ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)はヒルトン最高級ブランドのラグジュアリーホテルです。2021年9月に京都市北区の鷹峯にオープンしました。当記事ではブログ宿泊記として、ホテルの外観からロビー、アップグレード結果、客室(デラックスルーム)、ティーハウスまで詳しくご紹介していきます。またヒルトンオナーズのダイヤモンド特典についても併せて解説します。
目次
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)とは
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)場所とアクセス
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)基本情報
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記の構成
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:デラックスルームの客室をレポート
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:ティーハウスをレポート
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:ダイヤモンド特典をレポート
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:インルームダイニングとアフタヌーンティーをレポート
- ヒルトンの上級会員に簡単になる方法
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)宿泊料金
- ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)の宿泊記はYouTubeでも公開
- まとめ
- 京都のホテル宿泊記
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)とは
ヒルトン最高級ブランドのホテル
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)は、2021年9月にオープンした新しいホテルです。豊かな自然に囲まれた京都の奥座敷である「洛北」に位置しています。
「LXR Hotels & Resorts」は世界的なホテルチェーンであるヒルトンのブランドの一つです。WALDORF ASTORIA(ウォルドーフアストリア)やCONRAD(コンラッド)と並ぶ最上級ブランドに位置付けられています。
公式サイトでは以下のように説明されています。
LXRホテルズ&リゾーツはヒルトンのラグジュアリーブランドです。世界中の魅力的なロケーションにあり、その土地、歴史、文化に根ざし、唯一無二かつ最高のサービスを提供します。
ROKU KYOTO(ロク京都)はLXR Hotels & Resortsブランドとしてはアジア初そして唯一のホテルとなっています。
「Dive into Kyoto」がコンセプトで天然温泉を使用したサーマルプールが特徴
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)は、「Dive into Kyoto」がコンセプトになっています。知られざる京都の奥深い魅力に浸る唯一無二の体験と非日常のリラクゼーション空間を提供しています。
敷地内には一級河川「天神川」が流れており、平安時代に川のほとりで紙を漉いた紙座があったという歴史があります。紙を漉く(ろく)という言葉が、ホテル名称の「ROKU(ろく)」と由来になっています。
また、ホテル内には雄大な自然の景観を生かしたスパ施設を備えています。宿泊者は天然温泉を使用したサーマルプールを楽しむことができるのも特徴になっています。
ヒルトンの会員プログラムである「ヒルトンオナーズ」に加盟
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)は、ヒルトンの会員プログラムである「ヒルトンオナーズ」に加盟しています。
そのため、ROKU KYOTO(ロク京都)での宿泊でヒルトンオナーズの宿泊実績やポイントを貯めることができます。また、エリート特典を利用することもできます。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)場所とアクセス
京都市北区の鷹峯に位置しており市内中心部からは車で30分ほどの距離
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)は、京都市北区の鷹峯に位置してます。こちらの地域は古くから避暑地として利用されており、市内中心部からは車で30分ほどの距離があります。
最寄駅は京都市営地下鉄「北大路駅」ですが、こちらからもタクシーで15分ほどの距離があり、アクセスは良いとは言えません。
しかしながら、中心部から距離があるだけに山間の豊かな自然と都会の喧騒から隔離された静寂を楽しむことができるようになっています。
<ホテルへのアクセス>
- JR京都駅より:車(タクシー)で約30分
- 京都市営地下鉄「北大路駅」より:車(タクシー)で約15分
ROKU KYOTO(ロク京都)の周辺地図はこちらになります。
ROKU KYOTO(ロク京都)自体は「しょうざんリゾート京都」という結婚式場(ブライダル施設)の敷地内の一角に位置しています。
また、徒歩5分ほどの距離には最高級リゾートホテルと名高い「アマン京都」も位置しています。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)基本情報
全114室の客室のほかダイニングやスパ、サーマルプール、フィットネスなど設備充実
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)は、全114室の客室を備えています。客室は5つのタイプから成り、一番スタンダードな客室でも50平米とゆとりの広さが確保されています。
また、ダイニングとしてレストラン「TENJIN」、施設としてティーハウスやスパ、サーマルプールのほかフィットネスも備えています。
客室数は少ないながらも広大な敷地の中に設備が充実しており、ゆったりと過ごすことができるように工夫されています。
ROKU KYOTO(ロク京都)の基本情報を以下にまとめます。
<ホテルの基本情報>
ホテル名 | ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts |
住所 | 〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1 |
電話 | 075-320-0111 |
チェックイン時間 | 15:00 |
チェックアウト時間 | 12:00 |
客室数 | 114室 |
ダイニング | TENJIN(オールデイダイニング、シェフズテーブル、ザ・バー) |
施設 | ティーハウス、スパ施設、サーマルプール、フィットネス |
公式サイト | https://www.rokukyoto.com/ |
ROKU KYOTO(ロク京都)のプールとサウナ、ジムは宿泊者であれば無料で利用することができます。詳細はこちらの記事をご参照ください。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記の構成
「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」のブログ宿泊記は全部で4部構成になっています。
たくさんの写真を用いてどこよりも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ順番にご参照ください。
<ブログ宿泊記の構成>
- 客室とティーハウス、ダイヤモンド特典のレポート<=当記事
- サーマルスプリングとサウナ、ジムのレポート
- 朝食のレポート
- アフタヌーンティーのレポート
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:デラックスルームの客室をレポート
さて、前置きが長くなりましがら、ここからはROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)に実際に宿泊してみた様子をご紹介していきたいと思います。
ホテルの外観
今回、こちらのROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)を訪れたのは2022年11月下旬になります。
最寄駅となる地下鉄「北大路駅」からはタクシーでアクセスしました。タクシーの乗車時間は15分ほどで料金は2,000円ほどでした。
ROKU KYOTO(ロク京都)の外観はこちらになります。
ロビーやティーハウス、ダイニングといった共用施設は平家建てになっており、周囲に溶け込む和風のデザインになっています。
正面玄関の前は車寄せになっており、中央には「北山杉」が鎮座しています。こちらの北山杉は樹齢400年といわれており、ゲストを暖かく出迎えてくれます。
こちらの北山杉はホテルのシンボルにもなっており、ロゴマークにも採用されています。
ホテルの正面玄関
ホテルの正面玄関はこちらになります。高級旅館のような和の佇まいが素敵ですね。さっそく中に入ってみましょう。
正面玄関を抜けると、軒下の中央部分に水が張られた水盤があります。水盤には植栽もあり、また、その奥には美しい中庭の姿を垣間見ることができます。
正面玄関を抜けると和の雰囲気100%の空間で、別世界に足を踏み込んだような錯覚を覚えます。
こちらの中央エリアから向かって右手が「ロビー」、左手が「ティーハウス」となっています。チェックインの旨を伝えると、ロビーの方へと案内いただきました。
ホテルのロビー
ホテルのロビーはこちらになります。左右が窓で天井の高い明るい空間になっています。木目を生かした和モダンかつナチュラルな内装に癒されますね、
中央のカウンターを取り囲むように周辺にはソファー席が用意されており、こちらに座ってチェックインやチェックアウトの手続きができるようになっています。
入口すぐのところにはコンシェルジュデスク、奥にはレセプションが用意されています。スタイリッシュなデザインでどこを撮っても絵になりますね。
チェックインとアップグレード
チェックインのタイミングではウェルカムドリンクとともにお茶菓子が提供されます。この日はシナモン風味のほうじ茶と、「叶 匠壽庵」の和菓子が提供されました。
甘い和菓子と温かい日本茶をいただき、旅の疲れが癒やされます。
私はヒルトンの会員プログラム「ヒルトンオナーズ」で最上位となるダイヤモンド会員となっています。そのため、チェックイン時には客室のアップグレードを期待できます。
ただ、この時は京都の紅葉シーズンのピークということで上位の客室は満室状態ということでした。そのため、アップグレードはなく、予約どおりの「デラックスルーム」へのアサインとなりました。
こちらROKU KYOTO(ロク京都)の客室のグレードと広さをリストすると以下のようになります。
<客室のグレードと広さ>
- デラックス(50平米)<=予約とアサイン結果
- プレミアデラックス(50平米)
- ガーデンデラックス(67平米)
- プールサイドデラックス(82平米)
- PEAKスイート(100平米)
- ROKUスイート(100平米)
ちなみに、こちらROKU KYOTO(ロク京都)では、たとえダイヤモンド会員であっても、アップグレードされるのは「プレミアデラックス」までと決められているそうです。
ダイヤモンド会員といえど過度の期待は厳禁ですね。
ちなみに、こちらは客室のルームキーになります。ルームキーも木製になっており、和の世界観を演出しています。かっこいいですね。
客室へのアクセス
チェックインの後はアサインされた客室へと向かいます。客室への移動にはスタッフのアテンドがあり、その道中に簡単なホテルツアーがあります。
こちらはホテルの中庭です。とても綺麗に手入れされていて見事です。ところどころ紅葉で赤く色づいているのが美しいですね。
共用施設と宿泊棟の間には大きな池のような水盤が用意されています。水盤には空や雲のほか、中央に配置された植栽も反射していて幻想的な風景です。
まさに非日常の風景ですね。周辺には高い建物がないため圧迫感がなく周辺の山々の景色も併せて楽しめるのが素晴らしいです。
宿泊棟へと続く通路はこんな感じなっています。左右に広がる美しい風景を眺めながら移動することができます。ひさしがあるため雨でも安心ですね。
客室(デラックスルーム)
宿泊棟は4階建てになっており、基本的に客室は2階から4階に配置されています。今回アサインされたのは2階の客室でした。
こちらは客室へと続く内廊下です。片側が窓になっていて明るく上品な雰囲気です。ところどころに和を感じさせるオブジェも飾られていておしゃれです。客室への期待が高まりますね。
全体像と雰囲気
客室の玄関扉を開けるとこんな感じになっています。ちょっとした玄関スペースと廊下が設けられており、右手にトイレとクローゼット、左手にバスルーム、正面奥に寝室が配置されています。
寝室の全体像はこんな感じになっています。今回はルームタイプとして「キング」を選択したため、中央にはキングベッドがどどんと置かれています。
正面奥は壁一面が窓になっています。窓の外には美しい眺望が広がっていて額縁に収められた絵画を眺めているようです。
窓際にはそれに沿うように幅のあるソファーが置かれており、好きな姿勢でくつろぎながら眺望を楽しめるようになっています。
左右に設けられた飾り棚から溢れる間接照明の灯りも美しいですね。リラックスした気分に浸ることができます。
窓側から寝室を眺めるとこんな感じになってます。ベッドの正面には壁掛けTVが配置されており、ベッドでごろごろくつろぎながら鑑賞できるようになっています。
写真では小さく見えますが、55インチと十分な大きさがあります。
また、寝室と廊下の間には木製の扉が用意されており、気分に応じて空間を区切って使うこともできるようになっています。
眺望
窓からの眺望はこちらになります。正面に見えるのが中庭で、左手にはレセプション棟やレストラン棟、右手には宿泊棟という配置になっています。
2階の客室ということで眺望が少し心配でしたが、中庭との距離が近く美しい植栽をじっくりと楽しむことができてかえって良かったかもしれません。
中庭越しに、周辺の山々の景色も楽しめるのは素晴らしいですね。
ウェルカムギフト
寝室の一角にはテーブルとチェアが配置されており、そのテーブルの上にウェルカムギフトが用意されていました。
この日のウェルカムギフトは「フルーツ」と「あられ」になっていました。フルーツは「マスカット」と「きんかん」で、秋を感じさせるセレクションですね。
あられは、抹茶や甘酒、紫いもなど、京の素材が活かされたものでした。ティータイムにいただいてみましたが、どちらも質が良くとても美味しくいただきました。
寝室
ベッドはこちらになります。シワひとつないシーツが美しいですね。
ヘッドボードの上の壁紙には「唐紙」が用いられているということで、間接照明の灯りを受けてやわらかく温かい雰囲気を演出しています。とても素敵です。
サイドデスクには、照明のコントロールボタンのほか、時計とモバイルスピーカーが配置されています。照明はライトのほか、シェードやブラインドといったカーテンもボタン一つで開閉することができます。とても便利です。
モバイルスピーカーは「BALMUDA(バルミューダ)」のものになっていました。真空管を用いたレトロなデザインが客室の雰囲気とマッチしています。細かいところにもこだわりを感じますね。
ミニバー
寝室の一角にはミニバーが用意されています。ミニバーはこちらのように木製のキャビネットの中に収納されています。
扉を開けると上段は飾り棚になっていて、ボトルが美しくディスプレイされています。
ウィスキーやウォッカ、赤ワインは、それとマッチするようなおつまみとのマリアージュが提案されています。心憎い演出ですね。思わず手に取りたくなってしまいます。
コーヒーは「NESPRESSO(ネスプレッソ)」のマシンが用意されていました。また、水はエコを意識してなのか、ガラス瓶のものが用意されていました。
下段の引き出しの中には、プレートとカトラリーのほか、コーヒーのカプセルと日本茶、紅茶のティーバッグが用意されています。
ティーバッグは、京都の「緑茶」と「茉莉花(ジャスミン)茶」「カモミール&ロースト茶」の3種類が用意されていました。どれも「ROKU KYOTO」のロゴ入りとなっており高級感がありますね。
こちらはグラスなどなど。どれも美しく磨かれています。指紋ひとつありません。
こちらはポットとアイスペール。どちらも黒で統一されています。
冷蔵庫の中には、あらかじめドリンクが用意されています。
ちなみに、水(カウンターの上のガラス瓶)とお茶のティーバッグ、コーヒーは無料で利用できますが、それ以外は有料となります。利用する際は注意しましょう。
バスルーム
続いては、気になるバスルームを確認していきましょう。バスルームの扉を開けると、左手に洗面台、右手のバスタブとシャワーが配置されています。
洗面台はこんな感じで2ボウルになっています。黒いタイルと同じく黒い陶器製のボウルがシックでスタイリッシュな雰囲気です。高級感を感じますね。
タオルは今治タオルでふかふかです。あらかじめ豊富に用意されていて安心です。
バスタブとシャワーはガラス扉で仕切られたエリアに用意しています。こちらも黒のタイルで統一されています。
シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの両方が用意されています。
バスタブは広さがあり深さも十分です。たっぶりとお湯を張ってゆったりとリラックスすることができます。また、正面の目隠しは寝室側の扉を開けることで開放することができます。
目隠しを外すと寝室越しに庭園の眺望を楽しむことができるようになります。日本庭園ビューのビューバスなんて素敵ですね。
湯量はこんな感じで豊富ですぐにお湯を張ることができます。バスソルトを入れて入浴すればちょっとした温泉気分を味わうことができますね。
アメニティー
アメニティーは「VOTARY(ボタリー)」というイギリスのスキンケアブランドのものになっていました。チューブ式になっていてフレッシュな状態で利用することができます。
天然成分にこだわっているということでとても良い香りで使い心地も抜群でした。シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローションと4点セットで揃っているのも嬉しいですね。
また、洗口剤に加えてバスソルトも用意されていました。こちらのバスソルトもホテルオリジナルで、100%自然素材で京都で作られているそうです。
歯ブラシ、コーム、髭剃りといった細々としたものは、引き出しの中に収納されています。ロゴ入りの箱に入っていて高級感がありますね。
ブラシの箱を開けてみたところ、木製のしっかりとしたものが入っていました。使い捨てにするのがもったいないほどのクオリティーですね。
ドライヤーは「REPRONIZER(レプロナイザー)」のものが用意されていました。こちらは「4DPlus」というシリーズのものですが、Amazonで購入すると5万円以上もする高級品です。
アメニティーから備品まで、こだわりを感じますね。
クローゼット
クローゼットはこちらのように2面で構成されており、ウォークイン風の広々としたスペースが確保されています。
ハンガーがたっぷりと用意されており収納力は抜群です。
引き出しの中にはパジャマが用意されています。パジャマは上下セパレートのやわらかい生地で着心地の良いものでした。
胸元に「ROKU KYOTO」のロゴが入っていて特別感がありますね。
さらに下段の引き出しの中には、雪駄(草履)とスリッパが用意されています。雪駄(草履)は、スパやサーマルプールなど館内の移動に利用することができます。
スリッパは基本的には室内用でこんな感じになっています。しっかりとした作りになっていて「北山杉」がモチーフとなったホテルのロゴマークも入っています。
使い捨てにするのがもったいないですね。持って帰りたくなりますね(持ち帰りは自由です)。
また、同じくクローゼットには、こちらのように「鳥獣戯画」がモチーフになった「お散歩バッグ」が用意されています。かわいいデザインですね。
ちょっと小さなサイズで、館内散策の際に鍵や財布など小物を入れて持ち歩くのに重宝しました。こちらは持ち帰り不可となっていますのご注意ください(欲しい場合は購入することができます)。
もう1面のクローゼットの中には、金庫とバスローブが用意されています。
バスローブは表面は艶やか、内側はしっとりとしたやわらかい生地でとても上質なものでした。お風呂上がりに試してみたところ、気持ち良すぎでずっと着ていたくなりました。幸せな気分です。
トイレ
トイレはバスルームとは反対側の扉の中に用意されています。こんな感じで手洗い場も用意されていました。もちろん、ウォシュレット付きで快適そのものです。
TVと貸出備品
こちらROKU KYOTO(ロク京都)のテレビは非常に機能が充実しています。
まずこちらはリクエストサービスの画面です。インルームダイニング(ルームサービス)のほか、客室清掃&ターンダウンや、アメニティーの追加も画面でオーダーすることができます。
いちいち電話しなくて済むためとても便利です。
こちらはリクエストアメニティの画面です。貸出備品もこちらからオーダーすることができます。
貸出備品としては以下のようなものが用意されていました。
<貸出備品>
- 加湿空気清浄機、BD/DVDプレイヤー、ヘアアイロン/ヘアカーラー、衣類スチーマー、着物ハンガー、ベビーベッド/寝具、おむつポッド、ベビーバス、お子様パジャマ(S、M)、各種枕(低反発、そば殻、半そば殻、抗アレルギー、ノンフェザー)、手桶/洗面器/風呂椅子
こちらは実際に貸し出ししていただいた「ヘアアイロン」です。ドライヤーと同じく「REPRONIZER(レプロナイザー)」のものになっていました。高級品がやってきてビックリです。
また、無料提供品として以下のようなものが用意されています。
<無料提供品>
- スキンケアセット、ネイルケアセット、キッズアメニティ、耳栓
こちらは実際にご提供いただいた「スキンケアセット」です。高級スキンケアブランドの「Omnisens(オムニセンス)」のものがやってきました。こちらも嬉しいサプライズですね。
洗顔料、メイク落とし、乳液、化粧水の4点セットが揃っています。至れり尽くせりですね。
また、TVからは、サーマルプールやレストランといったホテル内施設の混雑状況のほか、アプリケーションとして動画配信サービスを楽しむことができます。
対応しているのはNetflix、PrimeVideo、Hulu、U-NEXT、YouTube、AbemaTVとなっていました。
私はホテル宿泊の際には、動画配信サービスを楽しむために「Fire TV Stick」を持ち歩いていますが、こちらのホテルの場合は必要ありませんね。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:ティーハウスをレポート
ティーハウスの基本情報
ROKU KYOTO(ロク京都)には「ティーハウス」という共用施設が用意されています。こちらは名前の通りお茶を楽しむ施設で、宿泊者ならいつでも無料で利用することができます。
基本情報は以下になります。
場所 | 1階 |
営業時間 | 7:00~21:00 |
利用料金 | 宿泊者無料 |
ティーハウスの外観と内観
場所はレセプションのちょうど向かい側で独立した建屋になっています。
ティーハウスの内観はこんな感じになっています。2面が中庭に向かった窓になっており、天井が高く明るく開放感の高い空間になっています。
エリアの中には、ゆったりとしたソファー席が多く並べられており、落ち着いてお茶をいただくことができるようになっています。
ティーハウスのサービス内容
お茶はティーカウンターに用意されています。基本はセルフサービスになっており、自分でお茶を淹れて好きなテーブルまで運んでいくようなシステムになっています。
お茶はこんな感じのティーバッグが常時5種類ほど用意されています。どれも「ROKU KYOTO」のロゴ入りでオリジナルのブレンドになっています。
また、お茶菓子として「落雁」も用意されていました。
美味しいお茶をいただきながら、美しい中庭の眺望を楽しむことができます。なかなかに優雅な時間を過ごすことができました。
こちらROKU KYOTO(ロク京都)にはクラブラウンジはありません。しかしながら、これだけ上質なティーハウスが用意されているなら、その代替として十分な価値を提供できていると感じました。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:ダイヤモンド特典をレポート
エリート特典一覧(ゴールド&ダイヤモンド)
さて、続いては「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)」で受けることができるエリート特典をご紹介したいと思います。
ヒルトンオナーズのゴールドおよびダイヤモンドのステータスで受けられる特典を表でまとめると以下のようになります。
<エリート特典一覧>
ゴールド | ダイヤモンド | |
アーリーチェックイン(最早12時から) | ◯ | ◯ |
レイトチェックアウト(最遅15時まで) | ◯ | ◯ |
アップグレード | ◯(1ランクまで) | ◯(プレミアデラックスまで) |
朝食無料 | ◯ | ◯ |
エクスペリエンスクレジット | ◯ |
アーリーチェックインとレイトチェックアウトはステータス共通の特典で、当日の予約状況により可能になる場合があります(どちらも保証ではりません。保証が必要な場合は別途料金が必要なります)。
アップグレードに関しては、ダイヤモンドであっても「プレミアデラックスまで」と決められていますので、基本的には1ランクアップまでということになりそうです。
朝食無料の特典はゴールドから受けられるのが嬉しいポイントですね。1人あたり「5,692円」の朝食が最大2人まで無料で利用できので、2人で利用すれば「11,384円」の価値を無料で受けられるという計算になります。
ROKU KYOTO(ロク京都)の朝食はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
また、ROKU KYOTO(ロク京都)のダイヤモンド特典として特徴的なのは「エクスペリエンスクレジット」になります。
ダイヤモンド特典は「エクスペリエンスクレジット」が特徴的
ダイヤモンド会員様は、特典として1泊1部屋あたり10,000円の「エクスペリエンスクレジット」が付きます(2泊目以降は1泊につき5,000 円追加)。
このエクスペリエンスクレジットは、館内のレストランやスパをはじめ、様々なアクティビティやサービスに利用することができます。
アクティビティやサービスの利用料金を部屋付けにしておけば、チェックアウトの際にクレジット分を差し引いて精算されるという仕組みになっています。
利用可能なサービスについては、チェックイン時にこちらのような説明書が提供されます。この中には、インルームダイニングやミニバーを含まれていますので、無駄なく利用することができるのが嬉しいところです。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)ブログ宿泊記:インルームダイニングとアフタヌーンティーをレポート
インルールダイニング
せっかく「エクスペリエンスクレジット」をいただいたので、インルームダイニングを利用してみました。
インルームダイニングとしては「国産牛リブロースのステーキ重(4,807円)」と「アメリカンクラブハウスサンドウィッチ(3,036円)」「季節の彩りサラダ(2,024円)」の3品をオーダーしました。
合計は「9,867円」でしたが、HPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)会員特典で20%割引になったため最終的には「7,893円」になりました。
どれもクオリティが高く美味しかったのですが、特に「国産牛リブロースのステーキ重」のお肉がジューシーでやわらかくて絶品でした。
アフタヌーンティー
翌日にはアフタヌーンティーを利用しました。アフタヌーンティーは1人「6,325円」ですが、エリート会員向けのレストラン割引で25%オフの1人「4,744円」で利用することができました。
どのフードも美しく絶品の数々で優雅な時間を過ごすことができました。アフタヌーンティーの詳しい様子は後続の記事でご紹介したいと思います。
ダイヤモンド特典として10,000円分の「エクスペリエンスクレジット」があったおかげで、リーズナブルにホテルでの食事を楽しむことができました。感謝感謝ですね。
ROKU KYOTO(ロク京都)のアフタヌーンティーの様子はこちらの記事をご参照ください。
ヒルトンの上級会員に簡単になる方法
ヒルトンアメックスの入会でもれなくゴールド会員資格を獲得
ヒルトンの会員プログラムである「ヒルトンオナーズ」の上級会員に簡単になる方法があります。それは「ヒルトンアメックス」に入会することです。
ヒルトンアメックスには「普通カード」と「プレミアムカード」の2種類がありますが、年会費の安い「普通カード」でも入会するだけで「ゴールド会員資格」を獲得することができます。
ゴールド会員資格で得られる主な特典は以下になります。
<ゴールド会員特典>
- 無料朝食サービス
- 客室のアップグレード(エグゼクティブまで)
- レイトチェックアウト
- ボーナスポイント加算(+80%)
- 会員向け割引
- 特典滞在時のリゾート料金不要
- デジタルチェックイン&客室の選択
- デジタルキー
- 客室内およびロビーでのWiFi
- 2人目のお客様宿泊無料
- ポイント譲渡およびポイントプール無料
- スタンダードルーム特典で5泊目無料
- ボトルウォーター2本
- エリート会員の繰越特典
- 無制限のマイルストーンボーナス
青字が重要な特典ですが、中でも「無料朝食サービス」を受けられるのが最大の魅力です。
この「無料朝食サービス」は、会員1名と会員と同室に宿泊の1名まで、つまり合計2名に適用されます。
ホテルでの朝食は平均して1人3,500円ほどが相場になりますので、1回2名で利用するだけで7,000円ほどの価値になります。
しかも、連泊した場合は滞在中の毎朝で利用することができます。
ヒルトンアメックス(普通カード)の年会費は「16,500円(税込)」ですのが、ヒルトンのホテルに年3回以上宿泊する方であれば、年会費の元を十分に回収することが可能です。
それに加えて、「客室のアップグレード」や「レイトチェックアウト」の特典も受けることができますので、ヒルトンでのホテル滞在がより快適で充実したものになります。
ヒルトンアメックスプレミアムの決済条件クリアでダイヤモンド会員資格を獲得
最上位の「ダイヤモンド会員資格」を獲得したい方は「ヒルトンアメックス(プレミアムカード)」がオススメです。
年会費は「年66,000円(税込)」と高額にはなるもの、年200万円以上の決済条件クリアで「ダイヤモンド会員資格」を獲得することができます。
ダイヤモンド会員になれば「エグゼクティブラウンジへのアクセス権」が追加されるため、ホテル宿泊をより楽しく満喫することができるようになります。
また、「ウィークエンド無料宿泊特典」を継続で1泊分、年300万円以上でさらにもう1泊分、合計で最大2泊分獲得できるため、年会費以上の価値を獲得することも十分に可能となっています。
ヒルトンアメックスはお得な入会キャンペーンを実施中
そんなヒルトンアメックスでは入会キャンペーンを実施しています。
条件クリアで大量ポイントを獲得できるため初年度の年会費負担を大きく軽減することができます。
ヒルトンアメックスの入会キャンペーンの最新情報はこちらの記事をご参照ください。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)宿泊料金
ヒルトンオナーズのエリート特典を利用するには公式サイトからの予約が必要
ヒルトンオナーズのステータス特典を利用するには公式サイトからの予約が必要です。
私が利用したタイミングでは、一番スタンダードな客室である「デラックスルーム」は1泊1室で75,000円(サ別)ほどの価格設定になっていました。
ヒルトンオナーズの会員でない方はホテル予約サイトの利用も便利です。最新価格は以下のリンクからご確認いただけます。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)会員なら宿泊料金が25%オフ
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)は会員制の優待プログラムです。
HPCJの会員になると、宿泊料金が25%オフになる他、以下のような魅力的な特典を受けることができます。ヒルトンのホテルをよく利用する方であれば入っておいて損のないプログラムとなっています。
<HPCJの主な特典>
- 宿泊割引(25%オフ)
- レストラン割引(最大20%オフ)
- 割引券プレゼント(合計10,000円分)
- シルバー会員資格プレゼント(初年度)
- バースデーケーキをプレゼント
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)の詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)の宿泊記はYouTubeでも公開
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)の宿泊記は動画にまとめてYouTubeにもアップしています。ホテルの空気感は動画の方が感じやすいと思いますのでこちらもぜひ併せてご参照ください。
まとめ
今回は、ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク京都)のブログ宿泊記として、ホテルの外観からロビー、アップグレード結果、客室(デラックスルーム)、ティーハウスまで詳しくご紹介していきました。
また記事の後半では、ヒルトンオナーズのダイヤモンド特典についても解説しました。
ROKU KYOTO(ロク京都)は、ヒルトンの中でも最高級ブランドのホテルということでかなり期待して伺ったのですが、その期待を裏切らない内容となっていました。
特に、ホテルのロビーやティーハウス、中庭といったハード面は秀逸で、コンラッド東京やコンラッド大阪をも上回るものと感じました。
一方で、スタッフのサービスを主体とするソフト面では、総合的には高いレベルを維持していますが、思わぬところに穴があったりと硬さを感じるところもありました。
ただ、オープンしてからまだ日が浅いということを考えると、それらも次第に改善していき、より素晴らしいホテルになっていくのではないかと思います。
ホテルのコンセプトは「Dive into Kyoto」ですが、そのコンセプト通りに京都の奥深い魅力に浸る非日常のリラクゼーションを体感することができました。
次の記事では、ホテルの特徴ともなっている「サーマルプール」の様子をご紹介したいと思います。
==>次の記事
それでは、また!