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ヒルトンがSLHと提携!ゴールド&ダイヤモンド特典とポイント、無料宿泊を解説!

ヒルトンがSLHと提携!ゴールド&ダイヤモンド特典とポイント、無料宿泊を解説!

ヒルトンがSLHと提携!ゴールド&ダイヤモンド特典とポイント、無料宿泊を解説!

ヒルトンはSLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ)と提携しました。これによりヒルトン公式サイトからSLHのホテルに予約可能となっています。この場合、ヒルトンオナーズの特典が利用可能ですが、全て適用となるわけではないため注意が必要です。また、ポイント泊および無料宿泊特典が使えるのかも気になるところです。当記事ではこれらについて解説していきたいと思います。

ヒルトンがSLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ)と提携

ヒルトンはSLHと独占的な提携を発表

世界的なホテルチェーンである「ヒルトン」は、2024年2月に「SLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ)」と独占的な提携をしたことを発表しました。

ヒルトンとSLHのロゴマーク

Hilton「Hilton Partners with Small Luxury Hotels of the World™ To Dramatically Expand Global Luxury Portfolio」

 

SLHは、世界90カ国以上、520を超える独立系ラグジュアリーホテルが加盟する会員組織です。高級なホテルが多く、日本からは以下のようなホテルが参加しています。

<SLH加盟ホテル>

  • シャレ―アイビー定山渓
  • カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス
  • ヒノデヒルズ ニセコ ビレッジ
  • 東京ステーションホテル
  • ホテル雅叙園東京
  • ホテルラ・スイート神戸ハーバーランド
  • 軽井沢プリンスホテル イースト
  • ザ タワーホテル ナゴヤ
  • 名古屋観光ホテル、エスパシオ
  • 志摩観光ホテル ザ ベイスイート
  • そわか
  • Sankara Hotel & Spa 屋久島
  • ザ シギラ
  • シギラベイサイドスイート アラマンダ
  • ホテルシギラミラージュ
  • ザ テラスクラブ アットブセナ

 

SLH加盟の約520軒のホテルのうち、約400軒がヒルトンのポートフォリオに加わるとアナウンスされています。ヒルトンに参加するのは全てではなく、約8割ほどになるようですね。

SLHはヒルトンに加わることで、ウォルドーフ・アストリアやコンラッド、LXRといった高級ブランドの一角としてポートフォリオを構成する予定となっています。

ちなみに、SLHはこれまでは「ハイアット」と提携していました。

ヒルトンの今回の発表は、ハイアットのポートフォリオからSLHを奪う形となっています(2024年5月にSLHはハイアットから脱退)。

 

ヒルトン公式サイトからSLHのホテルを予約可能に

ヒルトンとSLHの提携発表からしばらく経過した2024年7月、ヒルトン公式サイトからSLHのホテルを予約可能になりました。

これにより、ヒルトン公式サイト上にSLHの特設ページが開設されています。

ヒルトン「Welcome to Small Luxury Hotels of the World」

 

ヒルトン公式サイトからSLHのホテルを予約した場合、ヒルトンの会員プログラムである「ヒルトンオナーズ」のポイントを貯めたり、エリート特典を利用できるようになります。

 

一方で、SLHの会員プログラムである「INVITED(インバイテッド)」の特典は適用されません。インバイテッドの特典を利用したい場合は、SLH公式サイトから予約する必要があります。

 

SLHホテルで利用可能なヒルトンオナーズの特典

ゴールド&ダイヤモンド特典一覧

SLHホテル宿泊時にはヒルトンオナーズのエリート特典が適用されます。しかしながら、全てが適用になるわけではないため注意が必要です。

SLHで適用されるエリート特典を表でまとめると以下のようになります。重要な特典は「赤字」にしています。

<エリート特典一覧(SLH)>

特典内容 メンバー シルバー
ゴールド ダイヤモンド
会員向け割引
ボーナスポイント加算 +20% +80% +100%
特典滞在時のリゾート料金不要
スタンダードWiFi無料
レイトチェックアウト
スタンダードルーム特典で5泊目無料  
ボトルウォーター2本  
お部屋のアップグレード    
無料朝食サービス(2人分)    

 

ヒルトンオナーズの場合、ゴールド会員以上で「無料朝食サービス」を受けられるのが特徴です。これがSLHのホテルでも適用になるのは嬉しいですね。

 

ラウンジアクセス権は提供されない

ヒルトンオナーズのダイヤモンド会員の重要な特典に「ラウンジアクセス権」があります。宿泊している客室のグレードによらずラウンジを利用できるというものです。

ただし、SLHのホテルではダイヤモンド特典としての「ラウンジアクセス権」は提供されないため注意が必要です。

一方で、宿泊者全員にラウンジアクセス権が付与されるホテルの場合は、ヒルトン公式経由でもラウンジを利用できるようです。

ラウンジアクセスにこだわる方はのようなホテルを狙うと良いですね。日本国内での例は以下になります。

<宿泊者全員にラウンジアクセス権が付与されるホテル(日本国内の例)>

  • ホテル雅叙園東京
  • ザ テラスクラブ アットブセナ
  • 名古屋観光ホテル、エスパシオ
  • 志摩観光ホテル ザ ベイスイート
MEMO

ラウンジ利用の運用は変更になる可能性があります。詳細は各ホテルにご確認ください。

 

ホテル雅叙園東京のクラブラウンジは利用した経験があります。優雅な雰囲気の中で充実したフードプレゼンテーションを楽しむことができて満足度が必要に高いものでした。

 

ヒルトン公式から予約可能なSLHホテル

2024年9月から対象ホテルが大幅拡充

2024年7月からヒルトン公式サイトからSLHホテルが予約可能になっていました。この当時リストに表示されるのは限られたホテルのみでしたが、2024年9月になり対象ホテルが拡充されています。

例えば、2024年9月時点で予約可能な日本国内のSLHホテルは以下となっています。

<予約可能なSLHホテル(日本国内)>

  • カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス
  • 東京ステーションホテル
  • ホテル雅叙園東京
  • ザ タワーホテル ナゴヤ
  • 名古屋観光ホテル、エスパシオ
  • 志摩観光ホテル ザ ベイスイート
  • そわか
  • ザ テラスクラブ アットブセナ

 

クラブラウンジを利用可能な「ホテル雅叙園東京」や「名古屋観光ホテル、エスパシオ」「ザ テラスクラブ アットブセナ」などが既に予約可能となっているのは嬉しいポイントです。

旅行先でのホテル予約の選択肢がグッと広がったと感じられます。

一方で、「シギラ」系列のホテルがまだ対象に含まれていないのが気になるところです。将来的に可能になるのか、対象外のままなのか、今後の動向を注視したいと思います。

 

ポイント、無料宿泊特典のSLHホテルでの扱い

ヒルトンアメックスのウィークエンド無料宿泊特典も利用可能

既存のヒルトンオナーズユーザーとして気になるのは「SLHホテルにもポイント宿泊やヒルトンアメックスで提供される無料宿泊特典を利用できるののか?」という点だと思います。

まずポイント宿泊については、ヒルトン公式サイトからの検索で普通に表示されます。

こちらは東京ステーションホテルにおける2024年12月の必要ポイント数の例になります。宿泊料金の検索画面で「ポイント&マネーを使用する」にチェックすることで表示されます。

<東京ステーションホテルのポイント宿泊(例)>

東京ステーションホテルのポイント宿泊(例)

 

続いて、ヒルトンアメックスで提供される無料宿泊特典についてはヒルトン公式サイトの「FAQ」に回答があります。具体的には以下のように「Yes(利用可能)」と記載されています。

Q:Can members use their American Express Hilton Free Night Rewards for SLH stays?

A:Yes, American Express Hilton Free Night Rewards are redeemable at participating SLH properties. Free Night Reward Terms Apply. Please call to reserve your stay. United States and Canada including Puerto Rico and the US Virgin Islands (toll free) 1.844.543.3342 or +800 4445 8667 International Free Number (UIFN).

 

日本で発行されているヒルトンアメックスで提供されるのは「ウィークエンド無料宿泊特典」となっていて、利用できるのは「金・土・日」の週末のみとなっています。

 

また、ホテルが定める標準的な「スタンダードルーム」に1室2名で宿泊できると定められています。これらのルールはSLHホテルでも踏襲されます。

加えて、「ウィークエンド無料宿泊特典」は公式サイトからは利用できず、ヒルトンのカスタマーサポートに電話して予約する必要があります。ちょっと面倒ですね。

最初のうちはカスタマーサポートの担当者もSLHホテルの予約は慣れていないでしょうから、根気よく交渉する必要があるかもしれません。

いずれにしても、SLHホテルは高級ホテルが多く宿泊料金も高額になりがちです。

このSLHホテルにもヒルトンアメックスの無料宿泊特典を利用できるというのは朗報ですね。ヒルトンアメックスの価値がより高まる結果に繋がったのではないかと思います。

 

まとめ

ヒルトンとSLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ)との提携により、ヒルトン公式サイトからSLHのホテルに予約可能となりました。

この場合、ヒルトンオナーズの特典が適用されるため、ゴールド会員以上なら無料朝食をいただくことができます。

また、SLHのホテルにヒルトンアメックスの無料宿泊特典を利用することもできます。

SLHは高級ホテルが多く宿泊料金も高額なところが多くなっています。週末限定かつスタンダードルーム限定という制約はあるものの、無料宿泊特典を利用できるのは嬉しいですね。

ヒルトンアメックスの価値がますます高まる結果と言えますね。

今後は必要ポイント数の増加やラウンジ利用の制限などなんらかの改悪があるかもしれません。早めの利用が良さそうですね。

 

それでは、また!

 

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