【2024年4月最新】ポイントサイトの入会特典ランキング!ここからの登録で最大1万円以上お得!

税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯めるならnanacoとクレジットカードどちらがオススメ?還元率を比較!

nanacoチャージのイメージ

税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯めるならnanacoとクレジットカードどちらがオススメ?還元率を比較!

税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯める方法として定番となっているのが、セブンイレブンの電子マネーである「nanaco」を利用した方法です。ただし、「nanaco」にチャージできるクレジットカードは改悪により大きく制限を受けることになりました。そこで、直接クレジットカード払いした場合と比較してどちらがオススメなのか、ANAカードやマリオットアメックスを例にして確認していきたいと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

目次

税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯める方法:前提条件

口座引としではポイントもマイルも貯められない。まずは請求書払いに変更を

税金・公共料金の主な支払い方法には以下があります。税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯めるためには、その前提として、支払い方法を「請求書払い」に設定している必要があります。

<税金・公共料金の主な支払い方法>

  • 口座引き落とし<=ポイントもマイルも貯められれない
  • 請求書払い<=ポイントやマイルを貯める方法がある
    • コンビニ等の窓口(現金払い)
    • パソコン&スマートフォン(クレジットカード払い)

 

税金の支払い方法を「口座引き落とし」に設定している場合はポイントとマイルも貯められませんので、まずは「請求書払い」に変更するところから始めましょう。

請求書払いのイメージ

 

また、近年では多くの自治体が「請求書払い」にした場合の納付方法として「クレジットカード払い」に対応しています。

ただし、中には、「クレジットカード払い」に対応していない自治体もあります。

お住まいの自治体がどのような支払い方法に対応しているかは、まずは手元に届いた「請求書(納付書)」を確認するようにしましょう。

 

税金・公共料金を「nanaco」で支払う場合のANAマイル還元率とメリット、デメリット

nanaco払いは税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯める定番の方法

税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯める方法として定番となっているのが、セブンイレブンの電子マネーである「nanaco」を利用した方法です。現金の代わりに「nanaco」を利用するというものです。

<税金・公共料金の主な支払い方法>

  • 口座引き落とし
  • 請求書払い
    • コンビニ等の窓口(現金払い)<=nanacoを利用
    • パソコン&スマートフォン(クレジットカード払い)

 

この方法では、クレジットカードから「nanaco」にチャージしたあとに、その「nanaco」を使って、セブンイレブンの店舗で「請求書(納付書)」による支払いを行います。

全体をルート図にまとめると以下のようになります。

nanaco払いで税金を支払う方法:ルート図

 

この方法では、クレジットカードから「nanaco」へのチャージのタイミングで、クレジットカードの決済ポイントを貯めることができます。

一方で、「nanaco」を使った「請求書(納付書)」による支払いでは、「nanacoポイント」を貯めることができません。

なぜなら、「公共料金の代理受領」は、セブンイレブンでのポイント対象外商品/サービスに設定されているからです。

<セブンイレブンでのポイント対象外商品/サービス>

  • セブンネットショッピング以外のインターネットショッピング・公共料金の代理受領、切手、はがき、印紙、年賀状、クオカード、テレホンカード、ビール券・酒クーポン券、アイチューンズカード、プリペイド携帯カード、タバコ、映画券・前売り券、地域指定ゴミ袋、ゴミ処理券、スキーリフト券など

 

スポンサーリンク

nanacoへのチャージは登録できるクレジットカードが「セブンカード・プラス」に制限

また、クレジットカードから「nanaco」へのチャージについては、以前は「リクルートカード」など、多くのクレジットカードで決済ポイントを貯めることができました。

しかしながら、2020年3月12日からは「セブンカード・プラス」以外は新規登録できなくなっています。

セブンカード・プラス

 

そのため、これから「nanaco」へのチャージでポイントを貯めようという場合は、「セブンカード・プラス」を保有する必要があります。

MEMO

2020年3月12日より前に登録していたクレジットカードは、引き続き「nanaco」へのチャージに利用することができます。

 

セブンカード・プラスからnanacoへのチャージはANAマイル還元率0.25%

この「セブンカード・プラス」から「nanaco」へのチャージでは、「200円につき1ポイント」を貯めることができます。

貯まるのは「nanacoポイント」です。ポイント還元率は「0.5%」ということになりますね。

nanacoチャージのイメージ

 

この「nanacoポイント」は、50%の交換レートでANAマイルに交換することができます。

つまり、「セブンカード・プラス」から「nanaco」へのチャージでは「200円=1ポイント=0.5マイル」という図式が成り立つため、ANAマイル還元率は「0.25%」となります。

nanacoポイントのANAマイル交換レート

 

この「nanaco」を利用した公共料金・税金を支払う方法のステップとANAマイル還元率を表でまとめると以下のようになります。ステップ全体でのANAマイル還元率は「0.25%」ということになりますね。

<ステップごとのANAマイル還元率>

  実施内容 ポイント付与(率) ANAマイル還元率
ステップ1 「セブンカード・プラス」から「nanaco」へチャージ 200円につき1ポイント(0.5%) 0.25%
ステップ2 「nanaco」を使って、セブンイレブンの店舗で「請求書(納付書)」を支払い なし 0%
    合計 0.25%

 

nanaco払いのメリットとデメリット

ステップ全体でのANAマイル還元率は「0.25%」ということで決して高いものではありませんが、この方法の場合は手数料が発生しないというメリットがあります。

(次でご紹介する「クレジットカード払い」の場合は、1万円につき80円程度の手数料が必要となります)

また、「クレジットカード払い」に対応していない自治体の場合も、コンビニ決済となるnanaco払いであれば利用できるケースも多くあります。

 

デメリットとしては、セブンイレブンの店舗に行く必要がある点、「セブンカード・プラス」と「nanaco」を用意する必要がある点が挙げられます。

ただし、「セブンカード・プラス」にはnanaco一体型も用意されており、年会費も無料となっているためコスト負担を抑えることができます。

また、「nanaco」はチャージ上限が「50,000円」となっていますので、それよりも高額な支払いでは利用しづらいというのも注意点になります。

自治体によっては、年度ごど一括納付の請求書(納付書)を、四半期ごとに分割してくれますので、相談してみるのもオススメです。

「nanaco払い」を利用した方法の、メリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

<nanaco払いのメリットとデメリットのまとめ>

  • メリット
    • 税金・公共料金の支払いでANAマイル還元率0.25%を実現できる
    • 手数料の発生を回避できる
    • クレジットカード払いが利用できない場合の回避策にもなる
  • デメリット
    • 「セブンカード・プラス」と「nanaco」を用意する必要がある
    • 「nanaco」のチャージ上限である「50,000円」以上の支払いには利用しずらい

 

注意

クレジットカードからの「nanaco」チャージの1回・1日あたりの上限は30,000円までとなっているため、50,000円をチャージするためには2日に分ける必要があります。

また、クレジットカードからのチャージ分は「センターお預かり分」になるため、実際に利用するには、セブンイレブンに設置のATMかレジで残高確認する必要があります。

ちなみに、「nanaco」に残高を移動した後は、「センターお預かり分」として再度50,000円までチャージできますので、その分まで合わせると100,000円分までチャージ可能です。

MEMO

「セブンカード・プラス」に入会するならポイントサイト経由がお得です。タミングによって、1万円前後の特典を獲得することができます。詳細は以下の記事をご参照ください。

 

税金・公共料金を「クレジットカード(ANAカード)」で支払う場合のANAマイル還元率とメリット、デメリット

クレジットカード払いは最近は多くの自治体で対応

続いては、クレジットカード払いを利用した方法です。請求書をパソコンやスマートフォンを経由してクレジットカードで支払うというものです。

<税金・公共料金の主な支払い方法>

  • 口座引き落とし
  • 請求書払い
    • コンビニ等の窓口(現金払い)
    • パソコン&スマートフォン(クレジットカード払い)<=こちらを利用

 

近年では多くの自治体が「請求書払い」にした場合の納付方法として「クレジットカード払い」に対応していますので、これを素直に利用する方法ということになります。

ここでは、利用するクレジットカードとしては、ANAマイルを貯める定番である「ANAカード」を例にして確認していきたいと思います。

 

税金・公共料金をANAカードで支払った場合のANAマイル還元率は0.5%から1%

ANAカードの場合、クレジットカード決済時のANAマイル還元率はグレードによって変動します。

「一般カード」の場合、標準的なANAマイル還元率は「0.5%(通常コース)」となりますが、オプションとして「2倍コース(旧:10マイルコース)」に登録すると、ANAマイル還元率は「1%」になります。

ANAカードの場合、税金・公共料金の支払いでもANAマイル還元率が下がることはありませんので、「一般カード」でのANAマイル還元率は最大で1.0%ということになります。

MEMO

上記は、三井住友カード発行のANAカードの場合のANAマイル還元率を例にしています。また、「2倍コース(旧:10マイルコース)」の登録料は年6,000円(税抜)」となります。三井住友カードのポイント制度(Vポイント)については以下の記事をご参照ください。

 

スポンサーリンク

クレジットカード払いでは「手数料」に注意

クレジットカード払いの際に注意したいのが「手数料」です。この「手数料」は、支払う税金の種類と各自治体が採用している決済サービスによって異なります。

例えば、東京都税の支払い(納付)の場合は、「都税クレジットカードお支払サイト」というサービスを利用します。

こちらのサイトの場合、手数料は以下になります。税額によって変動する仕組みとなっており、1万円ごとに80円前後の手数料が必要となります。

<都税クレジットカードお支払サイトの手数料>

都税クレジットカードお支払サイトの手数料

 

クレジットカード払いのメリットとデメリット

「クレジットカード払い」にANAカードを利用した方法の、メリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

<クレジットカード払い(ANAカード)のメリットとデメリットのまとめ>

  • メリット
    • 税金・公共料金の支払いでANAマイル還元率1%を実現できる(「2倍コース」に入会の場合)
    • Webで完結できるため時間と労力を節約できる(=店舗に出向く必要なし)
    • nanacoに比べて支払い可能額が大きい(=利用限度額に依存)
  • デメリット
    • 手数料が発生する(1万円ごとに80円程度)
    • 「ANAカード」を用意する必要がある(年会費+「2倍コース」の場合は6,000円(税抜))

 

メリットとしては、Webで完結でき店舗に出向く必要がないため、時間と労力を節約できる点が挙げられます。

また、チャージ上限のある「nanaco」に比べて、支払い可能金額が大きいという点もメリットになります(クレジットカードの利用限度額に依存)。

デメリットは、手数料が発生する点に加えて、ANAカードの維持コストが必要になる点が挙げられます。

特に、ANAマイル還元率「1.0%」を維持するためには「2倍コース」への入会が必要ですが、これには年会費に年6,000円(税抜)の追加コストが必要となります。

MEMO

ANAカードの詳細、および、オススメのANAカードの選び方についてはこちらの記事をご参照ください。

 

補足:マリオットアメックスを利用するとポイント還元率1.5%

ここでは補足として、陸マイラーに人気の「マリオットアメックス(プレミアム)」をクレジットカード払いに利用した場合を確認してみたいと思います。

マリオットアメックス(プレミアム)のクレジットカード決済で「100円につき3ポイント」を貯めることができます。

貯められるのは、ホテルチェーンである「マリオット 」のポイントです。ポイント還元率としては「3%」ということになりますね。

しかしながら、マリオットアメックス(プレミアム)を含むアメックスカードの場合、ポイント付与が半分になる加盟店があります。この中には、税金や公金も含まれます。

<アメックス:ポイント加算が半分になる加盟店>

 

そのため、今回テーマにしている、税金・公共料金をマリオットアメックス(プレミアム)で支払った場合は、通常の半分である「200円につき3ポイント」となります。ポイント還元率は「1.5%」というわけですね。

ポイント還元率が半分になるというと損をしたように感じますが、ポイント還元率が「1.5%」となるクレジットカードはなかなかありませんので、これでも十分にお得な水準と考えることができます。

 

ちなみに、マリオットアメックス(プレミアム)で貯めた「マリオット 」のポイントは、60,000ポイントまで貯めると「25,000マイル」に交換することができます。

ANAを含む、世界40以上の航空会社のマイルに交換することができます。

そのため、「200円=3ポイント=1.25マイル」という図式が成り立つため、税金・公共料金の支払いにおけるANAマイル還元率は「0.625%」ということになります。

 

以上から、ANAカードを持っており、「2倍コース」に入会してる方は、ANAカードを利用した方がANAマイル還元率を高めることができるということになります。

一方で、そもそもANAカードを持っていない、マイルよりも「マリオット」のポイントを貯めてホテル宿泊に利用したい、という方は、「マリオットアメックス(プレミアム)」を利用する方がオススメです。

 

nanacoとクレジットカード払いで貯められるANAマイル数と価値を比較

nanaco払いで獲得できるANAマイル数と価値

ここでは「nanaco払い」と「クレジットカード払い(ANAカードを利用した場合)」の、貯められるANAマイル数を比較したと思います。

まずは、「nanaco払い」を利用した場合です。この場合のANAマイル還元率は「0.25%」であり、手数料は必要ありませんでした。ですので、貯められるANAマイル数は以下になります。

また、「1マイル=2円」の価値として、手数料を差し引くことで「実質的な価値」も算出しています。

<「nanaco払い」で貯められるANAマイル数>

納税額 ①手数料 ②ANAマイル数 実質的な価値(②x2-①)
10,000円 なし 25マイル 50円
20,000円 なし 50マイル 100円
30,000円 なし 75マイル 150円
40,000円 なし 100マイル 200円
50,000円 なし 125マイル 250円
60,000円 なし 150マイル 300円
70,000円 なし 175マイル 350円
80,000円 なし 200マイル 400円
90,000円 なし 225マイル 450円
100,000円 なし 250マイル 500円

 

スポンサーリンク

クレジットカード払いで獲得できるANAマイル数と価値

続いては、「クレジットカード払い」を利用した場合です。

ここでは、ANAカードで「2倍コース」に入会した場合を前提とし、ANAマイル還元率は「1.0%」としています。手数料は例として「都税クレジットカードお支払サイト」のものを採用しています。

クレジットカード払いの場合、手数料が発生するため、実質的な価値が目減りするのがわかりますね。

<「クレジットカード払い」で貯められるANAマイル数>

納税額 ①手数料 ②ANAマイル数 実質的な価値(②x2-①)
10,000円 80円 100マイル 120円
20,000円 160円 200マイル 240円
30,000円 240円 300マイル 360円
40,000円 321円 400マイル 479円
50,000円 401円 500マイル 599円
60,000円 481円 600マイル 719円
70,000円 562円 700マイル 838円
80,000円 642円 800マイル 958円
90,000円 722円 900マイル 1,078円
100,000円 803円 1,000マイル 1,197円

 

nanaco払いとクレジットカード払いの比較結果

nanaco払いとクレジットカード払いで比較してみると、獲得できるANAマイル数では4倍、手数料を差し引いた実質的な価値でも2倍以上、「クレジットカード払い」の方がお得であるということがわかります。

ANAマイルを貯めるという目的であれば、「nanaco払い」よりも、素直に「クレジットカード払い」を利用した方がお得ということが言えそうです。

 

税金・公共料金の支払いでJALマイル、もしくはポイントを貯める方法

同じマイルでも、ANAマイルでなく「JALマイル」に興味があるという方には、WAONとミニストップ、JALカードを組み合わせたこちらの方法がオススメです。

払える税金の種類が「一部の自動車税・軽自動車税」のみという制限はあるものの、JALマイル還元率は最大「2%」を実現することができます。税金の支払いは高額になりがちですので、2%という数字はかなり魅力的となります。

 

一方で、マイルよりもポイントで良いから還元率を高めたいという方には「Line Pay」がオススメです。

「Visa LINE Payクレジットカード」というクレジットカードが必要になるものの、「Line Pay 請求書支払い」を利用することで、ポイント還元率「3%」を実現することができます。

 

まとめ:税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯めるならクレジットカード払いがオススメ!

今回は、税金・公共料金の支払いでANAマイルを貯める方法として、「nanaco払い」と「クレジットカード払い」のどちらがお得なのかを確認してみました。

「nanaco」にチャージできるクレジットカードが「セブンカード・プラス」に限定されてしまった現状としては、素直に「クレジットカード払い」を選択した方がお得と言えます。

ただし、今回の数字は、ANAカードを持っており「2倍コース」に入会することが前提のものでした。そのため、そうでない方は、「nanaco払い」もしくは「マリオットアメックス(プレミアム)」などの高還元のクレジットカードの利用も候補になりますね。

 

それでは、また!

 

関連記事:税金・公共料金の支払いで人気のクレジットカード

税金・公共料金の支払いで人気のクレジットカードとしては、「リクルートカード」や「REXカード」「楽天カード」などがあります。これらのカードのポイント還元率は以下になります。

<ポイント還元率>

  • REXカード:1.25%
  • リクルートカード:1.2%
  • 楽天カード:1.0%

 

「マリオットアメックス(プレミアム)」は高還元で魅力的ですが、年会費が高いのがネックです。一方、これらのクレジットカードは年会費が無料なのが魅力となっています。

これらのクレジットカードに入会をお考えの場合は、ポイントサイトを経由するのがお得です。タイミングによりますが、数千円から1万円程度のポイントを獲得することができます。詳細は以下の記事をご参照ください。