネスクラス:必要マイルと値段(コスト)

必要マイル

今回のイタリア旅行に必要なフライトには、ANAマイルを貯めて発券した特典航空券を利用しました。

今回は夫婦2人で利用しましたので、必要となったマイルとコストは以下となります。コストとして必要となっているのは、燃油代(サーチャージ)と諸税(空港税など)となっています。

<イタリア旅行2019フライトの必要マイルと値段(コスト)>

  • 必要マイル:190,000マイル(2名分)
  • コスト:108,160円(2名分)

 

ヨーロッパ旅行ということで、諸税(空港税など)等のコストが比較的に高くなっていますね。

しかしながら、マイルを使った特典航空券ということで、航空券代(チケット代)そのものは無料となっているのはありがたいことです。

MEMO

「ルフトハンザ航空」および「オーストリア航空」はANAと同じアライアンスである「スターアライアンス」に加盟していますので、ANAのマイルを使ってこれらの航空会社のチケットを発券することができます。マイレージプログラムとアライアンスについてはこちらの記事もご参照ください。

 

必要コスト

今回は前述のとおり、マイルを利用した特典航空券としてチケットを発券しましたが、同様の経路を有償で発券しようとした場合は、以下のように「約190万円」が必要になります(2名分)。

オーストリア航空ビジネスクラス:必要マイルと値段(コスト)

 

とても自腹では利用できる金額ではありませんね・・。こういう高価なチケットを発券できると、陸マイラーをやっていてよかったと実感できます。

MEMO

「陸マイラー」の基本となるANAマイルの貯め方は以下の記事でまとめております。陸マイラーにご興味のある方は以下の記事も合わせてご参照ください。

 

イタリア旅行2019のスケジュール

今回の記事は、2019年ゴールデンウィークの「イタリア旅行」の一部としてご紹介しました。「イタリア旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。

<イタリア旅行2019のスケジュール>

  • 1日目:東京(羽田)からイタリア(ローマ)に移動。セントレジス ローマに宿泊
  • 2日目:ローマ観光。セントレジス ローマに宿泊
  • 3日目:ローマからフィレンツェに移動。セントレジス フィレンツェに宿泊
  • 4日目:フィレンツェからヴェネツィアに移動。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
  • 5日目:ヴェネツィア観光。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
  • 6日目:イタリア(ヴェネツィア)から東京(成田)に移動 <=今ここ
  • 7日目:東京(成田)に帰国

 

今回のイタリア旅行はビジネスクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、貯めたANAマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。

陸マイラー的なANAマイルの貯め方SPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。

 

まとめ

今回は、「ベネチアからウィーン」までのフライトの様子をご紹介しました。

ベネチアからウィーンまでという短距離フライトでも、「優先チェックイン」や「優先保安検査」「空港ラウンジ」「優先搭乗」など、ビジネスクラスとしての特典が一通り適用され、快適な空港サービスを味わうことができました。

機内サービスとしては、1時間15分という短い時間のフライトでしたが、2席を一人で占有するシート配置と、「DO&CO」が提供する温かく美味しい機内食が提供され、満足度の高いフライトになりました。

短距離、短時間のフライトとは言え、やはりビジネスクラスは快適ですね。

 

次回の記事では、オーストリア航空を利用したベネチアから上海までの後半の区画となる、「ウィーンから上海まで」のフライトの様子をご紹介したいと思います。

 

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それでは、また!

 

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