御宿 野乃 浅草 宿泊記!ドーミーインの和風ホテルをブログレポート!
「御宿 野乃 浅草(おんやど のの あさくさ)」は、ビジネスホテルチェーンである「ドーミーイン」のホテルです。和風プレミアムブランドとなっており、日本旅館な雰囲気で天然温泉を楽しめるのが特徴となっています。観光地として有名な浅草で、ビジネスホテルライクなリーズナブルな価格で天然温泉を楽しめるというのは嬉しい限りです。当記事では、「御宿 野乃 浅草」の外観からロビー、客室、温泉(大浴場&サウナ)、夜鳴きそばのサービスまで詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
御宿 野乃 浅草とは
「ドーミーイン(Dormy Inn)」は全国的に展開するビジネスホテルチェーンです。「東京」「大阪」「名古屋」「札幌」「博多」など主要都市に出店しています。
「ドーミーイン(Dormy Inn)」は以下5つのブランドを展開しています。この中で「御宿 野乃」は和風テイストを楽しめるブランドとなっています。
<ドーミーインのブランド>
- ドーミーイン:ドーミーインのベーシックブランド
- Premium ドーミーイン:ドーミーインのハイエンドブランド
- 御宿 野乃:和風テイストドーミーイン
- ドーミーイン Express:日帰り入浴、デイユースなど、新しいサービス開発を重視したブランド
- ドーミーイン Cabin:キャビンタイプホテルのブランド
「御宿 野乃」は、東京(浅草)の他、富山、奈良、大阪(なんば)、鳥取の5ヶ所で展開しています。どこも天然温泉が楽しめるのが特徴となっています。
御宿 野乃 浅草:基本情報
「御宿 野乃 浅草」の基本情報は以下になります。2019年7月開業ということで、オープンしてから間もない新しいホテルと言えます。
天然温泉が用意されているのが特徴であり、内風呂の他、半露天風呂、壷湯、水風呂、など充実した設備となっています。
<ホテルの基本情報>
開業年 | 2019年7月25日 |
---|---|
チェックイン/チェックアウト | 15:00/11:00 ※プランによって時間が異なる場合があり |
お部屋 | 客室数154室 ・シングル49室、ダブル75室、クイーン8室、ツイン22室 |
湯処 | 男女別天然温泉大浴場「凌雲の湯」 (内風呂、半露天風呂、壷湯、水風呂(男性)、サウナ) |
アクセス | つくばエクスプレス線「浅草駅」より徒歩約4分 銀座線「浅草駅」より徒歩約8分 |
駐車場 | 11台 1泊1台3,500円/利用可能時間15:00~翌11:00 ※予約制 |
食事処 | 食事処「にっぽんの食事処 hatago」1F |
最寄駅は「つくばエクスプレス線 浅草駅」です。駅出口から徒歩4分ほどの距離になっています。
浅草は言わずと知れた東京を代表する有名な観光地であり、「浅草寺」や「花やしき」まで徒歩数分という恵まれた立地となっています。東京観光に最適なホテルと言えますね。
「御宿 野乃 浅草」の周辺地図は以下になります。
「御宿 野乃 浅草」の公式サイトは以下になります。
参考 Top御宿 野乃 浅草
御宿 野乃 浅草:ブログ宿泊記
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「御宿 野乃 浅草」の宿泊レポートをしていきたいと思います。
ホテルの外観
「御宿 野乃 浅草」の外観はこんな感じです。全体で11階建ての独立したビルになっています。なかなか立派な建物です。
正面玄関はこんな感じになっています。和風の温泉宿といった雰囲気です。浅草の街にマッチしていますね。
ロビー&チェックイン
「御宿 野乃 浅草」では、建物の中では「裸足」で過ごすというコンセプトになっています。そのため、入り口のところで靴を脱いでロッカー(下足箱)に預けるというシステムになっています。
ロッカー(下足箱)はこんな感じです。ちゃんと鍵が閉まるようになっているので安心です。
正面玄関を入ってすぐのところにはフロントがあり、こちらチェックインを行いました。
共用施設(1階)
フロントの隣には、レストランである「Hatago(はたご)」があります。こちらでは、「朝食」と「夜鳴きそば」のサービスが提供されていますが、その他にもフリースペースとして無料でドリンクが提供されています。
フリースペースはこんな感じで、ホットコーヒー、アイスコーヒーの他、お水とお茶、お湯がいただけるようになっていました。嬉しいサービスですね。
客室(シングルルーム)
チェックインの手続きを済ませたあとは、エレベーターで客室に向かいます。今回は、10階の客室をアサインいただきました。客室フロアの内廊下も、こんな感じで和モダンな雰囲気になっています。
全体像と雰囲気
今回利用したのは、「御宿 野乃 浅草」の中で一番手狭な「シングルルーム」になります。「シングルルーム」の広さは「13平米」となっています。
入り口から中に入るとこんな感じになっています。右手がトイレ&シャワールーム、奥が寝室、左手が洗面台になっています。それぞれのエリアが扉で仕切られているのは良いですね。
寝室はこんな感じで、シングルベッドが1台用意されています。ベッドは「サータ社製」となっており、こだわりを感じさせます。実際、マットレスは硬すぎず、やわらか過ぎずで、なかなか寝心地は良かったですね。
ベッドの脇には、照明が集中してコントロールできるようになっています。電源プラグの他、USB電源(しかも2つ)も用意されているのは嬉しいポイントです。
ベッドの正面にはテレビ台兼デスクが用意されています。デスクはこじんまりとしてはしていますが、機能的にまとまっています。使い勝手はなかなかです。
テレビは32インチということで、大きさ的には普通でしょうか。こちらのテレビでは、ホテルの館内案内の他、大浴場の混雑具合も把握できるようになっています。便利な機能です。
テレビ台の棚の中には、籠(かご)とタオル類が用意されていました。大浴場にはタオルが用意されていないため、こちらの籠ごと持参するシステムになっています。よく考えられていますね。
また、デスクの上には、無料でいただけるお水(1本)も用意されていました。ビジネスホテルだと無料のお水が用意されていないことも多いので、これは嬉しい特典です。
クローゼットは、寝室の一角に用意されています。中には、室内着と消臭スプレーが用意されていました。
こちらの室内着はセパレートタイプになっています。ワッフルなタオル地で着心地抜群です。ホテル館内は、この室内着で移動しても良いことになっていますので、大浴場やレストランにも着ていくことができます。ホテル宿泊中は、終始リラックスできて良いですね。
眺望
客室からの眺望はこんな感じです。比較的高層階の10階となっているため、周囲の建物から抜けた景色を楽しむことができました。
浅草寺の木々の緑と、ちょっとだけ5重塔が見えるのが良い感じです。
反対側に視線を向けると、飲み屋街である「ホッピー通り」を見ることもできます。夜になると人が増えて賑やかになります。
洗面台
入り口を入ってすぐのところには「洗面台」が用意されています。洗面台はこんな感じになっています。シングルボウルですが、トイレやシャワールームからは独立しているため、広々としています。使い勝手は良好です。
また、洗面台にはアメニティーも用意されていました。用意されていたのは、歯ブラシと髭剃り、綿棒、ヘアブラシ、コットン、などなどでした。
ドライヤーもあらかじめ用意されており、メーカーは安心の「Panasonic製」です。ただ、小型タイプなので、風力はちょっと弱めでした。
また、洗面台の下には、冷蔵庫が配置されています。冷蔵庫の中は「空」なので、自分で必要なものを収納することができます。また、隣の棚の中には、湯呑みやポットなども用意されていました。
無料でいただくことができるお茶としては、「煎茶」と「焙茶」が用意されていました。コーヒーや紅茶でないところが、和風コンセプトで統一されていますね。
トイレ&シャワールーム
続いては、トイレとシャワールームを確認したいと思います。トイレはこんな感じです。ウォシュレット付きの標準的なタイプです。とても清潔です。
基本的に館内は「裸足」で利用するようになっていますが、トイレにだけは「スリッパ」が用意されていまました。
シャワールームはこんな感じです。中にはハンドシャワーが用意されています。
アメニティーとしては、ボトルタイプのシャンプーとコンディショナー、ボディソープが用意されています。メーカーは「POLA(ポーラ)」のものですね。水圧もなかなか良好でした。
こちらの「御宿 野乃 浅草」には大浴場が用意されているため、客室にはバスタブはなくシャワーのみとなっています。せっかくの天然温泉ですから、大浴場を利用してゆったりとお湯につかりましょう。
大浴場(天然温泉)
そんなこんなで、続いては「大浴場」をご紹介したいと思います。
こちらの大浴場はホテルの地下1階(B1F)に用意されています。「凌雲の湯」というネーミングになっています。
「のれん」の感じが温泉っぽくて良いですよね。入り口はルーキーで施錠されていますので、宿泊者以外は利用できなくなっています。
入り口の中を入るとこんな感じです。ロッカールーム兼脱衣所となっています。ロッカーには鍵がかかるのでキーを預けても安心です。
また、こちらには、洗面台やドライヤーなどのグルーミングエリアも用意されています。扇風機も複数台用意されており、なかなか快適なスペースになっています。
お風呂の様子はこんな感じになっています。写真は公式サイトからお借りしたものです。内湯、外湯に加え、サウナ、水風呂も完備です。
内湯はこんな感じです。木目をアクセントにした、落ち着いた広々としたスペースです。お湯は写真でもわかるように「真っ黒」な色をしています。
こちらは天然温泉となっており、泉質は「ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉」となっています。効能としては、神経痛、変形性関節症、五十肩、運動麻痺における筋肉のこわばり、疲労回復などとなっていました。
東京の中心部で天然温泉を味わえるというのは、なかなかの贅沢ですね。
サウナは100度を超えるような高温設定になっていました。なかなかの上級者向け仕様です。
外湯の脇にはチェアも用意されているので、外気にあたりながら「ととのう」ことができるようになっています。サウナ好きにも満足できる設備になっていますね。
ちなみに、大浴場と同じ地下1階には、自動販売機コーナーがあります。こちらには、通常のソフトドリンクの他、冷えた「牛乳」も用意されています。お風呂が上がりには最高ですね。
夜鳴きそば&ドリンクサービス
こちらの「御宿 野乃 浅草」では、「夜鳴きそば」のサービスが提供されています。
「21:30から23:00まで」の時間限定になりますが、宿泊者であれば「ハーフサイズのあっさり醤油ラーメン」を無料でいただくことができるというものです。
ホテル1階にあるレストラン「HATAGO」での提供となります。
<夜鳴きそばサービス>
- 夜鳴きそば
- 時間:21:30から23:00まで
- 場所:ホテル1階、レストラン「HATAGO」
レストラン「HATAGO」の中はこんな感じです。白木を生かした和モダンな雰囲気の内装になっています。
「夜鳴きそば」は、キッチンカウンターでオーダーすることでいただくことができます。こんな感じの掲示も出ており、サービス提供中であることが確認できますね。
そんなこんなで、いただいた「夜鳴きそば」はこちらになります。ハーフサイズの醤油ラーメンになっています。
味はちょっとしょっぱめですが、少なめのボリュームなので、するするっといただくことができました。夜の小腹対策にぴったりですね。
御宿 野乃 浅草:宿泊料金
私は今回こちらの「御宿 野乃 浅草」に「一休」の会員限定セールを利用して宿泊しました。
ベースの価格が「6,300円(税込)」で、ポイントによる即時割引も利用できたため、実際は5,000円ほどで利用することができました。なかなかリーズナブルですね。
今回私は一人で宿泊しましたので、利用したのは「シングルルーム」になります。公式サイトを確認したところ、同じタイプでは6,000円代から8,000円代ぐらいの値付けが多いようでした。
「御宿 野乃 浅草」の、主要なホテル予約サイトにおける最新価格はこちらからご確認いただけます。
まとめ
今回は、「御宿 野乃 浅草」の外観からロビー、客室、大浴場、夜鳴きそばのサービスまで詳しくご紹介していきました。
オープンしてから間もないということで、共用施設から客室まで新しさを感じられます。どこも清潔に維持されており、終始快適に過ごすことができました。
また、旅館を意識した和風テイストの内装と天然温泉とが相まって、都心にいながら温泉旅館に旅行に来たかのような気分を味わうことができました。
コロナ禍の影響で東京都民は県外へ旅行しづらい状況が続いていますので、気軽な気分転換としてちょうど良いかもしれません。
もちろん、観光に便利な立地になっていますので、地方からの観光客にも、リーズナブルでコストパフォーマンス抜群のホテルと言えるのではないかと思います。
それでは、また!
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