フォーシーズンズホテル東京大手町のアフタヌーンティーを口コミレビュー!THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)のメニューと価格を解説!
「フォーシーズンズホテル東京大手町」のアフタヌーンティーをカフェ&ラウンジ「THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)」でいただくことができました。「茶方會(SABOE)」の日本茶を採用した和のエッセンス満載の内容となっているのが特徴で、39階という高層階からの眺望も見どころになっています。当記事では、メニューから価格、実際の提供内容まで詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
フォーシーズンズホテル東京大手町とは
「フォーシーズンズホテル東京大手町(Four Seasons Hotel Tokyo at Otemachi)」は、2020年9月1日にオープンしたばかりの新しいホテルです。
その名前のとおり、世界でラグジュアリーホテルを展開する「フォーシーズンズ」系列のホテルとなります。
「フォーシーズンズ(Four Seasons Hotels and Resorts)」のホテルとしては「丸の内」「京都」に続いて、こちら「大手町」が3番目のオープンということになります。
「フォーシーズンズホテル東京大手町」は、大手町一丁目に位置する「OTEMACHI ONE」という商業施設とオフィスビルからなる複合施設の高層階を中心に入居しています。
レストランや客室からは、その恵まれた立地により、皇居の緑や高層ビル群、東京湾、富士山からならる東京の大パノラマを楽しむことができるのが特徴で、モダンで高級感あふれる空間デザインでも注目を集めるホテルになっています。
「フォーシーズンズホテル東京大手町」の公式サイトはこちらになります。
参考 Topページフォーシーズンズホテル東京大手町
フォーシーズンズホテル東京大手町:THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)のアフタヌーンティーとは
THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)の営業時間とアフタヌーンティーの提供時間
「THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)」は、「フォーシーズンズホテル東京大手町」のロビー階である「39階」に位置するカフェ&ラウンジです。
朝食からランチ、ディナーの時間まで、軽食とドリンクを提供しています。また、11時からはアフタヌーンティーの提供も行っています。THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)の営業時間は以下のようになってます。
<営業時間>
- 朝食
- 8:00~11:00※土日祝のみ朝食を提供
- 10:00 ~ 11:30※平日はドリンクのみ
- ランチ
- 11:30~13:00
- アフタヌーンティー
- 11:00~12:30
- 13:00~15:00
- 15:30~17:30
- スナック・ドリンク
- 17:30~22:00
今回ご紹介するアフタヌーンティーについては、3部での入れ替え制になっています。スタートはそれぞれ「11時」「13時」「15時半」となっています。人気のほどが伺えますね。
THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)のアフタヌーンティーの特徴
「THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)」のアフタヌーンティーの特徴は、和のエッセンスをふんだんに取り入れているころにあります。
アフタヌーンティーというと、通常は「紅茶」がメインになっていますが、こちらのアフタヌーンティーでは「茶方會(SABOE、さぼえ)」の日本茶がメインに採用されています。
また、日本茶にマッチするようにスイーツにも「和菓子」が多く採用されています。加えて、39階という高層階からは、皇居外苑を一望する眺望を楽しむことができます。
このように、目でも舌でも「和」の雰囲気を堪能できるようになっています。
フォーシーズンズホテル東京大手町:アフタヌーンティーを口コミレポート!メニューから価格、提供内容まで<THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)>
さて、それではこここからは、「THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)」でいただいたアフタヌーンティーの内容を詳しくご紹介していきたいと思います。
利用したのは2020年11月下旬の「13:00~15:00」の枠となります。
THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)の全体像と雰囲気
「THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)」は、ホテルのロビー階である「39階」になります。
フロアの中央にはこちらの写真のような「ティーカウンター」が用意されており、「お茶ソムリエ」の方がお茶を入れている姿を垣間見ることができます。
THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)は、壁一面が窓となっており、そこからは39階という高層階ならではの、東京都心の大パノラマを楽しむことができます。
特に「フォーシーズンズホテル東京大手町」は、皇居のほど近くに位置しているため、皇居御苑の豊かな緑を一望することができます。とても贅沢で貴重なビューとなっています。
THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)には、テーブル席のほか、ソファー席も多く用意されています。人数や用途によって、リラックスした利用ができそうです。
内装もベージュを中心とした落ち着いた色調が多く利用されており、モダンで高級感がありつつ、居心地の良い雰囲気にまとめられています。
今回は夫婦2名での利用ということで、事前に予約してから伺いました。アサインされたのはこちら窓側のソファー席となります。
実際は4人でも利用できそうな広さがありますが、2人でゆったりと利用させていただくことができました。温かい采配に感謝感謝です。
こちらのソファー席からの眺望はこんな感じになります。席に座ると、高層ビルのスカイラインと皇居の緑が調和しており、とても綺麗でした。
また、この日は天気にも恵まれていたため、遠くには富士山の姿も捉えることができました。
アフタヌーンティーの時間の約2時間、これだけ素晴らしい景色を楽しめるというだけでも、こちらのホテルでのアフタヌーンティーを選んで正解だったように思います。
THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)の店内は天井も高く、昼間は明るく開放感のある雰囲気となっています。
我々が利用したのは「13:00~15:00」の枠でしたが、ホテルのスタッフの方曰く「15:30~17:30」の枠が日が暮れていく様子(いわゆるマジックアワーですね)を眺めることができ、特に雰囲気が良くなるということでした。
アフタヌーンティーとしてはちょっと時間が遅くなりますが、「15:30~17:30」の枠での利用もオススメです。
ちなみに、客層としては8割が女性の3人から4人ぐらいのグループとなっており、後の2割は夫婦もしくはカップルといった感じでした。男性だけのグループだと、ちょっと場違い感が出てしまうかもしれませんね(笑)。
アフタヌーンティーのメニューと価格
さて、続いてはアフタヌーンティーの「メニュー」についてご紹介したいと思います。アフタヌーンティーのメニューは「THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)」のメニューの中ほどにあります。
具体的にはこんな感じになっています。上段はフードの説明で、フードは「セイボリー」と「スイーツ」「スコーン」の3つのカテゴリーから構成されています。
メニューを転記すると以下のようになります。記事の前半でご紹介したように、こちらのアフタヌーンティーでは「和」のエッセンスが取り入れられているのが特徴となっています。
フードメニューにも「青字」でマークしたように「和」の食材や調味料が随所に使用されているのがわかりますね。
特に、スイーツのカテゴリーには、銀座の人気の和菓子店である「HIGASHIYA GINZA(ヒガシヤギンザ)」のものが多く採用されており、期待が高まりますね。
<フードメニュー>
- セイボリー
- スモークサーモンサンドイッチ 胡瓜と山葵サワークリーム
- ロブスターマリネ 日本酒のジュレとマンゴー
- ハムとコンテチーズ グラハムブレッドサンドウィッチ
- 江戸味噌とフォアグラコンフィ 無花果と山椒
- 南京とトリュフのタルトレット
- スイーツ
- 銀座 Higashiya 季節の羊羹
- 銀座 Higashiya 豆大福
- 銀座 Higashiya 棗バター
- ほうじ茶プラリネミニシュー
- ホワイトチョコレートとピスタチオ、ラズベリーのケーキ
- 葡萄のコンポートとフロマージュブランのクリーム
- 生姜の香るパッションフルーツのオペラ
- スコーン
- 柚子 レモン、クランベリー ピスタチオ シナモン、レーズン
- クロテッドクリーム
- 季節のフルーツジャム
続いて、下半分がドリンクメニューになっています。こちらも記事の前半でご紹介したように、こちらのアフタヌーンティーでは「紅茶」ではなく「日本茶」がメインに採用されています。
採用されているのは「茶方會(SABOE)」のものとなっています。
ドリンクメニューを転記すると以下のようになります。「茶」は全部で6種類用意されています。「かぶせ茶」や「阿波番茶」「和束和紅茶」など、本格的な品揃えになっています。
また、コーヒーも種類豊富に用意されていますね。
加えて「モクテル」として、オリジナルのドリンクが2種類用意されています。こちらも「茶」をテーマにしており、茶方會(SABOE)の「煎茶」や「ブレンドティー‘爽’」が使用されています。正にお茶づくしですね。
ドリンクは90分間の飲み放題となっていますので、種類の交換も含めて、時間内であれば好きなものを好きなだけいただくことができます。
<ドリンクメニュー>
- 茶
- かぶせ茶 さやまかおり
- 阿波番茶
- ほうじ茶
- オリジナルハーブティー 柚子&柿の葉
- 和束和紅茶
- ブレンド茶 爽
- コーヒー
- ハウスブレンドコーヒー
- エスプレッソ マキアート
- エスプレッソ シングル
- エスプレッソ
- ダブルカフェラテ
- カプチーノ
- アイスコーヒー
- モクテル
- 煎茶サワー
- 煎茶、ネマ ノンアルコール国産ジン、レモ ジュースハチミツ、グレープフルーツオイル
- ピーチティー
- ブレンドティー‘爽’、レモンジュース、ピーチピューレ、エルダーフラワートニック
- 煎茶サワー
ちなみに、価格は1人あたり「5,500円」となっています。これに税金とサービス料(15%)を加えると、1人あたり「6,875円」という計算になります。
アフタヌーンティーの提供内容
さて、それではここからは、「「フォーシーズンズホテル東京大手町」」のアフタヌーンティーの実際の提供内容をご紹介していきたいと思います。
ウェルカムドリンク
席につくと、メニューの説明とともに「ウェルカムドリンク」の提供がありました。
ウェルカムドリンクとしては、「スパークリングワイン」と「ボトル入り煎茶」の2種類から選択することができます。ノンアルコールのメニューも用意されているのは嬉しいポイントですね。
提供されたスパークリングワインはこちら、「TORRESELLA(トッレゼッラ)」のロゼとなっていました。高いものではありませんが、アルコールが提供されるとは予期していなかったため、嬉しいサプライズでした。
ウェルカムドリンクを並べてみるとこんな感じです。とても絵になりますね。気分が高まります。
フード
ウェルカムドリンクを楽しんでいると、お待ちかねのフードがやってきました。フードはこんな感じで、「2段トレイ+平皿」のコンビネーションとなっています。
まず、トレイの上の段には「スイーツ」が用意されています。
お皿の中央に位置しているのが「葡萄のコンポートとフロマージュブランのクリーム」です。
それを中心に「生姜の香るパッションフルーツのオペラ」や「ほうじ茶プラリネミニシュー」などが並べられています。どれも色鮮やかで細工も見事ですね。
とても綺麗です。
また、合わせて「銀座 Higashiya」の「羊羹」や「豆大福」「棗バター」なども用意されています。和と洋の共演という感じで、ちょうど交互になるように並べられていますね。
実際いただいてみると、どれも丁寧に作られているのが伝わってくる繊細な味で、とても美味しくいただくことができました。
続いて、トレイの下の段は「セイボリー」が用意されています。こちらも色あざかやでとても綺麗ですね。
サンドイッチなどの定番に加えて、「江戸味噌とフォアグラコンフィ 無花果と山椒」や「ロブスターマリネ 日本酒のジュレとマンゴー」「南京とトリュフのタルトレット」といった、前菜っぽい品も用意されているのが特徴です。
どれも本格的な味わいで絶品でした。
そして、平皿には、「スコーン」が用意されています。スコーンは「柚子 レモン」「クランベリー ピスタチオ シナモン」「レーズン」といった3種類となっています。
どれもほのかに温められており、焼きたて感が伝わってくるサクサクとした食感でした。3種類ともに一味加えられており、こだわりを感じられます。
最後に、こちらは「クロテッドクリーム」と「季節のフルーツジャム」です。クロテッドクリームは、生クリームかと思うほど滑らかな舌触りのもので、味もまろやかです。
また、季節のフルーツジャムは、「りんご」と「アプリコット」の2種類となっていました。どちらも果実感が残るフレッシュさです。
スコーン単体でもとても美味しかったのですが、これら「クロテッドクリーム」と「季節のフルーツジャム」を加えると、さらに美味しさが引き立てられているように感じました。
ドリンク
続いては、ドリンクをご紹介していきたいと思います。この日は晴天に恵まれ11月下旬とはいえ気温も高めでしたので、前半はコールドドリンクを中心に、後半にホットドリンクに変えるような流れでいただきました。
まずこちらは「モクテル」のカテゴリーから「ピーチティー 」です。SABOEの「ブレンドティー‘爽’」に、「レモンジュース」と「ピーチピューレ」「エルダーフラワートニック」が加えられています。
表面には花も添えられており、見た目も綺麗ですね。やさしい甘さにほのかにピーチが香る爽やかな一品で、午後のひとときにぴったりです。
続いてこちらは、同じくモクテルから「煎茶サワー」です。SABOEの「煎茶」をベースに「ネマ ノンアルコール国産ジン」や「レモ ジュースハチミツ」などが加えられています。
「ピーチティー 」よりも苦味が強めで、食事との相性が良いですね。
続いてこちらは「茶」のカテゴリーから「和束和紅茶」。アイスのストレートでいただいてみました。ダージリンのような酸味と渋みのバランスの良い味わいでした。こちらも食事との相性が良いですね。
続いてこちらは、「茶」のカテゴリーから「オリジナルハーブティー 柚子&柿の葉」です。ここら辺からスイーツに向けてホットにチェンジしました。ガラスのポットにハーブが浮かんでおり、見た目も綺麗ですね。
柚の香りもさわかやです。味の方はちょっとクセがありますが、私はとても美味しく感じました。洋のスイーツと相性抜群でした。
そして、こちらは「茶」のカテゴリーから「阿波番茶」です。写真のような「酒燗器」にのってやってきました。
「酒燗器」は通常であればお酒に利用するものですが、お茶が冷めることなく最後まで楽しめるように、こちらでは茶器としても利用しているそうです。
「阿波番茶」は、乳酸発酵させて製造されるお茶ということで、ほのかな酸味とさわやかな甘い香り、さっぱりとしたまろやかな口当たりとなっていました。和のスイーツとの相性が抜群でした。
利用した感想
日本茶をメインに採用したアフタヌーンティーは初めての体験でした、日本茶をベースにした「モクテル」やアイスでもホットでも楽しめる「茶」のラインナップは豊富で、まったく違和感なく楽しむことができました。
むしろ、アレンジの仕方や茶葉の選び方で、洋風のフードとも相性が良いというのは新しい発見でした。
スタッフの方はお茶の知識が非常に豊富で、どの茶葉が良いのか適宜アドバイスいただくことができます。お茶の知識を高めるという観点でも楽しく時間を過ごすことができました。
ドリンクも素晴らしいですが、フードのクオリティーも非常に高くボリュームも十分です。
今回は午後1時スタートということで、ちょっと遅めのランチ兼アフタヌーンティー という感じで利用しましたが、男性でも十分満足することができました。
39階という高層階からの皇居や富士山を望む眺望も最高で、非の打ちどころのない素晴らしいアフタヌーンティー でした。
フォーシーズンズホテル東京大手町:アフタヌーンティーの予約に利用したサイトと料金(コスト)
今回ご紹介した「フォーシーズンズホテル東京大手町」のアフタヌーンティーは非常に人気が高いため、事前予約が必須となっています。
私の場合は、レストラン予約サイトの「一休」を利用して、訪問の1ヶ月以上前から予約して臨みました。
料金としては1人「6,578円」が2名分で、合計で「13,156円」となりました。ただ、一休の場合即時にポイントを利用できる制度があり、実際は「11,841円」の支払いとなりました。
<料金>
- アフタヌーンティー:6,578円 x2名
- ポイント即時利用:-1,315円
- 合計(割引後):11,841円
一休ではアルコールの付いたプランや割引プランなども日程によって提供されています。最新価格についてはこちらからご確認ください。
「THE LOUNGE」アフタヌーンティーの最新価格はこちら!
また、その他ホテルを含む「アフタヌーンティー特集」はこちらのバナーからご参照いただけます。
フォーシーズンズホテル東京大手町の宿泊記はYouTubeでも公開中
「フォーシーズンズホテル東京大手町」の宿泊記は動画にまとめてYouTubeにも公開しております。ホテルの空気感は動画の方がわかりやすいと思いますので、こちらもぜひ合わせてご鑑賞ください。
まとめ
今回は、「フォーシーズンズホテル東京大手町」のカフェ&ラウンジ 「THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)」でいただいたアフタヌーンティーの様子をご紹介しました。
こちらのアフタヌーンティーは「茶方會(SABOE)」の日本茶を採用した和のエッセンス満載の内容となっているのが特徴で、39階という高層階からの素晴らしい眺望とともに楽しむことができました。
東京都心の絶好のロケーション、しかも、ラグジュアリーホテルでのアフタヌーンティーということで、料金は決して安くはありませんが、その価格に見合うだけの満足度を得られるのではないかと思います。
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それでは、また!
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こちらの「フォーシーズンズホテル東京大手町」には宿泊もしていました。宿泊記はこちらでまとめておりますので、ぜひ併せてご参照ください。
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