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SPGアメックスとヒルトンアメックスを比較!どっちがお得でおすすめ?

SPGアメックスとヒルトンアメックスを比較!どっちがお得でおすすめ?

ヒルトンアメックスが2021年3月に新登場しました。これにより、アメックスが提携するホテル向けクレジットカードはSPGアメックスとヒルトンアメックスの2種類ということになります。このため、どちらが自分に向いているのか、お得なのかを迷っている方も多いと思います。そこで当記事では、SPGアメックスとヒルトンアメックスをいくつかの切り口で比較検討し、どのようなタイプの方にどちらのカードがオススメなのかをまとめてみました。

SPGアメックスとヒルトンアメックスの比較前提

SPGアメックスはマリオットのアメックス提携クレジットカードでグレードは1つ

SPGアメックスは正式名称を「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」と言います。

SPGアメックスの券面

SPGアメックスの券面

 

スターウッドというの現在は世界最大のホテルグループである「マリオット」のことをさしており、マリオットのアメックス提携クレジットカードとなります。

SPGアメックスのグレードは1つだけです。

マリオットの会員プログラムは「マリオットボンヴォイ」となっており、将来的には「マリオットボンヴォイアメックス」という名称に変更になる予定です。

 

ヒルトンアメックスはヒルトンのアメックス提携クレジットカードでグレードは2つ

一方でヒルトンアメックスは、世界的なホテルグループである「ヒルトン」のアメックス提携クレジットカードとなっています。

ヒルトンアメックスの券面(左:一般カード、右:プレミアムカード)

ヒルトンアメックスの券面(左:一般カード、右:プレミアムカード)

 

ヒルトンアメックスは一般カードとプレミアムカードの2つのグレードがあります。それぞれの正式名称は以下のようになっています。

<ヒルトンアメックスの2つのグレード>

  • 一般カード:ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード
  • プレミアムカード:ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

 

名称の間に「プレミアム」が入るのがプレミアムカードの特徴となります。

ヒルトンのホテルプログラムの名称が「ヒルトン・オナーズ」であるため、上記のようなカード名称となっています。

 

SPGアメックスとヒルトンアメックスの2つのグレードをまとめて比較

当記事では、SPGアメックスとヒルトンアメックスの2つのグレードをまとめて比較していきたいと思います。

比較する項目(=切り口)としては以下となります。

どれも入会を検討しているのであれば気になるであろう、重要な項目をピックアップしています。

<比較項目>

  1. 年会費
  2. ポイントプログラムとポイント還元率
  3. マイル還元率
  4. ステータス特典
  5. 継続特典
  6. その他特典
  7. トラベルサービス
  8. 旅行保険
  9. その他保険

 

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SPGアメックスとヒルトンアメックスの比較結果

年会費

年会費を比較すると以下のようになります。

まず、基本カードとしては、ヒルトンアメックス(一般カード)が最もリーズナブルで、次いでSPGアメックス、一番高額なのがヒルトンアメックス(プレミアムカード)という順番になっています。

<年会費の順番>

  • ヒルトンアメックス(一般カード) < SPGアメックス < ヒルトンアメックス(プレミアムカード)

 

ヒルトンアメックス(一般カード)の約2倍がSPGアメックス、SPGアメックスの約1.9倍がヒルトンアメックス(プレミアムカード)というように、年会費の差は意外と大きくなっています。

<年会費の比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
年会費(基本カード) 34,100円(税込) 16,500円(税込) 66,000円(税込)
年会費(家族カード) 17,050円(税込) 1枚目無料、2枚目以降6,600円(税込) 3枚目まで無料、4枚目以降13,200円(税込)

 

家族カードについては、ヒルトンアメックス(一般カード)が1枚目無料、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)はなんと3枚目まで無料となっています。

ヒルトンアメックス(プレミアムカード)は基本カードの年会費が高い分、家族カードを3枚まで発行すると、1枚あたりのコストは16,500円と、ヒルトンアメックス(一般カード)と同等レベルまで抑えることができます。

ヒルトンアメックス(一般カード)は家族カード1枚を発行すると、1枚あたりのコストは8,250円と最安になります。

一方でSPGアメックスの場合は、家族カードは1枚目から有料となります。

家族カードを持つメリットは海外旅行保険の充実や空港ラウンジ利用、手荷物無料宅配などとそれほど多くはありません。

しかしながら、家族カードを発行したい方にとってはデメリットとなりますね。

 

ポイントプログラムとポイント還元率

ポイントプログラムについては、SPGアメックスが「マリオット・ボンヴォイ」、ヒルトンアメックスが「ヒルトン・オナーズ」となっています。

カード決済を行うことで、それぞれのホテルプログラムのポイントを貯めることができます。

ポイント還元としては、アメックス加盟店全般と、ホテル内の施設での利用で異なる設定になっています。

ポイント還元(全般)については、SPGアメックスとヒルトンアメックス(プレミアムカード)がともに「100円=3ポイント」となり優れています。

また、ポイント還元(ホテル内)については、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)が「100円=7ポイント」と最も優れた結果となっています。

ヒルトンアメックス(一般カード)は、年会費がリーズナブルな分、ポイント還元は抑えらていることがわかります。

ポイントプログラムの比較を表でまとめると以下のようになります。

<ポイントプログラムの比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
ポイントプログラム マリオット・ボンヴォイポイント ヒルトン・オナーズポイント ヒルトン・オナーズポイント
ポイント還元(全般) 100円=3ポイント 100円=2ポイント 100円=3ポイント
ポイント還元(ホテル内) 100円=6ポイント 100円=3ポイント 100円=7ポイント

 

注意点は、「マリオット・ボンヴォイポイント」と「ヒルトン・オナーズポイント」では、1ポイントあたりの価値が大きく異なるという点です。

どちらのポイントもホテルの無料宿泊特典に交換することができますが、この際のポイント単価は、マリオット・ボンヴォイポイントは「1ポイント=1円」ほど、ヒルトン・オナーズポイントが「1ポイント=0.5円」ほどとなっています。

このポイント単価を考慮すると、円換算でのポイント還元率は以下のようになります。ポイント還元率では、SPGアメックスが、最も優れているということが言えます。

<ポイント還元率の比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
ポイント単価 1ポイント=1円 1ポイント=0.5円 1ポイント=0.5円
ポイント還元率(全般) 3% 1% 1.5%
ポイント還元率(ホテル内) 6% 1.5% 3.5%

 

マイル還元率

SPGアメックスおよびヒルトンアメックスで貯めたポイントは、ホテルの無料宿泊特典の他、マイルにも交換することができます。

どちらのポイントも、ANAやJALという国内の航空会社をはじめ、世界40以上の航空会社のマイルに交換することができます。

この柔軟性の高さは、ANAカードやJALカードといった、特定の1社にしかマイル交換できないクレジットカードと比べると大きなメリットになります。

ただし、マイルへの交換レートについては、SPGアメックスおよびヒルトンアメックスで大きく異なる結果となっています。

 

SPGアメックスの場合、ポイントからマイルへの交換レートは最大で「60,000ポイント=25,000マイル」となります。

これは、通常のポイントからマイルへの交換レートは「3:1」ですが、60,000ポイントをまとめて交換すると5,000マイルのボーナスが付与されるという特典があるからです。

一方で、ヒルトンアメックスの場合、ポイントからマイルへの交換レートは「10,000ポイント=1,000マイル」で固定となります。

 

同じ200万円をアメックス加盟店とホテル施設内で利用した場合に獲得できるマイル数とマイル還元率を比較すると以下のようになります。

SPGアメックスの場合、マイル還元率(全般)は1.25%と非常に高い値を実現することができます。

一方で、ヒルトンアメックスの場合、一般カードで0.2%、プレミアムカードでも0.3%と低い値になっています。

マイル還元率の差は約1%ということで、大きな差がついてしまいます。

マイルを貯めるクレジットカードとしては、SPGアメックスは非常に優秀な反面で、ヒルトンアメックスは実用レベルに達していないと言えます。

<マイル還元率の比較(200万円利用の場合)>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
獲得ポイント(全般) 60,000P 40,000P 60,000P
交換後のマイル数(全般) 25,000マイル 4,000マイル 6,000マイル
マイル還元率(全般) 1.25% 0.2% 0.3%
獲得ポイント(ホテル内) 120,000P 60,000P 140,000P
交換後のマイル数(ホテル内) 50,000マイル 6,000マイル 14,000マイル
マイル還元率(ホテル内) 2.5% 0.3% 0.7%

 

ステータス特典

ステータス特典としては、SPGアメックスもヒルトンアメックスも、カードを保有するだけでそれぞれの会員プログラムの「ゴールドレベル」を獲得することができます。

ヒルトンアメックスには一般カードとプレミアムカードの2種類がありますが、もれなく獲得できるのはどれも同じ「ゴールド」レベルとなっています。

しかしながら、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の場合は、年200万円という決済条件をクリアすることで、最上位の「ダイヤモンド」を獲得することができます。これがプレミアムカードの大きな特徴となっています。

ステータス特典を比較すると以下のようになります。

<ステータス特典の比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
無条件 マリオットボンヴォイ「ゴールド」 ヒルトンオナーズ「ゴールド」 ヒルトンオナーズ「ゴールド」
決済条件 年200万円でヒルトンオナーズ「ダイヤモンド」

 

マリオットボンヴォイ「ゴールド」と、ヒルトンオナーズ「ゴールド」および「ダイヤモンド」のステータスを獲得で利用できるエリート特典を比較すると以下のようになります。

ここでは、特に重要な特典のみ抜粋してまとめています。

<エリート特典の比較>

内容 マリオット「ゴールド」
ヒルトン「ゴールド」 ヒルトン「ダイヤモンド」
ボーナスポイント加算 +25% +80% +100%
レイトチェックアウト ◯(午後2時まで)
お部屋のアップグレード ◯(エグゼクティブまで) ◯(1ベッドスイートまで)
無料朝食サービス なし
クラブラウンジの利用 なし なし

 

ヒルトンオナーズでは、「ゴールド」レベルから「無料朝食サービス」を利用できるのが特徴です。1室2名まで利用することができますので、夫婦やカップルそろってレストランで朝食をいただくことができます。

レストランでの朝食は1人3,500円ほどしますので、2名で利用すればこれだけで1回7,000円の価値があります。

ヒルトンアメックス(一般カード)の年会費は「16,500円(税込)」でしたので、この無料朝食サービスを2人で3回以上利用できれば、年会費の元を回収できるという計算にもなります。

 

また、ヒルトンオナーズの「ダイヤモンド」に到達するとクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)を利用できるようなります。

クラブラウンジでは、フード(軽食)やドリンクのサービスを受けることができる他、夕方にはアルコールも提供されるようになります。お酒好きにはたまらない特典です。

このように、最上位のステータスであるヒルトンオナーズ「ダイヤモンド」をお金で買えるというのが、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の最大のメリットです。

マリオットボンヴォイの場合は、ゴールド以上のステータスをお金で買うことはできませんので、ここは大きな違いとなります。

 

継続特典

SPGアメックスとヒルトンアメックスには、カード入会後の2年目以降に獲得できる継続特典が用意されています。

SPGアメックスとヒルトンアメックス(プレミアムカード)の場合は、無条件でともに無料宿泊特典を獲得することができます。

SPGアメックスの場合は1泊2名50,000ポイントまで、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の場合は週末(金土日)のみ利用可能という制限がそれぞれ設けられています。

しかしながら、ともに利用できない日(=ブラックアウト日)は設けられておらず、うまく利用すれば35,000円以上の価値があります。

また、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の場合は、年300万円という決済条件をクリアすることで、さらに追加で「ウィークエンド無料宿泊特典(1泊)」を獲得することができます。

年300万円以上を決済できる方であれば、合計で2泊分のウィークエンド無料宿泊特典を獲得できるということになりますね。

 

一方で、ヒルトンアメックス(一般カード)には、無条件で獲得できる継続特典は用意されておらず、年150万円という決済条件をクリアすることで、「ウィークエンド無料宿泊特典(1泊)」を獲得することができます。

継続特典を比較すると以下のようになります。

<継続特典の比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
無条件 無料宿泊特典(50,000ポイントまで) なし ウィークエンド無料宿泊特典(1泊)
決済条件 年150万円以上でウィークエンド無料宿泊特典(1泊) 年300万円以上でウィークエンド無料宿泊特典(1泊)

 

SPGアメックスの年会費は「34,100円(税込)」でしたので、無条件に獲得できる無料宿泊特典をうまく活用できれば、これだけで年会費の元を回収できるということになります。

また、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の年会費は「66,000円(税込)」でしたので、年300万円の決済条件をクリアし2泊分のウィークエンド無料宿泊特典を獲得できれば、年会費の元を回収することができます。

年300万円以上の決済条件をクリアできる方であれば、ステータス特典でヒルトンオナーズ「ダイヤモンド」も合わせて獲得できることになり、メリットが大きくなりますね。

 

その他特典

その他で注目な特典としては、ヒルトンアメックスには「HPCJ年会費優待」があります。

通常、HPCJの年会費は25,000円(税込)となりますが、一般カードではこれが10,000円(税込)に割引(初年度、2年目以降ともに)、プレミアムカードカードでは初年度無料で2年目以降10,000円(税込)に割引となります。

HPCJの特典は以下になります。年会費を支払うと「5,000円割引券2枚」を獲得できるため、ヒルトンアメックスを保有していれば実質無料で会員になれるということになります。

<HPCJの特典>

  1. 宿泊が25%オフ
  2. レストランが最大20%オフ
  3. 5,000円割引券2枚プレゼント

 

一方で、SPGアメックスの場合は、マリオットボンヴォイのゴールドエリート特典として、レストランで最大15%オフの割引を受けることができます。

マリオットボンヴォイの場合は、宿泊費用が直接割引になる特典はありませんので、宿泊割引を受けられるというのは、ヒルトンアメックスを保有しHPCJの会員になるメリットになりますね。

宿泊とレストランの割引を比較すると以下のようになります。

<宿泊&レストラン割引の比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
宿泊割引 なし 25%オフ(HPCJ特典) 25%オフ(HPCJ特典)
レストラン割引 最大15%オフ(ゴールド特典) 最大20%オフ(HPCJ特典) 最大20%オフ(HPCJ特典)

 

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トラベルサービス

アメックスカードは、空港ラウンジ利用や手荷物無料宅配などのトラベルサービスが充実しています。

このトラベルサービスについては、SPGアメックスとヒルトンアメックスで同等の内容が提供されています。具体的には以下のようになります。

<トラベルサービスの比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般) ヒルトンアメックス(プレミアム)
空港ラウンジ利用 カード1枚で2名まで無料 カード1枚で2名まで無料 カード1枚で2名まで無料
手荷物無料宅配 カード1枚で1個まで無料(帰国時) カード1枚で1個まで無料(帰国時) カード1枚で1個まで無料(帰国時)

 

このトラベルサービスは、基本カードの他、家族カードでも利用可能です。

ヒルトンアメックス(一般カード)では、家族カード1枚まで無料でしたので、基本カード1枚と合わせてカード2枚あれば、最大4名まで空港ラウンジを無料で利用することができます。

ヒルトンアメックス(プレミアムカード)では、家族カード3枚まで無料でしたので、基本カード1枚と合わせてカード4枚あれば、最大8名まで空港ラウンジを無料で利用することができます。

 

SPGアメックスの場合、家族カード1枚から年会費が必要となりますので、このような技は利用できません。

この家族カードの無料枠が用意されているというのは、トラベルサービスを利用する上でのヒルトンアメックスのメリットになりますね。

 

旅行保険

アメックスカードは、旅行保険が充実していることで定評があります。

しかしながら、この旅行保険に関しては、SPGアメックスとヒルトンアメックスで大きな違いがあります。

SPGアメックスには「利用付帯」に加えて「自動付帯」も用意されていますが、ヒルトンアメックスには「利用付帯」しか用意されていません。

そのため、ヒルトンアメックスの場合は、パッケージツアー料金や宿泊料金、公共交通機関の支払いにカードを利用しないと保険が適用されないため注意が必要となります。

 

利用付帯の保険内容

まず、カード会員における「利用付帯」の保険内容を比較すると以下のようになります。

基本的に、SPGアメックスとヒルトンアメックス(プレミアムカード)の補償内容は同等となります。ヒルトンアメックス(基本カード)は、年会費がリーズナブルな分、補償内容も一段見劣りがします。

<国内旅行保険(利用付帯)の比較>

保険の種類 SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般)
ヒルトンアメックス(プレミアム)
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000万円 最高2,000万円 最高5,000万円

 

<海外旅行保険(利用付帯)の比較>

保険の種類 SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般)
ヒルトンアメックス(プレミアム)
傷害死亡・後遺障害保険金 最高1億円 最高3,000円 最高1億円
傷害治療費用保険金 最高300万円 最高100万円 最高300万円
疾病治療費用保険金 最高300万円 最高100万円 最高300万円
賠償責任保険金 最高4,000万円 最高3,000万円 最高4,000万円
携行品損害保険金 (免責3千円/年間限度額100万円) 1旅行中最高50万円 1旅行中最高30万円 1旅行中最高50万円
救援者費用保険金 保険期間中 最高400万円 保険期間中 最高200万円 保険期間中 最高400万円

 

自動付帯の保険内容

続いては、カード会員における「自動付帯」の保険内容です。比較すると以下のようになります。

国内旅行保険については、残念ながらどのカードも対象外となあります。

一方で海外旅行保険については、SPGアメックスのみが付帯します。補償金額は利用付帯に比べると若干少なくはなっていますが、それでも充実した内容となっています。

自動付帯でこれだけの補償金額があると思うと、海外旅行での安心感がグッと高まりますね。

<国内旅行保険(自動付帯)の比較>

保険の種類 SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般)
ヒルトンアメックス(プレミアム)
傷害死亡・後遺障害保険金 なし なし なし

 

<海外旅行保険(自動付帯)の比較>

保険の種類 SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般)
ヒルトンアメックス(プレミアム)
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000円 なし なし
傷害治療費用保険金 最高200万円 なし なし
疾病治療費用保険金 最高200万円 なし なし
賠償責任保険金 最高4,000万円 なし なし
携行品損害保険金 (免責3千円/年間限度額100万円) 1旅行中最高50万円 なし なし
救援者費用保険金 保険期間中 最高300万円 なし なし

 

その他保険

最後に、その他保険の対応状況を比較したいと思います。表にまとめると以下のようになります。

SPGアメックスとヒルトンアメックス(プレミアムカード)の補償内容はほぼ同じですが、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)には「スマートフォン・プロテクション」が付帯しているのが違いとなります。

この「スマートフォン・プロテクション」は、保有しているスマートフォンが破損した場合、修理代金を最大3万円まで補償してくれるというものです。スマートフォンが必需品となった今時の保険ですね。

<その他保険の比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般)
ヒルトンアメックス(プレミアム)
ショッピング・プロテクション
オンライン・プロテクション
リターン・プロテクション なし
キャンセル・プロテクション なし
スマートフォン・プロテクション なし なし
航空便遅延補償 なし

 

ヒルトンアメックス(一般カード)は「航空便遅延補償」が付帯していないところが残念なところです。

「航空便遅延補償」は、航空便の遅延により臨時に出費した宿泊料金や食事代を補償してくれるというもので、旅行好きには重要な保険です。海外旅行を対象に「自動付帯」になります。

ちなみに、「航空便遅延補償」の内容については、SPGアメックスとヒルトンアメックス(プレミアムカード)で同じとなります。具体的には以下のようになります。

<航空便遅延補償の比較>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般)
ヒルトンアメックス(プレミアム)
乗継遅延費用 最高20,000円 なし 最高20,000円
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 最高20,000円 なし 最高20,000円
受託手荷物遅延費用 最高20,000円 なし 最高20,000円
受託手荷物紛失費用 最高40,000円 なし 最高40,000円

 

SPGアメックスとヒルトンアメックスはどちらがお得でオススメ?

比較結果のまとめ

ここまでの比較結果を星取表でまとめると以下のようになります。

こうやって眺めてみると、SPGアメックスはほとんど弱点のないバランスにすぐれたクレジットカードであることがわかりますね。

唯一の弱点は家族カードが1枚目から有料となる点ですが、家族カードは発行するメリットが多くないため、無理して発行する必要はありません。

また、ステータス特典については、どちらも字面上は同じ「ゴールド」ですが、ヒルトンのゴールドの場合は「無料朝食サービス」が利用できるため、この部分はヒルトンアメックスの方が優れていますね。

<比較結果のまとめ>

  SPGアメックス ヒルトンアメックス(一般)
ヒルトンアメックス(プレミアム)
年会費(基本カード) △(34,100円) ◯(16,500円) ✖️(66,000円)
年会費(家族カード) ✖️(17,050円) △(1枚目無料、2枚目以降6,600円 ◯(3枚目まで無料、4枚目以降13,200円)
ポイント還元率(全般) ◯(3%) ✖️(1%) △(1.5%)
ポイント還元率(ホテル内) ◯(6%) ✖️(1.5%) △(3.5%)
マイル還元率(全般) ◯(1.25%) ✖️(0.2%) ✖️(0.3%)
マイル還元率(ホテル内) ◯(2.5%) ✖️(0.3%) ✖️(0.7%)
ステータス特典(無条件) △(ゴールド) ◯(ゴールド、無料朝食あり) ◯(ゴールド、無料朝食あり)
ステータス特典(条件クリア) ◯(年200万円でダイヤモンド)
継続特典(無条件) ◯(無料宿泊1) ◯(無料宿泊1)
継続特典(条件クリア) ◯(年150万円で無料宿泊1) ◯(年300万円で無料宿泊1)
その他特典 △(レストラン15%オフ) ◯(宿泊25%、レストラン20%オフ) ◯(宿泊25%、レストラン20%オフ)
トラベルサービス ◯(空港ラウンジ、手荷物無料宅配) ◯(空港ラウンジ、手荷物無料宅配) ◯(空港ラウンジ、手荷物無料宅配)
旅行保険 ◯(利用付帯+自動付帯、補償金額高) ✖️(利用付帯のみ、補償金額中) △(利用付帯のみ、補償金額高)
その他保険 △(航空便遅延補償あり) ✖️(航空便遅延補償なし) ◯(航空便遅延補償、スマートフォン補償あり)

 

この比較結果から、それぞれのクレジットカードの発行がオススメとなる方のタイプをまとめたいと思います。

 

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SPGアメックスの発行をオススメする方

SPGアメックスは年会費が「34,100円(税込)」と3枚のクレジットカードの中では中間になります。

ただし、継続特典で無条件で「無料宿泊特典(1泊)」を獲得することができますので、2年目以降は年会費負担を相殺することができます(1泊の価値を35,000円程度と仮定)。

ヒルトンアメックスとは違い、決済条件が設けられていないのもシンプルでわかりやすいですね。

この年会費負担が相殺できた状態で、マリオット「ゴールド」により、客室アップグレードやレイトチェックアウトなどの特典を受けることができるのが特徴です。

 

また、SPGアメックスは、ポイント還元率3%、マイル還元率1.25%(最大)というように、ポイントやマイルを貯めるクレジットカードとしても非常に優秀です。

マイル還元率1.25%(最大)というのはANAカードやJALカードを凌駕する数字で、世界中の40以上の航空会社のマイルに交換できる柔軟性の高さも特徴です。

ホテラーはもとより、陸マイラーにとっても魅力的なクレジットカードとなっています。

海外旅行保険には「利用付帯」に加えて「自動付帯」でも適用可能であり、「航空便遅延補償」も付帯しています。国内だけでなく海外旅行好きな方も安心ですね。

 

以上から、SPGアメックスの発行をオススメする方を以下のようにまとめることができます。

<SPGアメックスの発行をオススメする方>

  • 決済金額は多くても少なくても関係なし
  • マリオット系列のホテルに魅力を感じる
  • 年1回は無料宿泊特典を使える機会がある
  • ポイントだけでなくマイルも貯めたい
  • 海外旅行に行く機会が多く充実した保険が欲しい

 

ホテラーだけでなく陸マイラーや旅行好きなら持っていて損のない、オールマイティーなクレジットカードとなっています。

どれが良いか迷うのであれば、まずはSPGアメックスを選択するのがオススメです。

 

SPGアメックスの特典とメリット、デメリットの詳細については、こちらの記事をご参照ください。

 

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ヒルトンアメックス(一般カード)をオススメする方

ヒルトンアメックス(一般カード)は年会費が「16,500円(税込)」と3枚のクレジットカードの中では一番リーズナブルです。

ヒルトン「ゴールド」により無料朝食サービスを利用することができるため、2名なら3回以上、1名なら5回以上利用する機会があれば、年会費の元を回収することができます(朝食1回1名3,500円と仮定)。

また、HPCJを実質無料で維持することができ、宿泊やレストランで大きな割引を受けられるというもの魅力的です。

 

ポイント還元率は円の価値換算で1%と悪くありませんが、マイル還元率は0.2%と実用には耐えないレベルです。

そのため、ヒルトンアメックス(一般カード)を利用する場合、マイルを貯めるクレジットカードは別で用意する必要があります。

また、継続特典を獲得するには年150万円の決済条件をクリアしなければいけないというのは人を選びます。

加えて、貯めたポイントはマイルに交換すると効率が悪いため、ホテルの無料宿泊に利用する必要があります。

 

海外旅行保険は「利用付帯」のみとなっているため注意が必要です。補償金額も年会費が1万円を超えている割には低めで、航空便遅延補償なしというのも不安ですね。

旅行に行く機会が多い方は、保険が充実した別のカードを用意するのがオススメです。

 

以上から、ヒルトンアメックス(一般カード)の発行をオススメする方を以下のようにまとめることができます。

<SPGアメックスの発行をオススメする方>

  • 年会費の支払い額をできるだけ抑えたい
  • 決済額は年200万円以下
  • ヒルトン系列のホテルに魅力を感じる
  • 2人で年3回以上は宿泊して無料朝食を利用できる(1人の場合な年5回以上)
  • マイルを貯めるクレジットカードは別に用意できる
  • 海外旅行にはあまり行かない、もしくは海外旅行保険の充実したカードは別に用意できる

 

リーズナブルな価格でヒルトン「ゴールド」を獲得できるカードとして、無料朝食をはじめとした特典を使い倒せる方にオススメです。

 

ヒルトンアメックス(一般カード)の特典とメリット、デメリットの詳細については、こちらの記事をご参照ください。

 

マイルを貯めるクレジットカードとしては、ANAやJALのステータス会員を目指す場合は、それぞれANAカードとJALカードがオススメになります。

 

ステータス会員を目指さない場合は、世界中の航空会社のマイルを貯められるSPGアメックスとの2枚持ちがオススメです。

ヒルトンアメックス(一般カード)とSPGアメックスの2枚持ちであれば、ヒルトンとマリオットという世界的な2大チェーンでエリート特典が受けられるという無双状態になります。

 

ヒルトンアメックス(プレミアムカード)をオススメする方

ヒルトンアメックス(プレミアムカード)は年会費が「66,000円(税込)」と3枚のクレジットカードの中では一番高額です。

その分、年200万円以上の決済条件をクリアすることで、ヒルトン「ダイヤモンド」を獲得することができます。

また、継続特典で1泊分の無料宿泊特典を無条件で獲得でき、年300円以上の決済条件をクリアすればもう1泊分の無料宿泊特典を追加することができます(合計2泊分)。

このように、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)は、決済条件をクリアできる方には特典豊富でメリット絶大になりますが、そうで無い方にとっては年会費負担が大きくなります。

仮に、年300万円の決済条件をクリアすれば、2泊分の無料宿泊特典で年会費負担を相殺でき、ヒルトン「ダイヤモンド」までおまけて付いてくるというボーナスタイム状態にできます。

 

一方で、ポイント還元率は円の価値換算で1.5%と悪くありませんが、マイル還元率は0.3%とこちらも実用には耐えないレベルです。

ヒルトンアメックス(プレミアムカード)を利用する場合、マイルを貯めるクレジットカードは別で用意する必要があります。

 

海外旅行保険は、こちらも「利用付帯」のみとなっているため注意が必要です。一般カードはともかく、プレミアムカードの方は「自動付帯」の枠を設けて欲しかったところです。

補償金額自体は高額となっていますので、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)で旅行代金を支払うように注意して、保険が適用になるようにするのが良いですね。

 

以上から、ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の発行をオススメする方を以下のようにまとめることができます。

<ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の発行をオススメする方>

  • 年200万円もしくは年300万円という決済条件をクリアできる
  • ヒルトン系列のホテルが大好きで、決済を集中させることに躊躇を感じない
  • 無料朝食だけでなく、エグゼクティブラウンジも利用したい
  • 年2回は無料宿泊特典を使える機会がある
  • マイルを貯めるクレジットカードは別に用意できる

 

年200万円もしくは年300万円という高額な決済条件をクリアできる、ヒルトンが大好きな方にオススメのクレジットカードとなりますね。

 

ヒルトンアメックス(プレミアムカード)の特典とメリット、デメリットの詳細については、こちらの記事をご参照ください。

 

まとめ

当記事では、SPGアメックスとヒルトンアメックスをいくつかの切り口で比較検討し、どのようなタイプの方にどちらのカードがオススメなのかをまとめていきました。

どのカードを選ぶの方は「マリオットとヒルトンどちらが好きか?」というところに当然ながら依存します。

しかしながら、そこにはあまりこだわりがなく単純にお得なカードが欲しいという方であれば、オールマイティーなクレジットカードであるSPGアメックスがオススメです。

ヒルトンが好きな方の場合は、年間の決済金額によって、一般カードがプレミアムカードのどちらかを選ぶという形になりますね。

年300万円決済できる方であれば、年会費負担を相殺した状態でヒルトン「ダイヤモンド」も獲得できるというのは非常に魅力的ですね。たくさん決済できる方が正直羨ましいです(笑)。

 

今後は、SPGアメックスの後継である「マリオットボンヴォイアメックス」がどのような内容になるのかが気になるところです。

アメックスでは、ゴールドレベルのカードの特典内容の変更が相次いでいて、特典追加の代わりに海外旅行保険が「利用付帯」に変更されています。

 

ヒルトンアメックスの海外旅行保険が利用付帯になっているのもこの流れを汲んだものと思われます。「マリオットボンヴォイアメックス」にはなんとか頑張ってもらいたいところです。

 

それでは、また!

 

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