成田空港「デルタスカイクラブ」訪問記!ゴールドメダリオン特典でラウンジ利用を体験!
今回のハワイ旅行で利用した航空会社は大韓航空のエコノミークラスです。普通であれば航空会社ラウンジは利用できません。ただし、私はデルタアメックスゴールドを所持しており、このカードの特典として、デルタ航空のマイレージプログラムの上級会員資格である「ゴールドメダリオン」を保有しています。「ゴールドメダリオン」を獲得すると、デルタ航空および大韓航空が所属している「スカイチーム」の「エリートプラス」資格も同時に獲ることができます。そこで今回は、この「エリートプラス」の資格を利用して、大韓航空のエコノミー搭乗でありながら、「デルタスカイクラブ」を利用してみましたので、その様子をレポートしたいと思います。
目次
デルタアメックスゴールドとは
「デルタアメックスゴールドカード」の正式名称は「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。
このクレジットカードはその名前のとおり、デルタ航空のマイレージプログラムである「スカイマイル」と「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」が合体したものです。
このデルタアメックスゴールドの最大の魅力は、このクレジットカードを作成するだけで、デルタ航空のマイレージプログラムである「スカイマイル」の上級資格である「ゴールドメダリオン」を獲得できることです。
ゴールドメダリオン特典とは
「ゴールドメダリオン」を獲得すると、デルタ航空が所属しているスカイチームの上級会員資格である「エリートプラス」も同時に獲得することができます。
これにより、デルタ航空便およびスカイチーム便を利用した際、搭乗クラスに関わらず、以下のような特典を利用することができます。
- 優先チェックイン
- 優先手荷物扱い
- 専用保安検査レーン
- スカイチームラウンジ利用
- 優先搭乗
「搭乗クラスに関わらず」というところが重要で、通常であれば、ビジネスクラスやファースクラスでないと受けられないこれらの特典を、エコノミーのチケットで利用できるところがポイントですね。エコノミー利用でこそ価値を発揮します。
特典の詳細等はこちらの記事をご参照ください。
「航空会社ラウンジ」とゴールドカードで利用できる「カードラウンジ」の違いについては、こちらの記事をご参照ください。
年末おおみそかの成田空港の様子
さて、この日は2016年12月31日、おおみそかです。私たちは、東京駅から「THEアクセス成田」という高速バスを利用して、成田空港に到着しました。
今回のハワイ旅行で利用する航空会社は大韓航空のKE001便で、出発時刻は21:00です。ですので、パッケージツアー上の成田空港の集合時間は2時間前の19:00でしたが、我々はちょっと早めに、18:00ちょっと過ぎに到着しました。
大韓航空のチェックインカウンターは第1ターミナルの北ウイングにあるので、まずはそちらに移動します。
成田空港の中を見渡してみると、人はまばら。あまり混んでいない、というか、ガラガラです。やはり、12月31日のおおみそかに、海外に移動しようという人は、それほど多くないようですね。
空港の中には、こんな感じのお正月飾りが飾られていました。お正月の準備は万端のようです。
そんなこんなで寄り道しましたが、チェックインカウンターに向かいましょう。大韓航空のチェックインカウンターは、「D」カウンターでした。
スポンサーリンク
ゴールドメダリオン特典:専用レーンから優先チェックインを利用
大韓航空のチェックインカウンターの様子はこんな感じです。こちらもガラガラですね・・。優先レーンも、一般レーンも、ほとんど人が並んでいません。
我々は、スカイチームの「エリートプラス」資格により、スカイプライオリティの専用レーンから、優先チェックインできるのですが、それを使っても使わなくても、変わらないレベルです。
ですが、せっかくなので、スカイプライオリティの専用レーンから、チェックインしてみました(笑)。なんとなく得した気分です。
ゴールドメダリオン特典:専用レーンから保安検査を利用
保安検査についても、スカイプライオリティの専用レーンが用意されており、スカイチームの「エリートプラス」資格で利用することができます。
ただし、こちらの保安検査場もガラガラで、一般のレーンもぜんぜん並んでいませんでした。ですので、あまり意味はなかったのですが、せっかくなので、スカイプライオリティの専用レーンを利用しました。なんとなく意地になってきました(笑)。
このあとは税関ですが、税関については、優先扱いはないので、普通に並びます。ただ、こちらもガラガラで、ほほスルーのレベルでした。やはり、おみそかの成田空港、とくに夕方は、あまり混雑していないようです。
ゴールドメダリオン特典:デルタ航空のラウンジであるデルタスカイクラブを利用
デルタスカイクラブに移動
保安検査と税関を抜けた後は、楽しみにしていたラウンジタイムです。さっそくラウンジに向かいましょう。ちなみに、制限エリアも人はまばら。こんな感じでガラガラです。
第1ターミナルには、スカイチームの航空会社ラウンジは2つあります。デルタ航空の「デルタスカイクラブ」と、大韓航空の「KALラウンジ」です。実は、夏休みのイタリア旅行でも同じスカイチーム便利用だったため、その時は、この2つのラウンジを両方利用し、比較していました。
その結果、「デルタスカイクラブ」の方に軍配があがったので、今回は寄り道はせず、まっすぐに「デルタスカイクラブ」に向かうことにしました。
さて、目指すラウンジである「デルタスカイクラブ」は、N1(第1サテライト)とN2(第2サテライト)の両方にあります。今回利用する大韓航空のKE001便は、第1サテライトの14番ゲートの利用なので、ラウンジも、第1サテライトの方を利用することにします。
追記:2017年5月17日より、第2サテライトのみの営業となりました。
第1サテライトの方に移動すると、以下のような「航空会社ラウンジ」の案内があるので、そちらに向かいましょう。
デルタスカイラウンジは4階にありますので、エレベーターで4階に移動します。
デルタスカイクラブに入場
こちらが「デルタスカイクラブ」の入り口になります。私がこちらを利用するのは、かれこれ3回目ですが、それでもちょっと緊張します。
入り口のことろでは、搭乗券を提示して、入館手続きを実施します。チェックインカウンターのところには、獅子舞の置物がありました。かわいいですね。
入館手続きを経て、中に入ってみると、こちらでもお正月飾りが目に入ってきます。
スポンサーリンク
デルタスカイクラブの雰囲気
ラウンジの中の様子はこんな感じです。デルタスカイラウンジはかなり広いラウンジで、いくつかのエリアに分かれています。
こちらは、ソファー席がいっぱいのソファー席エリア。ラウンジの中央部分にあります。
こちらは、窓際のエリア。ソファー席と、窓際のカウンター席があります。
こちらは、端末なとが利用できるビジネスエリア。ちなみに、端末はMacでした。
こちらは、食事やドリンクなどのカウンター近くの、ダイニングエリア。
これらの写真を見ていただくとわかりますが、こちらのラウンジも人はまばらでした。私たちが入館したのが19:30ごろだったと思いますが、その時点で我々含めて3組しか利用客はおらず、20:00を過ぎたころには、利用客は我々だけになりました。こんな広いラウンジが貸し切り状態でした・・。
デルタスカイクラブの食事の様子
それでは、ここからは気になる食事の様子をレポートしたいと思います。食事は中央のビュッフェカウンターに並べられています。好きなものを好きなだけ頂くシステムです。
この日用意されていたのは、こちらになります。
ちょっと写真が切れてしまいましたが、一番左にはレタスを中心としたサラダと野菜スティック。その隣は簡単なお寿司(いなり寿司と巻き寿司)。
焼き鳥は、一種類しかなく、この日はつくねでした。
その隣には、ミニカレーもありました。味はシーフード。最後の一個でしたね(笑)。
あとは、おつまみの定番の柿の種やポテトチップスなどのスナック等々。おかゆとスープも1種類ずつありました。
デルタスカイクラブのドリンクの様子
お酒もちゃんと用意があります。洋酒はいくつか置かれているので、カクテルを作りたい方は自分で作るシステムですね。赤ワインと白ワインも、3種類ずつぐらいの用意がありました。
ビールについては、ビールサーバーが用意されています。銘柄は、プレミアムモルツと、スーパードライです。なかなか良いセレクションです(笑)。
私は、プレモル党なので、プレミアムモルツをいただきます。
デルタスカイクラブで頂いたもの
そんなこんなで、席について、プレモルで乾杯です。席は窓際のソファー席にしてみました。
いただいてきたのはこちらになります。夕方になってちょっと小腹がすいてきたので、お寿司と焼き鳥(つくね)を少々。
バランスよく、サラダも頂いてきました。
最後は、シメにおかゆを少々。
そんなこんなでビールをお代わり。プレモル2杯目です(笑)。
そろそろ、搭乗時間が近づいてきたので、搭乗ゲートの方に移動します。移動すると言っても、搭乗ゲートはエレベーターを降りてすぐなので、2-3分の距離です。搭乗時間ギリギリまで寛ぐことができるのが、航空会社ラウンジの良いところです。
ちなみに、ラウンジからは、これからお世話になる飛行機がよく見えました。ピカピカでなかなか新しそうな機体です。なんとなく安心。
スポンサーリンク
ゴールドメダリオン特典:優先搭乗の利用
搭乗ゲートに移動してみると、すでに一般の方の搭乗が開始されていました。ここまで来て、やっと行列に遭遇です。
我々は、スカイチームの「エリートプラス」資格により、優先搭乗が可能です。ですので、せっかくなのでということで、優先搭乗を利用してみました。行列を横目に、スルスルと搭乗できるのは、ちょっとだけ良い気分です。
これまで、優先搭乗って、飛行機に早く乗っても、飛行機に乗る時間が長くなるだけで、あまり意味がないと思っていた。ですが、行列ができている状態だと、行列に並ばずして搭乗できるので、単純に、行列に並ぶ時間=立っている時間、の削減、つまりは体力の温存に役立つのだな、と変に実感しました。
ラウンジでぎりぎりまで寛ぐことと、優先搭乗はセットで利用してこそ、効果を発揮するものなんですね。もちろん、ラウンジで寛ぎすぎて、搭乗に遅れるなんていうのは絶対駄目ですけどね(笑)。
ハワイ旅行2017のスケジュール概要
今回のハワイ旅行2017のスケジュール概要は以下になります。今回の記事は、ハワイ旅行の1日目、出発前の成田空港での様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:成田からホノルルに移動(KE001便)、カパフル通り散策、年末カウントダウン <=今ここ!
- 2日目:ワイケレでのアウトレットショッピング、ワイキキビーチ散策
- 3日目:ダイヤモンドヘッド登山、チャイナタウン散策、ハワイ出雲大社での初詣
- 4日目:カイルアビーチ散策、お土産調達
- 5日目:ホノルルから成田に移動(KE002便)
- 6日目:成田に到着
今回のハワイ旅行のツアー内容や料金、スケジュール概要はこちらでご参照ください。
「成田空港「デルタスカイクラブ」訪問記!ゴールドメダリオン特典でラウンジ利用を体験!」のまとめ
今回は、「デルタアメックスゴールド」を保有することによって獲得した「ゴールドメダリオン」および「スカイチームエリートプラス」の資格を利用して、航空会社ラウンジの利用や、優先チェックイン、優先搭乗、専用レーンでの保安検査を体験してみました。今回利用した大晦日は、利用客自体が少なかったので、大きな効果を実感するまでは行きませんでしたが、それでも、搭乗時間ギリギリまで、ラウンジで優雅に寛ぐことができるメリットは大きいですね。エコノミークラスの利用でも、海外旅行が快適に、そして楽しくなります。
<==前の記事
成田空港でメガネを20分で作ってみました!海外旅行に忘れた場合の緊急避難策
次の記事==>
大韓航空:KE001便の搭乗記!成田からホノルルへ移動開始!
<ハワイ旅行記2017:全体の目次、記事一覧>
ハワイ好きの方はこちらの記事も注目です。SPGアメックスとANAマイルを利用することで、低コストで豪華なハワイ旅行を実現しています。夫婦でANAのビジネスクラスでハワイに行き、高級ホテルに4連泊するプランを約50,000円だけの現金持ち出しだけで実現しています。しかも、部屋の超絶アップグレードも受けられたというおまけ付きです。ぜひ合わせてご参照ください。
デルタ航空のマイルの貯め方・使い方をこちらの記事でまとめました。私は今回ご紹介した「デルタアメックスゴールド」を活用することで、2年で19万マイル貯めることに成功しました。夫婦ではなんと31万マイルです。こちらの記事では、事例としてその実績もご紹介しています。
それでは、また!