ロードネルソン・ブリュワリー:シドニー最古のパブで地ビールを堪能!
今回は、シドニー最古と言われる老舗パブである「ロードネルソン・ブリュワリー(Lord Nelson Brewery)」をご紹介したいと思います。「ロードネルソン・ブリュワリー」では、6種類の地ビールが醸造されており、出来立ての地ビールをいただけるのが特徴です。また、バーのエリアでもフードメニューを提供しており、ビールと合わせて食事も楽しむことができます。シドニーで人気の観光エリアである「ロックス&サーキュラー・キー」に位置していますので、観光の合間に地ビールを楽しみながら、カフェ飯はいかがでしょうか?当記事では、ロードネルソン・ブリュワリーの場所、行き方から、注文の仕方、メニュー、価格まで詳しくレポートします。
目次
ロードネルソン・ブリュワリーとは
ロードネルソン・ブリュワリーは、シドニー最古と言われる老舗のパブです。
19世紀(1841年)創業と言われています。お店の奥では、地ビールが醸造されており、お店でそのままいただくことができます。
また、食事メニューもいくつか用意されていますので、ビールを頂きながら、パブ飯を楽しむという使い方もできます。
ロードネルソン・ブリュワリーの周辺の地図はこちらになります。シドニーの人気観光地である「ロックス&サーキュラー・キー」エリアにあります。
お店の公式HPは「こちら」になります。
ロードネルソン・ブリュワリーの場所と行き方
先ほどご説明したとおり、「ロードネルソン・ブリュワリー」は、シドニーの人気観光地である「ロックス&サーキュラー・キー」エリアにあります。
「サーキュラー・キー駅」からは、徒歩で15分程度かかります。ルートはこんな感じです。
徒歩15分とはいっても、ロックス自体が観光地で、散策するにはぴったりの場所なので、ぶらぶら観光しながら向かうのが良いと思います。
ロードネルソン・ブリュワリーへの道のり
「サーキュラー・キー駅」から「ロードネルソン・ブリュワリー」の道のりをご紹介していきたいと思います。
サーキュラー・キー駅周辺の様子
サーキュラー・キー駅を海側に出ますと、こんな感じのハーバー・ビューが、どどーんと広がっています。シドニーに来た感満載です。
遠目には、シドニーのシンボルであるハーバー・ビューが見えますね。ここから、右に進むとオペラハウス、左に進むとロックスというエリアになります。
今回は、ロックスに向かいますので、左に進みます。
ロックスの街並み
ロックスはシドニーの歴史地区で、古い町並みが残っているエリアです。もともとは、イギリスからの入植者が最初に開拓した場所だそうです。
この日は、フリーマーケットも開催されており、おいしそうな料理が屋台で販売されていました。
思わず誘惑に負けそうになってしまいましたが、この日の目的地は、あくまで「ロードネルソン・ブリュワリー」です。ぐっと我慢しました。
アーガイル・カット
その後、しばらくロックスの街並みを楽しんでいると、大きなトンネルに到着しました。こちらは、ロックスの観光名所のひとつである「アーガイル・カット」と呼ばれている場所です。
こちらの「アーガイル・カット」は、入植時代の囚人が、ハンマーとノミだけで削ってつくったトンネル。なかなかワイルドですね(笑)。
映画「マトリックス」の撮影でも使われているそうです(あんまり記憶にありませんが・・。見直してみようかな)。
ロードネルソン・ブリュワリーに到着
その後も、ロックスエリアをしばらく散策します。シドニーは南半球ということで、日本とは季節が反転しています。
日本のゴールデンウィークは、シドニーでは秋の季節になります。秋っぽい景色がなかなか良いです。
そんなこんなで、しばらくロックスを散策していると、今回の目的地である「ロードネルソン・ブリュワリー」に到着しました。
ちなみに、「サーキュラー・キー駅」から「ロードネルソン・ブリュワリー」に徒歩で向かうコースは、一部人気が少ない場所がありますので、徒歩で向かうのであれば明るい時間帯がオススメです。
ロードネルソン・ブリュワリーの外観
ロードネルソン・ブリュワリーの外観はこんな感じです。建物自体も歴史を感じさせる素敵な建物です。
ちなみに、ロードネルソン・ブリュワリーはホテルにもなっているので、建物の外には「SYDNEY’S OLDEST HOTEL」と書かれていますね。
パブだけでなく、ホテルとしても、シドニー最古ってことでしょうかね?
ロードネルソン・ブリュワリーの営業時間
ロードネルソン・ブリュワリーは、1階がバー、2階がレストランになっています。
営業時間はそれぞれ以下となっています。2階のレストランはなかなかの変則的な営業なので、利用する場合は注意が必要ですね。
<バー(1階)>
- 月曜日から土曜日:11am – 11pm
- 日曜日:12am – 10pm
<レストラン(2階)>
- 朝食:7:30am – 9:30pm(毎日)
- 昼食:12:00am – 3:30pm(木曜日と金曜日)
- ディナー:6:00pmより(木曜日から土曜日)
ロードネルソン・ブリュワリーのバーの雰囲気
それでは、早速、ロードネルソン・ブリュワリーの中に入ってみましょう。
お店の中の雰囲気は、いかにもパブな雰囲気です。まさに「ザ・パブ」という感じです(笑)。港町の古いパブといった雰囲気です。
私が訪れたのは午後3時ぐらいだったと思いますが、中途半端な時間にも関わらず、かなり混雑していました。ほとんどが欧米人で、日本人は、たぶん我々だけでした。
ガイドブックには、「地元の人に愛されているパブ」と書かれていたので、きっと地元の方なのでしょう。
席としては、上記写真のようなテーブル席と、下記写真のようなカウンター席があります。どちらも混雑していたので、席を確保するのが大変なレベルです。
パブの場合、席に案内してくれる係の方はいませんので、勝手にお店の中に入っていって、空席を見つけて、勝手に陣取りましょう。
そうしないと、いつまでたっても席に座ることはできません・・。
我々は、お店の奥の方に、2人掛けのテーブル席が空いているのを発見して、そこに陣取ることにしました。
ロードネルソン・ブリュワリーのメニュー
ビールのメニュー
ロードネルソン・ブリュワリーのメニューですが、まず、ビールについては、お店のカウンターの上に書き出されています。
こちらのお店では、地ビールが醸造されています。具体的には、以下の6種類あります。
<ロードネルソン・ブリュワリーの地ビール>
- Quayle Ale
- Trafalgar Pale Ale
- Three Sheets
- Victory Bitter
- Old Admiral
- Nelson’s Blood
お店の中の説明書きには、味の説明やアルコール度数などの記載もありますので、好みのものを選択しましょう。
ただ、この中で多分一番有名だと思われるのが「 Three Sheets(スリー・シーツ)」です。まずはこちらを試してみるのが良いのではないかと思います(私もそうしました)。
Australian Pale Aleということで、いかにもオーストラリアっぽくて良いですよね。
フードのメニュー
ロードネルソン・ブリュワリーでは、バーでもフードをオーダーすることができます。
フードメニューは、カウンターの脇などに、こんな感じのバインダーが置かれているので、これを勝手にとって確認することができます。
メニューには、パブの定番メニューから、サラダ、メイン、デザートまで、結構な種類があります。値段についても、メニューに記載されていますので確認することができます。
ロードネルソン・ブリュワリーでの注文の仕方
ロードネルソン・ブリュワリーのバーのエリアでは、注文はすべてカウンターで行います。
カウンターの中にお姉さんがいますので、注文したいものを告げて、その場でお金を支払います。ドリンクもフードも同じです。
ドリンクの場合は、基本、その場でもらえますが、フードは席まで持って来てくれます。なので、お姉さんに、どこの席に座っているか、伝えないといけないです。これが結構難易度が高いです(笑)。
英語に自信がない場合は、カウンターの近くに座ったほうが無難です。もちろん、「あっちあっち」みたいな感じで指差しでも通じました(私の実例)。
ちみなに、バーのカウンターだと、クレジットカードが使えなさそうですが、そんなことはありません。少額決済でもクレジットカードがぜんぜん使えました。
地元っぽい人たちも、クレジットカードを使っている人が多いように見えました(シドニーの場合、思っている以上に、クレジットカードが浸透していると思います)。
ロードネルソン・ブリュワリーでいだいたビールと料理
そんなこんなで、こちらのロードネルソン・ブリュワリーでいただいたものをご紹介します。
まずは、ロードネルソン・ブリュワリーの看板メニューである「Three Sheets(スリー・シーツ)」です。オーストラリアのパブの場合、泡少なめですね。色は淡めですが、味は結構濃厚です。
最初は柑橘系のような爽やかな口当たりですが、その後は、薬草のような苦味が残ります。日本のビールとはまた違った、複雑な味わいです。
ちなみに、いろいろ飲みたかったので、サイズは一番小さいものにしました。普通に「Small size」といったら通じました。値段の方は、このサイズの場合、どの味も4オーストラリアドル前後だったと思います。
続いて注文したのは「Nelson’s Blood(ネルソンズブラッド)です。名前にインパクトがあったのでこれにしてみました。見た目もなかなかインパクトがあります。真っ黒です。墨汁のようですね(笑)。
味の方もなかなかインパクトがあります。写真の見た目のとおり、かなりビターな味わいで、最初は砂糖を入れていないチョコのような味わいがあります。
ただ、後半は、「Three Sheets(スリー・シーツ)」のものよりも、さらに濃厚な薬草感が残ります。養命酒みたいな感じです(嘘です)。
どちらも日本のビールとは一味違う味わいで、絶品でした。
もっといろいろな種類を試して見たかったのですが、この日はシドニーに到着した初日ということで、時差ボケも若干あり、思った以上に酔っ払ってしまったので、2杯でセーブすることにしました・・。
この後は、ビールだけではなく、フードメニューも試して見ました。こちらは、オーストラリアのパブ飯の定番のビーフパイです。
上から、グリーンピース、お肉、マッシュポテトという配置になっており、その上に、たっぷりのグレービーソースがかけられています。
グレービーソースは、ちょっとカレー風味で、食欲を誘う感じになっていました。パブ飯といえども、味はなかなか本格的で、おいしかったです。
ちなみに、こちらのお店では、コースターもオリジナルのものになっており、なかなかかっこよかったです。
シドニー旅行2017のスケジュール
今回のシドニー旅行2017のスケジュール概要は以下になります。今回の記事は、シドニー旅行の2日目の様子になります。
<シドニー旅行2017のスケジュール概要>
- 1日目:羽田からシドニーへ移動<NH879>、機内泊
- 2日目:シドニー着、オペラハウス、ロックス&サーキュラー・キー観光 <=今ここ
- 3日目:ハーバー・ブリッジ、ワイルドライフ・シドニー観光
- 4日目:ブルーマウンテンズ、シドニー・タワー・アイ観光
- 5日目:マンリー・ビーチ、シドニー・フィッシュマーケット、サリー・ヒルズ観光、シドニーから羽田へ移動<NH880>、機内泊
- 6日目:羽田着
今回のシドニー旅行の計画の経緯についてはこちらにまとめております。
こちらの記事では、今回のシドニー旅行で選択した航空会社、ホテルから、旅の目的、費用、スケジュールまでご紹介しております。合わせてご参照ください。
私は陸マイラー活動を通して貯めたANAマイルやJALマイルとマリオットポイントでほぼ無料で豪華な海外旅行を毎年のように実現しています。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
陸マイラーの基本となるANAマイルの貯め方とJALマイルの貯め方はそれぞれこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、シドニー最古と言われる老舗パブである「ロードネルソン・ブリュワリー」をご紹介しました。
「ロードネルソン・ブリュワリー」の特徴は、やはりその場で醸造された地ビールですね。今回は、2種類しか味わうことができませんでしたが、どちらも日本のビールとは一味違い、絶品でした。
毎日でも伺いたいぐらい気に入ってしまいましたね(笑)。次回は、6種類全部を制覇することを目標に伺いたいと思います。
次の記事==>
ハーバー・ブリッジを歩いて渡ってみた!フェリーで対岸からのルートがオススメ!<シドニー旅行記2017>
<==前の記事
シドニー・ハーバー・マリオット:エグゼクティブラウンジを朝食からカクテルタイムまで徹底レポート!
<全体の目次、記事一覧>
それでは、また!
シドニー旅行 関連記事