香港カンタスラウンジをブログレポート!JAL指定ラウンジを利用条件から食事・ドリンクまで徹底解説!
香港国際空港の「カンタスラウンジ」をご紹介します。今回はJALビジネスクラスの利用でしたがその指定ラウンジになっていたため伺ってみました。当記事では、利用条件から場所とアクセス・食事・ドリンク・シャワーまで写真を交えて詳しくご紹介していきます。
目次
香港カンタスラウンジとは
カンタス航空が運営するラウンジでJAL指定ラウンジにもなっている
カンタスラウンジ(Qantas Lounge)は、オーストラリアのフラッグキャリア「カンタス航空」が運営する空港ラウンジです。
香港国際空港ではJALの指定ラウンジとして利用されています。
基本情報は以下になります。
<カンタスラウンジの基本情報>
- 場所:香港国際空港 ターミナル1、レベル7のゲート5付近
- 営業時間:毎日 7:30〜23:00(便により変動あり)
- 運営会社:カンタス航空(Qantas Airways)
香港カンタスラウンジの場所とアクセス
出国審査を経たすぐの便利な場所に位置
香港カンタスラウンジは出国審査を経た後の制限エリアに位置しています。
制限エリアに出たすぐのところを右折して40メートル、時間にして40秒ほどの場所になります。アクセスがとても良いのが特徴です。
香港国際空港のマップにルートをマップしたのがこちらになります。
<香港カンタスラウンジへのルート>
香港カンタスラウンジの利用条件
カンタス航空、JAL、ワンワールド運行便のビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者
カンタスラウンジは、カンタス航空が運行するビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者、およびカンタス航空の上級会員が利用できます。
また、カンタス航空はアライアンスとして「ワンワールド」に加盟しています。ワンワールド運行便のビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者、およびワンワールドの上級会員も同様に利用できます。
<主な利用条件>
- カンタス航空及びワンワールド運行便
- ビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者
- カンタス航空の上級会員(ゴールド以上)
- ワンワールドの上級会員(サファイア以上)
加えて、香港国際空港ではJAL指定ラウンジになっています。
JAL運行便で利用可能な搭乗クラスは以下になります。
<利用可能な搭乗クラス>
また、会員ステイタスごとの利用可否(および同伴者条件)は以下になります。
<利用可能な会員ステイタス(および同伴者条件)>
利用条件の詳細はこちらJALの公式サイトをご参照ください。
香港カンタスラウンジをブログレポート:食事・ドリンクからシャワーまで
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「香港カンタスラウンジ」を実際に利用してみた様子をご紹介したいと思います。
伺ったのは2025年5月のゴールデンウィーク(GW)になります。
アクセスとチェックイン
私は、今回JALビジネスクラスを利用して香港から羽田に帰る予定となっていました。
JALのカウンターでチェックインを済ませると、JAL指定ラウンジとして「カンタスラウンジ」の利用を案内されました。
出国審査を通過し制限エリアに出ると、突き当たりを右折します。すると、そのすぐ先には「QANTAS LOUNGE」のサインを見つけることができました。
そのまま進んでいくとレセプションが用意されています。こちらで搭乗券を提示して入室しました。
香港カンタスラウンジは出国審査を経てからほんの1分ぐらいでアクセスできます。本当にめっちゃ近くて驚きます。
ラウンジの全体像と雰囲気
エントランスを抜けると天井の高い明るく開放的な空間が広がっています。
ソファー席はゆったりと寛ぐことができます。
窓側は一つ下のフロアと一体となった吹き抜け構造になっています。
滑走路を行き交う飛行機の姿を眺められるのは楽しいですね。
こちらはカウンター席。正面に電源があって機能的です。PC作業など仕事が捗りそうです。
全体的にモダンでオシャレな内装で清潔感がありますね。居心地がとても良さそうです。
ドリンクの品揃え
香港カンタスラウンジの中央部分にはバーカウンターがあります。
こちらでは、カクテルやモクテル、ビール、ワインなどをオーダーすることができます。
カクテルは6種類、モクテルは5種類、ビールは6種類、スパークリングワインが1種類、白ワインが4種類、ロゼワインが1種類、赤ワインが4種類と種類豊富に用意されています。
特にモクテルが充実しているのはアルコールが苦手の方は嬉しいですね。
ビールは「Coopers pale ale」と「Tsing Tao」の2種類はサーバーから生ビールがいただけるようです。本格的ですね。
こちらはスパークリグワインと白ワイン。
こちらは赤ワインです。地元オーストラリアのワインが多く用意されていました。
冷蔵庫の中にはソフトドリンクに加えて「Asahi」と「Singha」などの缶ビールも用意されていました。
この他にも、コーヒーメーカーや紅茶のティーバッグも用意されていました。紅茶が「Dilmah(ディルマ)」の高級ラインである「EXCEPTIONAL」になっているのはこだわりを感じます。
フードの品揃え
続いてはフードの品揃えを確認したいと思います。
フードは奥のビュッフェカウンターにずらずらっと並べられています。
こちらはパン。クロワッサンやマフィンなどなど。
アップルパイがツヤツヤで美味しそうでした。
トースターがありますので温めていただくこともできます。バターやジャムも豊富に用意されていました。
こちらはヨーグルトとフルーツなどなど。
まるごとのリンゴもありました。
こちらはホットミールのコーナー。
こちらはゆで卵。
こちらはスクランブルエッグ。
こちらはソーセージ。
こちらはマッシュルームのソテーとトマトビーンズ。まだ午前中だったためか朝食の定番が並んでいますね。
こちらは中華風の麺料理。香港っぽくて良いですね。
シャワーもあり
今回はまだ午前中だったため利用しませんでしたが、香港カンタスラウンジにはシャワーも用意されています。利用する場合はレセプションのスタッフに申し込みしましょう。
香港カンタスラウンジを利用した感想
出国してすぐの場所でアクセス抜群、空いていて静かなのが最大のメリット
香港カンタスラウンジは出国してすぐの場所にあってアクセス抜群です。
比較的広い空間が確保されていて天井の高く開放感の高い空間が特徴で、他のラウンジよりも空いていて静かな環境であるのが最大のメリットと感じました。
また、オーストラリアのワインをはじめ、カクテルやモクテル、ビールの種類が豊富なのも嬉しいポイントです。
ヌードルステーションなどライブキッチンがないのがちょっと残念ではありますが、フードも質が高く充実していると感じました。
メリットとデメリットとまとめると以下になります。
<メリット>
- 出国してすぐの場所にあってアクセス抜群
- 他のラウンジよりも空いていて静かな環境
- バーカウンターがあってドリンクの種類が豊富
- フードも質が高くて充実
- シャワーもあり
<デメリット>
- 搭乗ゲートまで時間がかかる場合あり
- ヌードルステーションなどライブキッチンがない
フードにこだわる場合はキャセイラウンジの利用がおすすめ
JALはアライアンスとしてワンワールドに加盟しています。そのため、同じワンワールドに参加している「キャセイパシフィック」のラウンジも利用することができます。
キャセイパシフィックは香港が拠点ですので、そのお膝元にある「キャセイラウンジ」はフードが充実していると評判です。
特に、できたの担々麺や雲呑麺がいただけるヌードルステーションの評価が高くなっています。
フードにこだわる方はキャセイラウンジを利用するのがおすすめです。私もこちらカンタスラウンジを見学した後はキャセイラウンジに移動しました(笑)
ちなみに、香港国際空港にはアメックスが運営する「センチュリオンラウンジ」もあります。こちらは、アメックスプラチナおよびセンチュリオンユーザーのみが利用できる特別なラウンジです。
これら対象カードを保有している方はこちらも併せて利用するのも楽しいです。香港センチュリオンラウンジの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は「香港カンタスラウンジ」をご紹介しました。実際に利用してみるとこんな方に向いているラウンジと感じました。
<利用をおすすめする方>
- 場所の移動に時間をかけたくない
- 落ち着いた静かな環境で仕事や読書をしたい
- フードよりもドリンクがたくさんあるのが嬉しい
ぜひ参考にしていただければと思います。
次の記事では、カンタスラウンジの後ではしごした「香港キャセイラウンジ」をご紹介したい思います。
それでは、また!
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