今回は、モクシー東京錦糸町(Moxy Tokyo Kinshicho)の宿泊記をお送りします。モクシー東京錦糸町は、2017年11月1日にオープンしたばかり、できたてほやほやのホテルです。モクシーは、マリオットグループのブランドの一つで、カジュアルかつデザイン性の高いホテルを展開しています。日本では、ここ東京錦糸町と大阪本町に、同時かつ日本初としてオープンしました。私も日本初のモクシーのホテルということで、興味津々、オープンまもないタイミングで伺ってみました。当記事では、そんなモクシー東京錦糸町における、マリオットのゴールド会員特典とお部屋および共用施設の様子を詳しくレポートしていきたいと思います。
目次
- モクシー東京錦糸町とは
- モクシー東京錦糸町へのアクセス
- モクシー東京錦糸町はマリオットのグループホテル
- モクシー東京錦糸町で予約したお部屋と料金
- モクシー東京錦糸町のお部屋の仕様
- モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:チェックインの様子とマリオットのゴールド&プラチナ会員特典をレポート
- モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:ツインルームのお部屋レポート
- モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:共用施設をレポート
- モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:朝食をレポート
- モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:実際に利用してみてわかった感想
- マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
- モクシー東京錦糸町の宿泊記は動画でも公開中
- まとめ
モクシー東京錦糸町とは
「モクシー東京錦糸町」は、東京都墨田区にあるマリオットホテルグループのデザインホテルです。2017年11月1日にオープンしました。
マリオットグループの中には、いくつかブランドがありますが、その中でも「モクシー(MOXY)」は一番カジュアルで、デザイン性の強いブランドになっています。
ターゲットはミレニアル世代と呼ばれる比較的若めの層で、簡素なサービスをリーズナブルな価格で提供しているのが特徴となっています。
ちなみに「MOXY」というのは、英語の「MOXIE(元気)」という単語の発音からもじった造語だそうです。
公式HPには、以下のように紹介されています。
実用性にちょっぴりエッジを効かせたモクシー東京錦糸町は、東京の下町を訪れるような気軽な感覚でご利用いただけるデザイナーズホテルです。日本伝統のおもてなしが十二分に発揮され、超高速の無料Wi-Fi、快適なベッドを備えたスタイリッシュでコンパクトな客室、24時間サービスのお食事とお飲物、静かなミーティングスペースなど、ビジネスにもレジャーにも必要なものがすべてが揃っています。そしてホテルご滞在中に楽しく過ごしていただくアクティビティも多くご用意しています。ダンスフロアで踊ったり、バーでカクテルを飲んだり、ライブラリーで折り紙や書道について学んだり、ジムで汗を流したり、ホテルの自転車で浅草の探索に出かけたり…様々な旅をお楽しみください。立地にも恵まれ、近隣には東京スカイツリーや浅草寺、皇居、それに野球や大々的なコンサートが楽しめる東京ドームなど、本格的に観光をされるお客様にもぴったりです。
なんか、普通のシティーホテルの紹介文とは違いますよね。ホスピタリティのような単語は一切出てきません。
「モクシー東京錦糸町」は、ホテルで癒されるというよりは、自分自身でアクティブに楽しむためのホテルといえます。
<モクシー東京錦糸町の基本情報>
- ホテル名:モクシー東京錦糸町
- 住所:〒130-0022 東京都墨田区江東橋3-4-2
- TEL:03-5624-8801
- 客室数:205
マリオットのホテルプログラムである「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
モクシー東京錦糸町へのアクセス
「モクシー東京錦糸町」は、その名前のとおり、東京都の錦糸町に位置しています。錦糸町といっても、東京以外の方にはピンとこないかもしれませんね・・。
錦糸町は都心というよりは、下町といった位置づけですが、JR錦糸町駅が、千葉方面へのターミナルになっているため、かなり発展しています。駅前には、ヨドバシカメラやマルイなどがあります。
また、東京スカイツリーまで距離が近く、アクセスしやすい場所にもなっています。
最寄り駅は、JR錦糸町駅の他、東京メトロの錦糸町駅になります。
<コートヤード・マリオット銀座東武ホテルの最寄り駅>
- JR:錦糸町駅
- 東京メトロ:錦糸町駅
「モクシー東京錦糸町」の周辺地図はこちらになります。錦糸町は、JR錦糸町駅の北口側と南口側で印象が違う街です。
北口側は住宅街、南口側が繁華街となっているのですが、「モクシー東京錦糸町」は南口側、繁華街のど真ん中に位置しています。
便利な一方、周辺には、キャバクラや風俗店もありますので、女性一人の場合は要注意です。
モクシー東京錦糸町はマリオットのグループホテル
「モクシー東京錦糸町」は、その名前だけでは分かりづらいですが、前述のとおり、マリオットのグループホテルとなっています。
そのため、マリオットの会員制度である「マリオット・リワード」のエリート会員資格の特典を受けることが可能です。
もちろん、マリオットの公式HPから予約や、マリオット・リワードのポイントを使っての宿泊も可能ですし、宿泊によりポイントを貯めることもできます。
また、マリオットのプラチナチャレンジ(プラチナ・ステータス・チャレンジ)の宿泊実績としてもちゃんとカウントされます。実は私も、プラチナチャレンジの一環として宿泊しました。
モクシー東京錦糸町で予約したお部屋と料金
さて、今回、こちらの「モクシー東京錦糸町」で当初予約したお部屋は「1クイーン」というお部屋でした。
実は、こちらの「モクシー東京錦糸町」には、お部屋は2タイプしかありません。「1クイーン」と「2シングル」です。
<モクシー東京錦糸町の部屋タイプ>
- 1クイーン
- 2シングル(ツイン)
どちらのお部屋も、定員は2名までとなっており、宿泊者が1名でも2名でも料金はかわりません。ひと部屋いくらという課金方法ですね。
予約時に、1人で泊まるのか2人で泊まるのか決めていなかったので、汎用性の高い「1クイーン」の方を選択しました。
予約時の価格は、14,210円でしたが、税金を含めると16,981円となりました。
私が予約した時は、「モクシー東京錦糸町」の予約が公式HPで開始された直後で、まだ、他のホテルサイトで予約が開始されていない状態だったので、ベストレート(最低価格保証)は利用しませんでした。
宿泊料金の最新情報はこちらマリオット公式サイトからご確認ください。
マリオットの最低価格保証(ベストレート)の詳細については、こちらの記事もご参照ください。
モクシー東京錦糸町のお部屋の仕様
「モクシー東京錦糸町」のお部屋の仕様は以下になっています。「1クイーン」と「2シングル」ともに、ベッドの広さと数が違うだけで、基本は同じ仕様です。
ポイントは赤字の部分です。お部屋の広さは20平米とコンパクトで、全室禁煙になっています。また、バスタブはなく、シャワーのみの用意となっています。バスタブ命の方は要注意です。
また、インターネット(WiFi)は無料で利用でき、各部屋には50インチの大画面液晶テレビが用意されているのが特徴になります。
<モクシー東京錦糸町のお部屋の仕様(全部屋共通)>
ベッドと寝具
- 最大定員: 2
- 折り畳み式ベッド不可
- ベビーベッド不可
客室の機能
- 20㎡/215平方フィート
- 冷暖房付き
- 禁煙室
お風呂とバスルームの特徴
- シャワー
- ヘアドライヤー
家具と調度
- いす
- 目覚まし時計
- デスク, 可動式, 電気コンセント
- アイロンとアイロン台
インターネットと電話
- 電話
- 電話の機能: ボイスメール
- 高速インターネット、無料
- ワイヤレスインターネット、無料
ホスピタリティサービス
- ご利用いただけません
エンターテインメント設備
- 50インチ/127cm LCD テレビ
- プレミア映画チャンネル
- ケーブル/衛星
- インターネットケーブル/衛星
モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:チェックインの様子とマリオットのゴールド&プラチナ会員特典をレポート
記事作成当時はゴールド会員でしたが、2020年2月にプラチナ会員として宿泊してきました。ゴールド特典とプラチナ特典の最新情報を追記しました。
それではここからは「モクシー東京錦糸町」の宿泊記をお送りしてきます。まずは、チェックインの様子とゴールド&プラチナ会員特典についてです。
私は、SPGアメックスというクレジットカードを保有しており、その特典として、マリオット・リワードのゴールド会員資格を獲得しております。
マリオット・リワードのゴールド会員の場合、その特典として、当日の空室状況に応じて客室のアップグレードを受けることができます。
ただし、「モクシー東京錦糸町」の場合、前述のとおり、お部屋は2タイプしかなく、部屋のランクが一定なので、アップグレードする先がありません(笑)。
ですので、アップグレードがない(できない)というのは初めからわかっていましたので、それ以外のゴールド会員特典が適用されるかどうか、というのが焦点になります。
モクシー東京錦糸町の外観
「モクシー東京錦糸町」の外観はこんな感じです。この日は、夜7時ごろのチェックインになりましたので、周辺はすでに暗くなっています。
「MOXY」のピンクのネオンが目立ちますね。
正面玄関はこんな感じです。オープンしてからまもないということで、入り口には、たくさんのお花が飾ってありました。
モクシー東京錦糸町のロビー(バー&ラウンジ)
正面玄関を入ると、こんな感じの案内がありますので、チェックインの際は「バー&ラウンジ」の方に進みます。
バー&ラウンジのエリアはこんな感じになっています。雰囲気としては、今流行りのブルックリン調の内装を施した、おしゃれなカフェ&バーといった感じです。
照明も暗めで落ち着ける雰囲気です。サッカーゲームなんかも置いてあり、遊び心もありますね。おしゃれ感満載です。
モクシー東京錦糸町のレセプション
「モクシー東京錦糸町」のレセプションはこちらになります。スタッフさんがたくさんいらしたので、ちょっと遠目に撮影しました。
中央のカウンターがレセプション兼バーカウンターになっており、こちらでチェックインできるようになっています。
スタッフの方の服装も非常にカジュアルで、ホテルという感じはまったくしません。また、面白かったのは、スタッフの方の中に、日本語がまったくできない方が混じっていたことです。
たまたま、私はその日本語ができないスタッフの担当になり、チェックインをAll Englishで済ませました。日本(しかも錦糸町なのに)なぜか、完全な異国感です(笑)。
部屋のアップグレードがないことはわかっていたので、淡々とチェックインを行いました。
ただ、この日は、結局2人で宿泊することにしたので、2人でチェックインに臨んだのですが、2人であればツインの部屋の方がいいのではないか、という提案をスタッフの方からいただき、ツイン(2シングル)のお部屋に変更していただきました。
部屋のキーはこんな感じです。キーのデザインからしておしゃれですね。
「モクシー東京錦糸町」では、宿泊者全員に、ウェルカムドリンクのサービスがあるということでした。1人につき1杯ずつ、アルコールかノンアルコールを選択していただくことができます。
こちらの写真の右側がアルコールで「MOXY HIGH」と呼ばれていたカクテル、左手がノンアルコールのカクテル(名前は失念)です。テーブルの上のロボとともに撮影しました(笑)。
味の方もなかなか。
モクシー東京錦糸町のゴールド&プラチナ会員特典(2020年2月の情報)
ゴールド会員、もしくはプラチナ会員としてチェックインをすると、以下のような特典内容の説明書が提示されています。こちらの特典は2018年8月18日以降に適用になっているようです。
ゴールド会員およびプラチナ会員の特典はそれぞれ以下になります。ゴールド会員およびプラチナ会員ともに、(1)と(2)の特典は両方いただくことができます。
ただし、プラチナ会員の(1)の特典は3つの中から1つを選択する必要があります。
<ゴールド会員特典>
- (1)250ポイント
- (2)14時までのレイトチェックアウト
<プラチナ会員特典>
- (1)3つのギフトチョイス
- 500ポイント
- FBアメニティ
- 10USドル分のFBクーポン(1泊1名様につき)<=選択
- (2)16時までのレイトチェックアウト<=選択
私の場合はプラチナ会員としてチェックインしましたので、上記赤字の特典を選択しました。
「10USドル分のFBクーポン(1泊1名様につき)」というのは、以下の写真の右側になります。この時は2名で宿泊しましたので、2名分(=クーポン2枚)をいただくことができました。
こちらのクーポンは、レセプションに併設されているバーで利用することができます。ドリンクやフードの他、冷蔵庫の中の食品やカップラーメンなどにも利用することができます。
また、朝食にも利用することができます。朝食はひとり1,300円ですので、この10ドルクーポンを利用すれば、実質200円ほとで朝食を利用することができます。
ちなみに、写真左側に写っているのは「ウェルカムドリンク券」となっています。以前宿泊した時はありませんでしたが、最近はウェルカムドリンクもチケット制になったようですね。
モクシー東京錦糸町のゴールド会員特典(2017年11月の情報)
「モクシー東京錦糸町」で受けられるゴールド会員特典は、2つありました。
1つ目は、「PLAYER CHIP」というものをいただけること。ゴールド会員の場合は1枚、プラチナ会員の場合は2枚いただけるそうです。
こちらのチップ1枚で、ドリンク、スナック、マリオットの200ポイント、いずれかと交換することができます。
我々は、ゴールド会員なので、本当は1枚しかもらえないのですが、2人ともゴールド会員だったので、2枚欲しいなあ、とおねだりしたところ、2枚いただけました(わがままいってすみません・・)。
そんなこんなで、チップ2枚は、ビールとアイスに交換されました。ビールの銘柄はわかりませんでしたが、なかなかの美味しさ。アイスは甘さ控えめでさっぱりしたタイプでした。
2つ目は、レイトチェックアウトの適用です。午後3時まではレイトチェックアウト可能だということでした。
ちなみに、モクシー東京錦糸町には上級会員用のラウンジ(エグゼクティブラウンジ)はありません。ですので、ラウンジの利用特典はありません。
また、無料の朝食の特典も適用されません。有料(1,300円)となります。朝食の無料の特典が適用されないのは、ちょっと残念ですね。
2017年12月ごろから、ゴールド会員以上のステータス保有者には朝食が無料で提供されるようになりました。サービス内容は日々改善されているようで好感がもてますね。
<モクシー東京錦糸町のゴールド会員特典>
- 「PLAYER CHIP」の提供:1枚(プラチナ会員の場合は2枚)
- レイトチェックアウトの適用:最大で午後3時まで
- 無料朝食の提供 <=2017年12月ごろから追加
モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:ツインルームのお部屋レポート
お部屋の雰囲気
さて、そんなこんなで、お部屋の方に向かいたいと思います。アサインされたお部屋は9階のお部屋でした。
客室の最上階が10階ということなので、なかなかの高層階にしていただけたようですね。エレベーターホールもとってもおしゃれです。
廊下とお部屋の扉はこんな感じ。ホテルというよりも、おしゃれなビルやマンションという感じでしょうか。
お部屋の雰囲気はこんな感じです。ツインのお部屋ということで、2台のシングルベッドが用意されています。
お部屋の広さは20平米ということで、かなりの狭さを予想していたのですが、予想よりも、ゆとりがあるように感じました。
後でご紹介しますが、家具の配置などが工夫されているので、そう感じるのかもしれません。
ベッドはシモンズのベッドということで、とてもしっかりとしたものです。マットレスの上に厚手のパッドが敷かれており、寝心地もふかふかでした。
また、デザインは一貫してブルックリン調です。ポップな感じの中にも、落ち着ける雰囲気があります。とってもおしゃれです。
また、オープンしてまもないということで、どこを見てもピカピカでパリッとしており、とても気持ち良いです。
お部屋の設備
こちらは、ベッドサイドのテーブルです。電話が見た目ダイヤル式でとてもかわいいです。実際は、液晶付きのボタン式で、以外とハイテクです。
ピンクのおたまじゃくしのおもちゃ(ギターみたいに音がでます)もありました。ここにも遊び心を感じます。
電源は今時の、コンセントとUSBのマルチタイプ。
ベッドの正面には、お部屋の売りの一つである50インチの大型液晶テレビがありますね。壁掛けでスペースを取らないように工夫されてます。
また、クローゼットの用意はなく、そのかわりに、壁掛け収納になっています。
テーブルやチェア、荷物台については、必要に応じて、自分でセットアップする形になっています。
実際にセットアップしてみるとこんな感じです。スペースを有効に活用できるという点は良い(使わない人も多いはずなので)ですが、ちょっと重さがあるので、女性1人だと大変かもしれません。
あと、設備に関して、意外な落とし穴としては、金庫(セーフティーボックス)がないことです。外出するとき、貴重品は常時持ち歩く必要があります。また、冷蔵庫もありませんので、夏場は要注意です。
ちなみに、モクシー東京錦糸町の周辺(というかすぐ近く)には、ミニストップとセブンイレブンがありますので、飲み物や食べ物の調達で困るということはありません。
お部屋からの眺望
お部屋からの眺望はこんな感じでした。繁華街の中心部のビルの谷間ということで、眺望はぜんぜん期待していなかったのですが、運良く、スカイツリーが見えるお部屋になっていました。
錦糸町はスカイツリーまでの距離が近いということもあいり、意外と綺麗に見えますね。
朝の様子はこんな感じ。夜の方が雰囲気は良いですかね。いずれにしても、ちょっと得した気分。
バスルームの様子
続いてはバスルームの様子です。前述のとおり、バスタブの用意はなく、シャワーオンリーです。
そのかわり、シャワーはレインシャワーとハンドシャワー、両方の用意がありました。水の勢いもとてもよく、使い勝手はなかなか良かったです。
シャンプーとボディーソープは、シャワールームにボトルタイプのものが用意されています。ブランド名などは記載されていませんので、中身の詳細は不明(笑)。
洗面台とトイレはこんな感じです。いたってシンプルな作りです。トイレは、当然ウォシュレット付きです。
タオル類は、豊富に用意されていました。ちなみに、写真に写っているピンクのドライヤーは、ヴィダルサスーン製です。
アメニティの様子
アメニティはこんな感じです。アルミケースの中に入っています。
用意されていたのは、歯ブラシとかみそり、ブラシ、綿棒とヘアバンド、爪やすり、でした。化粧水や乳液などはありませんので、必要な方は別途用意しましょう。
ちなみに、こちら「モクシー東京錦糸町」では、バスローブを始め、パジャマや浴衣の用意がありません。これは見落としがちなので、気を付けましょう。また、使い捨てのスリッパもありませんので、必要な場合は持参する必要がありますね。
2017年12月ごろから、使い捨てのスリッパが用意されるようになりました。また、浴衣(パジャマ)についても、フロントに申し出れば利用できるようになりました。こちらも改善されており良いですね。
モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:共用施設をレポート
モクシー東京錦糸町は、客室内の設備が質素な代わりに、共用施設が充実しています。ここでは、共用施設の様子を確認していきたいと思います。
カフェ&バー
前半でご紹介したラウンジ(およびレセプション)の奥には、カフェ&バーのスペースがあります。
24時間営業となっており、コーヒーなどに加えて、アルコールをいただくことができます。また、ヌードルバーなるものもあります。
カフェ&バーのエリアには、こんな感じでテーブルと椅子が並んでいます。ウェイターさんはいませんので、好きなところを選んで座ります。
カフェ&バーのエリアには、ドリンク類が販売されています。アルコールもありますね。値段は300円から500円程度。
また、アイスクリームの販売もあります。値段は500円ほどでした。
さらに奥には、ヌードルバーがあります。こちらは800円とちょっと高いのですが、たくさんの種類のカップラーメンから、好きなものを選択することができます。
さらに、スパイス類がトッピングとして、たくさん用意されているので、自分の好きな様に味付けを工夫できるようになっています。なかなか面白いですね。
あとは、ヨーグルトやサラダなども販売されていますし、電子レンジなどの用意もありました。
ライブラリー&ロッカー
正面の入り口から見て、ロビー(およびカフェ&バー)の反対側のエリアは、ライブラリー&ロッカーのエリアになっています。
ライブラリーはこんな感じで、宿泊者同士の憩いのスペースになっています。
こちらのエリアには、暖炉もあります(もちろん、ダミーです)。
こんな感じの長テーブルもあります。まわりのディスプレイもおしゃれですね。
奥の方には、個室っぽい、パーティションに区切られたエリアもあります。
テーブルにはジェンガなど、おもちゃもちょこちょこ用意されているので、思い思いに時間を過ごすことができますね。
ロッカーのエリアはこんな感じです。特に料金はかからないようですので、チェックインまでの待ち時間や、チェックアウト後にちょっと荷物を預けておく、なんて使い方ができそうです。
面白かったのが、トイレのサインです。我慢限界な感じが笑えました。
ジム&ランドリー
続いては、ジム&ランドリーの様子です。ジム&ランドリーは地下1階にあります。
ジムは宿泊者であれば無料で利用することができます。こちらの写真のように、カードキーをかざすと、入室することができます。
ジムはセルフ利用で、24時間営業となっています。
ジムの中はこんな感じで、最新のマシンがずらずらっと並んでいます。
ウェイトもあります。
懸垂台や、ボクシングのサンドバッグもありますね。ストレス発散によさそうです。
部屋の角には、ボクシングのミットの用意もありますし、無料でいただけるお水やタオルもあります。至れり尽くせりです。
ただ、ウェアのレンタルや更衣室の用意はありません。ですので、ジムを利用したい場合は、ウェアを自分で持参し、着替えは各自の客室で済ませておきましょう。
アイロン室
最後はアイロン室です。アイロン室は、各階の一角にあります。
中には、こんな感じで、アイロンとアイロン台の用意があります。各客室にアイロンを用意するより、こちらの方が効率的かもしれませんね。良いアイデアだと思います。
モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:朝食をレポート
「モクシー東京錦糸町」では、レセプションに併設するバー&ラウンンジ(Moxy Bar & Lounge)で朝食ビュッフェを提供しています。
通常料金は1,300円ですが、プラチナ会員の特典(10ドル割引券)を活用することで実質200円で利用することができます。
この朝食ビュッフェの様子については以下の記事で詳しく紹介しております。合わせてご参照ください。
モクシー東京錦糸町 ブログ宿泊記:実際に利用してみてわかった感想
2020年2月に宿泊した際は、パジャマと使い捨てのスリッパが始めから客室に用意されていました。また、セーフティーボックスの代替としては1階のロッカーを、冷蔵庫の代替としてはレセプションで預かりのサービスがあることが案内されていました。細かいところですが、サービスの改善が行われていますね。ただ、化粧水や乳液は相変わらずありません(笑)。
モクシー東京錦糸町は、従来のホテルとは若干異なるホテルなので、最後に宿泊時における注意点をまとめておきたいと思います。
通常のホテルにはあるけど、モクシー東京錦糸町にはないもの
最初は、通常のホテルにはあるけど、モクシー東京錦糸町にはないものになります。特に、浴衣(もしくはパジャマ)は、ビジネス利用の場合は致命的です。ビジネス利用の場合、急に泊まらないといけない場合があり、普通、パジャマなんて持ち歩いてないですからね。
前述のとおり、2017年12月ごろからフロントに浴衣(パジャマ)が用意されるようになりました。ビジネス利用の急な出張の場合も安心ですね。
<モクシー東京錦糸町にはないもの>
- 金庫(セーフティーボックス)
- 冷蔵庫
- 浴衣(もしくはパジャマ)
モクシー錦糸町に泊まるに当たって用意しておいたほうが良いもの
続いては、モクシー錦糸町に泊まるにあたって用意しておいたほうが良いものになります。前述のとおり、浴衣(もしくはパジャマ)の用意はありませんので、冬場は特にパジャマの用意があった方が良いです。また、ホテルの客室内は乾燥が激しいので、化粧水や乳液の用意は、男性であってもあったほうが無難です。
<モクシー東京錦糸町に泊まるに当たって用意しておいた方が良いもの>
- パジャマ
- 使い捨てのスリッパ
- 化粧水や乳液
モクシー錦糸町は外からの防音が意外と弱い?
最後に、泊まってみたリアルな感想としては、外からの防音が意外と弱いと感じました。
私が宿泊した当日は、夜間雨がふっていたのですが、ガラスにあたる雨の音が結構していました。ある程度のレベルのホテルで、これは初体験です。
また、ホテルの外が繁華街(というか歓楽街)になっているので、人通りが多いのですが、大声で会話している声や、酔っ払いの叫び声などが結構聞こえます(笑)。
これは、ホテルのせいだけではありませんが、睡眠の妨げになります。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
モクシー東京錦糸町の宿泊記は動画でも公開中
モクシー東京錦糸町に2020年2月に宿泊した様子を動画に撮影しYouTubeで公開しております。こちらの動画では、客室と朝食の様子をご紹介しています。ぜひご参照ください。
まとめ
今回は、モクシー東京錦糸町の宿泊記をお送りしました。他の方のブログを見ると、結構厳しいコメントを書かれているのも拝見しますが、個人的には、新しいコンセプトのホテルとして、とても気に入りました。
これまでのホテルでは、ホテルのサービスを充実させて、ホスピタリティを高める方に重点が置かれていたように思います。
しかしながらこちらのモクシー東京錦糸町では、ホテルのサービスは簡素化する代わりに、宿泊料金を抑え、利用者が自由に利用できる共用設備を充実させています。
ホテルに泊まっているというよりも、友達の部屋を借りているような、そんな気軽でリラックスした滞在を楽しむことができました。主要ターゲットも、日本人ではなく、海外からやってくる、若い旅行者なんでしょうね。
マリオットのホテル予約はベストレート保証の受けられる公式サイトからがオススメです。最安値から最大25%の割引を受けられます。
マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
もうちょっと高級感が欲しいという方は、「コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション」か「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」をオススメします。宿泊記は以下をご参照ください。
それでは、また!