【2024年4月最新】ポイントサイトの入会特典ランキング!ここからの登録で最大1万円以上お得!

ワールドオブハイアットの会員特典は?ハイアットのホテルプログラムを徹底解説!

ワールドオブハイアットの会員特典は?ハイアットのホテルプログラムを徹底解説!

「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」は、ハイアットのホテルプログラムです。ホテル宿泊やレストラン利用でポイントを貯めることができ、無料宿泊特典やマイルなどに交換することができます。また、宿泊実績を積むことで「上級会員(エリートメンバー)」に昇格することができ、ホテル宿泊時に様々な特典を利用できるようになります。当記事では、ワールドオブハイアットのプログラム概要から上級会員の到達基準、特典、簡単になる方法まで、詳しく解説していきたいと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

ワールドオブハイアット(World of Hyatt)とは

世界有数のホテルチェーンである「ハイアット」のホテルプログラム

「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」は、世界有数のホテルチェーンである「ハイアット」のホテルプログラムです。

ワールドオブハイアット(World of Hyatt)のロゴ

ワールドオブハイアット(World of Hyatt)のロゴ

 

いわゆる顧客向けの「ロイヤリティープログラム」というもので、ホテル宿泊やレストラン利用でポイントを貯めることができ、貯めたポイント無料宿泊特典やマイルなどに交換することができます。

また、宿泊実績を積むことで「上級会員(エリートメンバー)」に昇格することができ、ホテル宿泊時に様々な特典を利用できるようになります。

マリオットであれば「マリオットボンヴォイ」、ヒルトンであれば「ヒルトンオナーズ」、IHGであれば「IHG Rewards Club」というように、これらと同種のプログラムとなります。

<ホテルのロイヤリティープログラム>

 

ワールドオブハイアットの参加ブランド

4つのグループ、28ブランドのホテルで構成

「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」に参加しているホテルのブランドは以下になります。

大きく、「TIMELESS PORTFOLIO」と「BOUNDLESS PORTFOLIO」「INDEPENDENT COLLECTIONS」「INCLUSIVE COLLECTION」の4つのグループで構成されています。

ワールドオブハイアット(World of Hyatt)に参加のブランド構成

ワールドオブハイアット(World of Hyatt)に参加のブランド構成

 

これらホテルブランドのうち、日本国内に上陸しているものは全部で9つになります(2023年8月時点)。ランク順(グレード順)に並べると以下のようになります。

<日本上陸のハイアットブランド(ランク順)>

  • TIMELESS PORTFOLIO
    1. パークハイアット
    2. グランドハイアット
    3. ハイアットリージェンシー
    4. ハイアットプレイス
    5. ハイアットハウス
  • BOUNDLESS PORTFOLIO
    1. アンダーズ
    2. ハイアットセントリック
    3. キャプション
  • INDEPENDENT COLLECTIONS
    1. アウトバンドコレクション

 

「TIMELESS PORTFOLIO」の最上位ブランドは「パークハイアット」、「BOUNDLESS PORTFOLIO」の最上位ブランドは「アンダーズ」ということになり、どちらも日本に上陸しています。

 

また、これらに加えて「Small Luxury Hotels(SLH)」の一部ホテルもワールドオブハイアットに参加しており、宿泊実績やポイントを獲得することができるようになっています。

MEMO

Small Luxury Hotels(SLH)とは、90カ国以上の520軒以上の独立系ラグジュアリーホテルが加盟するプログラムです。規模は小さいながらに独自の魅力を持ったホテルが多数参加しています。

 

ワールドオブハイアットの対象ホテル(日本国内)

日本国内では30弱のホテルが参加

日本国内における「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」の対象ホテルは以下になります。ここでは、ブランドごとにまとめています。また、括弧内の数字はカテゴリーになります。

ハイアット系列単独では17軒ほど、SLHを加えると全部で28軒ほどの布陣になります(2023年8月時点)。大都市圏および主要な観光地中心に展開していることが確認できますね。

<ワールドオブハイアット対象ホテル(日本国内)>

  • パークハイアット
    • パークハイアット ニセコ(8)
    • パークハイアット 東京(7)
    • パークハイアット 京都(8)
  • グランドハイアット
    • グランドハイアット 東京(6)
    • グランドハイアット 福岡(4)
  • ハイアットリージェンシー
    • ハイアットリージェンシー 横浜(4)
    • ハイアットリージェンシー 東京(4)
    • ハイアットリージェンシー 東京ベイ(4)
    • ハイアットリージェンシー 箱根 リゾート&スパ(6)
    • ハイアットリージェンシー 大阪(2)
    • ハイアットリージェンシー 京都(5)
    • ハイアットリージェンシー 那覇 沖縄(4)
    • ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄(5)
  • ハイアットハウス
    • ハイアットハウス 金沢(3)
    • ハイアットハウス 東京渋谷(未定)
  • ハイアットプレイス
    • ハイアットプレイス 京都(3)
  • アンダーズ
    • アンダーズ 東京(7)
  • ハイアットセントリック
    • ハイアットセントリック 金沢(4)
    • ハイアットセントリック 銀座 東京(6)
  • キャプション
    • キャプション by Hyatt なんば 大阪(未定)
  • アウトバンドコレクション
    • 富士スピードウェイホテル(6)
    • ホテル虎ノ門ヒルズ(6)
  • Small Luxury Hotels(SLH)
    • 軽井沢プリンスホテル イースト(5)
    • 登大路ホテル奈良(6)
    • ザ タワー ホテル ナゴヤ(6)
    • カサラ ニセコビレッジ(8)
    • ザ テラスクラブ アット ブセナ(7)
    • サンカラ ホテル&スパ 屋久島(8)
    • シャレーアイビー定山渓(8)
    • そわか(7)
    • ヒノデヒルズ・ニセコビレッジ(6)
    • ホテル雅叙園東京(8)
    • 志摩観光ホテル ザ ベイスイート(6)
    • 東京ステーションホテル(6)
    • ホテルシギラミラージュ(8)
    • シギラベイサイドスイート アラマンダ(6)

 

日本国内におけるワールドオブハイアット対象ホテルの詳細はこちらの記事でもまとめております。合わせてご参照ください。

 

 

ワールドオブハイアットのプログラム内容

さて、ここからは「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」のプログラムの中身を詳しく見ていきたいと思います。

会員費用

ワールドオブハイアットは入会金・年会費など一切無料で利用することができます。公式HPから簡単に誰でも入会することができます。

ワールドオブハイアットの公式HPは以下からアクセスできます。

参考 Topページワールドオブハイアット

 

入会メリット

ワールドオブハイアットに入会した状態で、ハイアットのホテルに宿泊したり、レストランなどでサービスを利用することで「ポイント」を貯めることができます。

この貯めたポイントは、ホテルの無料宿泊やアップグレードなどに利用することができます。また、航空会社の「マイル」に交換することができます。

さらに、ホテル宿泊を重ねて条件を満たすことで「上級会員(エリートメンバー)」に昇格することもできます。

 

上級会員になると、ハイアットのホテル宿泊時に、客室のアップグレードやレイトチェックアウト、クラブラウンジ利用など様々な特典を利用できるようになります。

つまり、上級会員になれば、ワールドオブハイアットに参加する世界各国のホテル宿泊時に「VIP待遇」を受けられるというのがメリットになります。

 

上級会員制度と到達基準

ワールドオブハイアットの会員資格(ステータス)としては一番下の「メンバー」から最上位の「ライフタイムグローバリスト」までの5つがあります。具体的には以下のようになっています。

<ステータス獲得に必要な宿泊数および基本ポイント数>

会員資格 宿泊数 基本ポイント数
メンバー
ディスカバリスト 10 25,000
エクスプローリスト 30 50,000
グローバリスト 60 100,000
ライフタイムグローバリスト NA 1,000,000ライフタイムベースポイント

 

ワールドオブハイアットの場合、上級会員になる基準としては「宿泊数(ナイツ)」と「基本ポイント数」の2つが採用されています(正確にはミーティングイベントもありますが一般では利用しないため割愛)。

上級会員になるには、この「宿泊数(ナイツ)」と「基本ポイント数」のどちらかの条件を満たせばOKとなります、つまり「OR条件」ということになります。

MEMO

基本ポイント(ベースポイント)は、ワールドオブハイアット対象ホテルでの宿泊時に利用した料金に対して「1米ドルあたり5ポイント」が加算されます。部屋付けすればレストランの利用料金なども対象になります。

 

エリート特典(会員特典)

ワールドオブハイアットの各ステータスで得られる特典を表でまとめると以下のようになります(一部抜粋)。中でも重要なものは「青字」にしてあります。

<各ステータスで得られる特典一覧>

特典内容 メンバー ディスカバリスト エクスプローリスト グローバリスト
ポイント獲得 対象となる料金のお支払い1米ドルにつき5ベースポイント ベースポイント+対象となるお支払いに対して10%のボーナスポイント ベースポイント+対象となるお支払いに対して20%のボーナスポイント ベースポイント+対象となるお支払いに対して30%のボーナスポイント
無料宿泊
会員限定料金
リゾート料金の特典 無料宿泊特典での宿泊時に無料 無料宿泊特典での宿泊時に無料 無料宿泊特典での宿泊時に無料 無料宿泊特典での宿泊時に無料
スモールラグジュアリーホテル(SLH)特典
プレミアムインターネット  
ボトルウォーター  
客室のアップグレード   △(同一タイプ内希望の客室) ◯(スイートおよびクラブラウンジの利用特典付きの客室を除く) ◯(スタンダードスイート含む)
優先チェックイン  
レイトチェックアウト   2:00PM 2:00PM 4:00PM
客室保証     72時間前まで 48時間前まで
クラブラウンジの利用または朝食      
無料宿泊特典での駐車場料金無料      
客室へ優先的に案内      
ゲストオブオナー      

 

客室のアップグレード

客室のアップグレードは下から2番目の「ディスカバリスト」から適用を受けることができます。

ただし、アップグレードされる「幅(レベル)」についてはステータスによってことなります。

ディスカバリストの場合は、「同一タイプ内希望の客室」ということで、眺望(向き)や階層などの条件がよくなるのみで、上のランクへのアップグレードは対象外となります。

「エクスプローリスト」の場合は、1つ上のランクへのアップグレードも対象となります。ただし、スイートおよびクラブラウンジの利用特典付きの客室は除外されており、大きなアップグレードは望めません。

一方で「グローバリスト」の場合は、スイートルームも対象に含まれます。

規約上はスタンダードスイートまでとなっていますが、それでもスイートルームにアップグレードされる可能性があるというのは夢がありますね。

 

レイトチェックアウト

レイトチェックアウトも「ディスカバリスト」から適用を受けることができます。

「ディスカバリスト」と「エクスプローリスト」の場合は、空室状況により最大で「午後2時」までのレイトチェックアウトとなります。

一方で「グローバリスト」の場合は、最大で「午後4時」までのレイトチェックアウトを受けることができるようになっています。

ハイアットのホテルの場合、標準的なチェックイン時間は「午後2時」や「午後3時」に設定されているとこが多いため、午後4時までのレイトチェックアウトが認められれば、24時間以上を客室で過ごすことができるようになります。

よりリラックスした滞在を実現することができますね。

 

クラブラウンジの利用またま朝食

「グローバリスト」の場合は唯一「クラブラウンジの利用または朝食」の特典を利用することができます。

クラブラウンジが備わっているホテルの場合は「クラブラウンジ」を、そうでない場合は「朝食」を無料でいただくことができます。

クラブラウンジでは、ソフトドリンクやスナックなどを無料でいただける他、カクテルタイムではアルコールが提供されることも多くあります。

「グローバリスト」になれば、ハイアットでの滞在をより満喫することができますね。

 

スモールラグジュアリーホテル(SLH)特典

スモールラグジュアリーホテル(SLH)はハイアットと提携しており、ハイアット経由での予約&宿泊で特典を受けることができます。

この特典はワールドオブハイアットのステータスに関係なく受けられるのが特徴です。内容は一律です。

具体的には以下になります。

無料朝食(2名分)が提供されることを考えると、スモールラグジュアリーホテル(SLH)の宿泊時にはハイアット経由の方がお得と言えますね。

<スモールラグジュアリーホテル(SLH)特典>

  • 無料のコンチネンタル ブレックファスト(2名様分)
  • 無料のWi-Fiアクセス
  • 正午のアーリーチェックイン(空室状況により)
  • 午後2時までのレイトチェックアウト(空室状況により)
  • ひとつ上のカテゴリーの客室へのアップグレード(空室状況により)

 

また、ワールドオブハイアットのポイント(ベースポイント+ボーナスポイント)が加算されるほか、上級会員資格取得に必要な宿泊数としてもカウントされます。

 

マイルストーンリワーズ

「ワールドオブハイアット」の場合は、エリート特典とは別に「マイルストーンリワーズ」が用意されています。

このマイルストーンリワーズは宿泊数(もしくは基本ポイント数)を基準とし、条件を達成することで特典を得ることができるというものです。

獲得基準と特典を表でまとめると以下のようになります。

<マイルストーンリワーズ一覧>

獲得基準 特典
20 ナイツまたは 35,000 基本ポイント クラブラウンジのご利用特典2回
30 ナイツまたは 50,000 基本ポイント ホテルカテゴリー1~4の無料宿泊特典 および
クラブラウンジのご利用特典2回
40 ナイツまたは 65,000 基本ポイント 5,000ボーナスポイント または
ハイアット ギフトカード100ドル分 または
10,000ポイント割引 エクスペリエンス
50 ナイツまたは 80,000 基本ポイント スイートルームへのアップグレード2回分
60 ナイツまたは 100,000 基本ポイント ホテルカテゴリー1~7の無料宿泊特典 および
スイートルームへのアップグレード2回分 および
マイハイアットコンシェルジュのご利用
70 ナイツ 10,000ボーナスポイント または
スイートルームへのアップグレード1回分
80 ナイツ 10,000ボーナスポイント または
スイートルームへのアップグレード1回分
90 ナイツ 10,000ボーナスポイント または
スイートルームへのアップグレード1回分
100 ナイツ 10,000ボーナスポイント または
スイートルームへのアップグレード1回分

 

このマイルストーンリワーズには、ボーナスポイントやスイートルームへのアップグレード、クラブラウンジへのアクセス券など、なかなか魅力的な特典が豊富に用意されているのがわかりますね。

「グローバリスト」まで到達しなくても、このマイルストーンリワーズの特典でクラブラウンジを利用できるようになるというのは嬉しいですね。グローバリストまでの道程をより楽しむことができます。

 

ブランドエクスプローラー

「ワールドオブハイアット」では「ブランドエクスプローラー」という独自のプログラムを用意しています。

これは、ワールドオブハイアットに参加する5つのブランドに滞在することで「1泊分の無料宿泊特典」を獲得できるというものです。この無料宿泊特典は、カテゴリー1から4のホテルで利用することができます。

「ブランドエクスプローラー」の達成状況はこんな感じで、スマホアプリから確認することができます。

ワールドオブハイアット(World of Hyatt)のブランドエクスプローラー

ワールドオブハイアット(World of Hyatt)のブランドエクスプローラー

 

記事の前半でご紹介したとおり、日本国内には6つのブランドが上陸していますので、うまくバランスをとって宿泊すれば、こちらの特典も合わせて獲得することができます。

逆に、それ以上のブランドを制覇するためには、海外のハイアット系列のホテルに泊まる必要があるということになります。

 

ちなみに、こちらの「ブランドエクスプローラー」は、一度達成しても「5つの新しいブランド」を達成するごとに特典を獲得できます。

世界中を旅行している方であれば、パズルのピースを埋めるようにブランド制覇を目指していくのも楽しそうですね。

 

ワールドオブハイアットのポイントの使い方

ホテルへの無料宿泊に利用するのが代表的な使い方

「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」で貯めたポイントは、ホテルへの無料宿泊に利用するのが代表的な使い方です。

1泊1室あたりに必要なポイント数になります。ホテルのカテゴリーが上がるにつれて必要なポイント数は多くなっていくという仕組みなります。

<無料宿泊(ポイント)に必要なポイント数>

カテゴリー スタンダードルーム リージェンシー/グランドクラブルーム スタンダードスイート プレミアムスイート
1 5,000 7,000 8,000 10,000
2 8,000 12,000 13,000 16,000
3 12,000 17,000 20,000 24,000
4 15,000 21,000 24,000 30,000
5 20,000 27,000 32,000 40,000
6 25,000 33,000 40,000 50,000
7 30,000 39,000 48,000 60,000
8 40,000

 

特徴としては、「スタンダードルーム」だけでなく、ポイントさえ支払えば「リージェンシー/グランドクラブルーム」や「スタンダードスイート」「プレミアスイート」といった、グレードの高い客室にも無料宿泊できるという点です。

また、ポイントが足りない場合は現金も組み合わせるという「ポイント+キャッシュ」という方法も用意されています。

ポイントを利用した無料宿泊の詳細についてはこちらの記事を合わせてご参照ください。

 

まとめ:ワールドオブハイアットは独自の特典を持つ魅力的なプログラム!

今回は、「ワールドオブハイアット(World of Hyatt)」のプログラム概要から上級会員の到達基準、特典、簡単になる方法まで、詳しくご紹介していきました。

上級会員になれば「客室のアップグレード」や「レイトチェックアウト」「クラブラウンジ(または朝食)」といった魅力的な特典を世界中のハイアットホテルで利用できるようになります。

加えて、ワールドオブハイアットの場合は「マイルストーンアワーズ」や「ブランドエクスプローラー」といった他のホテルチェーンでは見ないような独自の特典を用意しているのも特徴です。

2021年は上級会員取得のための条件が緩和されており、エリートメンバーになるまたとないチャンスでもあります。うまくこれらを利用して、ハイアットでのホテル滞在をより満喫したいですね。

 

それでは、また!

 

ワールドオブハイアット関連記事