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三井住友カード「ワールドプレゼント(Vポイント)」のANAマイル交換レートをアップする方法を解説!<JQみずほルート>

三井住友カード「ワールドプレゼント(Vポイント)」のANAマイル交換レートをアップする方法を解説!<JQみずほルート>

三井住友ANAカードで獲得できる「ワールドプレゼント(Vポイント)」には、「通常ポイント」と「ボーナスポイント」があります。通常ポイントに比べてボーナスマイルの場合、マイルへの交換レートの低さが悩みの種になっています。そんなボーナスポイントですが「JQみずほルート(JQセゾンルート)」を利用すれば交換レートを10%アップすることができます。当記事では、この方法を詳しく解説していきたいと思います。

更新履歴(2020年6月1日):ワールドプレゼントは「Vポイント」に名称変更になりました。

MEMO

2021年4月1日から「Vポイント(ワールドプレゼント)」から各種ポイント・マイルへの交換レートが改悪となりました。これにともない、この記事でご紹介しているテクニックを使うメリットがなくなってしまいました。詳細はこちらの記事をご参照ください。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

三井住友カード「ワールドプレゼント」とは

クレジットカード決済で貯められるのは「獲得ポイント」

「ワールドプレゼント」は、三井住友カードを利用することで貯められるポイントです。

1,000円のクレジットカード決済につき1ポイントを貯めることができます。このクレジットカード決済で貯められるのは「獲得ポイント」と呼ばれています。

MEMO

ワールドプレゼントは、2020年6月に「Vポイント」にリニューアルされました。これまで1,000円につき1ポイントとなっていたものが「200円につき1ポイント」に変更になります。これに伴いポイントの価値も1ポイント=5円から「1ポイント=1円」になります。詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

獲得ポイントからANAマイルへの交換レートは券種やグレードによって異なる

通常の三井住友カードの場合、この「獲得ポイント」は、「1ポイント=3マイル」で交換することができます。ただし、ANAカードの場合はこの交換レートがアップします。

5マイルコースの場合は「1ポイント=5マイル」、10マイルコースの場合は「1ポイント=10マイル」、15マイルコースの場合は「1ポイント=15マイル」で交換することができます。

ANAカードの場合はいくつかのグレードがありますが、一般カードとワイドカードの場合は10マイルコースの選択は有料(6,600円/年度)となります。

また、15マイルコースは年会費が高額なプレミアムカードのみが選択可能となっています。まとめると以下のようになります。

<獲得ポイントのANAマイルへの交換レート>

券種 コース 交換レート 備考
三井住友カード(ANAカード以外) 1ポイント=3マイル  
三井住友ANAカード 5マイルコース 1ポイント=5マイル 無料
  10マイルコース 1ポイント=10マイル 一般カードとワイドカードは有料(6,600円/年度)
ワイドゴールドカードは無料
  15マイルコース 1ポイント=15マイル プレミアムカードのみ選択可

 

「獲得ポイント」は1,000円につき1ポイントを獲得できるので、それぞれのコースを選択した場合の、ANAカードのANAマイル還元率は以下になります。

<ANAマイル還元率(獲得ポイントのみ)>

  • 三井住友ANAカード
    • 5マイルコースを選択:0.5%
    • 10マイルコースを選択:1.0%
    • 15マイルコースを選択:1.5%

 

MEMO

ワールドプレゼントが「Vポイント」にリニューアルされたことに伴い、マイル移行コースの名称も「1倍コース」「2倍コース」「3倍コース」に変更になっています。ただし、マイル還元率自体は変更ありません。

 

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「ボーナスポイント」は特定の利用方法で貯められるポイント

「ワールドプレゼント」には、特定の利用方法で貯められる「ボーナスポイント」というものがあります。有名なのが、「マイ・ペイすリボ」の手数料を発生させることで獲得できる「ボーナスポイント」です。

「マイ・ペイすリボ」というのは、三井住友カードで採用している「リボ払い」の仕組みのことです。自分で設定した金額以上を利用すると自動的にリボ払いになるというものです。

リボ払いの手数料が発生すると、その月は「獲得ポイント」と「ボーナスポイント」を「W」で獲得できるのが特徴となっています。

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<ワールドプレゼントの獲得例>

  • 前提:月に100,000円利用した場合
  • マイ・ペイすリボの手数料が発生していない月
    • 獲得ポイント:100ポイント
    • ボーナスポイント:0ポイント
  • マイ・ペイすリボの手数料が発生した月
    • 獲得ポイント:100ポイント
    • ボーナスポイント:100ポイント<=同じポイント数をWで獲得

 

ANAカードの場合、この「ボーナスポイント」のANAマイルへの交換レートは「1ポイント=3マイル」となっています。「獲得ポイント」に比べると大きく劣っていることがわかります。

この「ボーナスポイント」は、1,000円につき1ポイントを獲得することができますのでANAマイル還元率としては0.3%となります。

この「ボーナスポイント」を加味すると、ANAカードのANAマイル還元率は以下になります。

<ANAマイル還元率(獲得ポイント+ボーナスポイント)>

  • 三井住友ANAカード
    • 5マイルコースを選択:0.8%(=0.5%+0.3%
    • 10マイルコースを選択:1.3%(=1.0%+0.3%
    • 15マイルコースを選択:1.8%(=1.5%+0.3%

 

 

JQみずほルートで「ワールドプレゼント」を70%のレートでANAマイルに交換

JQみずほルートとは

このワールドプレゼントの「ボーナスポイント」ですが、ANAマイルへの交換レートをアップさせる方法があります。それは「JQみずほルート」を利用することです。具体的には以下のようなルートになります。

<JQみずほルートの概要>

「ワールドプレゼント」を起点とした場合、「Gポイント」と「JRキューポ」「永久不滅ポイント」を経て、最終的に「ANAマイル」に交換するというルートになります。

このルートを実現するためには「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブ/ANA」という2枚のクレジットカードが必要になります。

そのため、このルートは「JQみずほルート」もしくは「JQセゾンルート」などと呼ばれています(当記事では「JQみずほルート」という名称を利用しています)。

最後の「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換部分のみレートは70%となりますが、それ以外は等価交換となるため、ルート全体での交換レートは「70%」という計算になります。

<JQみずほルートのステップと交換レート>

  • ステップ:ワールドプレゼント=>Gポイント=>JRキューポ=>永久不滅ポイント=>ANAマイル
  • 交換レート:70%

 

MEMO

「JQみずほルート」の交換日数や必要なもの、実際の手順についてはこちらの記事で詳しく解説しています。合わせてご参照ください。

 

JQみずほルートを利用するとANAマイルへの交換レートを10%アップできる

仮に、「ワールドプレゼント」の2,000ポイントをこのルートに載せた場合、7,000マイルに交換できます。これは、「1ポイント=3.5マイル」となり、「ワールドプレゼント」のボーナスポイントを直接ANAマイルに交換した場合の「1ポイント=3マイル」を上回ります。

1ポイントあたりに増加するマイル数としては「0.5マイル」ですが、2,000ポイント(=10,000円相当)をまとめて交換した場合は1,000マイルの差が発生します。これは、交換レートに直すと10%の差ということになります。

<ボーナスポイントをANAマイルに交換した場合のレート>

  • 直接交換:1ポイント=>3マイル
    • 2,000ポイント(=10,000円相当)=>6,000マイル
    • 交換レート60%
  • JQみずほルート:1ポイント=>3.5マイル
    • 2,000ポイント(=10,000円相当)=>7,000マイル
    • 交換レート70%<=直接交換に比べて+10%

 

直接交換に比べて「JQみずほルート」はステップが複雑で時間も多く必要になります。一方で交換レートに換算すると10%アップの効果があります。

そのため、手間よりもANAマイル還元率にこだわる方は、「JQみずほルート」にチャレンジするのがオススメということになります。

「JQみずほルート」を考慮した場合のANAカードのANAマイル還元率は以下になります。

<ANAマイル還元率(獲得ポイント+ボーナスポイントにJQみずほルートを適用)>

  • 三井住友ANAカード
    • 5マイルコースを選択:0.85%(=0.5%+0.35%
    • 10マイルコースを選択:1.35%(=1.0%+0.35%
    • 15マイルコースを選択:1.85%(=1.5%+0.35%

 

以下では、「JQみずほルート」の各ステップについてもう少し詳しくみていきたいと思います。

 

JQみずほルートで「ワールドプレゼント」をANAマイルに交換するステップ

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ワールドプレゼントからGポイント

「ワールドプレゼント」から「Gポイント」へは、「ワールドプレゼント1ポイント=5Gポイント」のレートで交換することができます。

「ワールドプレゼント」の価値は1ポイント=5円となっており、また、「Gポイント」の価値は1ポイント=1円となっていますので、等価交換可能ということになります。

200ポイント以上100ポイント単位で交換可能であり、即時に完了となります。非常にスピーディーです。

<ワールドプレゼントからGポイントへの交換>

移行レート ワールドプレゼント1ポイント=5Gポイント
ポイント移行単位 200ポイント以上100ポイント単位
移行所要期間 即時

 

ちなみに、「Gポイント」へポイントを交換するためには、あらかじめ「Gポイント」で会員登録しておく必要があります。

「Gポイント」への登録がまだという方は以下のバナー経由で行っていただくと「50円相当」のポイントを獲得できてお得になります。

Gポイント

 

GポイントからJRキューポ

「Gポイント」から「JRキューポ」へは、「100Gポイント=100キューポポイント」のレートで交換ができます。こちら等価交換が可能となっており、交換に必要となる日数は「2-3日後」です。

 

「Gポイント」から「JRキューポ」には、5%の交換手数料が必要になります。ただし、「Gポイント」のサービスを6ヶ月に1回利用することで、この5%の交換手数料が還元されるサービスを提供しています。

 

そのため、「JQみずほルート」を利用する際は、余計な交換手数料が発生しないように、たまに「Gポイント」で案件を実施する癖をつけておく必要があります。ポイント交換手数料還元サービスについての詳細は以下もご参照ください。

「ポイント交換手数料還元サービス」の詳細はこちら

 

JRキューポから永久不滅ポイント

JQキューポから永久不滅ポイントに交換するためにはJQ CARDセゾン」が必要になります。

 

「JQ CARDセゾン」は、JR九州とクレディセゾンが提携して発行しているクレジットカードです。利用すれば、JR九州のポイントプログラムである「JRキューポ」のポイントを貯められます。

貯めた「JRキューポ」は、「永久不滅ポイント」と相互に交換ができます。交換レートは以下のようになっています。相互に等価交換できるというのが、この「JQ CARDセゾン」の特徴です。

<「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」の交換レート>

  • 永久不滅 200ポイント=>JRキューポ 1,000ポイント
  • JRキューポ 1,000ポイント=>永久不滅 200ポイント

 

「JQ CARDセゾン」の基本情報は以下になります。年会費は初年度無料で、かつ、年1回のショッピング利用があれば次年度の年会費も無料となります。これにより、維持費を抑えた運用が可能になっています。

<「JQ CARDセゾン」の基本情報>

年会費 1,375円(税込)
初年度無料。年1回のシッピング利用で次年度も無料
国際ブランド VISA/Mastercard/JCB/AMEX
ポイント JRキューポ:200円につき1ポイント
永久不滅ポイントに等価交換可能
提携会社 JR九州
発行会社 クレディセゾン
申し込み条件 高校生を除く18歳以上で連絡可能な方

 

「JQ CARDセゾン」の詳細は、JR九州の公式ウェブサイトもご参照ください。

参考 JQ CARDセゾンJR九州

 

永久不滅ポイントからANAマイル

永久不滅からANAマイルへの交換レートは、通常であれば「永久不滅200ポイント=>600ANAマイル」となります。

しかしながら、「みずほマイレージクラブ/ANA」を保有していると、特別な優遇レートである「永久不滅100ポイント=>350ANAマイル」で交換ができるようになります。

 

交換レートに換算すると、通常の60%から70%というように、10%アップとなっています。

 

そのため、この「JQみずほルート」ではANAマイルへの交換レートを高めるため「みずほマイレージクラブ/ANA」の保有が必要となっています。

<「永久不滅ポイント」からANAマイルへの交換レート>

  • 通常:永久不滅 100ポイント=>ANA 300マイル
  • みずほマイレージクラブ/ANA:永久不滅 100ポイント=>ANA 350マイル

 

「みずほマイレージクラブ/ANA」は、UCカードとみずほ銀行が提携して発行しているクレジットカードで、「ANAマイレージクラブカード」と「みずほマイレージクラブカード」の機能が合体したものです。

 

「みずほマイレージクラブ/ANA」の基本情報は以下になります。年会費は無料となっており、維持費を抑えた運用が可能になっています。

申し込むためには、みずほ銀行に普通預金口座を持っている必要があるため注意が必要です。みずほ銀行の口座開設は、「みずほマイレージクラブ/ANA」の申し込みと同時に行うこともできます。

<「みずほマイレージクラブ/ANA」の基本情報>

年会費 無料
国際ブランド Mastercard
ポイント 永久不滅ポイント:1,000円につき1ポイント
優遇レートでANAマイルに交換可能
提携会社 みずほ銀行
発行会社 UCカード
申し込み条件 みずほ銀行に普通預金口座をお持ちの方

 

また、「みずほマイレージクラブ/ANA」を保有していると、みずほ銀行で各種の優遇を受けられるなど、特典もあります。

<みずほ銀行で受けられる優遇>

  • みずほ銀行のATM時間外手数料が無料
  • コンビニATM(イーネット・ローソン・セブン銀行)ご利用手数料・時間外手数料も無料
  • みずほ銀行ATM・コンビニATM(イーネット・ローソン)・みずほダイレクトご利用時のみずほ銀行本支店宛振込手数料が無料 他行宛の振込手数料も割引)など

 

「みずほマイレージクラブ/ANA」の詳細は、みずほ銀行の公式ウェブサイトもご参照ください。

参考 みずほマイレージクラブ/ANAみずほ銀行

 

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JQみずほルートはTポイントからANAマイルへの交換にも有用

Tポイントは「JQみずほルート」を利用することで70%のレートでANAマイルに交換可能

今回ご紹介した「JQみずほルート」は、「Tポイント」からANAマイルへの交換にも有用です。

「Tポイント」はANAマイルに直接交換可能ですが、「JQみずほルート」を利用することで70%のレートでANAマイルに交換することができます。レート換算で20%もお得になるというわけですね。

Tポイントをマイルに交換する方法については以下で詳しくまとめております。合わせてご参照ください。

 

まとめ

今回は、三井住友ANAカードで獲得できる「ワールドプレゼント」のボーナスポイントを効率良くANAマイルに交換する方法をご紹介しました。

直接交換する場合に比べて、「JQみずほルート(JQセゾンルート)」を利用することで交換レート換算で10%アップすることができます。

「JQみずほルート」を利用するためには、クレジットカードを2枚用意する必要があり、また、ルートもステップが多く複雑ですが、ANAカードのANAマイル還元率を高めるには重要なルートになります。

ANAカードのANAマイル還元率にこだわりのある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

MEMO

ANAカードの選び方はこちらの記事でまとめております。合わせてご参照ください。

 

それでは、また!

 

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