芝パークホテルのアフタヌーンティーに行ってきました。和洋中の3種類が楽しめるスイーツやセイボリー、焼きたての美味しいスコーン、豊富な紅茶メニューなどで優雅な時間を過ごすことができました。当記事では、メニューと価格、予約方法から実際のドリンクやフードの提供内容まで詳しくご紹介していきます。
目次
芝パークホテルとは
1948年創業の老舗ホテル
芝パークホテルは1948年創業の老舗ホテルです。
ホテル開業前は進駐軍の女性兵士の宿舎として、その後は外国貿易使節団ホテル(バイヤーズホテル)として利用されてきた歴史があります。
独自のおもてなしと新しいサービスを提供し、受け継がれてきた伝統にあふれたホテルとなっていました。
2020年にライブラリーホテルとしてリニューアル
そして、創業から72年の2020年に「人、街、歴史をつなぐLibrary Hotel」をコンセプトに芝パークホテルはリニューアルされました。
銀座 蔦屋書店ディレクションの下で約1500冊の本を所蔵する「ライブラリーホテル」が誕生しています。
ホテル館内の至るところに本が展示されており、居心地の良いライブリースペースや、客室で心ゆくまで読書を楽しむことができるようになっています。
芝パークホテルは汐留にある「パークホテル東京」の姉妹ホテルになっています。パークホテル東京のブログ宿泊記はこちらをご参照ください。
芝パークホテルのアフタヌーンティーの提供場所
レストラン「ザ・ダイニング(THE DINING)」でアフタヌーンティーを提供
「芝パークホテル」では、ホテル1階のレストラン「ザ・ダイニング(THE DINING)」でアフタヌーンティーを提供しています。テーマは「至福のアフタヌーンティー」で通年の販売になっています。
ただ、芝パークホテルのホテル内では「職人ものがたり」という展示会を実施しており、アフタヌーンティーのメニューは作品からインスピレーションを受けたものになっています。
私が利用したのは2022年12月上旬ですが、このタイミングでは「職人ものがたり Vol.5 清」となっており、こちらの展示内容を反映したメニュー構成となっていました。
展示会自体は、1階の「ライブラリーラウンジ」および2階の「ホワイエ」で実施しており、誰でも無料で観覧することができます。
アフタヌーンティーの開始時間のちょっと早めに訪れて鑑賞しておくのも良いですね。
アフタヌーンティーは予約制&2.5時間制で入店は15:30まで
レストラン「ザ・ダイニング(THE DINING)」の営業時間は以下になります。
アフタヌーンティーの提供時間は「平日」と「土日祝日」で若干異なっていますが、予約制&2.5時間制で入店は15:30までとなっています。
<営業時間>
- 【昼】11:30~14:30(コースL.O. 14:00)
- 【アフタヌーンティー】予約制
- 平日:13:30~18:00 2.5時間制(入店 15:30まで)
- 土日祝日:11:30~18:00 2.5時間制(入店 15:30まで)
- 【ティータイム・軽食】14:30~17:00(L.O. 17:00)
- 【夜】17:00~21:00(L.O. 20:30、コースL.O. 20:00)
芝パークホテルのアフタヌーンティーをブログレポート
さて、それではここからは「芝パークホテル」のアフタヌーンティーを実際に体験した様子をご紹介していきたいと思います。
ホテルの外観とロビー
ホテルの外観はこちらになります。手前の低層の建物と、奥の高層の建物の2棟で構成されています。創業から70年以上が経過しているということでレトロな趣ですね。
ホテルのロビーはこちらになります。石張りの床と一部煉瓦が使われた柱と壁がモダンでシックな空間になっています。
ロビーの中央部分には吹き抜けの階段スペースが設けられており、その壁の沿うようにしてたくさんの本が展示されています。
写真表紙は印象的な洋書が中心の品揃えになっていて華やかな雰囲気です。
また、ロビーの正面から左手奥にはライブラリーラウンジが設けられています。
こちらは居心地の良さそうなチェアやソファーが並べられおり、ゆったりと読書が楽しめるようになっています。
ロビーから既にライブラリーホテルの本領を発揮していますね。
レストランの全体像と雰囲気
アフタヌーンティー会場となるレストラン「ザ・ダイニング(THE DINING)」の外観はこちらになります。エントランスの前にはスタッフが常駐しており、なかなかに高級感があります。
エントランスを抜けるとホワイエには大きな植栽が用意されています。モダンながらも落ち着いた雰囲気です。
レストランの全体像はこんな感じになっています。4人掛けのテーブル席がずらずらっと並べられており、こちらでアフタヌーンティーが提供されています。
今回は2人での利用でしたが、4人掛けのテーブル席をアサインいただきました。スペースが広くとられており、ゆったりと利用できるのは嬉しいですね。
テーブルの上には、アフタヌーンティーのテーマにもなっている「職人ものがたり」のガイドが置かれています。ドリンクかフードがやってくるまでの待ち時間に予習しておくと良いですね。
また、テーブルの上には、バラをかたどったナフキンがセッティングされています。華やかさが気分を盛り上げてくれますね。
アフタヌーンティーのメニュー
テーブルに着くとメニューの説明があります。
ドリンク
こちらのアフタヌーンティーでは、最初の乾杯ドリンクが1杯がセットになっています。乾杯ドリンクのメニューはこちらになります。
写真だけだどわかりずらいと思いますので以下に転記します。
スパークリングワイン、生ビールといった定番に加えて、紹興酒や中国酒(杏露酒、桂花陳酒、貴梅酒)が用意されているのは珍しいですね。
フードにも中華が用意されているため、そのペアリングを意識してのものと思われます。
<乾杯ドリンク>
- スパークリングワイン
- 生ビール
- 紹興酒
- ワイン(赤、白)
- 焼酎(麦・芋)
- 日本酒
- ウィスキー
- 中国酒(杏露酒、桂花陳酒、貴梅酒)
- ソフトドリンク各種
続いてこちらがドリンクメニューになります。数ページにおよぶ冊子になっていて品数の豊富さを伺い知ることができます。
冊子の中はこちらのようになっています。見開き2ページで、お茶の種類と説明が記載されています。
メニューを転記すると以下のようになります。紅茶だけで12種類、それに加えてコーヒーと中国茶も用意されています。かなり充実した品揃えと言えますね。
ちなみに、紅茶は有名ブランドの「ART OF TEA(アートオブティー)」となっています。
<ドリンク>
- ダージリン、アールグレイ、イングリッシュブレックファスト、アッサムゴールド
- ストロベリークレーム、ローズ&ビューティー、トロピカル(カウアイ)カクテル、シトラスブルー
- ラズベリーネクター、パシフィックコーストミント、エジプシャンカモミール、レモンメレンゲ
- コーヒー、アメリカンコーヒー、カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、ジャスミン茶、凍頂烏龍茶、プーアール茶、桂花烏龍茶
テーブルの一角には本をモチーフにした飾り棚が用意されており、中には紅茶の茶葉と砂時計、砂糖が用意されています。
紅茶は冊子による説明だけでなく、実際に香りをかいでテイスティングすることができます。味を想像しながら吟味できるのは楽しいですね。
また、砂糖はホテルオリジナルの「おもてなしシュガー」というものになっています。手毬や紅葉、楓などをモチーフにした和のデザインになっていてとてもかわいいです。
持ち帰り用のビニール袋も用意されており、使わなかった分がお土産にすることもできます。優しい心遣いが嬉しいです。
フード
続いてはフードメニューになります。
こちらも以下に転記します。
中華、和食、洋食というように3種類のスイーツが楽しめるのが特徴になっています。スイーツに加えて、スコーンとセイボリーもセットになっている本格的な内容になっています。
<フードメニュー>
- CHINESE SWEETS
- 黒胡麻プリン
- エッグタルト
- カシュ―ナッツ飴炊きとくるみホワイトチョコ 石州和紙仕立て
- JAPANESE SWEETS
- 苺大福 石州和紙仕立て
- 浮島
- WESTERN SWEETS
- 梅結びに見立てたメレンゲとサブレ 加賀水引仕立て
- ガトーショコラ
- SCONES
- スコーン2種(プレーン,チョコ)
- クロテッドクリーム
- 自家製ジャム2種(オレンジ,ベリー)
- SAVORY ASSORTMENT
- ミニハンバーガー(パティ,レタス,トマト,ベーコン,チーズ)
- キッシュロレーヌ
- 鱈ブランダード
価格
アフタヌーンティーの価格は、フードとドリンクがセットで1人「6,000円(税サ込)」となっていました。2.5時間制でドリンクは、飲み換えも含めておかわり自由となっていました。
<価格>
- 1人6,000円(税サ込)
- ※2.5時間制、ドリンクはおかわり自由
アフタヌーンティーの提供内容
さて、それでは実際のアフタヌーンティーの提供内容を確認していきたいと思います。
ドリンク
まずこちらは乾杯ドリンクです。この日はスパークリングワインと中国酒(桂花陳酒)をいただきました。乾杯ドリンクでアルコールの提供があると気分が高まりますね。
紅茶はガラスのティーボットで提供されます。提供されたタイミングでおすすめの抽出時間を教えていただけるので飲み頃を逃すことなくいただくことができます。
茶葉は「ART OF TEA(アートオブティー)」となっているため、どれも安定の美味しさです。
珍しいところで、こちらは「シトラスブルー」になります。バタフライピーフラワーが使われていて鮮やかブルーが目を惹きますね。
こちの紅茶は酸味を加えると色が変わる特徴を持っていて、レモンを入れるとみるみると紫に変化していきます。楽しいプレゼンテーションですね。
紅茶はポットでの提供になりますが、1.5杯分ぐらいの分量になっているため、いろいろな種類を楽しめるようになっているのも嬉しいポイントです。
最後にはコーヒーもいただきましたが、こちらも本格的で美味しいものでした。
フード
続いてはおまちかねのフードをご紹介していきたいと思います。
フードとしては、まず最初にスコーンが提供されます。スコーンはプレーンとチョコの2種類で、オレンジとベリーの2種類の自家製ジャム、クロテッドクリームも添えられています。
スコーンは焼きたてあつあつの状態で提供されます。ちょっと小ぶりな大きさでパリッとした食感が特徴です。自家製ジャムも甘さ控えめでスコーンと合わせて美味しくいただきました。
スコーンを食べながらしばらく待っているとメインのティースタンドがやってきます。アフタヌーンティーとしては伝統的な3段トレイでの提供となっていました。
サイドに添えられたバラの花が華やかさを引き立てていますね。
こちらは1段目のトレイになります。
奥から時計回りに「黒胡麻プリン」「エッグタルト」「梅結びに見立てたメレンゲとサブレ 加賀水引仕立て」「浮島」となっています。
こちらは2段目のトレイになります。
奥から時計回りに「ガトーショコラ」「苺大福 石州和紙仕立て」「カシュ―ナッツ飴炊きとくるみホワイトチョコ 石州和紙仕立て」となっています。
こちらは3段目のトレイになります。
奥から時計回りに「ミニハンバーガー」「鱈ブランダード」「キッシュロレーヌ」となっています。
スイーツはどれも手が混んでいて見た目が美しく、味も甘さ控えめで最後まで美味しくいただくことができました。和洋中と3種類を楽しめるのも嬉しいですね。
セイボリーは一口サイズながらも本格的な味わいでこちらも美味しくいただくことができました。
我々はランチの代替として午後1時からスタートしましたが、多過ぎず少な過ぎずのボリュームでちょうど良くお腹いっぱいになりました。
使わなかった「おもてなしシュガー」もお土産にできて、ちょっと得した気分ですね。楽しく優雅な時間を過ごすことができて大満足でした。
芝パークホテルのアフタヌーンティーの予約方法
アフタヌーンティーの予約は割引プランを提供している「一休」からの予約がお得です。
通常は1,500円の追加料金が必要な「コラボカクテル」を選択可能なプランが21%オフの6,000円(税サ込)となっています。
一休の最新価格はこちらからご確認ください。
また、その他ホテルを含むアフタヌーンティー特集はこちらをご参照ください。
芝パークホテルの場所とアクセス
3駅にアクセス可能で東京タワーや芝公園までは徒歩数分の距離
芝パークホテルは、浜松町駅、大門駅、御成門駅という3つの駅から徒歩でアクセス可能と、ビジネスに便利な立地になっています。
また、東京タワーや芝公園までは徒歩数分の距離で観光にも最適なホテルになっています。
<駅からのアクセス>
- JR・モノレール浜松町駅より徒歩:約8分
- 都営地下鉄浅草線/大江戸線大門駅より徒歩:約4分
- 都営地下鉄三田線御成門駅より徒歩:約2分
芝パークホテルの周辺地図はこちらになります。芝公園からの距離の近さを感じることができますね。
まとめ
今回は、芝パークホテルのアフタヌーンティーをご紹介しました。
和洋中の3種類が楽しめるスイーツやセイボリー、焼きたての美味しいスコーン、豊富な紅茶メニューなどで優雅な時間を過ごすことができました。
価格と提供内容のバランスも良く、全体的な満足度は高いと思います。
ホテルは芝公園や東京タワーまで徒歩ですぐの場所にありますので、アフタヌーンティーの後はそれらの場所を散策して観光するのも良いですね。
こちら「芝ハークホテル」の宿泊記はこちらまとめています。ぜひ合わせご参照ください。
それでは、また!
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