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ウィーン美術史美術館で世界一美しいカフェを体験!行き方(アクセス)とチケット、見どころは?

ウィーン美術史美術館

ウィーン美術史美術館で世界一美しいカフェを体験!行き方(アクセス)とチケット、見どころは?

「美術史美術館(美術史博物館)」は、ハプスブルグ家の膨大なコレクションを所蔵するヨーロッパ屈指の美術館です。ブリューゲルやフェルメール、レンブラント、ルーベンスといった有名画家の作品が多数展示されています。また、館内には「世界で最も美しい」と評されるカフェも併設されており見所のひとつともなっています。当記事では、そんな「美術史美術館」の場所と行き方(アクセス)から、営業時間、チケットの価格、鑑賞レポートまで、詳しくご紹介していきたいと思います。

pipinobu

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記事の信頼性
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美術史美術館とは

「美術史美術館(Kunsthistorisches Museum Wien)」は、ハプスブルグ家の膨大なコレクションを所蔵するヨーロッパ屈指の美術館です。

日本語のガイドブックでは、「美術史博物館」と記載されている場合もありますが、同じ施設のことを指しています。

美術史美術館には、世界一とも言われるブリューゲルの作品群を始め、フェルメール、レンブラント、ルーベンスといった15世紀から18世紀にかけての巨匠と言われる有名画家の作品が多く展示されてます。

その他にも、エジプトや古代ギリシャ、ローマの貴重な美術品の他、70万枚を超えるコインやメダルも収蔵されています。

また、館内には「世界一美しい」と評されるカフェも併設されており、美術鑑賞の合間にウィーン伝統のカフェメニューを楽しむことができるようになっています。

 

美術史美術館の場所と行き方(アクセス方法)

「美術史美術館」は、ウィーンの中心部である「リンク」内の南西のエリアに位置しています。

同じ敷地内には「自然史博物館」も位置している他、周辺は美術館や博物館が集まるアカデミックなエリアとなっています。

美術史美術館には、リンク内およびリンク周辺のホテルからは徒歩でアクセスすることができます。また、周辺にはトラムや地下鉄の駅もありますので、公共交通機関を利用したアクセスも便利です。

「美術史美術館」への主な行き方(アクセス方法)をまとめると以下のようになります。

<美術史美術館の行き方(アクセス方法)>

  • 徒歩
    • リンク内およびリンク周辺のホテルから徒歩10分から20分程度(ホテルの場所に依存)
  • 公共交通機関
    • 地下鉄「2号線」:「Museumsquartier」駅から徒歩3分程度
    • 地下鉄「2号線」「3号線」:「Volkstheate」駅から徒歩5分程度
    • トラム「1線」「2線」「D線」:「Gurgring」駅から徒歩3分程度

 

「美術史美術館」の周辺地図は以下になります。

 

美術史美術館の営業時間

「美術史美術館」の営業時間は以下のようになっています。

9月から5月の間は月曜日が休館日になるため注意が必要です。また、木曜日のみ、夜間営業として午後9時までの営業となっています。

<美術史美術館の営業時間>

  • 火 – 日:10:00 – 18:00
  • 木:10:00 – 21:00
  • 休み:9月から5月は月曜日、他はなし

 

美術史美術館のチケット料金

「美術史美術館」のチケット料金は以下のようになっています。

大人はひとり「16ユーロ」ということになりますね。シニア料金および学生料金を提供するためには、それを証明する「ID(身分証明書)」が必要になりますのでご注意ください。

<美術史美術館のチケット料金>

  • 大人:16ユーロ
  • シニア(65歳以上):12ユーロ
  • 学生(25歳以下):12ユーロ
  • 学生(19歳以下):無料

 

「美術史美術館」の公式HPは以下になります。営業時間やチケット料金の最新情報については以下からもご確認ください。

参考 TopKHM

 

美術史美術館の見どころと攻略方法

美術史美術館には、15世紀から18世紀にかけての巨匠と言われる有名画家の作品が多く展示されています。

中でも、世界一の規模と言われるブリューゲルの作品群は圧巻です。これらの作品群をまとめて、しかも間近で鑑賞できるというのは幸せなことですよね。

美術史美術館のフロア構成は以下のようになっています。

ブリューゲル、フェルメール、レンブラント、ルーベンスといった有名画家の作品は「1フロア(日本でいうところの2階)」に集まっていますので、まずはこちらのフロアから鑑賞をスタートするのがオススメです。

<美術史美術館のフロア構成>

フロア コレクション
2 コインコレクション
1 絵画ギャラリー
0.5 クンストカンマー・ウィーン(美術工芸館)
0.5 古代ギリシャ・ローマ・コレクション
0.5 古代エジプト・オリエント・コレクション
0/-0.5 入口、出口、アトリエ、ショップ、など

 

その後、時間と体力に余裕があれば、「2フロア(日本でいうところの3階)」のコインコレクションや、「0.5フロア(日本でいうところの中2階)」の古代ギリシャ、エジプト、ローマなどの貴重な収蔵品を鑑賞しましょう。

また、「世界で最も美しい」と評されるカフェは、「1フロア(日本でいうところの2階)」に位置しています。

前述のとおり、こちらの「1フロア」は有名絵画が集まっているフロアになりますので、美術品鑑賞の合間に、ウィーンのカフェメニューを楽しむことができるようになっています。

 

美術史美術館の体験レポート

それではここからは、実際に「美術史美術館」を訪れてみた体験レポートをお送りしたいと思います。

美術史美術館の外観

「美術史美術館」の外観はこんな感じです。バロック形式の非常に立派な建物です。

美術史美術館の外観1

 

正面には、「マリアテレジア」の銅像を間に挟み、瓜二つの建物がたっています。あちらは「ウィーン自然史博物館」になっています。

美術史美術館の外観2

 

チケット売り場とロビー

「美術史美術館」の入り口を通ると、すぐのところにチケット売り場があります。美術館の規模からすると、驚くほどこじんまりとしたチケット売り場です。

チケット料金については、電光掲示板および、立て看板にて案内が出ていますので、再度確認しましょう。

美術史美術館:チケット売り場とロビー1

 

実際に購入したチケットはこんな感じです。さっそく内部に入館していきましょう。

美術史美術館:チケット売り場とロビー2

 

インフォメーション

チケット購入後にまっすぐ進んでいくとインフォメーションがあります。

美術史美術館:インフォメーション1

 

こちらには、各国語に翻訳された「館内地図」が用意されています。日本語版もありますので、忘れずにゲットしましょう。

美術史美術館:インフォメーション2

 

階段ホールのクリムトの壁画

入館後、さらにまっすぐ進んでいくと、1フロア(日本でいうところの2階)に上がるための階段ホールがあります。こちらの階段ホールは、目をみはるような豪華な造りになっており、「美術史美術館」の見所のひとつとなっています。

美術史美術館:階段ホール1

 

正面には、迫力満点の彫像が鎮座しています。ギリシャ神話の一節を再現したものでしょうか、そのグロテスクさが目を引きます。

美術史美術館:階段ホール2

 

天井画も素晴らしいですね。吸い込まれていきそうです。

美術史美術館:階段ホール3

 

そして、こちらの柱の一角には、若き日のクリムトが描いたとされる作品があります。

美術史美術館:階段ホール4

 

アップにするとこんな感じです。左右に描かれた、エジプトとギリシャの女神です。若い頃の作品ということで、クリムト作品と聞いてイメージする印象とはちょっと違いますね。

美術史美術館:階段ホール5

 

意識して探さないとスルーしてまうと思いますので、お見逃しなく。

 

絵画ギャラリー

1フロア(2階)には、こちら「美術史美術館」のメインとも言える「絵画ギャラリー」があります。こちらには、ブリューゲルやフェルメール、レンブラント、ルーベンスといった有名画家の作品が多数展示されています。

美術史美術館:絵画ギャラリー1

 

展示室は、こちらの写真のように、非常に広々とした造りになっています。中央にはソファーも置かれており、腰をかけながら、ゆっくりと鑑賞ができるようになっているのは嬉しいポイントです。

美術史美術館:絵画ギャラリー2

 

ブリューゲル作品

まずは、ブリューゲルの作品群です。こちらは「バベルの塔」。美術史美術館の中でも特に有名とされる作品の一つです。緻密な描写に目を奪われます。

美術史美術館:絵画ギャラリー3

 

続いてこちらは「雪中の狩人」。犬好きにはたまらない作品です。

美術史美術館:絵画ギャラリー4

 

カラヴァッジョ

続いてはカラヴァッジョ。こちらは、「ゴリアテの首を持つダヴィデ」です。陰影の表現が素晴らしいですね。生首が生きているかのようです。

美術史美術館:絵画ギャラリー5

 

こちらは、「ロザリオの聖母」。大判の作品で迫力があります。

美術史美術館:絵画ギャラリー6

 

フェルメール

続いては、フェルメールです。日本人に特に人気がありますよね。こちらは「絵画芸術」。日本の美術館にきたらそれこそ大行列でしょうが、こちらの美術館であれば、ゆっくり鑑賞することができます。

美術史美術館:絵画ギャラリー7

 

ラファエロ

続いては、ラファエロです。ラファエロの作品も、普通に何点も展示されています。こちらは、「草原の聖母」。全体的にオーラを放っているかのような印象を受けます。

美術史美術館:絵画ギャラリー8

 

ルーベンス

続いては、ルーベンス。どちらもルーベンスの作品ですが、右手は有名な「毛皮の女」。ルーベンスの奥さんがモデルだそうです。肉感的な作品です。

美術史美術館:絵画ギャラリー9

 

ルーカス・クラナッハ

続いては、「ルーカス・クラナッハ」。こちらは、「アダムとイブ」という作品で、アメリカの某TVドラマシリーズのオープニングに使用されていましたので、見覚えがある方も多いのではないかと思います。

美術史美術館:絵画ギャラリー10

 

こちらは、「ザクセン公女ジビュラ、エミリア、ジドニア」。独特のタッチが魅力的です。

美術史美術館:絵画ギャラリー11

 

その他

こちらは、ジョゼッペ・アンチボルトの「四季」。美術の教科書などでおなじみですよね。

この他にも、「美術史美術館」には、どこかで見覚えがあるような有名な作品が目白押しです。美術の知識のない方でも、十分に楽しむことができるのではないかと思います。

美術史美術館:絵画ギャラリー12

 

世界一美しいカフェ

ミュージアムカフェの全体像と雰囲気

絵画鑑賞で疲れた後は、「世界で最も美しいカフェ」と称されるミュージアムカフェで一息をつくのがオススメです。

こちらのミュージアムカフェは、「絵画ギャラリー」のあるのと同じフロアである1フロア(2階)の中央あたりに位置しています。

美術史美術館:ミュージアムカフェ1

 

こちらのカフェは円形の形をしており、中央の吹き抜けエリアを囲むような形に席が配置されています。

美術史美術館:ミュージアムカフェ2

 

カフェの周りは重厚な装飾が施されており、豪華さ抜群です。カフェ自体が美術品であるかのような美しさです。

美術史美術館:ミュージアムカフェ3

 

吹き抜けとなっている天井も素晴らしいですね。

美術史美術館:ミュージアムカフェ4

 

ミュージアムカフェのメニュー

こちらがミュージアムカフェのメニューになります。こちらのカフェでは、ドリンクだけでなく、フードも提供されています。

提供されているのは、主にウィーンの伝統的なカフェメニューです。

美術史美術館:ミュージアムカフェ5

 

ドリンクは3ユーロ程度から用意されており、美術館の中のカフェだからといって、特別盛った価格設定にはなっていないようでした。

この日は、とても暑い夏の日で、かつ、絵画鑑賞の後で喉が渇いていたため、「アイスカフェ(Eiskaffe)」をいただくことにしました。価格は「5.90ユーロ」です。

美術史美術館:ミュージアムカフェ6

 

「アイスカフェ(Eiskaffe)」の実物はこんな感じです。発音は日本でいうところの「アイスコーヒー」と似ていますが、中身はちょっと異なります。

冷やされたコーヒーの中にバニラアイスクリームが入っており、その上にはホイップクリームまで乗っています。日本的にはコーヒーフロートに似ているかもしれませんね。とても美味しくいただきました。

美術史美術館:ミュージアムカフェ7

 

コインコレクション

「美術史美術館」の見どころである「絵画ギャラリー」と「ミュージアムカフェ」を堪能した後に体力に余裕があるようであれば、別のフロアも見学してみましょう。

こちらは、最上階である「2フロア(3階)」にある「コインコレクション」です。こちらのフロアには、膨大な数(70万枚!)のコインコレクションが展示されています。

美術史美術館:コインコレクション1

 

こんな感じで、珍しい(と思われる)コインがたくさん展示されています。

美術史美術館:コインコレクション2

 

中には、こんな感じの巨大なコインも展示されており、コインに興味がなくても普通に楽しむことができます。

美術史美術館:コインコレクション3

 

古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション

続いては、「0.5フロア(中2階)」に位置している「古代ギリシャ」や「古代エジプト」「古代ローマ」などのコレクションです。

こちらには、古代の遺跡から発掘されたと思われる遺物が所狭しと展示されています。

美術史美術館:古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション1

 

こちらは、古代ギリシャのエリア。

美術史美術館:古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション2

美術史美術館:古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション3

 

こちらは、古代ローマのエリア。

美術史美術館:古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション4

美術史美術館:古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション5

 

こちらは、古代エジプトのエリアですね。内装自体もそのテーマに合わせたものになっているため、タイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。

美術史美術館:古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション6

美術史美術館:古代ギリシャ・エジプト・ローマ・コレクション7

 

さすがの展示内容で、ハプスブルグ家の超大な力を感じさせられますね。

 

ウィーン旅行で人気のオプショナルツアー

ウィーン旅行で人気のオプショナルツアーはこちらになります。

ツアーを利用すれば時間と体力を節約しながら、個人では難しいような場所にもアクセスできるのがメリットになりますね。

<人気のオプショナルツアー>

 

ウィーン旅行2019のスケジュール

今回の記事は、2019年夏休みの「ウィーン旅行」の一部としてご紹介しました。「ウィーン旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。

<ウィーン旅行2019のスケジュール>

  • 1日目:東京(成田)からドバイに移動
  • 2日目:ドバイからウィーンに移動、ル・メリディアンに宿泊
  • 3日目:ウィーン観光、ザ・リッツ・カールトンに宿泊
  • 4日目:ウィーン観光、インペリアルに宿泊<=今ココ!
  • 5日目:ウィーン観光、ブリストルに宿泊
  • 6日目:ウィーンからドバイに移動 
  • 7日目:ドバイから東京(成田)に移動

 

今回のウィーン旅行はエミレーツ航空のファーストクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、

貯めたJALマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。

陸マイラー的なJALマイルの貯め方と、JALマイルでエミレーツ航空のファーストクラスを発券した経緯、SPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。

 

MEMO

最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。

 

まとめ

今回は、「美術史美術館」の場所と行き方から、営業時間、チケットの価格、鑑賞レポートまで、詳しくご紹介していきました。

ヨーロッパ屈指の規模を誇る美術館、博物館ということで、圧巻の展示内容でした。展示されているのはどこかで見たことがあるような有名な作品ばかりですので、芸術にそれほど興味がない方でも楽しめるのではないかと思います。

特に、「絵画ギャラリー」の素晴らしさはガイドブックを通して事前に知っていましたが、「古代ギリシャ・エジプト・ローマ」の充実ぶりについてはノーマークでした。

また、「世界でいちばん美しい」と称されるカフェは、噂通りの素晴らしいものでした。値段も美術館の中だからと盛っていなかったのも好印象でした。

駆け足で鑑賞しても2-3時間、ゆっくり鑑賞するのであればまる1日必要になります。「美術史美術館」を訪れる際は、スケジュールに余裕をもって、ゆっくり鑑賞されることをオススメします。

 

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それでは、また!

 

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