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三井住友カードのポイントが「Vポイント」にリニューアル!変更点とメリット、デメリットを解説!

三井住友カードのポイントが「Vポイント」にリニューアル!変更点とメリット、デメリットを解説!

三井住友カードの「ワールドプレゼント」ポイントが2020年6月1日に「Vポイント」リニューアルされました。これまで、1,000円につき1ポイント貯めることができましたが、新プログラムでは200円につき1ポイント貯まるようになります。また、この変更は、ANAカードの「マイレージ移行コース」にも影響も与えます。当記事では、変更点とメリット、デメリットをまとめてご紹介していきたいと思います。

更新履歴(2020年6月1日):新ポイントの名称が「Vポイント」になりました。6月1日から既に適用スタートになっています。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

三井住友カードのポイントが「Vポイント」にリニューアル:変更の概要

三井住友カードのポイントプログラムが「ワールドプレゼント」から「Vポイント」にリニューアルされました。2020年6月1日から既に利用可能となっています。変更点の主な概要は以下になります。

これまで、「1,000円につき1ポイント」貯まっていたのが、「200円につき1ポイント」貯められるようになります。また、貯めたポイントは「1ポイントにつき1円相当」の価値で利用することができます。

<変更点の概要>

  • ご利用金額の合計200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。
    • ワールドプレゼントのポイントは、ご利用金額の合計1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まります。
  • 1ポイントにつき、1円相当で交換いただけます。
    • ワールドプレゼントのポイントは、1ポイントにつき5円相当で交換いただけます。
  • 三井住友銀行のお取引で貯まるポイントと合算できます。

 

ポイントサービスの違いを表でまとめると以下にようになります。

<ポイントサービスの比較>

  リニューアル前 リニューアル後
ポイント名称

ワールドプレゼント

Vポイント

対象カード

・個人カード(一部の提携カードは除く)
・一部のビジネスカード、コーポレートカード

・個人カード(一部の提携カードは除く)
・三井住友ビジネスカード for Owners
・三井住友コーポレートカード(個人システム型)

有効期限 ・プラチナ:ポイント獲得月から4年間
・ゴールド:ポイント獲得月から3年間
・上記以外のカード:ポイント獲得月から2年間
1ポイント獲得するために必要なカード利用金額(税込) 1,000円 200円
交換できる景品などの金額(1ポイントあたり) 5円相当 1円相当

 

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三井住友カードのポイントが「Vポイント」にリニューアル:メリットとデメリット

リニューアルのメリット

今回のリニューアルにより、ポイントを貯められる単位が「1,000円ごと」から「200円ごと」というように小さくなりました。

これまでは、例えば「800円」の支払いの場合、貯められるポイントは「0ポイント」でしたらが、これからは「4ポイント」貯められるようになります。

つまり、リニューアルによる変更により、ポイントを貯めやすくなったと言えます。

 

一方で、ポイント還元率については変更ありません

これまでは、「1,000円につき=1ポイント=5円」という計算式でポイント還元率は「0.5%」でした。

これからは、「200円につき=1ポイント=1円」という計算式で、こちらもポイント還元率は「0.5%」のままと変わりません。

ただし、「1ポイントの価値が1円」となったことで、覚えやすくなったとは言えますね。

今回のリニューアルのメリットをまとめると以下のよういなります。

<メリット>

  • ポイントを貯められる単位が小さくなり貯めやすくなった
    • 1,000円つき1ポイントから、200円につき1ポイントに
  • ポイント価値がわかりやすくなった
    • 1ポイント=5円から、1ポイント=1円に

 

リニューアルのデメリット

今回のリニューアルでは「ポイント還元率」の変更はありません。また、次でご紹介しますが「マイル還元率」についても変更はありません。そのため、今回のリニューアルによるデメリットはありません

<デメリット>

  • なし

 

ただし、今回のリニューアルにより、これまで保有していたポイントについては、2020年6月1日以降に「5倍」のポイント数となって反映されます。

これに伴い、2020年5月16日(土)から5月31日(日)の期間はポイント交換ができなくなっていますのでご注意ください。

今回のリニューアルの詳細については、公式ウェブサイトも合わせてご参照ください。

参考 ワールドプレゼントのリニューアルのお知らせ三井住友カード

 

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「Vポイント」へのリニューアル:ANAカード「マイレージ移行コース」への影響

「ワールドプレゼント」ポイントは、三井住友カード発行の「ANAカード」でも採用されています。

そのため、今回のポイント制度のリニューアルは、ANAカードの「マイレージ移行コース」にも影響を与えます。

ANAカードの「マイレージ移行コース」の変更

 

リニューアルの影響を受ける対象のカードは以下になります。基本、三井住友カード発行の全てのANAカードが影響を受けます。

<対象カード>

  • ANA VISAカード/ANAマスターカード、ANA銀聯カード会員
    • ANA VISAプラチナ プレミアムカード
    • ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
    • ワイドゴールド
    • スーパーフライヤーズゴールド
    • 一般・ワイド・学生・スーパーフライヤーズ・ANA VISA Suicaカード・ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード・ANA VISA nimocaカード
    • ANA銀聯カード

 

今回のリニューアルでは。ポイントの名称が変更になります。これまで、クレジットカード決済で貯められるポイントを「獲得ポイント」と呼んでいましたが、これが「ANAマイル移行可能ポイント」に変更になります。

また、それ以外のマイペイすリボの手数料発生などで得られたポイントは「ボーナスポイント(もしくはプレミアムポイント)」と呼んでいましたが、これが「「ANAマイル移行可能ポイント」以外のポイント」というように変更になります。

<ポイント名称の変更>

  リニューアル前 リニューアル後
クレジットカード決済で得られるポイント 獲得ポイント ANAマイル移行可能ポイント
上記以外のマイペイすリボの手数料発生などで得られるポイント ボーナスポイント(もしくはプレミアムポイント) 「ANAマイル移行可能ポイント」以外のポイント

 

また、マイル移行コースの名称も変更になります。「5マイルコース」「10マイルコース」「15マイルコース」と呼ばれていたものが「1倍コース」「2倍コース」「3倍コース」と変更になります。

<マイル移行コースの名称変更>

リニューアル前 リニューアル後 マイル還元率
5マイルコース(1ポイント=5マイル) 1倍コース(1ポイント=1マイル) 0.5%
10マイルコース(1ポイント=5マイル) 2倍コース(1ポイント=2マイル) 1.0%
15マイルコース(1ポイント=5マイル) 3倍コース(1ポイント=3マイル) 1.5%

 

ただし、マイル移行コースについても名称は変更になりますが、一番重要である「マイル還元率」については変更ありません。

 

例えば、10マイルコースを例にすると、これまでは「1,000円につき=1ポイント=10マイル」で、マイル還元率が「1%」となっていたものが、これからは「200円につき=1ポイント=2マイル」で、マイル還元率は同じ「1%」となります。

関係式は異なりますが、1,000円単位で得られるのは共に10マイルということで、結果としてのマイル還元率は同じということですね。

「ワールドプレゼント」の新旧比較

 

また、ボーナスポイント(もしくはプレミアムポイント)についても同等で、関係式は異なりますが、マイル還元率は「0.3%」のままとなります。リニューアル後は5ポイント単位となっており、マイル還元率は変わらないものの、表記としてはちょっとわかりづらくなっていますね。

<ボーナスポイントのマイル還元率>

リニューアル前 リニューアル後 マイル還元率
ボーナスポイント/プレミアムポイント(1ポイント=3マイル) 「ANAマイル移行可能ポイント」以外のポイント(5ポイント=3マイル) 0.3%

 

各コースごとの変更点をまとめると以下のようになります。

<1倍コース(旧:5マイルコース)>

  リニューアル前 リニューアル後
ポイント種類 獲得ポイント ANAマイル移行可能ポイント
コース 5マイルコース 通常コース
交換レート 1ポイント=5マイル 1ポイント=1マイル
ポイント移行単位 1ポイント以上1ポイント単位 1ポイント以上1ポイント単位
移行方式 応募方式・自動移行方式 応募方式・自動移行方式

 

<2倍コース(旧:10マイルコース)>

  リニューアル前 リニューアル後
ポイント種類 獲得ポイント ANAマイル移行可能ポイント
コース 10マイルコース 2倍コース
交換レート 1ポイント=10マイル 1ポイント=2マイル
ポイント移行単位 1ポイント以上1ポイント単位 1ポイント以上1ポイント単位
移行方式 応募方式・自動移行方式 応募方式・自動移行方式

 

<3倍コース(旧:15マイルコース)>

  リニューアル前 リニューアル後
ポイント種類 獲得ポイント ANAマイル移行可能ポイント
コース 15マイルコース 3倍コース
交換レート 1ポイント=15マイル 1ポイント=3マイル
ポイント移行単位 1ポイント以上1ポイント単位 1ポイント以上1ポイント単位
移行方式 応募方式・自動移行方式 応募方式・自動移行方式

 

<「ANAマイル移行可能ポイント」以外のポイント(旧:ボーナスポイント/プレムアムポイント>

  リニューアル前 リニューアル後
ポイント種類 ボーナスポイント
プレミアムポイント
「ANAマイル移行可能ポイント」以外のポイント
交換レート 1ポイント=3マイル 5ポイント=3マイル(1ポイントで換算すると0.6マイル)
ポイント移行単位 1ポイント以上1ポイント単位 5ポイント以上5ポイント単位
移行方式 応募方式 応募方式

 

MEMO

「ワールドプレゼント」のボーナスポイントのANAマイル還元率を高める裏技はこちらの記事もご参照ください。「JQみずほルート(JQセゾンルート)」を利用することで交換レートを10%アップさせることができます。

 

三井住友カードは年会費割引制度の変更に注意

三井住友カードでは「マイ・ペイすリボの登録+利用で年会費割引」で年会費割引が受けられていました。しかしながら、2021年2月支払い分から、年1回以上リボ払い手数料を発生させることが条件に変更されます。

<特典の適用条件>

  • 改定前:「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のご利用がある
  • 改定後:「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のリボ払い手数料のお支払いがある(毎月のお支払い・臨時のお支払い)

 

陸マイラーに人気の「ANA VISAワイドゴールドカード」では、この特典により「3,850円(税込)」と大きな額の割引を受けられていますので、保有している方は注意が必要です。

「ANA VISAワイドゴールドカード」の改悪の詳細については以下の記事をご参照ください。

 

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まとめ:リニューアルにより効率よくポイントやマイルを貯められるのがメリット!デメリットはなし!

今回は、2020年6月1日に予定されている、三井住友カードの「ワールドプレゼント」ポイントのリニューアルについて、変更点とメリット、デメリットをまとめてご紹介しました。

リニューアル後は、200円につき1ポイント貯まるようになり、これまでよりも効率良くポイントが貯められるのがメリットとなっています。

また、「ポイント」や「ANAマイル移行コース」の名称は変更になりますが、「ポイント還元率」および「マイル還元率」に変更はありません。

リニューアルというと「改悪」を想像しますが、今回のリニューアルによるデメリットがなく安心できます。早く、新しい名称に慣れないとですね。

MEMO

ANAカードの選び方はこちらの記事でまとめております。併せてご参照ください。

MEMO

2021年4月1日から、Vポイントからポイント・マイルへの交換レートが一部改悪になります。詳細はこちらの記事を併せてご参照ください。

 

それでは、また!

 

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