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セゾンゴールドアメックスのプライオリティパスが改悪!返金対応と代わりを解説!

セゾンゴールドアメックスのプライオリティパスが改悪

セゾンカードでプライオリティパスに関するサービス内容変更の発表がありました。ゴールドアメックスはこれまで年会費11,000円でプレステージ相当のプライオリティパスを発行できましたがこの制度が廃止になるというものです。改定後はスタンダード相当となり都度35ドルの利用料が必要となります。PPラウンジを高頻度で使っていた方には改悪となりますね。以下では返金対応と代わりのカードを含めて詳しく解説していきます。

更新履歴(2025年9月7日):最新情報を追記しました!

セゾンゴールドアメックスのプライオリティパスが改悪

会員証の提供方式が物理カードからデジタルカードに変更

2025年8月25日に、セゾンカードからプライオリティパスに関するサービス内容変更の発表がありました。

まず1つめが会員証の提供方式が「物理カード」から「デジタルカード」に変更になるというものです。これは2025年11月4日12:00から申し込みが開始される予定になっています。

プライオリティパス会員証の発行形式変更

 

提供形式が物理からデジタルになると「会員カードを持っていくの忘れた」という事態を防ぐことができるため、これ自体は改悪ではなく改善と言えますね。

一方で、これに伴いプライオリティパスのサービス提供内容も変更になります。

プラチナカード、ビジネスカード、ゴールドカードが対象となっていますが、特に影響が大きく改悪となっているのがゴールドカードです。

セゾンカード「「プライオリティ・パス」会員証発行形式およびサービス内容変更について」

 

プレステージ相当が廃止で「スタンダード相当+都度利用料の支払い」に変更

ゴールドカードの場合、カード本体の年会費とは別に、オプションで年会費11,000円(税込)を支払うことで、「プレステージ相当」のプライオリティパスを発行することができていました。

セゾンゴールドアメックスの券面

 

プレステージ相当の場合、年会費は必要になるものの、回数制限なく対象施設を「無料」で利用できるのが大きなメリットとなっていました。

しかしながら、2025年12月1日以降はこのシステムが廃止になります。

2025年12月1日以降はオプションの年会費が無料となるかわりにプライオリティパスの提供プランが「スタンダード相当」となってしまいます。

スタンダード相当の場合、都度利用料として「35米ドル」が必要になります。1ドル150円だと5,250円という計算です。

年2回までの利用であればこれまでの年会費とトントンですが、3回以上利用していた方にとっては改悪と言えますね。

<サービス内容変更(ゴールドカード)>

  変更前 変更後
ご提供プラン プレステージ スタンダード
年会費 11,000円(税込) 無料
施設利用料金 無料 1回につき35米ドル
同伴者料金(1名様につき) 4,400円(税込) 35米ドル
有効期限 3 5

 

サービス改定の対象となるゴールドカードは以下になります。

プライオリティパス利用者に人気の高い「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」や「セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」も含まれていますね。とても残念です。

<対象のゴールドカード>

  • セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • へきしんセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • スルガ・セゾンゴールド・アメリカンエキスプレス・カード
  • 三井ショッピングパークカード《セゾン》LOOPゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • 建設スマート・ セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

 

現在、物理カードを持っている方の利用期限は以下になります。

カード有効期限によって若干異なりますが、いずれにしても2025年11月30日が最終日となります。2025年12月1日からは使えなくなってしまうので注意が必要です。

<会員カード利用期限>

カード有効期限 20251130日以前 20251231日以降
利用期限 カード記載の有効期限まで 2025年11月30日(日)まで

※カード記載の有効期限に関わらず

 

物理カードの有効期限は券面を見ることで確認することができます。

プライオリティパス物理カードの有効期限の確認方法

 

プライオリティパス改悪で返金対応はある?

利用できない期間に応じて返金対応あり

ゴールドカードでの既存プライオリティパス保有者に対しては、利用できない期間に応じて返金対応があります。具体的には以下になります。

プレステージ相当の物理カードが使えくなるのは2025年11月30日ですから、そこから逆算して返金額が計算されるというシステムになっています。

<プライオリティパス年会費の返金対応一覧>

プライオリティパス年会費の返金対応一覧

 

返金方法は以下になります。

2025年12月、2026年3月いずれかのタイミングでマイナス計上され、ショッピングなどの利用金額と相殺、もしくは口座への返金となります。

<返金方法>

  • 202512月請求、20263月請求のタイミングで、該当のクレジットカードに返金額をマイナス計上いたします。
  • 該当月でカード利用のご請求がある場合、ご返金額を相殺させていただきます。
  • 上記ご請求がない場合、またはご返金額を下回った場合、差額分をご登録いただいている引き落とし口座へご返金いたします。

 

返金前に解約してしまうと対象外になってしまうため要注意

注意点は以下になります。

返金前に対象カードを解約していると返金対象外になってしまいます。今回の改悪で解約を考えている方も、返金までは待つようにしましょう。

<注意点>

  • ご返金前に対象クレジットカードを解約されている、あるいはクレジットカードのお支払いに延滞が生じている場合は返金対象外となります。
  • お振り込み時に、お引き落とし口座の登録がないなど、お振り込みできない場合には年会費返金の対象外となります。

 

詳細はこちら公式サイトをご参照ください。

セゾンカード「「プライオリティ・パス」サービス内容の変更に伴うご返金について(ゴールドカード)」

 

セゾンプラチナアメックスのプライオリティパスは改悪回避

同伴者料金が4,400円から35米ドルに変更も影響は少ない

プラチナカードおよびビジネスカードも今回のサービス内容変更の対象となっています。ただし、こちらは改悪が回避されています。

セゾンプラチナビジネスの券面

 

まず、会員証の提供方式が物理カードからデジタルカードに変更になるのは同じです。

プライオリティパスのサービス提供内容については、提供プランは「プレステージ相当」のまま変更はなく、同伴者料金が「4,400円(税込)」から「35米ドル」に変更になっています。

1ドル150円だと5,250円という計算ですから為替によって数百円高くなるというイメージです。影響は微々たるものと言えますね。

<サービス内容変更(プラチナカード&ビジネスカード)>

  変更前 変更後
ご提供プラン プレステージ プレステージ
年会費 無料 無料
施設利用料金 無料 無料
同伴者料金(1名様につき) 4,400円(税込) 35米ドル
有効期限 3 5

 

サービス改定の対象となるプラチナカードは以下になります。

<対象のプラチナカード>

  • セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • みずほセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • 大和証券セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • へきしんセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • スルガ・セゾンプラチナ・アメリカンエキスプレス・カード

 

続いてこちらはサービス改定の対象となるビジネスカードです。

<対象のビジネスカード>

  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • へきしんセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • スルガ・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカンエキスプレス・カード
  • 全弁協セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • CPAセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 

 

セゾンゴールドアメックスは解約すべき?

年2回以下のプライオリティパス利用なら維持しておくと安心

プライオリティパスが改悪されたからセゾンゴールドアメックスも解約しようと考えている方も多いかもしれません。

ただし、今回のサービス内容の変更は人によってはプラスに働く可能性もあります。それは、年2回以下しかプライオリティパスを利用していなかった方です。

これまでは提供プランがプレステージ相当だった代わりに年会費「11,000円(税込)」が固定費となっていました。ラウンジを使う機会がない年もこの費用が発生してしまいます。

一方で、2025年12月1日以降は都度利用料35米ドルが必要なかわりに年会費は「無料」です。1回あたりの利用料が約5,000円ですから年2回までならこれまでの年会費とトントンです。

レストラン施設のために35米ドルを払うのは意味ないと思いますが、例えば海外トランジットでの待ち時間や、深夜早朝到着で電車やバスがまだ動いていない場合などに、空港ラウンジは活躍します。

何かあった時のお守り代わりに維持しておくと安心ですね。

 

利用付帯ながら旅行保険が充実

セゾンゴールドアメックスは「利用付帯」ながら旅行保険が充実しています。

こちらは「海外旅行傷害保険」。

<海外旅行傷害保険>

補償内容 保険金額(本会員) 保険金額(家族)
傷害死亡・後遺傷害 5,000万円 1,000万円
傷害治療費用 300万円 300万円
疾病治療費用 300万円 300万円
賠償責任 3,000万円 3,000万円
携行品損害 30万円 30万円
救援者費用 200万円 200万円
受託手荷物遅延費用 10万円
10万円
受託手荷物紛失費用 10万円 10万円
乗継遅延費用 3万円 3万円
出発遅延費用 3万円 3万円

 

こちらは国内旅行傷害保険の補償内容です。

どちらも「家族特約」があるためファミリーで旅行機会の多い方も安心です。

<国内旅行傷害保険>

補償内容 保険金額(本会員) 保険金額(家族)
傷害死亡・後遺傷害 5,000万円 1,000万円
入院日額 5,000円 5,000円
通院日額 3,000円 3,000円

 

また、海外だけになりますが「航空便遅延保険」も用意されています。

<航空便遅延保険(海外)>

補償内容 保険金額(本会員) 保険金額(家族会員)
受託手荷物遅延費用 10万円
10万円
受託手荷物紛失費用 10万円 10万円
乗継遅延費用 3万円 3万円
出発遅延費用 3万円 3万円

 

他に旅行保険が付帯しているカードをお持ちでない方なら、これだけでセゾンゴールドアメックスを維持する価値が十分にあります。

セゾンゴールドアメックスの特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

セゾンゴールドアメックスの代わりを解説

プライオリティパスでは改悪が相次ぐ

プライオリティパスではレストランやリフレッシュ施設を対象外としたり、年間の利用回数を制限するなど改悪が相次いでいます。

クレジットカード各社の改悪状況を表でまとめると以下のようになります。

<クレジットカード各社の改悪状況>

  国内外のラウンジ施設 国内のレストラン・リフレッシュ施設 海外のレストラン・リフレッシュ施設
AMEX(2019年8月1日) OK NG NG
UFJニコス(2024年10月1日から) OK NG NG
JCBカード(2024年10月31日から) OK NG OK
楽天カード(2025年1月2日から) OK(年5回まで) NG NG
三井住友カード(2025年4月1日から) OK NG OK
ダイナースクラブ(2025年4月1日から) OK(年10回まで。プレミアムカードは無制限) NG OK(年10回まで。プレミアムカードは無制限)
UCカード(2025年4月1日から) OK(年6回まで) NG OK(年6回まで)

 

改悪が入っていないクレジットカードがオススメ

プライオリティパスの改悪が発表されていないクレジットカードとしては以下のようなものがあります。

セゾンゴールドアメックスのプライオリティパスもレストランやリフレッシュ施設で使えました。代替としても同じようにレストランやリフレッシュ施設で使えるものを狙いたいですね。

セゾンカードのゴールドは今回改悪となりましたので、セゾンカードの場合はプラチナカードとビジネスカードが狙い目という形になりますね。

<プライオリティパス改悪が入っていないクレジットカード>

 

この中で私のおすすめは「セゾンプラチナビジネス」と「静銀セゾンプラチナアメックス」「アポロステーションザプラチナ」の3枚です。

<おすすめカードの選び方>

  • 1人での利用が中心:
    • 初年度年会費無料の「セゾンプラチナビジネス」がおすすめ。コスト負担なく始められるのは嬉しい
    • 家族がみんな20歳以上なら全員で基本カードを発行するのもあり
  • 2人以上の利用が多い:
    • 家族カード1枚目無料で家族カードでもプライオリティパスを発行できる「静銀セゾンプラチナアメックス」がおすすめ
    • たとえば2人での利用なら1人あたりのコスト負担は11,000円
  • 年300万円以上の決済ができる:
    • 年300万円以上の決済で家族カード含めて翌年の年会費が無料になる「アポロステーションザプラチナ」がおすすめ
    • 家族カードは4枚まで追加できてプライオリティパスも発行できる

 

3枚のカードの特徴を簡単にまとめると以下のようになります。

  • セゾンプラチナビジネス:
    • 年会費(基本カード):33,000円(初年度無料)
    • 年会費(追加カード):3,300円
    • プライオリティパス:プレステージ相当(回数無制限&レストランOK)
    • 追加カードでのPP発行:不可
    • 海外旅行保険:利用付帯、家族特約なし
  • 静銀セゾンプラチナアメックス:
    • 年会費(基本カード):22,000円
    • 年会費(家族カード):3,300円(1枚目無料
    • プライオリティパス:プレステージ相当(回数無制限&レストランOK)
    • 追加カードでのPP発行:可能
    • 海外旅行保険:利用付帯、家族特約あり
    • ※2025年12月1日以降の発行では年10回まで無料に変更(詳細:公式サイト
  • アポロステーションプラチナ:
    • 年会費(基本カード):22,000円、年300万円以上の決済で家族カード含めて翌年の年会費無料
    • 年会費(家族カード):3,300円(初年度無料)
    • プライオリティパス:プレステージ相当(回数無制限&レストランOK)
    • 追加カードでのPP発行:可能
    • 海外旅行保険:自動付帯、家族特約なし
    • ※2025年11月4日以降の発行ではスタンダード・プラス相当で年30回まで無料に変更(詳細:公式サイト

 

特徴を表でまとめると以下のようになります。

 

「セゾンプラチナビジネス」は招待経由の入会で初年度年会費無料に加えて条件クリアで12,000円分のAmazonギフト券ももらうことができます。

セゾンプラチナビジネスの券面

 

セゾンプラチナビジネスはJALマイル還元率が高くマイルを貯めるクレジットカードとしても人気があります。

<セゾンプラチナビジネスの特徴>

  1. プライオリティパスが無料で利用可能
  2. JALマイル還元率が最大1.125%(裏技で1.15%)
  3. コンシェルジュサービスが利用可能
  4. 手厚い海外旅行保険と国内旅行保険
  5. 往復対応の国際線手荷物無料宅配サービス
  6. 個人カードと2枚持ちできる
  7. ホテル&レストラン特典が充実
  8. ショッピング優待&保険が充実
  9. ビジネスカードならではの機能と特典も充実
  10. アメリカン・エキスプレスのキャンペーンにも参加可能
  11. 海外キャッシングを利用可能
  12. ふるさと納税で10%ポイント還元
  13. クレカ積立で1%ポイント還元

セゾンプラチナビジネスを徹底解説

 

招待リンクはこちらです。ぜひご活用ください。

セゾンプラチナビジネスの招待リンク

 

「静銀セゾンプラチナアメックス」はポイントサイト経由で22,000円分のポイントを獲得できます。初年度年会費負担をまるまるカバーできますね。

モッピー「静銀セゾンプラチナアメックス」

 

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また、「アポロステーションプラチナ」もポイントサイト経由で22,000円分のポイントを獲得できます。こちらも初年度年会費負担をまるまる相殺できます。

公式サイトで最大31,000円分の入会特典もあるので最大31,000円分の黒字化も可能となっています。驚異的なお得さです。

モッピー「アポロステーションプラチナ」

 

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上記案件はどちらもポイントサイト「モッピー」で募集されています。

モッピーへの入会がまだの方はこちらのバナー経由の新規登録&条件クリアで2,000円分のポイントも貰うことができます。

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ぜひ合わせてご活用ください。

モッピーの入会キャンペーンはこちらで詳しく解説しています。

 

まとめ

今回は、セゾンカードのプライオリティパスに関するサービス内容変更をご紹介しました。

ゴールドアメックスはこれまで年会費11,000円でプレステージ相当のプライオリティパスを発行できましたがこの制度が廃止になるというものです。

改定後はスタンダード相当となり都度35ドルの利用料が必要となります。PPラウンジを高頻度で使っていた方には改悪となっています。

一方で、プラチナカードおよびビジネスカードは同伴者料金が変更になっていただけで影響は軽微です。ここは改悪が回避されてほっと一安心です。

ゴールドアメックスの代替カードとしては以下3つをおすすめしました。

<代替でおすすめのカード>

  • セゾンプラチナビジネス
  • 静銀セゾンプラチナアメックス
  • アポロステーションザプラチナ

 

どれも招待リンクやポイントサイトを活用することで初年度の年会費負担を軽減することができます。利用人数や決済金額などで適したものを選択いただければと思います。

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それでは、また!

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