アメックスゴールドプリファードを徹底解説!特典からメリット、デメリットまで!
アメックスゴールドプリファードはAMEXから登場した新しいクレジットカードです。旧アメックスゴールドの後継との位置付けになります。年会費は7,700円アップしたもののメタルカード化を果たしステータス性が高まっています。また、フリーステイギフトやトラベルクレジット、スターバックスでの20%還元など価値の高い新しい特典がいくつも追加になっています。うまく活用すれば年会費以上の価値を享受できる魅力的なカードに仕上がっています。以下で詳しくご紹介していきます。
更新履歴(2024年3月8日):最新情報に更新しました。
目次
アメックスゴールドプリファードとは
アメックスゴールドプリファードは2024年2月20日に新登場
アメックスゴールドプリファードは2024年2月20日に発行開始になった新しいクレジットカードです。
発行元はアメリカン・エキスプレス社で、正式名称は「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」となっています。
アメリカン・エキスプレス社では、もともとゴールドカードの代名詞とも言える「アメックスゴールド(アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」を発行していました。
アメックスゴールドプリファードは、この旧アメックスゴールドの後継カードの位置付けになっています。
旧アメックスゴールドはアメックスゴールドプリファードの登場により既に新規募集が停止しています。旧アメックスゴールドユーザーは申請するとアメックスゴールドプリファードに切り替えることができます。
年会費が7,700円アップした代わりにメタルカード化
アメックスゴールドプリファードの年会費は「39,600円(税込)」となっています。
家族カードは2枚まで「無料」で追加することができます(旧アメックスゴールドは1枚まで無料)。
<年会費>
- 本会員:39,600円(税込)
- 家族カード会員:2枚まで無料、3枚目以降19,800円(税込)
旧アメックスゴールドの年会費は「31,900(税込)」でしたので「7,700円(税込)」がアップしたという形になります。
一方で、アメックスゴールドプリファードでは金属製の「メタルカード」が採用されています。旧アメックスゴールドはプラスチック製でしたのでステータス性がグッと高まる結果となっています。
また、メタルカード化しただけでなく、旧アメックスゴールドに比べて特典内容も大幅に強化されました。
アメックスゴールドプリファードでは入会キャンペーンを実施しており最大120,000ポイントを獲得できます。これは年会費の数倍の価値となる驚異的なお得さです。詳細はこちらの記事をご参照ください。
新しい特典が追加で魅力的な一枚に
旧アメックスゴールドからアメックスゴールドプリファードになったことで追加になった主な特典は以下になります。
継続特典として「フリーステイギフト(1泊2名分)」と「トラベルクレジット」が追加になったのが目玉でこれだけで合計40,000円から60,000円ほどの価値があります。
この2つの特典だけでも年会費の負担をカバーすることができてしまいますね。
<追加になった主な特典>
- 【継続特典】フリーステイギフト(1泊2名分):約30,000円から50,000円相当/年
- 【継続特典】トラベルクレジット:10,000円相当/年
- メンバーシップリワードプラスの年間参加費無料:3,300円相当/年
- スターバックスオンライン入金で20%キャッシュバック:最大5,000円相当/年
- ポケットコンシェルジュ利用で20%キャッシュバック:最大10,000円相当/年
また、上記追加になった主な特典を合計すると約58,000円から78,000円ほどの価値になります。
つまり、アメックスゴールドプリファードは提供される特典をうまく活用できる方であれば年会費以上の価値を享受できるとも言えますね。
旧アメックスゴールドは目立った特典がなく地味な存在になっていましたが、アメックスゴールドプリファードに生まれ変わったことで魅力が数段アップする結果となっています。
私は「アメックスプラチナ」を保有していますが、真剣に乗り換えを考えてしまうほどです。
アメックスゴールドプリファードの特典
新特典+旧アメックスゴールド特典の合わせ技で充実した内容
アメックスゴールドプリファードの主な特典は以下になります。旧アメックスゴールドから引き継がれた特典も加えて、非常に充実した特典内容となっています。
<主な特典>
- 【継続特典】フリーステイギフト(1泊2名分)
- 【継続特典】トラベルクレジット(10,000円分)
- メンバーシップリワードプラスの年間参加費無料
- スターバックスオンライン入金で20%キャッシュバック
- ポケットコンシェルジュ利用で20%キャッシュバック
- ホテルダイニングで最大20%オフ
- プライオリティパス年2回無料
- 空港ラウンジで同伴者1名まで無料
- 招待日和でコース料金が1名分無料
- プリンスステータスサービスの上位メンバー
- 海外で最高1億円、国内で最高5,000万円の旅行保険
- 航空便遅延費用補償
- 手荷物無料宅配サービス
- プロテクションサービス
以下ではこれらの特典を順番にご紹介していきたいと思います。
【継続特典】フリーステイギフト(1泊2名分)
アメックスゴールドプリファードには継続特典として「フリーステイギフト」が用意されています。これは1年に1回、1室2名まで対象ホテルに無料宿泊できるというものです。
継続特典のため入会初年度はもらうことができないため注意が必要です。また、獲得条件として「年200万円以上の利用」が設定されています。
このフリーステイギフトがアメックスゴールドプリファードの目玉の特典であることを考えると、年200万円以上の決済ができるかどうかがこのカードを保有するかどうかの判断基準になりますね。
フリーステイギフトで対象となるホテルは日本国内に全部で41軒あります。対象となるホテルグループと主なホテルは以下になります。
<対象となるホテルグループと主なホテル>
- マリオット
- ウェスティン ルスツリゾート、軽井沢マリオットホテル、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、ウェスティンホテル横浜、長崎マリオットホテル、シェラトン鹿児島、など
- ハイアットホテルズアンドリゾーツ
- ハイアット セントリック 金沢、グランド ハイアット 福岡、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄、など
- プリンスホテルズ&リゾーツ
- ザ・プリンス パークタワー東京、ザ・プリンス 軽井沢、ザ・プリンス 京都宝ヶ池、名古屋プリンスホテル スカイタワー、沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん、グランドプリンスホテル広島
- オークラ ニッコーホテルズ
- グランドニッコー東京 台場、ホテルオークラ福岡、ホテルオークラJRハウステンボス、ホテル日航アリビラ/ヨミタンリゾート沖縄
- ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
- ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都、ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋、など
- ニューオータニホテルズ
- ホテルニューオータニ(東京)、ホテルニューオータニ大阪、ホテルニューオータニ博多、など
アメックスプラチナでもフリーステイギフトの提供がありますが、それに比べるとホテルグループとして「ヒルトン」が除外されています。
一方でそれ以外はほぼ同じで充実したラインナップとなっています。
私はフリーステイギフトを「ザ・プリンス パークタワー東京」や「ザ・プリンス 軽井沢」「ホテルニューオータニ(東京)」でよく利用します。
利用する時期にもよりますが、これらのホテルの宿泊には1泊30,000円から50,000円ほどの費用が必要になります。うまく活用すればお得度の高い特典と言えますね。
【継続特典】トラベルクレジット(10,000円分)
アメックスゴールドプリファードには継続特典として10,000円分の「トラベルクレジット」が用意されています。こちらはフリーステイギフトと異なり利用金額の設定はなく無条件で獲得できます。
このトラベルクレジットは、「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」で合計20,000円(税込)以上の予約を行う際に利用することができます。
2万円に対して1万円ということで最大で50%の割引効果ということになりますね。
「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」では国内外のホテルの他、航空券、レンタカーなどを予約することができます。
年数回の頻度で旅行する方であれば無理なく利用できる特典となっています。
メンバーシップリワードプラスの年間参加費無料
アメックスゴールドプリファードのポイントプログラムは「メンバーシップリワード」と呼ばれるものです。100円の利用につき1ポイントを貯めることができます。
ポイント価値は「1ポイント=1円」ほどになっていますので、ポイント還元率は1%という計算になります。
ポイントの有効期限は「3年間」となっていますが、「メンバーシップリワードプラス」という有料オプションを追加することでこの有効期限が「無期限」になります。
メンバーシップリワードプラスの年会費は「3,300円(税込)」となっていますが、アメックスゴールドプリファードの場合はこれが「無料」になっています。
メンバーシップリワードプラスに入会すると、ポイント移行や交換のレートがアップしたり、対象加盟店でポイント還元率がアップするという特典も用意されています。
こちらはポイント移行レート一覧になります。
メンバーシップリワードプラスに登録するとANAマイルに「レート100%」、その他航空会社に「レート80%」で交換できるようになります。
また、ヒルトンやマリオットへの交換レートもアップします。
<ポイント移行レート一覧>
ボーナスポイントプログラムの対象加盟店は以下になります。
これらの対象加盟店では「100円=3ポイント(通常ポイント1ポイント+ボーナスポイント2ポイント)」を獲得できます。ポイント還元率は「3%」という計算になりますね。
特にポイントサイトでの募集がほとんどない「Amazon」と「JAL」の利用価値が非常に高くなっています。
「メンバーシップリワード」はアメックスカードでポイントを有効活用する上でほぼ登録必須となるオプションです。
これが、アメックスゴールドプリファードでは「無料」で標準装備になっているのは親切ですね。
ANAマイルに交換する際には別途、年会費5,500円の「メンバーシップリワードANAコース」への登録が必要になります。毎年継続する必要はないためANAマイルに交換するタイミング(その年だけ)で登録するのがオススメです。
スターバックスオンライン入金で20%キャッシュバック
アメックスゴールドプリファードには、「スターバックス カード」への公式アプリまたは公式ホームページからのオンライン入金で最大20%がキャッシュバックされるという特典があります。
こちらの特典はアメックスプラチナにもないアメックスゴールドプリファード独自のユニークな特典となっています。
還元上限は年間最大5,000円となっていますので、年間25,000円までの入金で20%のキャッシュバックを受けられるという計算になります。
スターバックスの愛用者にはまとない嬉しい特典となっていますね。
ポケットコンシェルジュ利用で20%キャッシュバック
「ポケットコンシェルジュ」はダイニング予約サービスです。話題のレストランや隠れた名店をウェブサイトからワンストップで予約できるのが特徴です。
アメックスゴールドプリファードには、このポケットコンシェルジュでのご予約・決済で最大20%のキャッシュバックを受けられる特典があります。
還元上限は年間最大10,000円となっていますので、年間50,000円までの入金で20%のキャッシュバックを受けられるという計算になります。
外食の機会の多い方には嬉しい特典と言えますね。
ホテルダイニングで最大20%オフ
アメックスゴールドプリファードには、ホテルダイニング特典があります。これは対象ホテルのダイニングを利用することで10%から20%の割引を受けられるというものです。
利用方法は以下になります。簡単3ステップです。
<利用方法>
- ホテル指定の方法で事前予約
- 対象カードを提示
- 対象カードで支払い
対象ホテルおよび店舗は以下になります(2024年3月時点)。東京を中心に横浜、福岡のホテルが対象になっています。
<対象ホテルと店舗>
- アンダーズ東京
- 「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」( 期間限定)
- グランド ハイアット 福岡
- ザ マーケット エフ(オールデイダイニング)
- ザ・プリンス パークタワー東京
- レストラン ブリーズヴェール
- 日本料理 芝桜
- 中国料理 陽明殿
- ステーキハウス 桂
- ザ・ペニンシュラ東京
- Peter(ステーキ&グリル)
- ヘイフンテラス(中国料理)
- ホテル虎ノ門ヒルズ( 期間限定)
- ル・プリスティン レストラン 東京(ヨーロッパ料理)
- マンダリン オリエンタル 東京
- ヴェンタリオ(インターナショナルダイニング)
- 横浜ロイヤルパークホテル
- スカイラウンジ「シリウス」(70階)
- 日本料理「四季亭」(68階)
- フレンチレストラン「ル シエール」(68階)
- 中国料理「皇苑」(68階)
- 鉄板焼「よこはま」(地下1階)
対象ホテルと店舗が限られているとはいえ、高級ホテルのダイニングで10%から20%の割引を受けられるのは嬉しいですね。
こちらも外食の機会の多い方に嬉しい特典となっています。
プライオリティパス年2回無料
アメックスゴールドプリファードには、有料空港ラウンジサービスである「プライオリティパス」が付帯します。
登録料は無料となっていますが、無料で利用できるのは「年2回まで」と制限されています。
<プライオリティパス特典>
- 登録料:
- 無料
- ラウンジ使用料:
- 年間2回まで無料
- 年間3回目以降、1回につき35米ドル
- 同伴者の利用料
- 1名につき35米ドル
プライオリティパスの登録料は「99ドル」となっています。
2回分の使用料と合わせると合計で「169ドル(=約25,000円)」相当の価値を受けられるという計算になりますね。
アメリカン・エキスプレス社が発行するクレジットカードに付帯するプライオリティパスでは、レストランやリラクゼーション施設では利用できないため注意が必要です。プライオリティパスが使える日本国内のラウンジはこちらの記事をご参照ください。
空港ラウンジで同伴者1名まで無料
アメックスゴールドプリファードには、空港ラウンジを「無料」で利用できる特典があります。提携の空港ラウンジは国内28か所、海外1か所に用意されています。
これは一般的には「ゴールドカードラウンジ」と呼ばれるもので、他のゴールドカードでもカード会員は無料で利用できます。
一方で、アメックスゴールドプリファードの場合はカード会員だけでなく、同伴者1名も無料で利用できるのが特徴になっています。
さらに、家族カードでも同伴者1名まで「無料」で利用することができます。
アメックスゴールドプリファードは家族カードを2枚まで無料で追加できますので合計3枚のカードで6人まで無料で空港ラウンジを利用できるという計算になります。
家族で国内旅行に行く機会の多い方にはありがたいですね。
ちなみに、ゴールドカードラウンジというと以前は狭くて居心地のあまり良くないところが多くありましたが、最近では羽田空港「パワーラウンジ」をはじめとして快適な施設が増えています。
搭乗時間ギリギリまでドリンクをいただきながらゆったりと寛げるのは嬉しいですね。
招待日和でコース料金が1名分無料
アメックスゴールドプリファードには「ゴールド・ダイニング by 招待日和」という特典が用意されています。
これは、対象レストランで所定のコースメニューを大人2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料になるというものです。
対象レストランは、国内とシンガポールに約250店舗があります。
対象レストランは一流どころが多く、コース料金は1人1万円から2万円のものが多くなっています。つまり、利用する度に1万円から2万円ほどお得になるという計算です。
「ポケットコンシェルジュ」と同じく外食の利用機会が多い方には嬉しい特典となっています。
ちなみに、招待日和は2名以上での予約が必要ですが、ポケットコンシェルジュは1名での予約でも割引を受けることができます。
ポケットコンシェルジュは日常に、招待日和は特別な日に、というように使い分けしつつ活用できますね。
プリンスステータスサービスの上位メンバー
アメックスゴールドプリファードには、プリンスホテルのステータスサービスの「ゴールドメンバー」に無条件で到達できる特典があります。
ゴールドメンバーの主な特典は以下になります。
ポイント進呈率アップの他「レイトチェックアウト」が受けられるのが嬉しいところです。
<ゴールドメンバーの主な特典>
- ポイント進呈率アップ(110%)
- 宿泊ベストレート保証
- 先行予約
- スマートチェックインサービス
- レイトチェックアウト
このゴールドメンバーの特典は「フリーステイギフト」でプリンスホテルに宿泊した場合にも適用されます。組み合わせて利用することでホテル宿泊がより快適になります。
海外で最高1億円、国内で最高5,000万円の旅行保険
アメックスゴールドプリファードには、「海外旅行傷害保険」と「国内旅行傷害保険」が用意されています。どちらも「利用付帯」にはありますが手厚い内容となっています。
まずこちらが「海外旅行傷害保険」の補償内容です。
傷害死亡・後遺傷害保険金で最高「1億円」、傷害治療費用保険金や疾病治療費用保険金も最高「300万円」と手厚い内容となっています。
<海外旅行傷害保険>
保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 |
傷害死亡・後遺傷害保険金 | 最高1億円(1,000万円) | 最高5,000万円(1,000万円) |
傷害治療費用保険金 | 最高300万円(200万円) | 最高300万円(200万円) |
疾病治療費用保険金 | 最高300万円(200万円) | 最高300万円(200万円) |
賠償責任保険金 | 最高4,000万円(4,000万円) | 最高4,000万円(4,000万円) |
救援者費用保険金 | 最高400万円(300万円) | 最高400万円(300万円) |
携行品損害保険金 | 最高50万円(50万円) | 最高50万円(50万円) |
そしてアメックスゴールドプリファードには「家族特約」が付帯しているのが特徴です。カッコ()内の数字がその補償額になります。
カード会員だけでなく同行の家族にも保険が適用されるのは嬉しい特徴です。
他のゴールドカードでは家族特約は用意されていない場合が多いため、これはアメックスゴールドプリファードのメリットになります。
続いてこちらが「国内旅行傷害保険」の補償内容です。
傷害死亡・後遺傷害保険金のみになるものの十分が額が用意されているのが確認できますね。
<国内旅行傷害保険>
保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 |
傷害死亡・後遺傷害保険金 | 最高5,000万円(1,000万円) | 最高5,000万円(1,000万円) |
航空便遅延費用補償
アメックスゴールドプリファードには、「航空便遅延費用補償」が用意されています。海外旅行時の「利用付帯」で適用されます。
補償を受けられるのは「基本カード会員」のみとなりますが、海外では乗継遅延や出航遅延が多くありますのでこれらの事態がサポートされるのは安心です。
<航空便遅延費用補償>
保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 |
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 1回につき最高2万円(-) | – |
受託手荷物遅延費用 | 1回につき最高2万円(-) | – |
受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高4万円(-) | – |
手荷物無料宅配サービス
アメックスゴールドプリファードには、「手荷物無料宅配サービス」が用意されています。
これは、海外旅行や出張などの出発時、帰国時に自宅から空港間でのスーツケース、ゴルフバックを無料で配送してもらえる特典です。
アメックスゴールドプリファードの場合、配送個数は「1個」となりますが、「出国」と「帰国」の両方で利用することができます。
対象空港は以下になります。
<対象空港>
- 東京国際空港(第3ターミナル)/成田国際空港/関西国際空港/中部国際空港
ちなみに、この「手荷物無料宅配サービス」は家族カードにも利用できます。家族で海外旅行するなら家族カードを発行しておくと良いですね。
プロテクションサービス
アメックスゴールドプリファードには、以下5つの「プロテクションサービス」を受けることができます。
商品や携帯電話料金の支払いにアメックスゴールドプリファードを利用しておけば万が一の事態に補償を受けられて安心です。
<プロテクションサービス>
- スマートフォン・プロテクション
- うっかり落としてスマートフォンの画面にひびが入ったときや水濡れしたとき、火災にあったときの修理代金や、盗難にあったときの購入代金を補償するサービス
- ショッピング・プロテクション
- 国内/海外問わずアメリカン・エキスプレスのカードでお求めのほとんどの商品について、購入後90日間の破損/盗難などの損害を補償するサービス
- オンライン・プロテクション
- オンラインショッピングで不正利用された際にご利用金額を補償する安心のサービス
- リターン・プロテクション
- アメリカン・エキスプレスのカードで買った商品の返品を購入店が受け付けないときに、購入金額を補償してカードに返金する安心のサービス
- キャンセル・プロテクション
- アメリカン・エキスプレスのカード会員様が旅行やコンサートに行けなくなった場合の、キャンセル費用などの損害を補償するサービス
アメックスゴールドプリファードのメリット
年200万円の決済が可能でアクティブな方なら年会費以上の価値を享受できる
アメックスゴールドプリファードのメリットは、追加になった主な特典だけで年会費以上の価値を十分に享受できるところです。
<追加になった主な特典>
- 【継続特典】フリーステイギフト(1泊2名分):約30,000円から50,000円相当/年
- 【継続特典】トラベルクレジット:10,000円相当/年
- メンバーシップリワードプラスの年間参加費無料:3,300円相当/年
- スターバックスオンライン入金で20%キャッシュバック:最大5,000円相当/年
- ポケットコンシェルジュ利用で20%キャッシュバック:最大10,000円相当/年
この中でも特に価値の高いのは「フリーステイギフト」のため、この獲得条件である年200万円以上の決済が可能であることがこのカードを保有するかどうかの判断基準になりますね。
アメックスゴールドプリファードの保有をオススメしたい方は以下になります。
<保有をオススメしたい方>
- 年200万円以上のカード決済が可能
- 海外旅行や国内旅行、外食が好き
- 記念日にはレストランで食事をする
- スターバックスが好き
- メタルカードに興味がある
年200万円以上の決済が可能で旅行や外食に興味があるというアクティブな方、スターバックスが好きな方であれば満足度が高くなると思います。
メタルカードにステータス性を感じる方であれば尚良いですね。
年200万円の決済可能な方でヒルトンホテルが好きな方は年会費が高額にはなりますが「ヒルトンアメックスプレミアム」もオススメです。最上位ステータスのダイヤモンド会員になることができ年1泊分の無料宿泊特典も獲得できます。
アメックスゴールドプリファードのデメリット
フリーステイギフトを獲得できないもしくは活用できない方は年会費負担が大きくなる
アメックスゴールドプリファードのデメリットは、フリーステイギフトを獲得するためには年200万円以上の決済が必要であるという点です。
フリーステイギフトを獲得できない、もしくはせっかく獲得しても活用できない方は年会費負担が大きくなり宝の持ち腐れになってしまいます。
また、フリーステイギフトは継続特典のため初年度は獲得できないのは注意点になります。
そういう意味では初年度は年会費負担が大きくなりますが、これは次でご紹介する入会キャンペーンの特典で相殺することができます。
年200万円の決済が難しい方は無条件でヒルトンのゴールド会員になることができる「ヒルトンアメックス(ノーマル)」がオススメです。リーズナブルな年会費ながら宿泊時に無料朝食をいただくことができてお得度が高くなっています。
メタルカードは稀に使えないところがある
ステータス性の高いメタルカードですがデメリットもあります。それは、機械との相性で稀に使えないところがある点です。
特に、カードがまるまる引き込まれるタイプの機械は要注意です。
アメックスプラチナの場合はプラスチックのサブカードを発行することができますが、アメックスゴールドプリファードには今のところそのようなサービスはないようです。
心配な方はプラスチック製の別カードも持っていると安心です。
ちなみに、メタルカードは金属製ということでプラスチック製よりも重量があります。財布が重くなるというのもある意味デメリットと言えますね。
アメックスゴールドプリファードの入会キャンペーン
入会後の条件クリアで最大80,000ポイントを獲得可能
アメックスゴールドプリファードは公式サイトで入会キャンペーンを実施しています。入会後の条件クリアで80,000ポイントを獲得できるというものです。
獲得できるポイント数の内訳は以下になります。
そして実は、アメックスカードには公式サイト以上にお得に入会する方法が用意されています。実際、私自身がアメックスカードに入会する際にはいつもこの方法を利用しています。
ただし、この入会方法についてはブログやSNSなどに具体的な内容を記載することが規約で禁止されています。
ご興味の方はこちらのリンクからお問い合わせください。詳しい内容をご連絡します。
入会キャンペーンで獲得できる最大80,000ポイントの価値
入会キャンペーンで獲得したポイントは、商品券やギフトに交換できますし、マイルにも交換することができます。
旅行が好きな方は、ポイントの価値が高くなるマイルへの交換がお勧めです。
アメックス のポイントは、ANAの場合は交換レート100%、その他航空会社の場合は交換レート80%でマイルに交換することができます。
入会キャンペーンで獲得した80,000ポイントは、ANAマイルなら80,000マイル、それ以外の航空会社マイルになら64,000マイルに交換できるという計算です。
これは、128,000円から160,000円以上の価値があるとも言えます(1マイルの価値は一般的に2円以上)。
<獲得できるマイル数とお得度>
- アメックスゴールドプリファード:
- 獲得できるポイント数:最大80,000ポイント
- 獲得できるマイル数:64,000マイルから80,000マイル
- 獲得できる価値:128,000円から160,000円以上
アメックスゴールドプリファードの年会費は「39,600円(税込)」でしたから約3倍から4倍の価値です。
アメックスゴールドプリファードの入会キャンペーンは、初年度の年会費負担をカバーして有り余る驚異的なお得さと言えますね。
まとめ
今回は、アメックスゴールドプリファードを基本情報から特典、メリット、デメリットまで解説しました。
アメックスゴールドプリファードはAMEXから登場した新しいクレジットカードです。旧アメックスゴールドの後継との位置付けになります。
年会費は7,700円アップしたもののメタルカード化を果たしステータス性が高まっています。
また、フリーステイギフトやトラベルクレジット、スターバックスでの20%還元など価値の高い新しい特典がいくつも追加になっています。
うまく活用すれば年会費以上の価値を享受できる魅力的なカードに仕上がっていると感じました。
特に、年200万円以上の決済が可能で旅行や外食に興味があるというアクティブな方、スターバックスが好きな方であれば満足度が高くなると思います。
これらに該当する方はぜひご検討いただければと思います。
それでは、また!