ザ・リッツ・カールトン東京の朝食をブログレポート!タワーズのセットメニューの価格と内容は?
今回は、「ザ・リッツ・カールトン東京」のレストラン「タワーズ」でいただいた朝食の様子をご紹介したいと思います。こちら「タワーズ」では、以前は朝食ビュッフェが提供されていましたが、現在はコロナ禍の影響で「セットメニュー」のみの提供となっています。ただ、セットメニューとはいえ、選択肢が豊富でボリュームも十分あり、非常に満足度の高い内容となっていました。当記事では、会場の雰囲気からメニュー、価格、提供内容まで、詳しくご紹介していきたいと思います。
更新履歴(2023年4月20日):最新情報を追記しました。
目次
ザ・リッツ・カールトン東京とは
ザ・リッツ・カールトンはマリオットの最上級ブランドの一つ
「ザ・リッツ・カールトン」は、世界最大のホテルグループである「マリオット」グループのブランドの一つです。その中でも、最上級のブランドに位置付けられています。
「ザ・リッツ・カールトン」は、「マリオット」のブランドの一つであるため、マリオットの会員制度「マリオットボンヴォイ」の宿泊実績付与や、リワードポイントを利用した無料宿泊も可能となっています。
また、宿泊時はエリート特典を利用することもできます。
マリオット公式サイトはこちらからアクセスできます。
ザ・リッツ・カールトン東京は「東京ミッドタウン」の高層階に位置
「ザ・リッツ・カールトン東京」は、東京で一番高い場所にあるホテルとして有名です。
ホテルとオフィス、店舗などを併設した複合施設である「東京ミッドタウン」内の超高層ビル 「ミッドタウン・タワー」の45階から53階に入居しています。
フロント、ロビー、レストランは45階、客室は47階以上という高層階に設置されています。また、客室は最も狭いものでも52平米以上という、高級ホテルならではのゆとりある設計となっています。
<ザ・リッツ・カールトン東京の基本情報>
- 場所:「東京ミッドタウン」、「ミッドタウン・タワー」の45階から53階
- チェックイン時間:15:00
- チェックアウト時間:12:00
ザ・リッツ・カールトン東京 – Ritz-Carlton | オフィシャルサイト
「ザ・リッツ・カールトン東京」の周辺地図はこちらになります。
ザ・リッツ・カールトン東京:朝食会場の選択肢
「タワーズ」と「ザ・ロビー・ラウンジ」で朝食を提供
「ザ・リッツ・カールトン東京」には、いくつかのダイニング設備が用意されています。その中で、朝食を提供している主な施設は以下になります。
<朝食を提供している主な施設>
- タワーズ
- ザ・ロビー・ラウンジ
「タワーズ」と「ザ・ロビー・ラウンジ」は共にロビーフロアである45階に位置しており、通常であればビュッフェ形式での朝食を提供しています。
ただし、コロナ禍ではビュッフェは休止となっており、セットメニューでの提供となります。また、私が訪れた2021年1月中旬では、「ザ・ロビー・ラウンジ」の朝食提供は休止になっていました。
コロナ禍ではダイニングの営業時間や提供内容が変更になることが多くなりますので、最新情報はホテルの公式サイト等をご参照ください。
「ザ・ロビー・ラウンジ」の朝食ビュッフェの様子は別記事としてまとめております。ご調味の方は併せてご参照ください。
ザ・リッツ・カールトン東京:タワーズの概要と営業時間
タワーズは2つのタワーを眺められるロビー階に位置するレストラン
「タワーズ」は、ロビーフロア(45階)に位置しているレストラン(コンテンポラリーグリル)です。
東京タワーと東京スカイツリーという、東京のシンボルとなる2つの「タワー」を眺められることから、この名称が付けられています。
ディナーの時間には、ホテル全体のデザインテーマである「和と西洋の融合」を意識し、プレミアムな和牛や新鮮な魚も含めた、国内外の厳選食材をグリルで楽しむことができます。
営業時間は以下のようになっています。今回は朝食の時間帯で利用させていただきました。
<営業時間>
- ブレックファスト :7:00~10:30 <=今回利用
- ランチ:11:30~16:00 (L.O. 15:00)
- ディナー:17:00~20:00 (L.O. 19:00)
ザ・リッツ・カールトン東京:朝食のメニューと価格、提供内容をブログレポート<タワーズ>
今回私は、こちら「ザ・リッツ・カールトン東京」のクラブフロアに宿泊していました。クラブフロアに宿泊の場合、「クラブラウンジ」で朝食をいただくことができます。
ただし、私が訪れた2021年1月中旬では、クラブラウンジでの朝食は「タワーズ」での提供に振替になっていました。
そこでここからは、「タワーズ」でいただくことができた朝食のメニューと内容をご紹介していきたいと思います。
2023年4月に訪れたタイミングではクラブラウンジでの朝食が復活していました。詳細はこちらの記事をご参照ください。
タワーズの外観と全体像
「タワーズ」の外観はこんな感じです。レセプションのすぐ横に入り口があります。
こちらは「タワーズ」の外観です。こちらの施設は、星付きレストランである「Azure45」とショコラティエのブティックである「La Boutique」とエントランスが共通となっています。
エントランスから中に入るとこんな感じになっています。
手前はちょっとした通路になっており、右手には「La Boutique」のディスプレイが併設されています。まだ、左手には窓にそって「タワーズ」のボックス席も配置されています。
さらに奥に進むと、「タワーズ」のダイニングエリアに到達します。窓が大きくとられており、明るく開放的な雰囲気で、内装はモダンでスタイリッシュです。
ダイニングエリアには、2人から4人掛けが中心となるテーブル席やソファー席が配置されています。今回は、窓側のテーブル席をアサインいただきました。
窓の外にはちょうど「東京タワー」の姿を捉えることができますね。この日は雨模様でしたが、それでも綺麗な眺望は魅力的です。
朝食のメニューと価格
さて、そんなこんなでテーブルに着席すると、メニューの説明があります。
こちら「タワーズ」の朝食メニューはこちらになります。私が訪れたタイミングでは、洋食セットとなる「TOWERS BREAKFAST」の1種類のみの提供となります。
価格は記載されていませんが、大人1名「4,500円(税サ抜)」という価格設定になっています。
メニューの表面には、ドリンクとパン、前菜、ヨーグルトの記載があります。ドリンクは6種類のフルーツジュースからの選択式になっています。
パンとヨーグルトについては、トロリー(ワゴン)での提供となっており、種類豊富な選択肢の中から好きなものが選択できるようになっています。
メニューの裏面には、メインの記載があります。メインには、卵料理やワッフル、パンケーキなど全部で8種類ほどがリストされており、好きなものを「2皿」選択することができます。
前菜やパン、ヨーグルトに加えて「2皿」選択できるというのは贅沢ですね。
写真では見にくいかもしれませんので、メニューの内容を以下に転記させていただきます。併せてご確認ください。
<朝食メニュー(TOWERS BREAKFAST)>
- お好みのフルーツジュース
- オレンジ、リンゴ、グレープフルーツ、トマト、パインアップル、クランベリー
- 自家製ベーカリー各種
- 前菜
- フルーツの盛り合わせ
- グリーンサラダ(シーフードを添えて)
- 生ハムとチーズ
- ヨーグルト各種
- メイン
- 季節のポタージュ(季節の鮮魚)
- お好みの卵料理(付け合わせにハム、ベーコン、チキンまたはポークソーセージ)
- タワーズオムレツ(九条ネギ、パルメザンチーズ)
- クラシックエッグベネディクト(ハムまたはスモークサーモン、ほうれん草、オランデーソース)
- ヘルシーポーチドエッグ(紫蘇とアボガドのワカモレ、カンパーニュ、カラマタオリーブ)
- パンケーキ / クロワッサンワッフル / フレンチトースト(メイプルシロップ、バニラクリーム、ベリー)
メインはどれも魅力的な内容で迷ってしまいますね。青字の「クラシックエッグベネディクト」と「クロワッサンワッフル」については、シグネチャーディッシュとしてお勧めとなっていました。
今回我々は夫婦2人で利用しましたので、私は「タワーズオムレツ」と「クロワッサンワッフル」、妻は「季節のポタージュ」と「クラシックエッグベネディクト」をそれぞれオーダーすることにしました。
2023年4月時点では「TOWERS BREAKFAST」の価格は5,800円(税サ込)となっています。また「JAPANESE BREAKFAST」も同じ価格で提供されるようになりました。
朝食の内容(洋食セットメニュー)
ドリンク
さて、それではここからは、実際にいただいたものをご紹介していきたいと思います。ドリンクとしては、まずは「オレンジジュース」と「コーヒー」をいただきました。
「オレンジジュース」は、果実の実を感じることができるフレッシュな生搾りタイプでなかなかの美味しさ。ドリンクについては、種類の交換を含めて、自由におかわりすることができるようになっていました。
フード
フードとしては、まずはベーカリーの盛り合わせがトレイに乗せられてやってきます。どれも見た目がとても綺麗で美味しそうですね。
こちらから、好きなものを選択していただくことができます。おかわりも自由になっていますので、後で追加することもできます。
この日は、まずはクロワッサン及びホワイトチョコと抹茶のパンをいただきました。どちらもほんのりと温かく、焼きたて感が伝わってくるような仕上がりになっていました。味はどちらも間違いのない美味しさです。
続いては、ヨーグルトの盛り合わせがトレイに乗ってやってきます。左から、パンナコッタ、マンゴー、いちご、プレーン(ベリー添え)となっています。こちらも、どれも美味しそうですね。デザートプレートのようで気分が高まります。
パンとヨーグルトの選択が終わると、前菜がやってきます。前菜は3段トレイの「ボウル」に入っていて、目の前でお皿が展開されていきます。見た目でも楽しませてくれる工夫が素晴らしいです。
一番上のトレイは「生ハムとチーズ」となっています。チーズは2種類ほど、生ハムは3種類ほどの盛り合わせになっています。どちらも良い素材が使われており、レベルの高さが伺える内容です。
2段目のトレイは「グリーンサラダ」です。葉物野菜に加えて、マグロのたたきとサーモンが添えられています。シーフードはどちらも新鮮で、とても美味しくいただきました。
ただ、どちらも大振りで前菜といえどもなかなか食べ応えがあります。
3皿目のトレイは「フルーツ」です。メロン、キウイ、イチゴ、パイナップル、ベリーなどカットフルーツの盛り合わせになっています。こちらも、どれも良い素材が使われています。
前菜については、2人で1つのボウルをシェアする形になっていましたので、写真の内容は「2人分」ということになります。
2人でシェアするとはいえ、写真で見た通りかなりのボリュームがありますので、少食の方であれば、パンとヨーグルト、前菜だけでも十分お腹いっぱいになってしまいます。
後半に提供されるメインのために、ボリュームをコントロールしながら食べ進める必要があります(笑)。
続いて、しばらくするとお待ちかねのメインが登場します。まず、こちらは「季節のポタージュ」になります。中には、ボイルされた「季節の鮮魚」も入っています。
「季節のポタージュ」はメレンゲのようなふわふわとした口当たりで、やさしく火が通された「季節の鮮魚」とのバランスが最高でした。
続いてこちらは「クラシックエッグベネディクト」です。具材については「ハム」または「スモークサーモン」から選択、もしくは、1つずつということもできます。今回は、せっかくなので「1つずつ」いただいてみました。
写真ではわかりづらいのですが、かなり大きめのエッグベネディクトとなっており、ほうれん草やスモークサーモンといった具もたっぷりです。
オランデーズソースと卵の黄身の味も味も濃厚で、非常に満足度の高い一品です。小食の方は1ポーションだけでも良いかもしれません。
続いてこちらは「タワーズオムレツ」です。ふわふわの卵の中には「九条ネギ」がミックスされており、ちょっと和なニュアンスになっているのが特徴です。付け合わせは、ハムとベーコン、ソーセージを一通りいただてみました。
トーストされたパンも添えられており、こちらもなかなかボリュームがありますね。
そして最後はこちら「クロワッサンワッフル」です。メイプルシロップとバニラクリーム、ベリーが添えられています。
こちらは、クロワッサンをベースにワッフルメーカーで焼いて仕上げられているということで、カリッとした食感でデザートとして最適でした。ボリュームもほどよい感じです。
利用した感想
レストラン「タワーズ」での朝食は、会場の雰囲気や眺望もよく、スタッフの方のサービスもスマートで、料理のクオリティーも高いものでした。
3段トレイで提供される前菜や、ワゴンで提供されるベーカリーやヨーグルトのプレゼンテーションも高級感があり、味だけでなく見た目でも楽しむことができました。
料金は「4,500円(税サ抜)」と決して安くはありませんが、提供される内容から考えるとコストパフォーマンスに優れていると言えると思います。
特に、メインが「2皿」オーダーできるというのは、満足度を高めていますね。ただ、ボリュームはかなりありますので、メインに到達する前にお腹いっぱいにならないようにペース配分するようにしましょう。
ザ・リッツ・カールトン東京のアクセス
ザ・リッツ・カールトン東京の最寄駅は地下鉄の「六本木駅」
「ザ・リッツ・カールトン東京」の最寄駅は地下鉄の「六本木駅」となります。中でも「都営大江戸線」からは地下通路で直結しており雨でも濡れることなくアクセスすることができます。
<鉄道でのアクセス>
- 都営大江戸線:8番出口より地下通路直結
- 東京メトロ日比谷線:4a出口側から地下通路を経由し、8番出口より地下通路直結
「ザ・リッツ・カールトン東京」の周辺地図はこちらになります。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、「ザ・リッツ・カールトン東京」のレストラン「タワーズ」でいただいた朝食の様子をご紹介しました。
こちら「タワーズ」では、以前は朝食ビュッフェが提供されていましたが、現在はコロナ禍の影響で「セットメニュー」のみの提供となっていました。
セットメニューとはいえ、おかわり自由なドリンク、ワゴンで提供されるベーカリーやヨーグルト、3段トレイで提供される前菜、2皿選択可能なメインというように、柔軟性の高い内容となっていました。
また、ボリュームもたっぷりありますので、ビュッフェ好きな方でも満足できる内容となっているのでないかと思います。
私は以前、ビュッフェも利用したことがありますが、満足度としてはセットメニューの方が高いと感じました。また機会があれば、ぜひ伺わせていただきたいと思います。
マリオットのホテル予約はベストレート保証の受けられる公式サイトからがオススメです。最安値から最大25%の割引を受けられます。
マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
それでは、また!
ザ・リッツ・カールトン東京の関連記事
こちら「ザ・リッツ・カールトン東京」の客室やクラブラウンジ、プールやサウナなどの様子は別記事にまとめております。とても素晴らしいホテルとなっておりますので、併せてご参照ください。