メズム東京のアフタヌーンティーをブログレポート!メニューと価格、予約方法は?
メズム東京のアフタヌーンティーは、ロビー階に併設されたバー「Whisk(ウィスク)」で提供されています。「アフタヌーン・エキシビジョン」という名前がついており、テーマに応じたスイーツとペアリングされたドリンクが提供されるというユニークな内容が特徴となっています。当記事では、このアフタヌーンティー(アフタヌーン・エキシビジョン)のメニューと価格から予約方法、実際の提供内容まで詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
メズム東京 オートグラフコレクションとは
メズム東京のコンセプト
「メズム東京 オートグラフコレクション」は、東京の竹芝に2020年4月27日にオープンしたばかりの新しいホテルです。「ウォーターズ竹芝」という商業施設の一角を構成しています。
ウォーターズ竹芝には、メズム東京の他に「アトレ竹芝」や、劇団四季の劇場も随時オープンしています。
メズム東京は、世界的なホテルチェーンである「マリオット」グループのホテルであり、ブランドは「オートグラフコレクション」となっています。
オートグラフコレクションは、個性ある高級なデザインホテルで構成されるブランドです。メズム東京の公式HPでは、ホテルのコンセプトを以下のように説明しています。
JAPAN QUALITYにこだわり、細部にこだわり、五感を魅了する時間と空間が導くイノベーティブな場所。新しいライフスタイルのアイコン「メズム東京」。
ホテル内のツールやアメニティーは、日本企業とのコラボレーションにより創られているものが多くあり、モダンなデザインと最新の設備を誇りながら、随所に「日本らしさ」を感じられるのが特徴になっています。
マリオットのホテルプログラムである「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
「マリオットボンヴォイ」には登録料・年会費など無料で利用することができます。まだ入会していない方はこちら公式サイトから新規登録しましょう。
メズム東京のアクセス
メズム東京の最寄駅は、新交通ゆりかもめの「竹芝駅」です。こちらの「竹芝駅」からは徒歩3分の距離に位置しています。
また、JR山手線・京浜東北線 / モノレールの「浜松町駅」から、もしくは、都営大江戸線 / 浅草線の「大門駅」からも徒歩でアクセスすることができます。
多くの路線を利用することができ、また駅からの距離も近いため便利なアクセスと言えます。
<メズム東京の電車でのアクセス>
- 新交通ゆりかもめ 竹芝駅より徒歩3分
- JR山手線・京浜東北線 / モノレール 浜松町駅より徒歩6分
- 都営大江戸線 / 浅草線 大門駅より徒歩7分
また、2020年10月末に迎えた「ウォーターズ竹芝」本格オープンに合わせて、アクセス方法として「無料巡回バス(JR竹芝 水素バス)」と「水上バス(定期運行船)」が追加になりました。この詳細と体験レポートはこちらの記事をご参照ください。
メズム東京の周辺地図は以下になっています。
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メズム東京のアフタヌーンティーの提供場所と時間、予約方法
メズム東京のアフタヌーンティーは、ロビー階に位置するバーの「Whisk(ウィスク)」で提供しています。
こちらのアフタヌーンティーは、正式名称を「アフタヌーン・エキシビジョン」と言い、スイーツとミクソロジーカクテルを組み合わせたコースメニューとなっています。
この「アフタヌーン・エキシビジョン」は、時期によってテーマが異なります。
私が伺ったタイミングでは、スペインの画家サルバドール・ダリの作品である「記憶の固執」からインスピレーションを受けた内容となっていました。
ちなみに、こちらの「アフタヌーン・エキシビジョン」は、平日限定&1日15食限定となっています。利用する際は早めの予約がオススメです。
<アフタヌーン・エキシビジョンの提供場所と時間>
- 場所:バー&ラウンジ Whisk(ウィスク)
- 提供日時:平日限定14:00~17:00
- 提供数:1日15食限定
「アフタヌーン・エキシビジョン」の予約は、こちらメズム東京の公式サイトから行うことができます。
メズム東京のアフタヌーンティーをブログレポート
さて、それではここからは、メズム東京のアフタヌーンティーの実際の様子を詳しくご紹介していきたいと思います。私が利用したのは、2021年1月上旬になります。
ホテルの外観とロビー
メズム東京の外観はこんな感じです。全体としては26階建てのビルで、高層階となる16階から26階にホテルが入居しています。まだオープンしてから日も浅く、ピカピカと輝いています。
メズム東京のエントランスはこんな感じです。「mesm TOKYO」というホテルのロゴが確認できますね。とってもおしゃれな雰囲気です。
ホテルのエントランスを抜けるとエレベーターホールがあり、専用エレベーターでロビー階のある16階まで移動します。
ロビー階はこんな感じになっています。天井も高く、窓も大きくとられているため、昼間はとても開放感のある明るい雰囲気になっています。
全体的には西洋的なモダンでスタイリッシュなデザインとなっていますが、天井の和柄や中央に置かれた生け花など、ところどころに和を感じることができます。
バー「Whisk」の全体像と雰囲気
バー「Whisk」はロビー奥のスペースに位置しています。スタイリッシュなロビーの印象をそのまま受け継ぎ、フロアの中央には4人がけ、窓側には2人がけのソファー席やテーブル席が主に配置されています。
また、スペースの一番奥にはバーカウンターも併設されています。
窓の外には「浜離宮恩賜庭園」の緑が広がる素晴らしい眺望が広がっています。遠くには「東京スカイツリー」の姿も捉えることができ、夜景もとても綺麗です。
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アフタヌーンティーのメニュー
前半でご紹介したように、メズム東京のアフタヌーンティーは「アフタヌーン・エキシビジョン」という名称になっています。
私が伺ったタイミングではスペインの画家サルバドール・ダリの「記憶の固執」がテーマとなっていました。
メニューは以下のようになります。スコーンとスイーツという2種類のフードに併せて、2種類のドリンクがペアとして提供されます。そして、最後に「コーヒーチャイ」で締め括るという流れなります。
<アフタヌーン・エキシビジョンのメニュー>
- 自家製スコーン3種&ペアリングドリンク(モクテル)
- スコーン3種類:チェダーチーズ&パルメザンチーズ / トマト&バジル / クランベリー
- ペアリングドリンク:トマト、バジル、グレープフルーツ
- 画家ダリの代表作「記憶の固執」をモチーフにしたロールケーキ&ペアリングドリンク(モクテル)
- クリームロールケーキ、マカロンの懐中時計、パートフィロ
- ペアリングドリンク:レモングラス、ジャスミン、ノンアルコールスパークリングワイン
- コーヒーチャイ
こちら「アフタヌーン・エキシビジョン」の価格は、ひとり「3,900円(税サ別)」となっています。
アフタヌーンティーの提供内容
今回は2名で利用しましたので、2名用のソファー席をアサインしていただきました。テーブルにはイーゼルに立てかけられたメニューがセットアップされています。
テーブルセットからして、絵画をベースとした今回の「アフタヌーン・エキシビジョン」の雰囲気を演出していますね。
メニューの内容を一通り説明していただいた後は、フードとドリンクが順次提供されていきます。
まず最初に提供されたのは、1品目のフードである「スコーン3種類」です。写真上から「クランベリー」「 トマト&バジル」「チェダーチーズ&パルメザンチーズ」となっています。
アトリエを象徴する「パレット」に模したプレートで提供されるのが面白い演出ですね。また、ソースが「絵の具のチューブ」となっているのも遊び心があります。中身は、ストロベリーとマスカルポーネのクリームとなっており、絵の具のようにパレットの上に中身を出していただきます。
こちら3種のスコーンのペアドリンクは「トマト、バジル、グレープフルーツ」のモクテルとなっています。最初は、グラスの中に「綿菓子」とマドラーが入った状態でやってきます。
その後、テーブルの上で「グレープフルーツ」をベースにノンアルコールのビールなどがミックスされたドリンクが注がれることで仕上げられます。
ドリンクが完成すると、凍らせられた「トマト」の付いたマドラーが現れるというサプライズが仕込まれています。見た目にも鮮やかで、楽しくなる演出ですね。
スコーン自体の大きさはちょっと小ぶりですが、ほんのりと温められており、さくさくとした食感になっています。ソースをかけて味を変えながら楽しくいただくことができました。
ちょっと苦味を感じるドリンク(モクテル)とのペアリングもバランスが良いですね。
2品目のフードは、こちらのコースのメインとなるスイーツのプレートです。中央には「クリームロールケーキ」が配置されており、その上には「記憶の固執」の作品の象徴でもある「柔らかい時計」が載せられています。また、横には「マカロンの懐中時計」と「パートフィロ」が添えられています。見た目のインパクト大ですね。
「クリームロールケーキ」は、ダリの故郷でもあるスペインのカタルーニャ地方の郷土菓子「クレマカタラーナ」のクリームをたっぷりが使われており、ダークチョコレートとホワイトチョコレートが一緒に巻き上げられています。
甘さは控えめで、ふわふわしたやわらかい食感でサクサクと食べ進むことができます。ただ、見た目よりもボリュームがかなりあるので、ダイエット中の方は要注意です(笑)。
ちなみに、こちらの「柔らかい時計」のモチーフはホワイトチョコレートがベースになっており、当然ながら全て食べることができます。
また、「マカロンの懐中時計」にはラズベリーソースがタッブリと載せられていますので、ロールケーキやホワイトチョコと併せて味を変えながら楽しむことができました。
こちらロールケーキのペアドリンクは「レモングラス、ジャスミン、ノンアルコールスパークリングワイン」のモクテルとなっています。「記憶の固執」の空の色を表しているそうで、幻想的な色合いが特徴となっています。また、グラスの上には、ダリの「髭」の形をモチーフとしたチョコレートも載せられています。これも楽しい演出ですね。
スイーツプレートとのペアリングということで、甘味を抑えたさっぱりとした仕上がりとなっています。グラスの中には「ゼリー」も入っており、食感も併せて楽しむことができました。
そして、スイーツを食べ終わった頃に提供されるのが、コースの締めくくりとなる「コーヒーチャイ」です。こちらのコーヒーチャイは、ブランドコーヒーである「猿田彦珈琲」をベースに、シナモン、カルダモン、胡椒、クローブなどが加えられています。抗酸化作用、デトックス効果、美容効果に加えて、食後の消化促進などが期待できるそうです。
ハーブやスパイスによる独特の香りが特徴で、食後にゆったりとリラックスすることができました。
アフタヌーンティーを利用した感想
こちらメズム東京のアフタヌーンティーは、「アフタヌーン・エキシビジョン」という名称になっており、スイーツとドリンクがセットとなったコースメニューとなっています。
そのため、通常のアフタヌーンティーとは異なりセイボリーの提供がありませんし、提供されるドリンクも紅茶ではなくモクテルになっています。
そういう意味では、クラシカルなアフタヌーンティーが好きな方からすると、ちょっと期待外れとなる内容かもしれません。
ただし、見た目からも楽しめるドリンクやフードの演出は斬新で、「五感を刺激する」というメズム東京のホテルコンセプトそのものを体現するような内容になっていると思います。
非常に手の込んだドリンクと、ボリュームたっぷりで見た目にも楽しいフードがセットになっていることを考えると、価格とのバランスも良いのではないかと思います。
「アフタヌーン・エキシビジョン」のテーマは定期的に変更になるということですので、次のテーマがどのようなものになるのか、今から楽しみです。
ちなみに、「アフタヌーン・エキシビジョン」はなかなかのボリュームがあります。特にロールケーキは普通であれば2人でシェアしても十分なくらいの大きさです。
お昼を軽めにして、お腹が空いているぐらいの状態で伺うことをオススメします。お腹いっぱいの状態でいくと、完食はかなり苦しくなると思います(笑)。
アフタヌーンティーのお会計
今回の「アフタヌーン・エキシビジョン」の価格はひとり「3,900円」となっています。これに、サービス料15%と税金10%と加えると最終的にはひとり「4,934円」という計算になります。
ただし、マリオット系列のホテルのダイニング施設では、エリート会員に対する割引が提供される場合があります。私はマリオットの「プラチナエリート」となっており、今回はその特典として「20%」の割引を受けることができました。
その結果、今回は税サ込みでひとりあたり「3,947円」、2人合計で「7,894円」で利用することができました。20%割引というのは威力抜群ですね。
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マリオット(Marriott Bonvoy)の上級会員に簡単になる方法
私は今回、マリオット(Marriott Bonvoy)の「プラチナエリート」の特典によって、レストラン割引を利用することができました。
また、以前こちらのホテルに宿泊した際には、客室のアップグレードやクラブラウンジ利用、無料朝食などの特典を楽しむことができました。
マリオット(Marriott Bonvoy)のホテルでエリート特典を活用することで、ホテル宿泊をより優雅で快適なものに変えることができます。
マリオットの上級会員である「ゴールド会員資格」を簡単に獲得する方法があります。それは「SPGアメックス」を保有することです。
SPGアメックスは、もれなくマリオットのゴールド会員資格を獲得できることや、2年目以降の継続で無料宿泊特典が獲得できるなどの豊富な特典により、近年、急速に人気を高めています。
私の場合は、マリオット「ゴールド会員」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオット&SPGの「プラチナ会員(当時はチタン会員)」の資格も獲得しました。
プラチナ会員になると、マリオット&SPGのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになり、また、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まります。
また、現在は、SPGアメックスへの「入会キャンペーン」も実施しており、条件クリアで大量ポイントを獲得することができます。SPGアメックスへの入会はこのお得なタイミングでぜひご検討ください。
まとめ
今回は、メズム東京のバー「Whisk(ウィスク)」で提供されている「アフタヌーン・エキシビジョン」をご紹介しました。
記事の中でご紹介したとおり、こちらの「アフタヌーン・エキシビジョン」は、通常のアフタヌーンティーとは異なったユニークな形式となっています。
テーマに応じたスイーツとペアリングされたドリンクが提供されており、舌だけでなく目でも楽しめる内容になっていました。
会場となる「Whisk(ウィスク)」の雰囲気や眺望も良く、午後のひとときをおしゃれな気持ちで過ごすことができるのではないかと思います。
ケーキのボリュームがかなりありますので、甘いものが苦手な方は要注意です。甘いものが好きな方も、ある程度空腹な状態で臨むことをオススメします。
こちらのメズム東京はホテルの客室やクラブラウンジも素晴らしい内容です。宿泊記およびクラブラウンジのレポートはこちらの記事をご参照ください。
それでは、また!
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