ザ・リッツ・カールトン京都 宿泊記!鴨川ビューのお部屋をブログレポート!
「ザ・リッツ・カールトン京都」はマリオット系列のホテルの中で最高級のグレードとなる「カテゴリー8」のホテルです。私もずっと憧れのホテルでしたが、念願叶ってやっと宿泊できることになりました。「ザ・リッツ・カールトン京都」の宿泊記の初回となる今回は、チェックインからアサインされたお部屋の様子までをご紹介したいと思います。また、マリオットボンヴォイのエリート特典(チタンエリート)としてのアップグレード結果も気になるところですよね。こちらも合わせてご紹介していきたいと思います。
目次
ザ・リッツ・カールトン京都とは
「ザ・リッツ・カールトン京都(The Ritz-Carlton Kyoto)」は世界的なホテルグループであるマリオット系列のホテルです。公式HPでは以下のように紹介されています。
鴨川と東山三十六峰を一望し、かつては平安貴族たちが月を愛でるために別邸を構えた場所に佇むザ・リッツ・カールトン京都。艶やかな気品と静寂に包まれる空間でありながら、一歩外に出ると、祇園や河原町、先斗町など京の街に溶け込むことができ、古都の静と動を感じることができる場所です。
開業以来、数々の賞を受賞する世界に認められたおもてなしとともに、日本の伝統と美意識が息づく古都の中心で、ここでしか味わうことができない唯一無二のくつろぎをご堪能ください。
ザ・リッツ・カールトン京都(The Ritz-Carlton Kyoto)
ブランドとしては、その名前のとおり「ザ・リッツ・カールトン(The Ritz-Carlton)」となります。「ザ・リッツ・カールトン」は、高級なホテルが多いマリオットグループの中でも、最高級のラグジュアリーブランドに該当するものです。
私自身が「ザ・リッツ・カールトン」のホテルに宿泊するのは、東京・大阪・ニューヨーク・香港・ハワイ・ウィーンに続いて7箇所目になります。
マリオットでは、ホテルのグレードをカテゴリー(1から8)で表しています。「ザ・リッツ・カールトン京都」は、その中でも最高となる「カテゴリー8」のホテルとなっています。
日本国内にはマリオットのホテルは40軒以上ありますが、「カテゴリー8」となっているのは以下5軒のみです。期待が高まりますね。
<日本国内「カテゴリー8」のホテル>
- イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
- ザ・プリンスギャラリー ラグジュアリーコレクションホテル東京紀尾井町
- ザ・リッツ・カールトン京都<=今回宿泊!
- ザ・リッツ・カールトン東京
ザ・リッツ・カールトン京都:場所とアクセス
ザ・リッツ・カールトン京都の場所
「ザ・リッツ・カールトン京都」は、京都の鉾田町、鴨川沿いに位置するホテルです。繁華街である祇園や河原町、先斗町まで徒歩でアクセスすることができます。また、観光スポットとしては、京都御所や二条城、平安神宮などが徒歩数分の距離となっています。
「ザ・リッツ・カールトン京都」の周辺地図は以下になります。
ザ・リッツ・カールトン京都へのアクセス
「ザ・リッツ・カールトン京都」の最寄駅は、地下鉄の「京都市役所前駅」となります。こちらの地下鉄の駅からは徒歩3分ほどの距離となっています。
もしくは、スーツケースなど大きな荷物がある場合は、JR京都駅からはタクシーでのアクセスも便利です。JR京都駅からタクシーを利用した場合、所要時間は15分程度、料金は1,500円程度となっています。
<アクセス>
- 電車
- 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」下車、徒歩約3分
- 京阪本線「三条駅」下車、徒歩約6分
- タクシー
- JR「京都駅」乗車、乗車時間約15分、料金約1,500円
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ザ・リッツ・カールトン京都:予約した部屋とコスト
デラックスルームの宿泊料金
「ザ・リッツ・カールトン京都」は前述のとおり、最高レベルのラグジュアリーホテルとなります。私が宿泊した11月の週末の場合、一番スタンダードな「デラックスルーム」の客室における1泊1室の宿泊料金は「150,000円」となっていました。
実際に宿泊する際は、これに税金やサービス料が加算されますので、合計では約20万円という計算となります。かなりの高額設定となっていますね。
ポイント宿泊に必要なポイント数
マリオットグループのホテルは「Marriott Bonvoy」という会員プログラムのポイントを貯めることで、ポイントを使った無料宿泊をすることもできます。
「ザ・リッツ・カールトン京都」は「カテゴリー8」のホテルになりますので、無料宿泊に必要なポイント数は「85,000ポイント」ということになります。(スタンダードシーズンの場合)
<無料宿泊に必要なポイント数>
カテゴリー | スタンダード | オフピーク | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
今回私は、こちらの「ザ・リッツ・カールトン京都」には、ポイントを利用した宿泊にすることにしました。
私が予約した当時はピーク&オフピーク制度が導入される前でしたので、11月の週末でも「スタンダード」シーズンとして予約することができました。ピーク&オフピーク制度が導入された現在では、11月中の宿泊は「ピーク」シーズンに設定されている日もあります。
ザ・リッツ・カールトン京都 宿泊記:グランドデラックスKAMOGAWAのお部屋をブログレポート
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「ザ・リッツ・カールトン京都」の宿泊レポートをお送りしていきたいと思います。
ホテルの外観とロビー
「ザ・リッツ・カールトン京都」のホテルの外観はこんな感じです。対岸の堤防から撮影してみました。鴨川沿いの素晴らしい場所に位置しているのがわかりますね。建物自体は低層で、周りの景観に溶け込む上品なデザインです。
ホテルのエントランスへと続くアプローチはこんな感じになっています。左右は浅い川になっていて、間接照明が施された橋をわたりつつ、エントランスへと導かれるような造りになっています。にくい演出ですよね。ムード満点です。
私が訪れたのは11月上旬ということで、紅葉にはまだちょっとはやかったのですが、ホテル内の木々もうっすらと色づいていてとても綺麗でした。紅葉が本格化したら、さぞ綺麗でしょうね。
エントランスを抜けると、大きな松の盆栽がお出迎えしてくれます。とても立派ですね。圧倒されます。
館内には、こちら以外にもたくさんのオブジェが飾られています。ホテルの内装もモダンかつスタイリッシュで、ホテル全体がまるで美術館のようです。
レセプションに向かう途中には「ピエールエルメ」のショップもあります。こちらのショップには、「ザ・リッツ・カールトン京都」オリジナルの商品もあるそうです。
「ザ・リッツ・カールトン京都」のレセプションはこんな感じです。きらびやかな空間ですよね。スタッフの中には、着物の方もいらっしゃって、雰囲気も抜群です。
客室の用意ができてない場合はレセプションで、用意がすでにできている場合は客室の方でチェックインを行うという流れになります。
チェックインとアップグレード結果
私は、マリオットの会員プログラムである「Marriott Bonvoy」の上級会員である「チタンエリート」になっています。
上級会員になると、チェックイン時に当日の空席状況に応じて客室の無料アップグレードを受けることができるため、いつもドキドキです。
そして、今回のアップグレードの結果はというと・・。
鴨川ビューの客室となる「グランドデラックスKAMOGAWA」へのアップグレードをしていただくことができました!
「ザ・リッツ・カールトン京都」の客室をグレード順に並べると以下のようになっています。
当初の予約が一番スタンダードな「デラックスルーム」でしたので、3段階のアップグレードということになりました。
<「ザ・リッツ・カールトン京都」の客室のグレード>
- デラックス<=当初の予約
- デラックス京都
- デラックスガーデン
- グランドデラックスKAMOGAWA<=アップグレード結果
- ガーデン・スイート
- ガーデンテラスTATAMI
- コーナースイート畳
- コーナースイートKITA
- ガーデンテラス・スイート
- コーナースイートMINAMI
- スイートKAMOGAWA
- スイートTUSKIMI
「グランドデラックスKAMOGAWA」の客室の宿泊料金を調べてみると以下のようになっていました。
デラックスルームの通常料金は「150,000円」でしたので、15,000円ほどの価値のあるアップグレードをしていただいたということになります。
税金やサービス料を加えると宿泊料金は1泊で20万円を優に超えてくるわけで、こんな高価な客室に現金だけではなかなか泊まる勇気がでません。
それが、ポイント宿泊+アップグレードであれば実現できたということで、いつもながら本当にありがたいことです。
私が「Marriott Bonvoy」の上級会員である「チタンエリート」を獲得した方法は記事の後半でご紹介しておりますので、そちらも合わせてご参照ください。
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客室(グランドデラックスKAMOGAWA)の様子
ここでは、アップグレードしていただいた「グランドデラックスKAMOGAWA)」の客室の様子をご紹介していきたいと思います。
客室の全体像と雰囲気
「グランドデラックスKAMOGAWA)」の客室の中はこんな感じです。入り口の扉を開けると、ちょっとしたアプローチがあり、メインとなるリビング&ベッドルームに続く形になっています。アプローチの左側は、ティーセットやミニバーなどが配置されています。
奥に進んでいくとこんな感じです。正面には窓が大きくとられており、左手にベッド、右手にソファーが配置されています。全体的には、ホワイトとブラウンを基調とした内装になっており、落ち着いた中にも高級感のある雰囲気となっています。
この時はダブルベッドルームをアサインいただきましたので、ゆとりのあるサイズのベッドが2台用意されています。寝心地がとても良さそうです。
ソファーはこんな感じです。意外に大きなソファーで、寝転んで寛ぐことができます。
窓の前には、テーブルセットが用意されています。お茶やルームサービスをいただいたりする際に役立ちますね。テーブルセットの周辺には電源も用意されていましたので、ビジネスデスクも兼ねていると思われます。
客室からの眺望
客室からの眺望はこんな感じになります。目の前の鴨川と、それを超えて京都の街並みと山々の景色を楽しむことができます。
窓からはテラスに出られるようになっています。テラスにもチェアが用意されていますので、こちらに座りながら、のんびりと鴨川ビューの景色を堪能することができます。
アサインされたのは低層階(2階)ということで、川のせせらぎや鳥の鳴き声なども聞くことができ、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
翌朝はアクティビティに参加するために早起きをしたのですが、こんな見事な朝焼けに出会うこともできました。感動的です。
バスルームとアメニティの様子
続いては、バスルームとアメニティを確認したいと思います。バスルームは窓とは反対側の奥のエリアに集約されています。
バスルームの中はこんな感じになっています。左手に洗面台、右手にバスタブ&シャワー、奥がトイレという配置になっています。
バスタブはこんな感じです。かなり大型のもので、足を伸ばしてゆったりと寛ぐことができるサイズになっています。バスローブも2着用意されています。
バスタブの脇には、バスソルトも用意されています。用意されていたのは「京都しゃぼんや」というメーカーのもので、ヒノキと柚子、2種類の香りがありました。実際に利用してみましたが、フレッシュでとても良い香りでした。
同じエリアには、シャワーも用意されています。シャワーは天井付きのレインシャワーと可動式のハンドシャワーの2種類があります。とても便利です。
洗面台はこんな感じです。ゆとりの2ボウル仕様です。和を感じさせる「桶」のようなデザインでおしゃれです。
アメニティとしては、イギリスの高級ブランドである「Asprey(アスプレイ)」のものが用意されていました。ただ、石鹸だけは、バスソルトと同じく「京都しゃぼんや」のものも用意されていました。「ザ・リッツ・カールトン京都」ならではの、オリジナリティを感じることができて良いですね。
その他、歯ブラシや綿棒、コットン、カミソリ、ブラシなど、細々したアメニティーの用意もあります。ドライヤーの用意ありました。
その他設備の様子
こちらは、エントラス脇に用意されていた、ティーセットとミニバーです。ティーセットとしては、コーヒーは「ネスプレッソ」、紅茶は「スペシャルT」のマシンが用意されていました。
高級ホテルでは「ネスプレッソ」は定番としてよく見かけますが、「スペシャルT」は珍しいですね。カプセルも、あらかじめ3種類ほど用意されていました。
日本茶については、専用のキットが用意されていました。茶筒の中には「一保堂茶舗」のティーパックがあらかじめセットされていました。これら、ティーセットは当然ながら無料で利用することができます。
こちらは、ミニバーとして用意されている冷蔵庫です。中には、所狭しとドリンクが用意されています。これらの利用は有料になります。
食器類も、あらかじめ種類豊富に用意されています。どれも高級そうですね。
こちらは、クローセットの中です。なかなかの広さがありますね。
クローゼットの引き出しには、セーフティーボックスが格納されています。
また、クローゼットの中には、浴衣があらかじめ用意されています。麻のような生地でできており、大人っぽいモダンなデザインです。
スリッパも用意されています。スリッパはこちらのように、かなりしっかりした作りのものです。使い捨てにするのが、なんだかもったないレベルです。
こちらの浴衣とスリッパは基本室内で利用することになります。ですが、ホテル館内のスパ施設に限っては、浴衣とスリッパでのアクセスも可能ということでした。
浴衣で寝るのはちょっと苦手、という方は、客室係の方にリクエストすることでパジャマを貸していただくことができます。パジャマはこんな感じで、アイロンもパリッときいたとても肌触りの良いものでした。寝心地抜群です。
ウェルカムギフト
最後に、ウェルカムギフトをご紹介しておきたいと思います。我々が利用した日は、実は家族の記念日で、それをお祝いして写真のような花びらのデコレーションとチョコレート(白い食器の中)が用意されていました。
チョコレートはロビーにもあった「ピエールエルメ」のもので、奥さんがとっても喜んでいました。ありがとうございます。
また、ウェルカムギフトとして、フルーツの盛り合わせ(柿とみかん)が用意されていた他、和菓子も2種類ほど用意されていました。
さずが「ザ・リッツ・カールトン」と思わせる温かいおもてなしですね。「ザ・リッツ・カールトン」のホスピタリティーにはいつも感動させられてしまいます。
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ザ・リッツ・カールトン京都 宿泊記:レストラン「ラ・ロカンダ」での朝食をブログレポート
「ザ・リッツ・カールトン京都」では、プラチナ以上のエリート会員にレストラン朝食の特典が提供されます。朝食会場としては、和食の「水暉」と洋食の「ラ・ロカンダ」を選択することができます。
今回私は、「ピエールエルメ」のクロワッサンをいただけるということで評判の高い「ラ・ロカンダ」で朝食をいただいてきました。その時の様子はこちらの記事をご参照ください。
ザ・リッツ・カールトン京都 宿泊記:ゲストアクティビティ「サイクリングツアー」の様子をブログレポート
「ザ・リッツ・カールトン京都」は「ゲストアクティビティ」に力を入れており、ホテル主催のさまざまな体験型のアクティビティを提供しています。
今回私はこの中から「サイクリングツアー」に参加してきました。その時の様子はこちらの記事をご参照ください。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットの上級会員である「ゴールド会員資格」を簡単に獲得する方法があります。それは「SPGアメックス」を保有することです。
SPGアメックスは、もれなくマリオット&SPGのゴールド会員資格を獲得できることや、2年目以降の継続で無料宿泊特典が獲得できるなどの豊富な特典により、近年、急速に人気を高めています。
私の場合は、マリオットの「ゴールド会員」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナ会員」の資格も獲得しました。
プラチナ会員になると、マリオット&SPGのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになり、また、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まるため、マリオットのホテル宿泊をより楽しむことができます。
また、現在は、SPGアメックスへの「入会キャンペーン」も実施しており、条件クリアで大量ポイントを獲得することができます。SPGアメックスへの入会はこのお得なタイミングでぜひご検討ください。
まとめ
今回は、「ザ・リッツ・カールトン京都」の宿泊記として、チェックインからアサインされたお部屋の様子までをご紹介しました。
紅葉の季節にずっと憧れであった「ザ・リッツ・カールトン京都」に、しかも鴨川ビューの素晴らしいお部屋に宿泊できたというのは、とても良い思い出になりました。
京都のマリオットのホテルとしては、「翠嵐」がお気に入りNo1で、実は「ザ・リッツ・カールトン京都」の宿泊前日にも「翠嵐」に宿泊していました。
両ホテルを連続して宿泊してみると、それぞれに素晴らしいところがあり、ともに甲乙をつけがたい高い満足度を得ることができました。
今後は、どちらのホテルに連泊するのか、分泊してハシゴするのか、難しい選択を迫られそうです(笑)。
次回は、チタンエリートの特典として無料で利用することができた「レストラン朝食」の様子をご紹介したいと思います。
==>次の記事
それでは、また!
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