アメックス「メンバーシップ・リワード・プラス」とは?ボーナスポイントプログラムでAmazonやJALが3%ポイント還元!
アメックスのポイントをお得に貯めて使えるプログラムである「メンバーシップ・リワード・プラス」で「ボーナスポイントプログラム」がスタートしました。AmazonやYahoo!JAPAN、JAL、iTunes Store、HISなど、オンラインの加盟店でのアメックス利用で、3%分のポイントが貯まるというものです。アメックスの通常の利用では1%分のポイントしか貯まりませんので、2%分もお得になります。これら人気のショップで3%ポイント還元というのは、なかなかインパクトがあります。さすがアメックスという感じですね。以下で詳しくご紹介していきます。
更新履歴(2020年10月24日):JALマイルへの交換スタートについて追記しました。
目次
アメックスの「メンバーシップ・リワード・プラス」とは?
アメックスの「メンバーシップ・リワード・プラス」とは、ポイントをお得に貯めて使えるプログラムです。年会費とは別に、年間3,000円(+消費税)が必要となります。
<メンバーシップ・リワード・プラス>
- 年間3,000円(+消費税)の登録料が必要
以下の特徴があるため、マイルに交換する目的でポイントを貯めている方には、登録必須とも言えるプログラムになっています。
ポイントがより貯まる
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、ポイントの有効期限が無期限になります。そのため、安心してポイントを貯めていくことができます。
ポイントがより使える
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、貯めたポイントの、提携航空パートナーへのマイル移行レートがアップします。
ANAマイルへの移行する場合
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録しない場合、アメックスの2,000ポイントは1,000マイルにしか交換できません。
これが、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、アメックスの2,000ポイントは2,000マイルに交換可能となります。
つまり、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで、交換レートが50%から100%に倍増するということになります。
アメックスのポイントをANAマイルに移行するためには、別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録(年間参加費5,000円+消費税)が必要となります。
また、アメックスのポイントからANAマイルへの年間の移行上限は8万マイルとなっていますが、2019年1月1日から4万マイルに制限されることが発表になりました。詳細は以下をご参照ください。
JALマイルに移行する場合
2020年10月から、アメックスのポイントからJALマイルへの移行がスタートしました。
ただし、JALの場合はANAおよび後からご紹介する他航空会社よりも交換レートが非常に悪く設定されていまので、あまり使いどころはありません。
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録しない場合、アメックスの3,000ポイントは1,000マイルにしか交換できません。
これが、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、アメックスの2,500ポイントは1,000マイルに交換可能となります。
つまり、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで、交換レートが33%から40%に若干ですがアップするということになります。
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ANAとJAL以外のマイルへの移行の場合
アメックスのポイントは、ANAを含む15の航空会社のマイルに交換可能となっています。ANA以外の航空会社には、ANAとは別の移行レートが適用されます。
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録しない場合、アメックスの2,000ポイントは1,000マイルにしか交換できません。これが、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、アメックスの1,250ポイントは1,000マイルに交換可能となります。
つまり、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで、交換レートが50%から80%にアップするということになります。
アメックスのポイントからANA以外の航空会社マイルへの移行に関しては、年間の移行上限は設定されていません。
メンバーシップ・リワード・プラスの「ボーナスポイントプログラム」とは?
ボーナスポイントプログラム:概要
さて、そんな、お得なプログラムである「メンバーシップ・リワード・プラス」で、「ボーナスポイントプログラム」という新しいサービスが発表されました。
これは、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録完了後、さらに「ボーナスポイントプログラム(参加費無料)」に登録するだけで、対象加盟店でのご利用が100円=3ポイント(通常ポイント1ポイント+ボーナスポイント2ポイント)になるというものです。
特筆すべきは「参加費無料」というところです。「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録さえしていれば、誰でも無料で利用することができます。
ボーナスポイントプログラム:加盟店
「ボーナスポイントプログラム」でボーナスポイントを獲得できる加盟店は以下のようになっています。いずれも、オンライン限定になりますが、人気のショップばかりですね。
これら人気のショップで3%ポイント還元というのはインパクトがあります。アメックスユーザーにとっては、かなりの朗報と言えますね。
<加盟店>
- Amazon
- Yahoo!JAPAN
- iTunes Sotre
- JAL
- HIS
- AMERICAN EXPRESS TRAVEL
ボーナスポイントプログラム:プログラム年度・ボーナスポイント上限
「ボーナスポイントプログラム」には、プログラム年度・ボーナスポイント上限が定められています。
プログラム年度
「ボーナスポイントプログラム」は、毎年9月1日から8月31日がプログラム年度となり、ボーナスポイントプログラムへのご登録は、2年目以降自動更新となります。
ボーナスポイント上限
「ボーナスポイントプログラム」における、プログラム年度間のボーナスポイントの上限は100,000ポイント(500万円ご利用分)と定められています。
上限が設定されているのはちょっと残念ですが、「500万円ご利用分まで」ということで、ほとんどの方はここまで利用できないと思われる、余裕のある設定となっています。
ボーナスポイントプログラム:対象となるクレジットカード
「ボーナスポイントプログラム」を利用するには、「メンバーシップ・リワード・プラス」への参加が必須となります。
そのため、「ボーナスポイントプログラム」の対象カードは、「メンバーシップ・リワード・プラス」へ参加可能な以下となります。一般的に、アメックスの「プロパーカード」と呼ばれているカードとなります。
<対象カード>
- アメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
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ボーナスポイントプログラムの対象サービス詳細
とってもお得な「ボーナスポイントプログラム」ですが、各ショップによって、対象商品(サービス)、対象外商品(サービス)が定められています。利用する前に、しっかり確認しておきましょう。
Amazon
<対象商品(サービス)>
- Amzon.co.jp
- Amazonマーケットプレイス
- Kindle本
- Amazon Business
<注意事項>
- Amazonプライムの会費およびPrime Studentの会費など、一部のお支払いはポイント加算の対象外です。
Yahoo! Japan
<対象商品(サービス)>
- ヤフーショッピング
- ヤフオク!(Yahoo!かんたん決裁)
- ヤフー官公庁オークション
<注意事項>
- セシール、ディノス Yahoo!ショッピング店、Joshin web、Joshin web CDDVD Yahoo!店、 LOHACOはポイント加算の対象外です。
- 自動車車体、デジタルコンテンツの商品購入はポイント加算の対象外です。
JAL
<対象商品(サービス)>
- 日本国内のJAL公式ウェブサイト(www.jal.co.jp)で購入できるJAL国内線・国際線航空券、およびJALPAK国内・海外ツアー商品
<注意事項>
- 日本国内のJAL公式ウェブサイト(www.jal.co.jp)で購入できるJAL国内線・国際線航空券、およびJALPAK国内・海外ツアー商品が対象です。
- 同サイトからリンクのある提携サイトでの購入分は対象外となります。
- 日本国内のJALコールセンターで購入されたJAL国内線・国際線航空券も対象となります。JALオンラインでの購入分は対象外となります。
H.I.S.
<対象商品(サービス)>
- 海外航空券
- 事前決済となる海外ホテル
- 海外航空券+ホテル(セット販売)
- 海外パッケージツアー
- 海外オプション・レンタカー
<注意事項>
- H.I.S.の公式ウエブサイト(his-j.com)を通じてオンラインにてご予約・購入を頂いた商品がボーナスポイントの対象です。
- 同サイトからリンクのある提携サイトでのご予約・購入分および各H.I.Sの営業所店頭でのご購入は対象外となります。
- 海外航空券は、日本発着、日本発着外にかかわらず、ボーナスポイントの対象となります。
- 現地決済となる海外ホテルならびに海外鉄道の購入はボーナスポイントの対象外となります。また、国内の各種ご予約や、次に続くご予約もボーナスポイントの対象外となります。(対象外:国内航空券、国内パッケージツアー、国内ホテル及び旅館、国内バスツアー、国内レンタカー、国内体験アクティビティジャパン、地球旅市場、査証手配代行、アクロスオンライン、H.I.S.でんき、H.I.S. モバイル、海外・国内旅行保険、クオリタ、サプライズ、H.I.S. 航空券・ホテル予約アプリ)
アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
<対象商品(サービス)>
- 事前決済でご購入のホテル・レンタカー
- 国内航空券(会員様専用 国内航空券販売サイト)
<注意事項>
- アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインにて対象のホテルやレンタカー、国内航空券を事前決済いただくと100円=4ポイント(通常1ポイント+ボーナス3ポイント)が加算されます。
- 国内航空券は、エボラブルアジアの運営するアメリカン・エキスプレスのカード会員様専用国内航空券販売サイトにてご購入頂いた航空券が対象です。
- 海外航空券、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」、「ザ・ホテル・コレクション」は、ボーナスポイントの加算対象外です。
iTunes Store
<対象商品(サービス)>
- iTunes Store
- App Store
- iBooks
- Apple Music
<注意事項>
- 特記なし
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ボーナスポイントプログラムの登録方法と手順
今回ご紹介した「ボーナスポイントプログラム」の登録方法はいたって簡単です。
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録後、「ボーナスポイントプログラム」の詳細を参照するページに移動しますと、「ご登録ページはこちら」というボタンが表示されるようになります。
あとは、もろもろの利用条件を確認後、「キャンペーンに登録」をクリックするだけです。
すると、以下のような画面が表示され、「メンバーシップ・リワード・プラス」の「ボーナスプログラム」への登録が完了したことを確認できます。とても簡単です。
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録していれば、誰でも無料で参加できますので、忘れないうちに登録しておきましょう!
アメックスで貯めたポイントのオススメの使い方
アメックスで貯めたポイントは、様々な商品や、商品券、マイル、ホテルのポイントなどに交換可能です。そんな中でも、ポイントの価値を最大限に高めるには、マイルへの交換がオススメです。
記事の前半でご紹介したように、アメックスのポイントは、ANAを始めとした15の航空会社のマイルに交換することができますが、私のオススメは、「ブリティッシュ・エアウェイズ」と「シンガポール航空」です。
実は、アメックスのポイントは、JALのマイルには直接交換できないという弱点があるのですが、「ブリティッシュ・エアウェイズ」は、JALと同じアライアンスである「ワンワールド」加盟のため、この弱点を補うことができます。
しかも、「ブリティッシュ・エアウェイズ」のマイルでJALの国内線を予約する場合、本家であるJALよりも少ないマイルで利用することができるという、とてもお得な仕様となっています。
また「シンガポール航空」は豪華な客室で有名です。ファーストクラスを超える「スイートクラス」を設定しており、優雅なフライトを満喫することができます。
貯めたアメックスのリワードポイントを「シンガポール航空」のマイルに交換して、スイートクラスにチャレンジするというのも夢があります。
アメックスで実施中のお得な入会キャンペーン
アメックスでは現在、大量ポイントを獲得できるお得な入会キャンペーンを実施中です。詳細は以下の記事をご参照ください。
まとめ:オンラインの加盟店や海外利用で3%ポイント還元は驚異的!
今回は、「メンバーシップ・リワード・プラス」でスタートした「ボーナスポイントプログラム」をご紹介しました。
AmazonやYahoo!JAPAN、JAL、iTunes Store、HISなど、オンラインの加盟店でのアメックス利用で、3%分のポイントが貯まるという、とてもお得な内容となっています。
「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録している方は、誰でも無料で参加することができますので、忘れずに登録しておくようにしましょう。
アメックスカードは、年会費が安くないクレジットカードですので、利用できるサービスは利用し尽くさないと損ですからね。
JALマイレージモールなど、多くのクレジットカード系のモールでAmazonのポイント付与条件が改悪されました。「メンバーシップ・リワード・プラス」ではまだその影響はないようですので、相対的にアメックスカードの優位性が高まる結果となりました。詳細はこちらの記事をご参照ください。
それでは、また!
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