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ANA JCBワイドゴールドカードは付帯保険が充実!メリットからデメリットまで徹底解説!

ANA JCBワイドゴールドカードは付帯保険が充実!メリットからデメリットまで徹底解説!

ANAカードにはいくつかのグレードが用意されていますが、年会費と特典、マイル還元率のバランスで人気があるのが「ワイドゴールド」です。そんな「ワイドゴールド」の中でも、「ANA JCBワイドゴールド」と「ANA VISA/Masterワイドゴールド」の2つが人気が高く、比較検討されている方も多いのではないかと思います。当記事では、この2つのクレジットカードを年会費とマイル還元率、付帯保険の観点で比較しながら、メリットとデメリットをまとめたいと思います。

更新履歴(2023年4月10日):最新情報に更新しました。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

目次

ANA JCBワイドゴールドカードとは

ANAカードはショッピングやANAサービス利用でマイルが貯まる

ANAカードは、国内大手航空会社である全日本空輸(ANA)がクレジットカード会社と提携して発行しているクレジットカードです。

ANAカードは、普段のショッピングやANAサービスの利用などでANAマイルが貯まる仕組みを提供しています。

そんなANAカードには、4つのグレードが用意されています。

具体的には、「一般カード」「ワイドカード」「ゴールドカード(ワイドゴールドカード)」「プレミアムカード」の4つとなります。

 

ゴールドカード(ワイドゴールドカード)はバランスの良さで人気

4つのグレードの中でも、年会費と特典、マイル還元率のバランスで人気があるのが「ゴールドカード(ワイドゴールド)」です。

<ANAカードの主要な特典比較>

 
一般カード
ワイドカード
ゴールド(ワイドゴールド)
プレミアム
入会・継続マイル
1,000マイル
2,000マイル
2,000マイル
10,000マイル
搭乗ボーナスマイル
フライトマイルの10%プラス
フライトマイルの25%プラス
フライトマイルの25%プラス
フライトマイルの50%プラス
ANAスカイコイン交換率
1マイル最大1.5倍
1マイル最大1.5倍
1マイル最大1.6倍
1マイル最大1.6倍
ビジネスクラスチェックインカウンターの利用
空港ラウンジ利用
△*1
ANAラウンジ(国内線)利用
プライオリティパス発行
ANA機内販売での割引
10%
10%
10%
10%
ANA空港免税店での割引
5%
10%
10%
10%
ANA FESTAでの割引
5%
5%
5%
5%

*1 ANAアメリカン・エキスプレスカード

 

そんな「ゴールドカード(ワイドゴールド)」には5つの国際ブランドが用意されています。

「VISA」「Mastercard」「JCB」「アメリカンエキスプレス」「ダイナースクラブ」です。それぞれの国際ブランドを選んだ場合の年会費は以下になります。

<ゴールドカード(ワイドゴールド)の年会費>

  本会員(税込) 家族会員(税込)
ANA VISA/Masterワイドゴールドカード 15,400円 4,400円
ANA JCBワイドゴールドカード 15,400円 4,400円
ANA ダイナースクラブ・ゴールドカード 29,700円 6,600円
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 34,100円 17,050円

 

JCBとVISA/Masterでゴールドカード(ワイドゴールドカード)を比較

同じ「ゴールドカード(ワイドゴールド)」であれば、ANAカードとしての特典は基本的に同じになります。

しかしながら、国際ブランドとして「アメリカンエキスプレス」「ダイナースクラブ」を選択すると、年会費が高額になってしまいます。

そのため、比較的年会費の安い「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」と「ANA JCBワイドゴールドカード」の人気が高く、多くの方がこの2つを比較して選択していると思われます。

そこで当記事では、「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」と「ANA JCBワイドゴールドカード」を、年会費とマイル還元率、付帯保険の観点で比較していきたいと思います。

MEMO

「ANA VISAワイドゴールドカード」と「ANA Masterワイドゴールドカード」は、ともに三井住友カードが発行するANAカードです。違いは国際ブランド(VISAとMaster)のみで、どちらを選択しても同じ特典を受けることができます。そのため当記事では、1つのクレジットカードとしてまとめて扱っています。

MEMO

ANA VISAワイドゴールドカード」の詳細はこちらの記事でもまとめております。合わせてご参照ください。

 

ANA JCBワイドゴールドカードの年会費

「ANA JCBワイドゴールドカード」と「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」の年会費は、ベースは同じとなりますが、年会費割引特典によって実質的な維持費が異なってきます。

ANA JCBワイドゴールドカードの年会費は「スマリボ」で割引可能

「ANA JCBワイドゴールドカード」では、「スマリボ」というリボ払いのサービスを利用することで年会費の割引特典を受けることができます。

<スマリボの年会費割引特典>

  • スマリボでの利用分も含めて年1回以上ショッピングを利用するとカード年会費の全額または一部金額をキャッシュバックする優遇が適用

 

具体的な割引額(=キャッシュバック金額)は以下になります。

<年会費割引特典で受けられるキャッシュバック金額>

カードグレード 年会費(税込) キャッシュバック金額
一般 1,375円以上 1,375円
1,375円未満 年会費(税込)と同額
ゴールド 5,000円以上 5,000円
5,000円未満 年会費(税込)と同額

 

「ANA JCBワイドゴールドカード」の場合、年会費5,000円以上のゴールドカードに該当しますので、5,000円の割引を受けることができます。

ただし、「スマリボ」の年会費割引特典は家族カードには適用されません。割引が適用されるのは本会員のみとなるため、割引後の年会費は以下になります。

<ANA JCBワイドゴールドカードの年会費>

  本会員(税込) 家族会員(税込)
通常 15,400円 4,400円
割引特典(スマリボ) -5,000円 なし
割引後 10,400円 4,400円

 

「スマリボ」は、リボ払いの設定金額を自分でコントールすることができません。そのため、利用金額が大きいとリボ払い手数料が高額になってしまうというリスクがあります。

「スマリボ」の年会費割引特典の詳細については、以下の記事も合わせてご参照ください。

 

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ANA VISA/Masterワイドゴールドカードの年会費は「マイペイすリボ」で割引可能

「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」では、「マイペイすリボ」を活用することで、年会費の割引特典を受けることができます。

特典を受けるには、「マイペイすリボ」を設定のうえ年1回以上リボ払い手数料を発生させる必要があるため注意が必要です。

一方で、割引額は本会員で「3,850円」、家族会員で「1,650円」と高額になります。「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」の割引後の年会費は以下になります。

<ANA VISA/Masterワイドゴールドカードの年会費>

  本会員(税込) 家族会員(税込)
通常 15,400円 4,400円
割引特典(マイペイすリボ) -3,850円 -1,650円
割引後 11,550円 2,750円

 

「マイペイすリボ」の年会費割引特典の詳細については、以下の記事も合わせてご参照ください。

マイペイすリボ」は「スマリボ」と違い、自分でリボ払いの設定金額をコントロールできるため、リスクを抑えながらリボ払いの手数料を発生させることができます。

 

年会費の比較結果

割引特典を適用後の年会費を比較すると以下のようになります。

本会員の年会費は「ANAJCBワイドゴールドカード」の方が安いという結果になっています。一方で、家族会員については「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」の方が安くとなっていることがわかります。

<割引特典を適用後の年会費を比較>

  本会員(税込) 家族会員(税込)
ANAJCBワイドゴールドカード 10,400円 4,400円
ANA VISA/Masterワイドゴールドカード 11,550円 2,750円

 

本会員1人につき2枚の家族カードを発行する場合、トータルの費用は以下になります。家族で利用するような場合は、「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」の方が割安になりますね。

<家族3人で利用する場合の費用(本会員カード1枚+家族カード2枚)>

  • ANA JCBワイドゴールドカード:19,200円
  • ANA VISA/Masterワイドゴールドカード:17,050円

 

ANA JCBワイドゴールドのマイル還元率

「ANA JCBワイドゴールドカード」と「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」のANAマイル還元率は基本はともに「1.0%」ですが、こちらも特典を活用することで違いが出てきます。

ANAJCBワイドゴールドカードのマイル還元率

「スマリボ」のリボ払い手数料の発生でボーナスポイント

「ANA JCBワイドゴールドカード」の利用で貯められるのはJCBカードの「Oki Dokiポイント」です。「Oki Dokiポイント」は、1,000円の利用につき1ポイントを貯めることができます。

この「Oki Dokiポイント」には、「通常獲得ポイント」と「ボーナスポイント」の2種類があり、ANAマイル還元率が異なっています。具体的には以下になります。

<Oki Dokiポイントのマイル交換レート>

  • 通常獲得ポイント:1ポイント=10マイル
  • ボーナスポイント:1ポイント=3マイル

 

「通常獲得ポイント」はクレジットカード決済などショッピング利用で貯められるポイントです。一方で、「ボーナスポイント」は、「スマリボ」のリボ払い手数料を発生させることで獲得ができます。

「スマリボ」のリボ払い手数料が発生した月は、その特典として、「通常獲得ポイント」と「ボーナスポイント」が「W」で獲得することができます。

 

そのため、「ANA JCBワイドゴールドカード」のマイル還元率は、「スマリボ」の手数料が発生していない月は「1.0%(=1,000円につき10マイル)」、手数料が発生した月は「1.3%(=1,000円につき13マイル)」となります。

<ANAマイル還元率(ANA JCBワイドゴールドカード)>

  • リボ払い手数料なし:
    • 1.0%
    • 1,000円につき10マイル(=通常獲得ポイント10マイル)
  • リボ払い手数料あり
    • 1.3%
    • 1,000円につき13マイル(=通常獲得ポイント10マイル+ボーナスポイント3マイル

 

「JCBスターメンバーズ」により年間利用金額に応じたボーナスポイント

また、JCBカードには「JCBスターメンバーズ」という年間の利用金額により「ボーナスポイント」を獲得できるサービスを提供しています。利用金額ごとのボーナスアップ率は以下になります。

<利用金額とボーナスアップ率>

利用金額 メンバーランク名称 ボーナスアップ率 マイル還元アップ率
300万円以上 ロイヤルα +25% +0.075%
100万円以上 スターα +20% +0.06%
50万円以上 スターβ +10% +0.03%

 

年間に300万円以上を利用することで、ボーナスアップ率が最大で「+25%」になります。このボーナスアップ率は「通常獲得ポイント」に積算され、「ボーナスポイント」として加算されます。

「ボーナスポイント」は「1ポイントにつき3マイル」に交換することができましたので、マイル還元アップ率は最大で「+0.075%」という計算になります。

 

ボーナスポイントの合計でANAマイル還元率は最大で1.375%

以上から、「ANA JCBワイドゴールドカード」のANAマイル還元率をまとめると以下のようになります。「スマリボ」のリボ払い手数料を発生させることで、ANAマイル還元率は最大で「1.375%」になります。

<ANAマイル還元率一覧(ANA JCBワイドゴールドカード)>

利用金額 メンバーランク名称 リボ払い手数料なし リボ払い手数料あり
300万円以上 ロイヤルα 1.075% 1.375%
100万円以上 スターα 1.06% 1.36%
50万円以上 スターβ 1.03% 1.33%

 

一方で、「スマリボ」を利用しない場合は、ANAマイル還元率は最大でも「1.075%」にとどまるということが確認できますね。

「ボーナスポイント」目当てで「スマリボ」を利用すると、獲得した「ボーナスポイント」の価値以上に、リボ払い手数料が膨らんでしまうリスクがあるためオススメできません。

そのため、「ANA JCBワイドゴールドカード」のANAマイル還元率は、現実的には、最大で「1.075%」となるというように理解していただければと思います。

 

ANA VISA/Masterゴールドカードのマイル還元率

2022年8月までは、「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」には「マイペイすリボ」のリボ払い手数料を発生させることで、その月は、通常の「獲得ポイント」と「ボーナスポイント」を「W」で獲得できる仕組みがありました。

これを利用すると、「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」のANAマイル還元率は最大1.3%を実現できました。しかしながら、この「マイペイすリボ」の利用特典は2022年8月10日請求分を持って終了しています。

そのため、2022年9月以降の「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」のANAマイル還元率は最大1.0%となっています。

このANAマイル還元率1.0%という数字は「ANA JCBワイドゴールドカード」よりも劣る数字と言えますね。

ANAカードの改悪(Visa/MasterゴールドやSFCカード)の詳細についてはこちらの記事をご参照ください。

 

マイル還元率の比較結果

「ANA JCBワイドゴールドカード」の「スマリボ」でリボ払い手数料を発生させることはリスクが高いため、ANAマイル還元率は、現実的には最大で1.075%となります。

一方で、「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」のANAマイル還元率は近年改悪が続いたこともあり最大1.0%に留まっています。

以上から、実現可能な範囲でのANAマイル還元率の観点では「ANA JCBワイドゴールドカード」の方がオススメということが言えますね。

 

ANA JCBワイドゴールドの付帯保険

最後に、付帯保険を比較したいと思います。ここでは、「旅行傷害保険」と「航空機遅延費用保険」の内容を確認していきたいと思います。

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海外旅行保険

海外旅行保険は、「ANA JCBワイドゴールドカード」が自動付帯「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」が利用付帯になっています。

もともとはどちらも自動付帯となっていましたが、2022年10月1日から「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」は利用付帯となる改悪があったため大きな差がは生じる結果になりました。

補償内容はそれぞれ以下になります。

<海外旅行保険の比較>

  ANA JCBワイドゴールドカード ANA VISA/Masterワイドゴールドカード
適用種別 自動付帯 利用付帯
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000万円利用付帯では1億円 最高5,000万円
傷害治療費用保険金 最高300万円 最高150万円
疾病治療費用保険金 最高300万円 最高150万円
賠償責任保険金 最高1億円 最高3,000万円
携行品損害保険金 最高50万円 最高50万円
救援者費用保険金 最高400万円 最高100万円

 

「傷害治療費用保険金」と「疾病治療費用保険金」は2倍、「賠償責任保険金」は3倍以上、「救援者費用保険金」は4倍というように、「ANA JCBワイドゴールドカード」の方が充実度もかなり高いということがわかりますね。

 

国内旅行保険

国内旅行保険も「ANA JCBワイドゴールドカード」が自動付帯「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」は利用付帯になっています。

補償内容はそれぞれ以下になります。

<国内旅行保険の比較>

  ANA JCBワイドゴールドカード ANA VISA/Masterワイドゴールドカード
適用種別 自動付帯 利用付帯
死亡後遺障害 最高5,000万円 最高5,000万円
入院日額 5,000円 5,000円
手術 入院日額×倍率
(10倍、20倍または40倍)
20万円
通院日額 2,000円 2,000円

 

「手術」の扱いが若干異なるものの、補償内容はほとんど同じであることがわかります。

 

海外航空機遅延費用保険

「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」には、海外航空機遅延費用保険が付帯していません。一方で、「ANA JCBワイドゴールドカード」では充実した内容となっています。補償内容はそれぞれ以下になります。

<海外航空機遅延費用保険の比較>

  ANA JCBワイドゴールドカード ANA VISA/Masterワイドゴールドカード
適用種別 自動付帯 適用なし
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代) 2万円限度
出航遅延費用等保険金(食事代) 2万円限度
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等) 2万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等) 4万円限度

 

「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」で「海外航空機遅延費用保険」が利用できないというのは意外かもしれませんが、大きなデメリットになりますね。

私も以前、海外旅行の際に「ロストバゲージ」を体験していますので、「海外航空機遅延費用保険」の大切さは身に染みています。

 

海外航空機遅延費用保険は、「ANA JCBワイドゴールドカード」の圧勝ということになります。

 

国内航空機遅延費用保険

国内航空機遅延費用保険は、「ANA JCBワイドゴールドカード」は自動付帯になりますが、「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」は「利用付帯」になるため注意が必要です。補償内容はそれぞれ以下になります。

<国内航空機遅延費用保険の比較>

  ANA JCBワイドゴールドカード ANA VISA/Masterワイドゴールドカード
適用種別 自動付帯 利用付帯
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代) 2万円限度 2万円限度
出航遅延費用等保険金(食事代) 2万円限度 1万円限度
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等) 2万円限度 1万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等) 4万円限度 2万円限度

 

「出航遅延費用等保険金」と「寄託手荷物遅延費用保険金」「寄託手荷物紛失費用保険金」は2倍というように、「ANA JCBワイドゴールドカード」の方が充実度がかなり高いということがわかります。

自動付帯であることも加わり、国内航空機遅延費用保険でも「ANA JCBワイドゴールドカード」の圧勝ということになります。

 

付帯保険の比較結果

付帯保険の比較結果をまとめると以下のようになります。

基本的に全ての保険が自動付帯となる「ANA JCBワイドゴールドカード」が圧勝という結果になっています。

「ANA VISA/Masterワイドゴールドカード」は改悪が入り、海外旅行保険、国内旅行保険ともに「利用付帯」に変更になったのがやはり痛いですね。

特に「航空機遅延費用保険」については、海外でも国内でも自動付帯となる「ANA JCBワイドゴールドカード」の安心感は圧倒的と言えますね。

<付帯保険の比較結果>

  ANA JCBワイドゴールドカード ANA VISA/Masterワイドゴールドカード
海外旅行保険 自動付帯:◎ 利用付帯:◯
国内旅行保険 自動付帯:◎ 利用付帯:◯
海外航空機遅延費用保険 自動付帯:◎ 適用なし:X
国内航空機遅延費用保険 自動付帯:◎ 利用付帯:◯

 

ANA JCBワイドゴールドのメリット

年会費割引、ANAマイル還元率アップ、旅行保険の充実がメリット

ここまでの比較結果で確認できた、「ANA JCBワイドゴールドカード」のメリットは以下になります。

<「ANA JCBワイドゴールドカード」のメリット>

  1. スマリボ利用で、本会員の年会費が割引される(年10,400円で維持可能)
  2. 年間の利用金額に応じてANAマイル還元率がアップする(最大で1.075%)
  3. 旅行保険が充実している(特に、国内外で自動付帯の旅行保険、航空機遅延費用保険)

 

特に「3.旅行保険が充実している」が「ANA JCBワイドゴールドカード」の大きな特徴でありメリットとなります。

MEMO

ANA JCBカードの場合、「スターウォーズデザイン」の券面を選択することができます。スターウォーズのファンの方には、こちらもメリットになりますね。

 

ANA JCBワイドゴールドのデメリット

家族会員の年会費割引がない、スマリボ適用では決済用として利用しずらい、JCBブランドは海外で弱いのがデメリット

続いて、「ANA JCBワイドゴールドカード」のデメリットは以下になります。

<「ANA JCBワイドゴールドカード」のデメリット>

  1. 家族会員の年会費割引特典がない(家族で利用する場合は若干割高になる)
  2. スマリボ利用の場合、決済用のクレジットカードとしては利用しずらい
  3. 「JCB」ブランドは海外では弱いところがある

 

「1」と「2」については、記事の中でご説明したとおりです。

「3」については、国際ブランドとしての「JCB」は、「VISA」や「Mastercard」に比べると、どうしても海外で弱い地域があります。

そのため、海外旅行に持っていく際には、「VISA」や「Mastercard」と組み合わせて複数枚を持参するのが安心です。

ただし、「JCB」は、ハワイなどの特定のエリアでは独自のサービスを提供しており、また、それ以外の海外でも有人のラウンジを提供しているなど、サービスが充実している点はメリットになります。

 

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ANA JCBワイドゴールドを選択するのがオススメの方

メリットとデメリットを考慮すると、「ANA JCBワイドゴールドカード」を選択するのがオススメという方は、以下のようにまとめることができます。

<「ANA JCBワイドゴールドカード」がオススメの方>

  1. 年会費を抑えて「ワイドゴールドカード」を維持したい(特に本会員)
  2. クレジットカードで充実した保険内容を実現したい
  3. 年会費割引のため「マイペイすリボ」でリボ払いの設定を調整するのが面倒
  4. 決済用のクレジットカードは別に用意している

 

「4」は別のクレジットカードを併用するということを意味していますが、2枚持ちする上でオススメのクレジットカードは「マリオットアメックス(プレミアム)」です・

マイル還元率は最大で「1.25%」とANAカードよりも高く、ANA以外にも、JALやBA、UA、シンガポール航空など、世界中40社以上のマイルに交換できる柔軟性の高さも特徴となっています。

 

国際ブランドの補完としては、年会費無料でありながら保険内容の充実している「エポスゴールドカード」もオススメです。

 

 

ANA JCBワイドゴールドのお得な入会方法

マイ友プログラムで2,000マイルを上乗せ

ANAカードには「マイ友プログラム」というものが用意されています。

これは、ANAマイレージクラブ会員からの紹介を受けた方が対象カードに入会すると追加でマイルがもらえるというものです。

マイ友プログラムのロゴマーク

追加でもらえるマイル数は以下になります。

<マイ友プログラムでもらえるマイル数>

入会カード もらえるマイル数
ANA一般カード、ワイドカード 500マイル
ANAゴールドカード 2,000マイル
ANAカード プレミアム 5,400マイル

 

ANA JCBワイドゴールドは「ANAゴールドカード」に該当するため、マイ友プログラムの利用で2,000マイルを獲得することができます。

こちらの「マイ友プログラム」は私からご紹介させていただくことも可能です。ご希望の場合は以下の問合せフォームからご連絡いただればと思います。

その後、マイ友プログラムに必要な「紹介番号」と「登録用URL」を返信させていただいます。

「マイ友プログラム」のお問い合わせはこちら!

 

マイ友プログラムの注意点は以下になります。

<マイ友プログラムの注意点>

  • ANAカード入会前に登録する必要あり
  • 初めてANAカードに入会する方のみが対象
  • 過去にANAカードを保有していた方は6ヶ月が経過していれば対象

 

まず、マイ友プログラムはANAカードに入会前に登録する必要があります。また、マイ友プログラムは、ANAカードに初めて入会する方のみが対象になります。

既にANAカードをご利用の方、および過去にマイ友プログラムを利用したことがある方は対象外となりますのでご注意いただければと思います。

ただし、退会後6カ月を経過している場合かつ過去にマイ友プログラムでのマイルをお受け取りになられていない場合は対象になります。

MEMO

マイ友プログラムの詳細はこちらの記事で解説しています。ぜひ合わせてご参照ください。

 

ポイントサイト経由でポイントサイトのポイントを上乗せ可能

「ANA JCBワイドゴールド」に入会する際にはポイントサイトを経由するとさらにお得になります。例えばポイントサイトの「モッピー」を経由すると5,000円分のポイントを上乗せすることができます。

モッピー「ANA JCBカード(ゴールドカード)」

 

モッピーのポイントは現金化もできますし「JQみずほルート」を利用して70%のレートでANAマイルに交換することもできます。

モッピーの5,000ポイントは3,500マイルに交換できるというわけですね。

 

案件の詳細はこちらのリンクからご確認ください。

モッピー「ANA JCBカード」

 

また、モッピーへの入会がまだの方は、こちらのバナーからの入会&条件クリアで2,000円分のポイントも獲得することができます。

モッピーの入会バナー(2,000ポイント)

 

モッピーの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事も併せてご参照ください。

 

ANAカードの入会キャンペーンでマイルを上乗せ可能

ANAカード&JCBカードでは大量マイルを獲得できる入会キャンペーンを実施しています。これは2023年10月31日までの期間限定となっています。

ANAカード&JCBカードの入会キャンペーン

 

獲得できる最大マイル数は券種によってことなります。今回ご紹介している「ANA JCBワイドゴールド」の場合、合計で最大64,000マイルを獲得することができます。

<入会キャンペーンで獲得できるマイル数>

  • 通常入会特典:2,000マイル
  • 特典1(JCB主催):ご利用で最大5,000マイル
  • 特典2(JCB主催):条件達成で最大45,000マイル相当のポイント
  • 特典3(ANA主催):10万円以上のご利用で最大3,000マイル
  • 特典4(ANA主催):特典3の条件達成と家族カードのお申し込みで2,000マイル
  • 特典5(ANA主催):ANA便にご搭乗で最大5,000マイル
  • 特典6(ANA主催):ANAでんきにご加入で2,000マイル
  • 合計:最大64,000マイル

 

キャンペーン合計では最大64,000マイルということで驚異的なお得さになりますね。

 

まとめ

今回は、「ANA JCBワイドゴールド」と「ANA VISA/Masterワイドゴールド」を年会費とマイル還元率、付帯保険の観点で比較し、メリットとデメリットをまとめていきました。

「ANA JCBワイドゴールド」は付帯保険が充実しているのが最大の特徴でありメリットです。また、「ANA VISA/Masterワイドゴールド」と比較しても高いANAマイル還元率を実現できます。

維持費に関しても、「スマリボ」を利用することで、決済メインには利用できなくなりますが、本会員の年会費を抑えることができます。

以下のオススメをご確認いただきながら、「ANA VISA/Masterワイドゴールド」とどちらが良いか、ご検討いただければと思います。

<「ANA JCBワイドゴールドカード」がオススメの方>

  1. 年会費を抑えて「ワイドゴールドカード」を維持したい(特に本会員)
  2. クレジットカードで充実した保険内容を実現したい
  3. 年会費割引のため「マイペイすリボ」でリボ払いの設定を調整するのが面倒
  4. 決済用のクレジットカードは別に用意している

 

それでは、また!

 

ANAカード関連記事

ANAカードのおすすめと選び方はこちら。

 

ANAカードの入会キャンペーンはこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。