シンガポール ジュエル(JEWEL)の行き方とアクセス方法!滝とスーパーの体験レポート!
ジュエル(JEWEL)はシンガポールのチャンギ空港に隣接する大規模なショッピングモールです。建物中心に位置する滝がシンボルになっています。施設内には多種多様なレストランやショップに加えてスーパーも入居しており帰国前のお土産調達にも便利です。当記事では行き方とアクセス方法から滝とスーパーの体験レポートも合わせてご紹介します。
シンガポール「ジュエル(JEWEL)」とは
チャンギ空港に隣接するショッピングモール
ジュエル(JEWEL)はシンガポールのチャンギ空港に隣接するショッピングモールです。7フロアを持つ館内には世界各国のショップをはじめ、80軒以上の飲食店が入居しています。
レストランはシンガポールの有名店が網羅されておりローカルフードを満喫できるようになっています。
<主なレストラン>
- ソンファ・バクテー
- ジャンボ・シーフード
- スープ・レストラン
- ハイナン・ストーリー
- ティム・ホーワン
- 鼎泰豊
- シェイクシャック
- A&W
館内にはスーパーマーケットも入居しており、シンガポール旅行の最終日に立ち寄ることでお土産を調達することもできて便利です。
また、空港の付帯施設としてアーリーチェックインカウンターやラウンジ、一時荷物預かり所、各ターミナルへの連絡通路なども備えています。
建物の中央には来訪者を圧倒するような巨大な滝が配されており施設のシンボルともなっています。
営業時間は10時から22時まで
JEWEL(ジュエル)は空港に隣接する複合施設ということで立ち入り自体は24時間可能となっています。ただし、多くの店舗の営業時間は「10時から22時」までとなっています。
目当ての店舗がある場合は事前に営業時間を確認していきましょう。
また、JEWEL(ジュエル)のシンボルでもある滝(HSBC レイン・ボルテックス)の営業時間は基本的に「11時から22時」となっています。
24時間稼働しているわけではありませんのでこちらもご注意ください。
<ジュエルの営業時間>
- 施設:24時間
- 店舗:10時から22時
- 滝:11時から22時(金曜日から日曜日、祝前日は10時から)
JEWEL(ジュエル)の公式サイトは以下になります。
ジュエル(JEWEL)の行き方!アクセス方法を解説
各ターミナルからジュエル(JEWEL)へのアクセス
チャンギ空港の全体マップはこちらになります。
JEWEL(ジュエル)はターミナル1(T1)に隣接しています。T1からはアライバルホールを出て道を1本挟んだ正面すぐに位置しています。徒歩1分ほどの距離となっています。
JEWEL(ジュエル)はターミナル2(T2)およびターミナル3(T3)とも連絡通路(リンクブリッジ)で直結しています。ただしこちらは少々距離が離れており徒歩10分ほどの距離になっています。
連絡通路には動く歩道も用意されていますので大きな荷物があっても比較的楽に移動することができます。
ターミナル4(T4)からは残念ながら直結していません。T4からジュエル(JEWEL)に向かう場合は、シャトルバス(無料)を利用してまずはT1に向かいます。所要時間は10分ほどです。
その後T1からジュエル(JEWEL)にアクセスするというステップになります。
各ターミナルからジュエル(JEWEL)へのアクセスをまとめると以下のようになります。
<各ターミナルからジュエルへのアクセス>
- T1から:
- アライバルホールを出て道を1本挟んだ正面すぐ。徒歩1分
- T2から:
- 連絡通路(リンクブリッジ)で直結。徒歩10分
- T3から:
- 連絡通路(リンクブリッジ)で直結。徒歩10分
- T4から:
- シャトルバス(無料)でT1経由。所要時間10分
シンガポール市内からジュエル(JEWEL)へのアクセス
シンガポール旅行の帰国日にジュエル(JEWEL)に立ち寄る場合は、市内からアクセスすることになります。市内からアクセスする場合、MRTもしくはタクシー(およびGrab)を利用するのが一般的です。
MRTはCHANGI AIRPORT(チャンギエアポート)駅で下車後T2およびT3からT1に
MRTを利用する場合は「CHANGI AIRPORT(チャンギエアポート)」駅で下車します。MRTの駅はT2およびT3に直結しています。徒歩5分ほどの距離です。
そのため、まずはT2およびT3に向かい、その後連絡通路(リンクブリッジ)を使ってT1経由でジュエル(JEWEL)にアクセスするというステップになります。
MRTの駅で下車後はトータルで15分ほど歩く形になります。
<MRTからジュエルへのアクセス>
- MRT「CHANGI AIRPORT(チャンギエアポート)」駅で下車
- T2もしくはT3へアクセス。徒歩5分
- T2もしくはT3から連絡通路(リンクブリッジ)でT1へアクセス。徒歩10分
- Tからジュエル(JEWEL)にアクセス。徒歩1分
タクシーおよびGrabは下車後すぐにエントランス
タクシーおよびGrabを使ってジュエル(JEWEL)にアクセスすると、エントランスすぐ前に下ろしてもらえます。そのため、下車後の時間のロスはありません。
市内からチャンギ空港までのタクシー(およびGrab)の料金の目安は以下になります。シンガポールは料金が安いので時間と体力の節約のためには積極的に利用するのがオススメです。
<タクシー料金の目安(市内からチャンギ空港まで)>
- 通常時間帯:20から25SGD
- ピーク帯:25から32SGD
- 深夜帯:30から38SGD
チャンギ空港からシンガポール市内へのタクシーとGrabの料金はこちら。
Grabの使い方はこちらにそれぞれまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。
ジュエル(JEWEL)の滝とスーパーを体験レポート
ここでは、シンガポール旅行最終日にジュエル(JEWEL)にアクセスして利用したみてた体験レポートをご紹介したいと思います。
シンガポール市内からタクシーでジュエル(JEWEL)にアクセス
私はシンガポール旅行最終日にセントーサ島にある「Wシンガポール」からタクシーでジュエル(JEWEL)に向かいました。
料金は30シンガポールドルで所要時間は30分ほどでした。
下ろしていただいたのはこちらのエントランスのすぐ近くの道路沿いです。
エントランスと同じ側の道路なので徒歩30秒ほどでエントランスに到着です。タクシーおよびGrabを利用するとタイムロスがないのが嬉しいですね。
ジュエル(JEWEL)のエントランスを抜けるとこんな感じになっています。全体はドーム型の建物になっていてモダンで近代的なデザインになっています。
滝「HSBC レイン・ボルテックス」を鑑賞
エントランスホールをまっすぐ進んでいくと正面にはジュエル(JEWEL)のシンボルともなっている「滝」の姿が見えてきます。
こちらの滝は「HSBC レイン・ボルテックス」という名称になっていて、それを見渡せるテラス部分は多くの人で賑わっています。
エントランスフロアのある2階部分からの眺望はこんな感じです。天井から底が抜けたように大量の水が流れ出していて、それが地中に吸い込まれていくようなイメージになっています。
滝の周辺は円形のフロアになっていて周辺には緑が生い茂っています。映画「アバター」のようなどこか別の惑星にきてしまったような不思議な感覚を覚えます。
写真だと大きさが掴みづらいのですが、実際には高さ40メートルあるそうです。空を見上げるような規模の大きさに圧倒されます。
こちらは最上階である5階のテラスからの眺望です。すぐ近くにはモノレールも運行されていてなんだか未来的な雰囲気です。
地下2階まで降りていくと滝の最下部の様子を眺めることができます。
こちらの滝は実際にはアクリルの水槽で覆われていて触れることもできます。なんだか不思議です。
ちなみに、こちらの滝(HSBC レイン・ボルテックス)では、夜8時と夜9時の2回に(金曜から日曜日、および祝前日は夜10時を含めた3回に)音と光のショーが開催されます。
巨大な滝がライトアップで煌めく様子はとても綺麗なので、タイミングの合う方はこちらもぜひご鑑賞いただければと思います。
ショップやレストランを散策
滝を鑑賞した後はジュエル(JEWEL)内を散策します。日本でも馴染み深い店舗が多数入居していて驚かされます。
こちらは「SHAKE SHACK(シェイクシャック)」、ニューヨーク発の有名なハンバーガーショップです。
こちらはみんな大好き「 STARBUCKS COFFEE(スターバックスコーヒー)」。
シンガポール限定のマグカップやボトルなんかもあってお土産にも良さそうです。
こちらは「TOKYU HANDS(東急ハンズ)」、カタカナで大きく「ハンズ」と書かれていてここが日本かと錯覚してしまいます。
こちらは「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)」、いわゆるドン・キホーテですね。日系のお店があるとなんだか嬉しくなりますね。
地下2階はフードコートになっています。
こちらは「SONG FA Bak Kut Teh(ソンファ・バクテー)」ですね。ソンファ・バクテーはどの店舗も混雑していていつも行列ができています。
これ以外にもジュエル(JEWEL)内には人気のレストランが多数入居していてますので、早めにアクセスして食事をいただくのも良いですね。
スーパー「Fair Price Finest」でお土産を調達
ジュエル(JEWEL)の地下2階には「Fair Price Finest」というスーパーも入居しています。
こちらのスーパーでは食料品や日用品などを販売しています。空港内のスーパーだからといって特別に高いわけでななく、普通の価格で販売されているそうです。
そして、こちらのお店の入り口を入ってすぐのところにはシンガポールのお土産も多数販売されています。
こちらは箱入りのチョコレートですね。箱の表面にマーライオンやマリーナベイサンズが描かれていてお土産感を醸し出しています。
こちらは板チョコタイプのものですね。
こちらはクッキーやパイナップルケーキなどなど。
チキンライスやチリクラブ、サティといったシンガポールのローカフルードのクッキングセットなんかもあります。
こちらはバクテーですね。「SONG FA Bak Kut Teh(ソンファ・バクテー)」が出しているようで美味しそうです。
きちらはラクサ。シンガポールの味を自宅で楽しめるのは嬉しいですね。
シンガポールフレーバーのカップヌードルもありました。どれもお土産にピッタリですね。私もいくつか購入させていただきました。
空港ラウンジ「チャンギラウンジ」で休憩
ジュエル(JEWEL)の中には空港ラウンジもあります。「CHANGI LOUNGE(チャンギラウンジ)」という名前で運営されており、プライオリティパスで利用することができます。
チャンギラウンジの内観はこんな感じになっています。モダンなデザインのラウンジになっていて、ソファー席がずらずらっと並べれています。
ラウンジ内にはコーヒーと紅茶、ソフトドリンク、スナックが用意されており、自由にいただくことができます。
また、プライオリティパスを使って入室した場合は、食事1つとビール1杯、およびシャワーを無料で利用することができます。
メニューはこちらになります。フードは1つ10シンガポールドルから13シンガポールドル、ビールは9シンガポールほどの価格設定になっています。
食事1つとビール1杯では22シンガポールドルほどの価値があるという計算になりますね。
飛行機の搭乗時間までに時間がある際などの休憩にピッタリです。プライオリティパスをお持ちの方はぜひ活用いただければと思います。
プライオリティパスは日本国内で使えるラウンジも増えており利便性が急速に高まっています。
プライオリティパスが無料で使えるオススメのクレジットカードはこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。
ジュエル(JEWEL)からターミナル3へ連絡通路(リンクブリッジ)で移動
ジュエル(JEWEL)での散策を楽しんだ後は帰国のため搭乗ターミナルに向かいます。この日はシンガポール航空の利用でターミナル3(T3)からの出発となっていました。
ジュエル(JEWEL)から他ターミナルへの移動は館内に掲示された案内板に従って進んでいけばOKです。
T3への移動にはこちらの写真のような連絡通路(リンクブリッジ)を利用します。徒歩10分ほどの距離がありますが、途中には動く歩道もあるためそれほど苦ではありませんでした。
ターミナル3で免税手続き(タックスリファンド)
ターミナル3(T3)では免税手続き(タックスリファンド)を行いました。
免税手続きはこちらの「GST REFUND」ブースで行います。T3だけでなく他のターミナルでも同様のものが用意されています。
出国前にタックスリファンドを完了させておけばお土産をスーツケースに入れて預け荷物にできるため楽ちんですね。
シンガポールの免税条件と手続き方法(タックスリファンド)はこちらの記事で解説しています。合わせてご参照ください。
チェックイン後は制限エリアの「BACHA COFFEE」でお土産調達
この後はシンガポール航空のカウンターでチェックインをし出国手続きへと進みました。
ちなみに、お土産として人気の「TWG Tea(ティーダブリュージーティー)」や「Bacha Coffee(バシャコーヒー)」の店舗は空港の一般エリアにはなく、出国審査後の制限エリアにあります。
これらをお土産として狙っている方は出国審査後に探してみましょう。
こちらはT3の制限エリアにあるBacha Coffee(バシャコーヒー)の店舗です。
とても巨大でめちゃくちゃおしゃれな店舗です。
価格設定は高めですがおしゃれなお土産が調達できます。
まとめ
今回は、ジュエル(JEWEL)の行き方とアクセス方法から滝とスーパーの体験レポートまでご紹介しました。
ジュエル(JEWEL)はシンガポールのチャンギ空港に隣接する大規模なショッピングモールです。施設内には多種多様なレストランやショップが入居しています。
また、スーパーも入居しているため帰国前のお土産調達にも便利でした。
シンガポール旅行の最終日はちょっと早めに空港に向かってジュエル(JEWEL)の観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
次の記事ではジュエル「チャンギラウンジ」をプライオリティパスで体験した様子をご紹介しています。
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それでは、また!
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