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ANAとJALで2020年度のステータス延長を発表!新型コロナウィルス特別対応

ANAとJALで2020年度のステータス延長を発表!新型コロナウィルス特別対応

ANAとJALで「新型コロナウィルス特別対応」によるステータス延長の決定が同日(2020年4月24日)に発表されました。2019年の実績で獲得した2020年度のステータスを2021年度まで延長するというものです。2020年度の前半は、コロナウィルスの影響で国内線でも国際線でも飛行機に乗ることができず、せっかく獲得したステータスを活用できてない、という方が多いのではないかと思います。そんな中のステータス延長の発表は安心される方も多いのではないかと思います。以下で内容を確認していきたいと思います。

更新履歴(2020年5月29日):ANAにおいて対象外サービスとアップグレードポイントの扱いが発表されました。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

JALで2020年度のステータス延長が発表!<新型コロナウィルス特別対応>

今回のステータス延長の発表は、ANAとJALで同日(2020年4月24日)の発表となりましたが、タイミング的にはJALのが先となっていました。そのため、まずはJALの発表内容をみていきたいと思います。発表レターのリンクは以下になります(公式ウェブサイト)

 

発表内容は以下になります。2019年1⽉から12⽉の搭乗実績で達成した2020年度FLY ON ステイタス(有効期限:2021年3月末)を、2021年度(有効期限:2022年3月末)までの1年間延長するというものです。

<発表内容>

  • 2019年1⽉〜12⽉のご搭乗実績で達成されました2020年度FLY ON ステイタス(有効期限:2021年3月末)を、2021年度(有効期限:2022年3月末)までの1年間延長いたします。

 

対象者は以下のようになっています。ステータス延長の処理はJAL側で実施してくれるため、対象者が申請する必要はありません。

<対象者>

  • 2019年1月~12月のご搭乗実績で2020年度のFLY ON ステイタスを達成されたJALマイレージバンク会員の方
    • お客さまご自身で申請していただく必要はありません。
 

 

注意事項は以下になります。仮に今年(2020年)に、去年(2019年)獲得したよりも高いステータスに到達できた場合、2021年度に適用されるのは、より高い方のステータスになります。

<注意事項>

 

  • 2020年1月~12月の搭乗実績で、2020年度を上回るFLY ON ステイタスへ到達された場合は、搭乗実績に即した2021年度FLY ON ステイタスを有効とさせていただきます。
  • 2021年度FLY ON ステイタスカードの送付等、詳細につきましては、追ってお知らせさせていただきます。

 

2020年度のステータスをせっかく獲得していても、コロナウィルスの影響でほとんど飛行機に乗れていない(ステータスを活用できていない)というのが現状だと思います。

今回の発表は、そんな状況を踏まえての、2019年にステータス基準を満たした方(=2019年修行僧)への救済策ということになります。2019年修行僧にとっては朗報と言える内容ですね。

 

ANAで2020年度のステータス延長が発表!<新型コロナウィルス特別対応>

続いては、ANAの発表内容をみていきたいと思います。基本的にはJALで発表されたものと同等になっています。発表レターのリンクは以下になります(公式ウェブサイト)

 

発表内容は以下になります。2020年度のステータスを2021年度も継続して提供する(=延長する)という内容となっております。

<発表内容>

  • ANAとしては大切なお客様に安心をお届けしたく、2020年度「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」メンバーのステイタスをお持ちのお客様に、2021年度(2021年4月~2022年3月)も同じステイタスを継続してご提供することといたしました。

 

注意事項は以下になります。2020年により高いステータスを獲得した場合、2021年度に適用されるのはより高い方のステータスになります。ここもJALと同等ですね。

<注意事項>

  • 2020年1月~12月のご利用実績により、2020年度より上位のステイタスを獲得された場合、その上位のステイタスを2021年度のステイタスとして適用いたします
  • ご提供するプレミアムサービス内容・特典につきましては、一部対象外となるものがございます。詳細につきましては、後日弊社ホームページにてご案内いたします。

 

ちなみに、ANAの場合は「ご提供するプレミアムサービス内容・特典につきましては、一部対象外となるものがございます」という一文が入っています。

何が一部対象外になるのかは別途発表ということで、ここはちょっと気になるところですね。延長を受けた2年目については、アップグレードポイントはラウンジ利用券などの提供数に調整が入るのかもしれませんね・・。

MEMO

2020年5月29日の更新情報として、対象外サービスとアップグレードポイントの扱いが発表されました。内容は以下になります。

ステイタス延長における対象外サービスについて

ステイタス延長における2021年度ご提供サービスには一部、対象外になるサービスがございます。

2020年1月~12月のご利用実績により、2020年度にお持ちの同ステイタス以上を獲得された場合には、通常どおりのプレミアムサービス内容・特典をご提供いたします。

<対象外サービス>

  • ダイヤモンドサービス
    • 「ダイヤモンドサービス」メンバー限定選択式特典
    • 「ダイヤモンドサービス」メンバーオリジナルネームタグ
  • 150,000プレミアムポイント限定特典
    • プラチナサービス
    • 80,000プレミアムポイント限定特典

 

アップグレードポイントについて

2020年度アップグレードポイントの有効期限延長

2021年3月末までにご利用いただけないアップグレードポイントは一度失効いたしますが、2021年4月下旬頃に、2022年3月31日の有効期限として同数のアップグレードポイントを積算いたします。

2020年度アップグレードポイントをお持ちのお客様全てが対象です。

お客様ご自身で申請していただく必要はございません。

2021年度アップグレードポイントについて

2020年1月~12月のANAグループ便ご搭乗実績により、積算いたします。

 

2020年度「ダイヤモンドサービス」メンバー限定選択式特典について

「ANA SKY コインコース」、「アップグレードコース」、「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券コース、「機内販売コース」をご選択いただいたお客様は、各特典の有効期限を1年間延長いたします。

いずれもお客様ご自身で申請していただく必要はございません。

  • ANA SKY コインコース
    • 2021年3月末までにご利用いただけないANA SKY コインは一度失効いたしますが、2021年4月下旬頃、
    • 2022年3月31日の有効期限として同数のANA SKY コインを積算いたします。
  • アップグレードコース
    • 2021年3月末までにご利用いただけないアップグレードポイントは一度失効いたしますが、2021年4月下旬頃、2022年3月31日の有効期限として同数のアップグレードポイントを積算いたします。
  • 「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券コース
    • 2021年3月末までにご利用いただけない「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券の有効期限を、2022年3月31日まで1年間延長いたします。
    • 2020年度「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券をそのままお使いいただくことが可能です。
  • 機内販売コース
    • 2021年3月末までにご利用いただけない機内販売用クーポンの有効期限を、2022年3月31日まで1年間延長いたします。
    • 2020年度機内販売用クーポンをそのままお使いいただくことが可能です。

 

2020年度80,000プレミアムポイント限定特典「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券について

2021年3月末までにご利用いただけない「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券の有効期限を、2022年3月31日まで1年間延長いたします。

2020年度「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券をそのままお使いいただくことが可能です。

 

ANAとJALの新型コロナウィルス特別対応のまとめ

今回のANAとJALの発表は、2019年修行僧に対する救済策でした。2020年修行僧に対する救済策は、ANAとJALともに既に発表になっています。

JALは、2020年2月から7月までの獲得FOPを2倍にするというものになります。詳細は以下になります。

 

ANAは、2020年1月から6月末までの獲得PPを2倍にするというものになります。JALとは期間が1ヶ月間ずれているのがポイントです(この時はANAの方が先の発表でした)。

 

また、ANAとJALともに、ゴールデンウィーク期間のチケットのキャンセル料が無料になる対応も発表しています。

 

加えて、株主優待券の有効期限を延長するという対応も発表されています。

 

MEMO

アメックスでは新型コロナウィルスに対する特別対応を実施しています。「キャンセルプロテクション」の拡張として、1件あたり10,000円まで、期間中最大30,000円まで、キャンセル料をアメックス側が負担してくれます。詳細はこちらをご参照ください。

 

まとめ:ステータス延長は2019年修行者にとって朗報!

今回は、ANAとJALで相次いて発表となった2020年度のステータス延長の発表についてご紹介しました。

2020年度の前半は、コロナウィルスの影響でほとんど飛行機に乗れていない状況だと思います。そんな中での今回の発表は、多くの方に安心感を与えるものであったと思います。

一方で、これは新型コロナウィルスの感染拡大が長期化しているという結果であるとも考えることができ、単純に喜ぶことができないのが現状です。

旅行好きとしては、一刻も早く新型コロナウィルスの感染拡大が収まり、かつてのように自由に飛行機に乗れるよになることを願うばかります。

MEMO

2021年度について、JALは既存ステータス会員に対して「ボーナスFOP」を付与する発表をしました。事実上のステータス基準緩和となりますね。ANAがどのような動きをするのか注目されるところです。

 

それでは、また!

 

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