ハーバー・ブリッジを歩いて渡る方法!フェリーで対岸からのルートがオススメ!<シドニー旅行記>
今回は、シドニーのシンボルであるハーバー・ブリッジを、歩いて渡る方法をご紹介します。ハーバー・ブリッジの楽しみ方としては「ブリッジ・クライム」という、ハーバー・ブリッジの上の登るツアーが有名ですが、そのツアー代金は結構高め、ちょっと躊躇する金額です。そこで今回は、無料で楽しむことができるウォーキングコースを利用し、ハーバー・ブリッジを歩いて渡る方法とオススメのルートをご紹介します。ハーバー・ブリッジの上からは、シドニー湾の絶景を望め、とても気持ちの良いウォーキングを楽しむことができます。こんな素晴らしいウォーキングコースを利用できるシドニーの方が羨ましくなります。
目次
ハーバー・ブリッジとは
シドニーの「ハーバー・ブリッジ」は、オペラハウスと並ぶシドニーのシンボルです。シドニーの南側(シティ側)と北側のノース・シドニーを結んでいます。
橋の南側と北側、両側に並ぶパイロンが特徴となっています。この特徴的な形状から、ハーバー・ブリッジは、地元では「ザ・コート・ハンガー」と呼ばれているそうです。
ちなみに、ハーバー・ブリッジは高さが134メートル、横幅は49メートルあります。この高さ134メートルというのは、鉄のアーチ型の橋としては世界一だということです。
シドニーのハーバー・ブリッジの周辺地図はこちらになります。
ハーバー・ブリッジを歩いて登る!「ブリッジ・グライム」の料金は?
ハーバー・ブリッジの楽しみ方として、テレビなどでよく紹介されている「ブリッジ・クライム」というものがあります。
これは、ハーバー・ブリッジの上をぐいぐい登っていき、橋の頂上からの景色を満喫するというツアーです。
私もテレビを見ていて「やってみたい」と思って調べてみたものの、このツアーには大きな問題があります。それは、ツアー料金がとても高価だということです(笑)。
こちらは、オプショナルツアーの手配サイトとして有名な「ベルトラ」で、そのツアー料金を調べたものです。お試しコースという頂上まで登らないもので、164オーストラリアドルします。
ハーバー・ブリッジの橋の頂上にアクセスする通常のプランの場合だと、さらに高くて、298オーストラリアドルです。
夫婦2人でチャレンジしたら、約600オーストラリアドル(=約50,000円)ということで、気軽には参加できない価格設定ですよね・・。
ということで、我々夫婦は「ブリッジ・クライム」を断念し、普通にハーバー・ブリッジを歩いて渡ることにしました。
上記ツアーの料金の詳細は以下のリンクからご確認いただけます。お金に余裕のある方は、ぜひ「ブリッジ・クライム」に参加して、私の代わりにレポートしてください(笑)。
ハーバー・ブリッジを歩いて渡る方法は?
ハーバー・ブリッジには、車道が8車線と、鉄道の線路が2路線設置されています。そして、その脇には普通に歩道もあります。ですので、ハーバー・ブリッジは、徒歩で渡ることができます。もちろん、無料です。
Priceless!
ハーバー・ブリッジを歩いて渡る方法:ルートは2パターン
ハーバー・ブリッジは、シドニーの南側(シティ側)と北側のノース・シドニーを結んでいます。
ですので、歩いて渡るルートとしては、南側(シティ側)から渡るルートと、北側から渡るルートの、2パターンがあります。
どちらのルートを使っても、同じといえば同じですが、私のオススメは、北側からアクセスするルートです。
なぜなら、北側からアクセスするルートの場合、歩きながら、シドニーのシンボルである「オペラハウス」を眺めることができるからです。
今回、私も北側からアクセスするルートを利用してみました。その様子は後ほどレポートさせていただきます。
ハーバー・ブリッジを歩いて渡る方法:フェリーを使って対岸からアクセスするルートがオススメ
ハーバー・ブリッジの南側は、観光地として「サーキュラー・キー」です。ハーバー・ブリッジを北側から渡る場合は、「サーキュラー・キー」からハーバー・ブリッジの北側まで移動する必要があります。
この「サーキュラー・キー」から、ハーバー・ブリッジの北側に移動する方法として、私がオススメするのは、フェリーを利用することです。シドニーは港町なので、フェリーでの移動ルートがとても発達しています。
こちらの画面は、シドニーの交通系ICカードである「Opal Card(オパールカード)」の便利アプリである「Opal Travel」を使って、「サーキュラー・キー」から、サーキュラー・キーの対岸(つまり、ハーバー・ブリッジの北側)にある「Jeffrey Street Wharf」までフェリーで移動した場合のルートを検索した結果です。
「サーキュラー・キー」から、サーキュラー・キーの対岸にある「Jeffrey Street Wharf」までは、フェリーで所要時間13分、料金5.74オーストラリアドルで移動できることがわかります。
早くてとてもリーズナブルですね。そして、フェリーでの移動は、景色がとてもよく、気持ちが良いのも特徴です。
シドニー旅行では欠かすことができない「Opal Card(オパールカード)」についてはこちらで詳しくご紹介していますので、合わせてご参照ください。
ハーバー・ブリッジを歩いて渡る方法:実践レポート
それではここからは、私が実際に、ハーバー・ブリッジを歩いて渡ってみた実践レポートをお送りしたいと思います。
サーキュラー・キーからフェリーに乗船
鉄道のサーキュラー・キー駅を降りると、正面がフェリー乗り場になっています。
フェリー乗り場には、こちらの写真のように、Wharf(波止場、船着場)番号が書かれています。駅のプラットフォームと同じような感じですね。
先ほどご紹介した「Opal Travel」でルートを検索しておいて、自分が利用するフェリーのWharf番号をあらかじめ確認しておきましょう。私はこの日、こちらの「4番」を利用しました。
今回は、こちらのフェリーにお世話になります。意外と小ぶりな感じのフェリーです。
時間になると、ゲートがオープンしますので、フェリーに乗船します。ゲートは、出発時間ぎりぎりにならないとオープンしないので、結構焦ります・・。
フェリーは屋外の席が断然オススメ
フェリーの中は自由席になっていて、自分の好きな席を確保します。フェリーには、屋内の席と、屋外の席があるのですが、私のオススメは断然屋外の席です。
なぜなら、屋外の席では、海風を感じながらシドニー湾の絶景を楽しむことができるからです。
出航する前から、もうすでに景色は最高です。期待が高まります。
フェリーではシドニー湾の絶景を堪能
時間になると、フェリーは出港しました。短時間のクルーズのスタートです。
こちらは、出港後のフェリー後方のビューです。シドニーのシティー側の高層ビル群の景色を楽しむことができます。徐々に陸地から遠ざかっていく感じが感慨深いです。
こちらは、フェリーの前方、右側のビューです。オペラハウスをかぶりつきで鑑賞できます。陸地から眺めるのも良いですが、海から眺めるのも、また最高です。
フェリーはどんどん、オペラハウスに近づいていきます。海からの眺めは、なにも遮るものがない、絶景です。オペラハウスを独り占め気分です。
そして、こちらがフェリーの左側のビューです。今回の目的地である「ハーバー・ブリッジ」の登場です。真横を通っていくので、なかなか迫力がありますね。
ハーバー・ブリッジ北側の「Jeffrey Street Wharf」に到着
そんなこんなで、フェリーからのシドニー湾の絶景を楽しんでいると、あっという間に、サーキュラー・キーの対岸の「Jeffrey Street Wharf」に到着しました。今回は、こちらで下船します。
「Jeffrey Street Wharf」からは、ハーバー・ブリッジ沿いに北側に進んでいきましょう。ハーバー・ブリッジは巨大でいつでも見えているので、迷うことはありません。
ハーバー・ブリッジ沿いにしばらく進んでいくと「BRIDGE STAIRS」という看板と階段が目に入ります。ハーバー・ブリッジに続く階段ですね!
ハーバー・ブリッジの北側からウォーキングをスタート
さきほどの「BRIDGE STAIRS」から階段を登って、ハーバー・ブリッジにアクセスしていきます。
こちらのルートは、地元の人たちのウォーキング・コースになっているようで、結構たくさんの方々が利用してます。多くの方が、トレーニングウェアなどの軽装です。
階段を登りきるとこんな感じになります。ハーバー・ブリッジの歩道に到着です。歩道の横幅は、おとな4人程が並んで歩けるぐらいになっています。結構広めです。
ハーバー・ブリッジは、近くで見てみると、鉄骨がむき出しで、結構ワイルドですね。
ハーバー・ブリッジのウォーキングはシドニー湾の絶景を楽しめる
ハーバー・ブリッジの上の歩道は、陸地からすれば結構な高さがありますので、シドニー湾が一望できます。もちろん、オペラハウスも鑑賞することができます。とても良い風景です。
こんな綺麗な景色を眺めながら、ウォーキングしたり、ランニングしたりするのは気持ちいいでしょうね。シドニーの方が羨ましいです。
ハーバー・ブリッジのパイロンは展望台になっています
ハーバー・ブリッジからの絶景を楽しみながらウォーキングしていると、橋の南側のパイロンに到着しました。こちらのパイロンは「パイロン展望台」という名前の展望台になっていて、階段で上に登ることができます。
営業時間は10時から17時まで、料金は13オーストラリアドルとなっています。
<パイロン展望台>
- 営業時間:10時から17時まで
- 料金:13オーストラリアドル
私たちも登って見たかったのですが、私たちが訪れたのが朝早かったこともあり、またオープンしていませんでした。残念・・。
ハーバー・ブリッジの南側、サーキュラー・キーに到着
しばらくウォーキングをしていると、ハーバー・ブリッジの南側、サーキュラー・キーに近づいてきました。
こんな感じの看板がありましたら、ハーバー・ブリッジの下に降りて、ウォーキングの終了になります。
所要時間としては、歩くスピードにもよりますが、20分程度のウォーキングになりますね。朝からなかなか良い運動になりました。
シドニー旅行2017のスケジュール
今回のシドニー旅行2017のスケジュール概要は以下になります。今回の記事は、シドニー旅行の3日目の様子になります。
<シドニー旅行2017のスケジュール概要>
- 1日目:羽田からシドニーへ移動<NH879>、機内泊
- 2日目:シドニー着、オペラハウス、ロックス&サーキュラー・キー観光
- 3日目:ハーバー・ブリッジ、ワイルドライフ・シドニー観光 <=今ここ
- 4日目:ブルーマウンテンズ、シドニー・タワー・アイ観光
- 5日目:マンリー・ビーチ、シドニー・フィッシュマーケット、サリー・ヒルズ観光、シドニーから羽田へ移動<NH880>、機内泊
- 6日目:羽田着
今回のシドニー旅行の計画の経緯についてはこちらにまとめております。
こちらの記事では、今回のシドニー旅行で選択した航空会社、ホテルから、旅の目的、費用、スケジュールまでご紹介しております。合わせてご参照ください。
私は陸マイラー活動を通して貯めたANAマイルやJALマイルとマリオットポイントでほぼ無料で豪華な海外旅行を毎年のように実現しています。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
陸マイラーの基本となるANAマイルの貯め方とJALマイルの貯め方はそれぞれこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、シドニーのシンボルである、ハーバー・ブリッジを歩いて渡ってみた様子をレポートしました。
ハーバー・ブリッジを往復でウォーキングするのはちょと辛いので、片道はフェリーを使ってアクセスするのがオススメです。フェリーからは、海からのオペラハウスビューを楽しむことができるので一石二鳥です。
また、ハーバー・ブリッジの上には日光を遮るような屋根はありませんので、ハーバー・ブリッジをウォーキングをするのであれば、やっぱり朝方がオススメです。
こんな素晴らしいウォーキングコースのあるシドニーの方が羨ましいです。私も体験してみて、なにか、健康になったような気分です(笑)
我々はコストの問題で参加できませんでしたが、お金に余裕のある方はぜひハーバーブリッジの上の歩いてみてください。ツアーの詳細は以下からご確認いただけます。
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それでは、また!
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