モアナサーフライダー(モアナ):クラブラウンジの料金から朝食、カクテルタイムまで徹底レポート!<SPG>
今回はモアナサーフライダー(Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa, Waikiki Beach)のクラブラウンジである「ビーチ・クラブ」をご紹介します。ビーチ・クラブはSPGのプラチナ会員およびモアナ・サーフライダーのペントハウスのカテゴリーに宿泊者であれば無料で利用できます。選ばれしもののみ利用できるラウンジという感じですね。こうやって書くとハードルが高そうですが、実は、チェックイン時に申し出ることで有料でも利用することができます。一般客は125ドル、SPGゴールド会員であれば割引が適用され、75ドルで利用できます。クラブラウンジでは、時間帯によって、スナックや、アルコール(カクテルタイム)、朝食の提供などがありますので、フルで利用すれば、利用料金の元はぜんぜん回収できそうです。何より、眺望と雰囲気は素晴らしく、ハワイ感、モアナ感を満喫することができますよ。
目次
ハワイ旅行2017のスケジュール
今回のハワイ旅行のスケジュールは以下になります。夏休みを利用したハワイ旅行で、時期としては7月下旬になります。ハワイ旅行としては典型的な4泊6日のスケジュールで、今回の記事はその3日目の様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:成田からホノルルに移動(NH182便)、シェラトンワイキキ宿泊
- 2日目:ワイケレでのアウトレットショッピング、ロイヤルハワイアン宿泊
- 3日目:モアナサーフライダー宿泊 <=今ココ
- 4日目:ヒルトンハワイアンビレッジ宿泊
- 5日目:ホノルルから成田に移動(NH183便)
- 6日目:成田に到着
今回のハワイ旅行のテーマは「SPGアメックスとANAマイルで行く低コストで豪華なハワイ旅行」です。夫婦でANAのビジネスクラスでハワイに行き、高級ホテルに4連泊するプランを約50,000円だけの現金持ち出しだけで実現しています。詳細についてはこちらご参照ください。
モアナサーフライダーとは
モアナサーフライダー(Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa, Waikiki Beach)は、ハワイを代表するホテルの一つです。1901年に創業を開始し「ワイキキのファーストレディー(貴婦人)」もしくは「白い貴婦人」と呼ばれています。
モアナサーフライダーは、ワイキキ最古のホテルとしての伝統を誇り、優雅なロビーや客室、きめ細やかなサービスなどを提供する、高級ホテルとしても知られています。私の中では、先日ご紹介した「ロイヤルハワイアン」と並び、ハワイで憧れのホテルの一つです。
モアナサーフライダーの周辺地図はこちらになります。こちらの地図をみるとわかるように、モアナサーフライダーは、ワイキキビーチのほぼ中心部に建つ、オンザビーチの絶好のロケーションのホテルです。ビーチにもショッピングにも観光にも、とても便利な立地です。さすがハワイ最古と言われるホテルです。
モアナサーフライダー:宿泊の経緯
今回、モアナサーフライダーには、SPGアメックスのスターポイントを利用して無料宿泊しました。予約した客室のカテゴリーは「タワーパーシャルオーシャン」で、利用したスターポイントは「27,750ポイント」でした。
以下が、私が予約した時点で選択可能であった客室のカテゴリーと無料宿泊に必要なポイント数です。
<客室のカテゴリーと無料宿泊に必要なポイント数>
- バニヤンシティー:25,000ポイント
- タワーマウンテン:26,750ポイント
- タワーパーシャルオーシャン:27,750ポイント <=今回選択
その後、SPGアメックスのパワー(SPGアメックスは入会だけで、SPGゴールド会員資格を得られる)を生かして「タワーパーシャルオーシャン」から「バニヤンオーシャン」への当日アップグレードに成功しました。
私が宿泊した日付で「バニヤンオーシャン」のお部屋を現金で予約しようとした場合、「554ドル」となっていました。諸税とリゾートフィーを合わせると、「590.65ドル」です。
<全額現金で支払った場合>
- 客室のカテゴリー:バニヤンオーシャン
- 必要な現金(リゾートフィー込み):590.65ドル
ですので、結果として、「590.65ドル」の価値がある素晴らしいお部屋に、リゾートフィーだけの「34.55ドル」で宿泊できたということになります。
モアナサーフライダーは、宿泊料金がとにかく高いので、自腹では泊まることが難しいホテルの一つです。私自身、憧れのホテルであり、自分が泊まれる日が来るとは思っていませんでした。しかもオーシャンビューです!
この、モアナサーフライダーにおける当初の予約からアップグレードの詳しい経緯、および、バニヤンオーシャンのお部屋の詳細については、こちらの記事でまとめております。よければご参照ください。
モアナサーフライダー:クラブラウンジとは
さて、そんなモアナサーフライダーですが、クラブラウンジが用意されています。「ビーチ・クラブ」という名前で営業されています。場所は、タワーウィング1階にあります。
クラブラウンジの利用資格
クラブラウンジを利用できるのは、SPGのプラチナ会員、もしくは、特定のカテゴリーの客室の宿泊者です。以下のような形です。
<クラブランジを無料で利用できる資格者>
- SPGのプラチナ会員
- 特定のカテゴリーの客室の宿泊者
<クラブラウンジを利用できるカテゴリーの客室>
- ペントハウス・スカイライン
- ペントハウス・オーシャン
- ペントハウス・スカイライン・スイート
- ペントハウス・オーシャンフロント・スイート
- 注:これらのルームカテゴリーへ無料アップグレードをされた場合はビーチ・クラブ利用の対象外
SPGのプラチナ会員というのは、SPGの中で最上位の会員資格です。ですので、モアナサーフライダーのクラブラウンジである「ビーチ・クラブ」は、SPGの最上級会員、もしくは、ペントハウスのカテゴリーの客室に宿泊している者だけが利用できる、特別な場所ということが言えます。
無料で利用できるのは、1室につき大人2名様、お子様2名様までです。それ以上の人数で利用する場合には、別途、追加料金がかかります。
クラブラウンジの利用料金
そんな選ばれしもののみが利用できるクラブラウンジですが、実は、有料で利用することも可能です。利用する場合は、チェックインの際に申し出る必要があります。
利用料金は以下となっています。これは1室あたりの料金です。1室あたり、大人2名、子供2名(6-12歳)まで、以下の料金で利用することができます。5歳以下は無料です。
<クラブラウンジの利用料金>
- SPGプラチナメンバー: 無料
- SPGゴールドメンバー: $75 /1日
- SPGプリファードメンバー: $100 /1日
- SPGに加入されてないお客様:$125 /1日
SPGプラチナ会員は前述のとおり無料で利用することができます。一方、SPGに加入していない、一般の利用者は、1日あたり125ドルも必要となります。SPGには無料で入会できますので、クラブラウンジを利用する場合は、事前にSPGに入会しておくことで、25ドル割引で利用することができてお得です。
ちなみに私の場合は、SPGアメックスを保有することにより、SPGのゴールド会員になっていますので、75ドルの支払いで利用することができました。SPGの一般会員よりも、25ドルお得です。
我々は、夫婦2人で利用しましたので、一人あたり37.5ドルです。意外とリーズナブルな価格で利用できますね。
クラブラウンジの営業時間とサービス内容
モアナサーフライダーのクラブラウンジの営業時間は以下となっています。毎日、朝6時から夜10時までの営業ということで、とても長い時間、営業しています。
<クラブラウンジの営業時間>
- 毎日 6:00AM~10:00PM
また、クラブラウンジでは、各時間帯に適したサービスを提供しています。具体的には以下のとおりで、朝食と日中の軽食、夕刻の軽食を提供しています。
<朝食:6:00AM~10:00AM>
- コンチネンタル朝食
- フルーツ&ペイストリー
- ジュース、コーヒー、エスプレッソ
- 日替わりの温かいメニュー
<日中の軽食:10:30AM~4:30PM(ルームキーでご入室ください)>
- コーヒー、ドリンク各種
- スナック
<夕刻の軽食:5:00PM~8:00PM>
- ププ(おつまみ)各種
- ドリンク各種
- ビール、ワインも含まれます(一部の種類は有料)
私がクラブラウンジで楽しみにしているのは、夕刻の軽食です。イブニングカクテルやカクテルタイムと呼ばれているものです。
この時間帯には、アルコールが飲み放題で提供されています。ププと呼ばれるおつまみも提供されているので、お酒好きにはたまりません。
また、ホテルで提供されている朝食は、美味しいことが多いので、こちらにも期待です。
モアナサーフライダー:クラブラウンジのレポート
それではここからは、モアナサーフライダーのクラブラウンジである「ビーチ・クラブ」への潜入レポートをお送りしたいと思います。
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クラブラウンジ「ビーチ・クラブ」の外観
ビーチ・クラブの外観はこんな感じです。タワーウィングの1階の位置しています。プールの脇の入り口からタワーウィングに入ったすぐのところにあります。通常はこちらの写真のように、扉が閉められていますので、知らないと何かよくわからないと思いますね。入り口横にあるキーリーダーにキーをかざして入場します。
入り口のところには、営業時間などが書かれた看板ありますので、どの時間帯で何が提供されているか確認しましょう。
クラブラウンジ「ビーチ・クラブ」の雰囲気
それでは、さっそく「ビーチ・クラブ」の中に入ってみましょう。入り口脇には、係の方がいらっしゃる時間と、いらっしゃらない時間があるのですが、いらっしゃる時間帯には、部屋番号などを伝えてから入場します。
ビーチ・クラブの中の様子はこんな感じです。ビーチ側の一面が窓としてとられているので、とても明るくて開放的な雰囲気です。広さ的にも、そこそこの広さがあります。
「ビーチ・ハウス」の名前のとおり、ビーチ沿いのコテージを意識した内装になっており、さわやかでおしゃれですね。
ビーチ・ハウスでは、窓が大きくとられているので、ワイキキビーチの景色を眺めながら、ゆったりとくつろぐことができます。外がどんなに暑くても、室内はエアコンが効いているので、快適です。
クラブラウンジ「ビーチ・クラブ」のテラス席
ビーチ・ハウスにはテラス席もあります。室内の席も良いですが、明るい昼間や夕方は、テラス席がオススメです。やはり開放感が違います。
こんな感じの、居心地の良さそうなソファー席も用意されていますね。昼下がりのお茶に最適。
クラブラウンジ「ビーチ・クラブ」の眺望
ビーチ・ハウスは、プールのすぐ脇に位置していますので、プールビューを楽しむことができます。
また、ワイキキビーチ沿いにも位置しているので、ビーチの景色も楽しむことができます。ブルーのパラソルが、モアナサーフライダーっぽくて、素敵です。
どちらのビューも、ハワイ感、リゾート感満載で、最高ですね!
クラブラウンジの「日中の軽食」の様子
それでは、まずは「日中の軽食」の様子をご紹介したいと思います。「日中の軽食」は、こちらのように、ビュッフェテーブルの上に、ドリンクとスナックが用意されています。
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日中の軽食:ドリンクの様子
ドリンクはこちらの写真のように、ソフトドリンクの提供のみとなります。定番のコカコーラのベンディングマシーンと、コーヒーメーカーが用意されていました。
また、紅茶の用意もあります。紅茶は「TAZO」というブランドのものが数種類用意されていました。
私は聞いたことなかったのですが、そこそこ有名なブランドのもののようです。
日中の軽食:スナックの様子
スナックについては、こちらの写真のように、ナッツやビーンズ、ドライフルーツなどなど。
あとは、ポップコーンがあったのが、なんとなくアメリカンっぽいですね。
シリアルバーなんかもありました。小腹対策には良さそうです。
「日中の軽食」は、お茶を飲みながら、ちょっと休憩、という使い方が良さそうです。ケーキやスコーンなどはありませんので、優雅にアフタヌーンティーっていう感じではありませんが、ショッピングやビーチから帰ってきて、ドリンクをいただきながらまったりとくつろげるというのはとても良いものでした。
クラブラウンジの「夕刻の軽食」の様子
続いては、期待の「夕刻の軽食」です。イブニングカクテルやカクテルタイムと呼ばれているものですね。
夕刻の軽食:ドリンクの様子
こちらの「夕刻の軽食」では、「日中の軽食」で提供されていたソフトドリンクに加えて、アルコールが解禁になります。ただ、アルコールの種類はあまり多くありません。こちらの写真のように、赤ワイン1種、白ワイン1種、ビール1種の提供でした。真ん中のサーバーが、ビールサーバーで、ビールはこちらから提供されます。アルコールのところには、基本、係の方がいらっしゃって、係の方にお願いする形です。飲みすぎ対策ですかね。
夕刻の軽食:料理の様子
料理については、コールドミールから、ホットミールまで、それぞれ数種類が提供されていました。こちらはコールドミール。生野菜やボイル野菜のサラダなどなど。
こちらはチーズです。遠くてみづらいですが、3種類ほど。
フルーツやクラッカーなどもありますね。
続いてこちらはホットミール。ホットミールは、チキンウィングと枝豆の2種類。ちょっと寂しいですね・・。
夕刻の軽食:いただいたもの
そんなこんなで、夕刻の軽食でいただいたものはこちらになります。まずは、何は無くともビールということで、ビールで乾杯!銘柄はちょっとわかりませんでしたが、クセのないスッキリとしたビールです。グビグビ飲めます。
いただいたのは、こちらのサラダと、
ホットミールとして、枝豆とチキンウィング。
あとは、お酒に合わせて、チーズとクラッカーという感じです。アルコールも料理も、ちょっと品揃えが寂しいですね。特に料理に関しては、パスタやパンなどの提供がないので、この「夕刻の軽食」だけでお腹いっぱいにするのは難しいです。
ディナーの前にちょっと一杯、もしくは、ハッピーアワーを利用したあと、飲み足りない分をカバーするという使い方が良さそうです。
クラブラウンジの「朝食」の様子
それでは、最後は「朝食」の様子です。こんな感じのビュッフェテーブルから料理をいただいてくるのは、「夕刻の軽食」と同じ形式です。
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朝食:ドリンクの様子
ただ、朝食は朝食らしく、フルーツジュースが追加で用意されていました。
朝食:料理の様子
まずはコールドミールの様子です。こちらの写真のように、ハムやフルーツ、ヨーグルトの用意がありました。
こちらはホットミール。ホテル朝食の定番であるスクランブルエッグとポテトの用意がありました。
日本食も、ちょっとですが用意がありました。用意してあったのは、味噌汁と白いご飯。和食っぽいおかずはありません・・。
パンは、なかなか種類豊富です。クロワッサンや食パン、ベーグルなどなど。ジャムやピーナッツバターの用意もありますね。
朝食:いただいたもの
そんなこんなで、いただいたものはこちらです。スクランブルエッグとハムとクロワッサン。いかにもホテル朝食な組み合わせですね。
あとは、デザートとしてフルーツをいただいてフィニッシュ。
朝食に関しては、コンチネンタルブレックファーストとしては、標準的な内容でしょうか。高級ホテルの朝食を期待して行くと、ちょっと裏切られるかもですね。
モアナサーフライダー:クラブラウンジを利用した感想
モアナサーフライダーのクラブラウンジは、ロケーション、眺望、雰囲気は最高ですが、ドリンク、料理の品揃え的には、どの時間帯においても、少し寂しいイメージを持ちました。
先日、シェラトンワイキキでもクラブラウンジを利用しましたが、基本、同じ印象を持ちましたね。
日本を始めとするアジアのホテルのクラブラウンジは、ドリンク、料理の品揃えが豊富で素晴らしいところが多いので、それを一度経験してしまうと、過度な期待をしてしまいます・・。
一方、今回のモアナサーフライダーにしても、先日のシェラトンワイキキについても、比較的少ない出費(もしくはポイント)で利用できますので、その価格から比べるとコストパフォーマンスは優れているのではないかと思います。お値段相応というところでしょうか・・。
とはいえ、今回のモアナサーフライダーのクラブラウンジは、ロケーション、眺望、雰囲気は最高ですので、次回、宿泊する機会があっても、きっとまた利用することになると思います(笑)。
モアナサーフライダー:クラブラウンジの料金から朝食、カクテルタイムまで徹底レポート!のまとめ
今回はモアナサーフライダーのクラブラウンジである「ビーチ・クラブ」をご紹介しました。ビーチ・クラブはSPGのプラチナ会員およびペントハウス等の客室カテゴリーの宿泊者であれば無料で利用できます。また、チェックイン時に申し出ることで、一般客は125ドル、SPGゴールド会員は75ドルで利用することができます。クラブラウンジでは、時間帯によって、スナックやおつまみ(ププ)、アルコール、朝食の提供などがありますので、フルで利用すれば、意外とリーズナブルな値段に感じます。何より、眺望と雰囲気は素晴らしく、ハワイ感、モアナ感を満喫することができました。
私が今回、モアナサーフライダーのような高級ホテルに宿泊し、かつクラブラウンジの利用料の割引のような特典を受けられるのは、SPGアメックスのおかげです。
SPGアメックスについては、特典からメリット・デメリット、お得な入会方法まで、こちらの記事で詳しくご紹介しております。記事の中でもご説明していますが、SPGアメックスでは、現在、入会紹介キャンペーンを実施しています。私からの紹介でのご入会で13,000ポイントを獲得できます。SPGアメックスの公式HPからご入会するより、2,000ポイント分もお得です。SPGアメックスをお持ちでない方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。
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