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羽田空港国際線 ANAスイートラウンジ訪問記「DINING h」は呼び出し式に!

羽田空港国際線 ANAスイートラウンジ訪問記「DINING h」は呼び出し式に!

今回は、羽田空港国際線「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」に潜入してきましたので、その様子を訪問記としてご紹介したいと思います。「ANA SUITE LOUNGE」は、一般的には「ファーストクラスラウンジ」と言われるANAの中で最上級のラウンジです。特に、羽田空港 国際線では「DINING h(ダイニングh)」という本格的なレストラン形式のフードサービスも用意されており、質の高い食事をいただけるとの噂です。私は今回、国際線「ANAビジネスクラス」搭乗かつ「ANAプラチナ」サービスメンバーでしたので、本来であれば利用資格はありませんが「ANA SUITE LOUNGE利用券」を入手することで利用することができました。当記事では、そんな、羽田空港 国際線「ANAスイートラウンジ」の場所や行き方から、営業時間、気になる食事やドリンクの品揃え、シャワーの様子まで、まるまるっとご紹介したいと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

目次

ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE):概要

ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)とは

羽田空港の国際線「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」は、航空会社ラウンジと呼ばれるものです。

ANAの航空会社ラウンジには、通常の「ANA LOUNGE(ANAラウンジ)」と「ANA SUITE LOUNGE」の2種類があります。

<ANAの航空会社ラウンジの種類>

  • ANA LOUNGE
  • ANA SUITE LOUNGE

 

「ANA SUITE LOUNGE」は、通常の「ANA LOUNGE」よりもレベルが高い、ANAが運営するラウンジの中で最上級のものです。

国際線で「ANA SUITE LOUNGE」が用意されているのは、当記事執筆時点(2019年1月)では、羽田空港と成田空港のみとなります。

特に、今回ご紹介する、羽田空港の国際線「ANA SUITE LOUNGE」には、「DINING h(ダイニングh)」という本格的なレストラン形式のフードサービスも用意されています。

 

「ダイニングh」の「h」は「羽田空港」を意味しており、ここだけの特徴的なサービスとなっています。

<国際線ANA SUITE LOUNGEの設置空港>

  • 羽田空港<=ダイニングhの用意はこちらのみ
  • 成田空港

 

ANAの公式Webサイトでは、「DINING h」は以下のように紹介されています。基本的には、夜便(もしくは深夜便)利用者が、ラウンジでおいしい食事をいただき、機内ではすぐに就寝できるようにとスタートされたサービスです。

羽田空港ANA SUITE LOUNGE内「DINING h」では、レストラン形式での本格的なお食事をご提供しています。シェフがご注文を受けてから一皿ずつ丁寧に仕上げた温かいお食事をお楽しみください。

 

ちなみに、「航空会社ラウンジ」は、クレジットカードのゴールドカード保有者が利用できる「カードラウンジ」と混同される場合がありますが、それとは全く別ものです。

普通のゴールドカードでは「ANA SUITE LOUNGE」はおろか、通常の「ANA LOUNGE」にも入ることができません・・。

「航空会社ラウンジ」と「カードラウンジ」の違いについてはこちらの記事をご参照ください。

 

また、通常の「ANA LOUNGE」の様子についてはこちらの記事をご参照ください。

 

ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)の利用資格

「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」は、前述のとおり、ANAが運営するラウンジの中で最上級のものです。

そのため、利用資格のハードルも、必然的に高くなっています。具体的には以下のようになります。

<ANA SUITE LOUNGEの利用資格>

  • ANA上級会員
    • ダイヤモンド(本人+同伴者1名まで)
  • 下記搭乗クラス利用者(ANAおよびANA加盟のスターアライアンス)
    • 国際線ファーストクラス(本人+同伴者1名まで)
  • ANAミリオンマイラープログラムの「Lounge Access Card」メンバー
    • 本人+同伴者1名まで
  • 「ANA SUITE LOUNGEご利用券」利用者
    • 1枚につき1名のみ

 

通常の「ANA LOUNGE」の場合は、「プラチナ」サービスメンバーでも利用できますし、「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミー」搭乗者でも利用することができます。

「ANA SUITE LOUNGE」は、これらの資格では利用することができず、ハードルの高さが伺えますね。

一方で、「ANA SUITE LOUNGEご利用券」を持っていれば、上記の利用資格を満たしていなくても利用することができます。

「ANA SUITE LOUNGEご利用券」は、「ダイヤモンド」サービスメンバーの特典として獲得できるものですので、それらの方から譲っていただく必要があります。

ANAが運営するラウンジの利用基準については、こちらのANA公式Webサイトからもご確認いただけます。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:場所と営業時間

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジの場所

羽田空港国際線の「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」は、110番ゲート付近と、114番ゲート付近の2箇所があります。具体的には以下のようになっています。

 

保安検査や出国審査は3階で行いますが、「ANA SUITE LOUNGE」は4階にあります。

ですので、110番ゲート、および、114番ゲート付近に用意されているエスカレーターなどで、4階に上がってから利用する形になります。

ちなみに、前出の「DINING h(ダイニングh)」は、110番ゲート付近の「ANA SUITE LOUNGE」でのみ提供されています。

ですので、「ダイニングh」が目当ての場合は、必然的に、110番ゲート付近の「ANA SUITE LOUNGE」を利用するということになりますね。

<羽田空港国際線ANA SUITE LOUNGEの場所>

  • 110番ゲート付近<=ダイニングhの用意はこちらのみ
  • 114番ゲート付近

 

羽田空港国際線におけるANAのラウンジマップについては、こちらのANA公式Webサイトからもご確認いただけます。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジの営業時間

羽田空港国際線の「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」の営業時間は以下のようになっています。

110番ゲート付近の「ANA SUITE LOUNGE」は、日中の時間帯には営業していないため注意が必要となります。

<羽田空港国際線ANA SUITE LOUNGEの営業時間>

  • 110番ゲート付近
    • 5:00~25:00
  • 114番ゲート付近
    • 6:30~13:30 / 20:00~25:00 ※
    • ※2018年6月1日より営業時間を拡大し、夜間(20:00~25:00)の利用も可能となりました

 

また、「DINING h」の利用可能時間は以下になります。「DINING h」はディナータイムの限られた時間のみ利用可能となっていますので注意が必要となります。

<DINING hの利用可能時間>

  • 利用可能時間:19時30分~24時30分
  • ラストオーダー:24時00分

 

羽田空港国際線におけるANAが運営するラウンジの営業時間については、こちらのANA公式Webサイトからもご確認いただけます。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:利用した経緯

MEMO
現在は「ANA SUITE LOUNGE利用券」の転売が規約で禁止されているため、メルカリ等で購入することが事実上できなくなっています。ご注意ください。

私は今回、2019年の年始のハワイ旅行のタイミングで、こちら羽田空港国際線の「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」を利用しました。

この時利用したのは、国際線「ANAビジネスクラス」であり、私自身は「ANAプラチナ」サービスメンバーでしたので、本来であれば利用資格はありません。

そこで今回は、フリーマーケットサイトの「メルカリ」を利用して「ANA SUITE LOUNGE利用券」を入手しました。

夫婦で利用したかったので、2枚セットで9,000円のものを購入しました。1枚(一人分)だと4,500円という計算になりますね。

 

さて、前置きが少々長くなりましたが、ここからは、羽田空港国際線の「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」の訪問レポートをお送りしていきたいと思います。

前半は「ANA SUITE LOUNGE」全体、後半は「DINING h」についてご紹介していきます。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:訪問レポート

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:行き方

今回我々は、「DINING h」を利用したかったため、110番ゲート付近の「ANA SUITE LOUNGE」を利用することにしました。

110番ゲート付近に伺うと、「航空会社ラウンジ」という案内板を発見できると思います。

 

案内のとおりに路地を曲がると「ANA」の看板を発見することができます。

 

この看板横のエスカレーターを利用して、3階から4階に上がると、目指す「ANA SUITE LOUNGE」があります。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:外観とレセプションの様子

4階に上がると、「ANA LOUNGE(ANAラウンジ)」と「ANA SUITE LOUNGE(ANAスイートラウンジ)」の入り口が隣り合って設置されています。

左手が「ANA LOUNGE」、右手が「ANA SUITE LOUNGE」となります。

 

これまでは、ずっと左手の「ANA LOUNGE」を利用していたわけですが、今回、初めて「ANA SUITE LOUNGE」へ潜入となります。

入り口を通るとレセプションがあります。そこで、当日の搭乗券と「ANA SUITE LOUNGEご利用券」を提示することで、「ANA SUITE LOUNGE」の中へと案内されました。

この日は18:30頃にこちらの「ANA SUITE LOUNGE」に到着しました。利用便の搭乗開始は21:45でしたので、約3時間の滞在が可能という計算になります。

ちなみに、レセプションには、こちらのような掲示がなされていました。「DINING h」のオープンは「19:30」からになりますが、それに先立つ「19:00」から「呼び出し機」が配布されるというものです。

 

「DINING h」は、その混雑の様子がネットなどで物議を醸していますが、それに対する対応策のようですね。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:フロア構成と雰囲気

「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」はモダンで高級感のある雰囲気となっています。照明も暗めに設定されており、それが一層、落ち着いた雰囲気を演出しています。

「ANA SUITE LOUNGE」をエントランスから進んで行くと、正面にコンシェルジュデスクがあります。通常は、こちらにスタッフの方が待機していらっしゃって、入場者がいると、席へと案内してくださいます。

 

「ANA SUITE LOUNGE」の全体像は、こちらの図のようになっています。エントランスからコンシェルジュデスクにむかって、右側のエリア(図の下部)と左側のエリア(図の上部)に分かれています。

左側のエリア(図の上部)に、「DINING h(ダイニングh)」が設置されています。

 

この日は、左側のエリア(図の上部)には空席がないということで、右側のエリア(図の下部)に案内されました。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:右側のエリアの様子

我々が案内された、右側のエリアの様子はこんな感じになります。

縦に細長い構造になっており、中央に廊下、左右にソファー席、そして、正面の突き当たりにはビュッフェテーブルが設置されています。

 

また、ビュッフェテーブルの近くには、食事がしやすいカウンター席も用意されていました。

 

ソファー席はこんな感じです。どことなく、高級感がありますね。座り心地も良さそうです。

 

奥のビュッフェテーブルはこんな感じです。中央にフード、周辺にドリンクが用意されています。

 

右側のエリアは、窓が曇りガラスになっていて眺望が望めないため、若干の閉塞感があります。そのため、右側のエリアよりも、左側のエリアの方が人気があるようです。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:左側のエリアの様子

続いては、左側のエリアの様子をご紹介します。左側のエリアの周辺部は、窓が大きく取られており、眺望が抜群です。飛行機の様子がよく見えますね。

 

窓に面して、2脚のチェアとテーブルのセットが複数用意されています。夫婦やカップルで利用するのにちょうど良さそうです。

中央部には、ボックス席が複数用意されます。こちらのボックス席には、個人用のテレビなどが用意されていて、さながら漫画喫茶の個室のような趣になっていました。

かなりの人気で常に満席で、写真を撮る隙もありませんでした(汗)。

 

そして、左側のエリアの一番奥には「DINING h」があります。「DINING h」はこんな感じで、2人用のテーブルセットがずらずらっと並べられています。

完全にレストランのような仕様になっていますね。

 

ちなみに、テーブルは全体で12セット用意されていますので、最大で24席(=24人)が利用できるということになります。

また、「DINING h」の脇にも、ビュッフェテーブルが用意されており、前菜を中心としたフードがいただけるようになっていました。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:ドリンクの品揃え

スタッフの方のエスコートで席に着くと、ファーストドリンクのオーダーを聞かれます。我々は、せっかくなので定番のシャンパンをお願いしました。

まずは、シャンパンで乾杯です。

 

この日(この月)のシャンパンは、「ジャカール・ビュリュット・モザイク」というもので、市価ですと5,000円から6,000円ほどするものです。

こういった航空会社ラウンジの中に置かれているものとしては、かなり高級なものですね。

ファーストドリンク以降は、ビュッフェテーブルから好きなものをいただくことができます。ビュッフェテーブルには、ソフトドリンクからアルコールまで、多種多様なものが用意されています。

ちなみに、ビュッフェテーブルは、右側のエリアと左側のエリアに1つずつありますが、用意されているものは、基本的には同じになっていました。

こちらはビールサーバー。銘柄は「プレミアムモルツ」でした。ちなみに、こちらの写真は右側のエリアのものですが、左側のエリアのビールサーバーの銘柄は「エビス」になっていました。

 

通常の「ANA LOUNGE」には、「プレミアムモルツ」も「エビス」も用意がありません。ビールでさえも、用意されているものが、ワンランク上な印象です。

続いてこちらは、シャンパンと白ワイン。シャンパンは前述のとおり「ジャカール・ビュリュット・モザイク」です。白ワインも3種類用意されており、品数豊富な印象です。

 

その他にも、赤ワインから洋酒、日本酒まで、圧巻の品揃えとなっていました。さすが、「ANA SUITE LOUNGE」ですね。

 

こちらは冷蔵庫。冷蔵庫の中には、フルーツジュースやアイスティーなどのほか、ペリエや日本酒、チーズなども冷やされていました。

 

コーヒーや紅茶の用意ももちろんあります。コーヒーはこちらのコーヒーメーカーを利用する形となります。

 

紅茶については、ティーバッグの用意となります。

 

「ANA SUITE LOUNGE」のドリンクメニューの詳細は、こちらANAの公式ウェブサイトから確認することができます。

3ヶ月間隔でメニューが変更になるようですので、利用する前に確認されるのが良いかと思います。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:フードの品揃え

続いては、フードの品揃えを確認しましょう。

羽田空港国内線の「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」には「DINING h」によるレストラン形式のフードサービスがあります。

そのため、ビュッフェテーブルに用意されているフードは、基本的にはオードブル的な「軽め」のものの用意が中心になっていました。

 

こちらは、サラダやフルーツなど。どれも新鮮でおいしそうでした。

 

こちらは、カナッペやデザートなど。こちらも、色とりどりでおいしそうですね。

 

実際に、いくつかのオードブルをいただいて盛り付けてみるとこんな感じになります。お上品ですね。

 

ただ、「DINING h」がオープンするのは19:30以降となります。

それ以前の時間帯で「がっつり食べたい」場合には、「NOODLE BAR(ヌードルバー)」を利用することになります。ヌードルバーは、右側のエリアのビュフェコーナーの一番奥にあります。

 

こちらのヌードルバーは、ヌードルバーと言いつつも、麺料理以外にも多種多様なものが用意されています。具体的には、こちらの写真のように、カレーやグラタン、牛丼なども用意されています。

ベジタリアン対応ミール、なんていうものも用意されています。もちろん、通常のヌードルバーで用意されているような、うどんやそば、ラーメンなんかもあります。

 

「ANA SUITE LOUNGE」のフードメニューの詳細は、こちらANAの公式ウェブサイトから確認することができます。3ヶ月間隔でメニューが変更になるようですので、利用する前に確認されるのが良いかと思います。

 

【羽田空港国際線】ANAスイートラウンジ:シャワーの様子

「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」でシャワーを利用する際は、レセプションで申告します。すると、搭乗券と交換で「ページャー」が渡されますので、順番が来るのを待つ形になります。

 

シャワーブースは4つしかないので、混雑時は1時間以上待つこともあるそうです。利用したい場合は、早めに申告するのがよさそうです。

自分の順番が来ると、今度はページャーと交換で、シャワーブースのキーが渡されます。各シャワーブースには電子錠が設置されており、こちらのキーで利用することができるようになっています。

 

シャワーブースの中はこんな感じです。洗面台とトイレ、シャワーが用意されています。前の利用者の水滴が一滴も残らないような、完璧な清掃がされています。

 

シャワーはこんな感じで、固定式のレインシャワーと、可動式のハンドシャワーの2つが用意されています。使い勝手が良いですね。

 

扇風機とドライヤーも、もちろん完備です。ドライヤーはダイソンの「Dyson Supersonic」です。5万円ほどする高級機ですね。さすが、「ANA SUITE LOUNGE」です。

使い心地もよく、ちょっと欲しくなりました(笑)。

 

アメニティはこんな感じです。バスタオル、ハンドタオル、スリッパ、紙コップ、歯ブラシ、などなど。

 

シャンプーやコンディショナー、ボディソープ、メイク落とし、化粧水、乳液など、必要と思われるものは一通り用意されています。

 

シャンプーやコンディショナー、ボディソープに関しては、ミニパウチの他に、ミニボトルの用意もありました。

ブランドは「LE MONDOR(ル・モンドール)」ということで、資生堂の業務用の高級ブランドです。とても良い香りがしました。使い捨てにするのが勿体無い分量です。

 

DINING h(ダイニングh):訪問レポート

DINING h(ダイニングh):呼び出し機配布の様子

さて、そんなこんなで、「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」を徘徊していると、「DINING h(ダイニングh)」に入場するための「呼び出し機」が配布される「19:00」が近づいてきました。

10分前の「18:50」頃に「DINING h」の入り口に伺ってみると、既に長蛇の列ができていました。私の前には、15人程度の方が並んでいるような状態でした。

 

先頭まで行くと、こんな感じの「呼び出し機」とメニューが手渡されます。案内は、オープンである「19:30」から順に行うということでした。

 

メニューは写真付きでとてもわかりやすいです。待ち時間に、こちらを吟味しておく形になります。

 

「ギリギリ1巡目でいけるかなあ」と思ったのですが、運悪く、案内されたのは2巡目となってしまいました。

そんなこんなで、実際に「DINING h」に案内されたのは、オープンから1時間が過ぎた「20:30」になっていました。

 

「呼び出し機」を渡された段階では、1巡目になるか2巡目になるかわからないため、この待ち時間の1時間ほどを無駄に過ごすことになってしまいました。

最初から2巡目になるとわかっていれば、この時間にシャワーを浴びたりして有効に時間を過ごすことができるんですけどね・・。

 

DINING h(ダイニングh):メニュー

「DINING h(ダイニングh)」のメニューは、ドリンクメニューとフードメニューに分かれています。こちらは「ドリンクメニュー」です。

中身的には、ビュッフェテーブルに用意されているものと基本的には同じになっていました。それを、テーブルでオーダーできるということですね。

 

続いて、こちらは「フードメニュー」です。

フードに関しては、メニューに記載されているのは「メイン料理」のみで、オードブルに関しては、ビュッフェテーブルから自分で好きなものを持ってくるというシステムになっています。

 

また、メニューには、月ごとの「限定メニュー」が用意されています。

「限定メニュー」は、種類によって「30食」限定のものと、「10食」限定のものとがあります。それ以外は、基本的には変化しない定番メニューとなっています。

デザートに関しても、基本はビュッフェテーブルからいただいて来るシステムになっていますが、他にもこちらの「限定メニュー」が用意されています。

こちらは1種類のみで「20食」限定、なかなかに競争率が高そうです。

 

「DINING h」のメニューについては、ANA公式Webサイトで公開されています。詳細はこちらからもご確認ください。

 

DINING h(ダイニングh):いただいたもの

そんなこんなで、我々が「DINING h」に案内されたのは、オープンから1時間が過ぎた「20:30」だったのですが、運良く、「メイン」に関しても「デザート」に関しても、限定メニューが全て残っている状態でした。

ですので、限定メニューを中心にオーダーすることにしました。

 

こちらは「高知県産 金目鯛蕗巻き」。10食限定のメニューです。メイン料理の他に、ご飯とお味噌汁、お漬物がセットになっています。

 

「蕗(フキ)」を金目鯛で巻くという豪華な一品です。金目鯛が厚切りになっており、思いの外ボリューミーな一品です。

素材の味を大切にするようなやさしい味付けで、とても美味しくいただきました。

 

続いてこちらは「山口県産 まつなが牛ステーキ」。30食限定のメニューです。こちらも、メイン料理の他に、ご飯とお味噌汁、お漬物がセットになっています。

 

お肉は、ほんのりと赤みが残る絶妙な焼き加減で、やわらかくジューシーな一品。岩塩とソースを好みで選択することができます。

個人的には、岩塩の方がお肉の美味しさを引き出しており、好みでした。こちらも、とても美味しくいただきました。

 

そして、最後が、デザートの「徳島和三盆とぶどうまんじゅうのパフェ」。20食限定のメニューです。

 

「和三盆」の控えめな甘さと、「ぶどうまんじゅう」のちょっぴりほのかな酸っぱさが、絶妙のバランスの一品でした。

全体的にやさしい甘さのため、甘いものが苦手な方でも、ペロリといけてしまうのでないかと思います。こちらも、とても美味しくいただきました。

 

DINING h(ダイニングh):利用した感想

「DINING h(ダイニングh)」でいただいた食事を、もしレストランで注文するのであれば、前菜は2,000円から3,000円、メインは3,000円から5,000円、デザートは1,000円から2,000円といったところかな、と思います。

(完全なる独断と偏見です)

すると、フードだけで、全体で6,000円から10,000円ぐらいの価値はありそうです。

これに、高級シャンパンやワイン、ビールなどのアルコールの飲み放題と、シャワーのサービスまでついて来るわけですから、どんなに安く見積もっても、ひとりあたり1万円以上の価値は十分あるのかなと思います。

このような質の高いサービスを、「ダイヤモンド」サービスメンバーであれば搭乗クラスによらず無料で利用できるというのは、羨ましい限りです。

 

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ロイヤルハワイアンの外観

 

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2022年のハワイ旅行の費用はこちらの記事でまとめています。

 

陸マイラーのANAマイルの貯め方、およびマリオットアメックスの詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

まとめ

今回は、羽田空港国際線「ANAスイートラウンジ」をご紹介しました。

「ANAスイートラウンジ」は、ANAの中で最上級のラウンジということで、ドリンクもフードも、通常の「ANA LOUNGE」と比べてワンランク上の、質の高いものが用意されていました。

また、羽田空港国際線「ANAスイートラウンジ」で特徴的な「DINING h」で提供されるフードは、レストランで提供されるものと遜色がなく、「ANAスイートラウンジ」が特別な場所であることを演出するのに役立っているように感じました。

ただ、この目玉であるはずの「DINING h」で、長時間の待ち時間が発生しました。本来であれば優雅な時間を過ごすための場所が、せわしなく過ごす場所になってしまっており、残念な印象を持ちました。

ANA側も呼び出し式にすることで改善を図っているようですが、まだまだ改善の余地があるように思います。私自身は、正直、通常の「ANA LOUNGE」で十分だと感じてしまいました。

もちろん、利用させてもらえるのであれば、いつでも利用したくなるような、素晴らしいラウンジであることは変わりがないんですけどね。

 

==>次の記事

 

<ハワイ旅行記2019の目次、記事一覧>

 

それでは、また!

 

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