
ヒルトン会員制度がリニューアル!最上級「ダイヤモンド・リザーブ」新設で豪華な特典が追加に!
ヒルトン会員制度である「ヒルトン・オナーズ」でリニューアルが発表されました。最上級となる「ダイヤモンド・リザーブ」新設されるというもので2026年1月1日から適用になります。スイートを含む事前確定となるアップグレードや16時保証のレイトチェックアウトなど豪華な特典が追加になるなど注目です。以下で詳しくご紹介していきます。
目次
ヒルトン会員制度がリニューアル
2026年1月1日から最上級「ダイヤモンド・リザーブ」追加
ヒルトン会員制度である「ヒルトン・オナーズ」でリニューアルが発表されました。
これまで、ヒルトンの会員ランクは「ダイヤモンド」が最上級でしたが、これのさらなる上に「ダイヤモンド・リザーブ」という新ランクを追加するというものです。
2026年1月1日から適用となります。
<ヒルトン・オナーズの会員ランク>
- ダイヤモンド・リザーブ<=新設
- ダイヤモンド
- ゴールド
- シルバー
また、この「ダイヤモンド・リザーブ」の新設に合わせてゴールドやダイヤモンド取得のための獲得条件(宿泊数や滞在数)も17%から38%ほど引き下げになっています。
一部事前のリーク情報では、この会員制度のリニューアルに合わせてゴールド会員の特典である「無料朝食」が廃止になるのではないかという憶測がありましたが、これも否定されました(ゴールドとダイヤモンド会員の特典は現状維持)。
全体的に改悪はなく改善と言えるリニューアルとなっています。
最上級「ダイヤモンド・リザーブ」新設
ライバルであるマリオットを意識した豪華な特典を追加
今回の会員制度リニューアルの目玉はなんといっても最上級「ダイヤモンド・リザーブ」の新設です。主な特典は以下になります。
<ダイヤモンド・リザーブの主な特典>
- 最上のアップグレード
- 確定可能なアップグレード特典:ご予約時にプレミアムルームまたはスイートへのアップグレードを確定してください。
- 優先アップグレード:空室状況に応じたお部屋のアップグレードを最優先。
- 16:00までのレイト・チェックアウト保証
- すべてのヒルトンブランドで、いつでも長期滞在が可能です。
- 120%のボーナスポイント
- ヒルトンで最もお得な料金でご滞在いただけます。
- プレミアムクラブのご利用
- プレミアムクラブを含むすべてのラウンジを無料でご利用いただけます。
- 専用カスタマーサービス
- 24時間いつでも、最高のカスタマーサポート・チームメンバー専用のサービスをご利用いただけます。
注目なのは「最上のアップグレード」です。
「確定可能なアップグレード特典」として予約時にプレミアムルームまたはスイートへのアップグレードを確定することができます。
詳細は仕組みは以下になります。
<確定可能なアップグレード特典>
- 確定可能なアップグレード特典では、会員様はご予約時にプレミアムルームまたはスイートへのアップグレードを確定できます。
- 確定可能なアップグレード特典は、特典券1枚につき最大7泊までのご滞在1回にご利用いただけます。
- 1ベッドルームスイートまでのお部屋へのアップグレードを受けることができます。
- 確定可能なアップグレード特典は、1暦年に最大2回獲得可能です。1回目はダイヤモンド・リザーブ会員ランク到達時に、2回目は120泊達成時に獲得できます。
- 特典券の有効期間は、発行から12ヵ月間です。
ライバルであるマリオットの「マリオット・ボンヴォイ」では年50泊以上で獲得できる「年間チョイス特典」に「スイートナイトアワード」という同じような特典があります。
ヒルトンでは同等の特典がなかったため一部不満の声がありましたが、これを解消するような形になりましたね。
ただし、マリオットのスイートナイトアワードは最大5泊分で1泊ずつに分ければ5回使えますがヒルトンの確定可能なアップグレード特典は最大7泊の滞在に1回だけしか使えないようです(120泊でもう1回分の権利がもらえますがそれは現実的ではない)。
ここは使い方がちょっと違うのでどちらがお得かは議論が分かれそうです。
また、「16:00までのレイト・チェックアウト保証」というのも魅力的です。ホテル側にリクエストしなくても自動的に適用されるというのはすごいですね。
<16:00までのレイト・チェックアウト保証>
- ダイヤモンド・リザーブ会員のお客様には、ヒルトン・ポートフォリオのブランドおよびオートキャンプでのすべての対象となるご滞在に、16:00までのレイト・チェックアウト保証が自動的に適用されます。ホテルにリクエストしていただく必要はありません(すべてのパートナー宿泊施設に自動適用されるわけではありません)。
マリオットのアンバサダーにも「16時レイトチェックアウト保証」の特典がありますのでこれを意識した形と思われます。
また、IHGの有料プログラムである「インターコンチネンタルアンバサダー」にも同じく16時レイトチェックアウト保証があります。
このあたりは他社のサービスを研究していますね。
「専用カスタマーサービス」についても、マリオットのアンバサダーに提供される「アンバサダーサービス」に追随したものと考えられます。
<専用カスタマーサービス>
- 特別なトレーニングを受けたチームメンバーが、お客様一人ひとりに合わせたサポートと優先的なケアを提供する、24時間いつでもご利用可能な専用カスタマーサービスです。
- 電話、メール、チャットを通じて、24時間いつでもご利用いただけます。
こうやって見ていくと、全体的にマリオットの「アンバサダー」をかなり意識しているのが確認できますね。
ちなみに、「プレミアムクラブのご利用」については、ダイヤモンド会員がアクセス可能な通常のクラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)との違いが現時点ではよくわかりません。
公式サイトには以下のように記載されており、ホテルによって別ラウンジや専用サービスが設けられる形になるのかもしれません。
<プレミアムクラブのご利用>
- すべてのラウンジを無料でご利用いただけます。これには、主にヒルトンのラグジュアリーホテル、ライフスタイルホテル、フルサービスホテルが備えている、拡大を続けるホテル内の専用クラブ「プレミアムクラブ」のご利用も含まれます。プレミアムクラブでは、ワンランク上のお食事・お飲み物や静かなワークスペースなど、お客様にご満足いただけるサービスを提供しております。
この特典の詳しい内容によっては「ダイヤモンド・リザーブ」がさらに魅力的なものになりそうです。
ステータス獲得条件は「80泊または40滞在+年間利用金額$18,000 USD」
最上級「ダイヤモンド・リザーブ」のステータス獲得条件は「80泊または40滞在+対象となる年間利用金額$18,000 USD」となっています。
この宿泊数と滞在数は「OR」条件ですが、年間利用金額は「AND」条件です。つまり、宿泊数と滞在数のどちらかを満たした上で、年間利用金額も達成する必要があります。
$18,000 USDというのは「1ドル=150円」で計算すると270万円ぐらいですね。
ゴールドとダイヤモンドの場合は、宿泊数と滞在数、年間利用金額の3つが「OR」条件となっていますので、これらに比べると取得するのが難しくなってます。
<ヒルトンオナーズのステータス獲得条件(2026年1月1日以降)>
| 獲得条件 | |
| ゴールド | 25泊 or 15滞在 or $6,000 USD |
| ダイヤモンド | 50泊 or 25滞在 or $11,500 USD |
| ダイヤモンド・リザーブ | 80泊 or 40滞在 and $18,000 USD |
一方で、マリオット「アンバサダー」の獲得条件は「年間100泊+$23,000 USD」となっています。
ヒルトン「ダイヤモンド・リザーブ」の場合は「1滞在=1泊」にすれば「40滞在(=40泊)+$18,000 USD」でクリアできますので、マリオット「アンバサダー」に比べて宿泊数的にも利用金額的にも取得しやすいと言えますね。
ゴールドとダイヤモンドの獲得条件は大幅に緩和
ステータス獲得に必要な宿泊数や滞在数が削減
今回の会員制度のリニューアルでは、「ダイヤモンド・リザーブ」の新設に合わせてゴールドやダイヤモンド取得のための獲得条件が緩和されました。
具体的には以下になります。
3つの条件はすべて「OR」条件でどれか1つを満たせばOKです。また、これまで利用されていた「ベースポイント」が「年間利用金額」に変更されています。
<ステータス獲得条件の変更(2026年1月1日から)>
- ゴールド
- 25泊(38%少ない宿泊日数)
- 15滞在(25%少ない滞在回数)
- 年間利用金額$6,000 USD(これまでは75,000ベースポイント)
- ダイヤモンド
- 50泊(17%少ない宿泊日数)
- 25滞在(17%少ない滞在回数)
- 年間利用金額$11,500 USD(これまでは120,000ベースポイント)
ステータス獲得に必要な宿泊数および滞在数が大きく引き下げられているのが確認できますね。
リニューアル前後のステータス獲得条件を表でまとめると以下のようになります。ダイヤモンド・リザーブが追加になり、全体としてバランスのとれた形になりました。
<ステータス獲得条件一覧(リニューアル前後)>
| 2026年から | 2025年まで | |
| ゴールド | 25泊 or 15滞在 or $6,000 USD | 40泊 or 20滞在 or 75,000pt |
| ダイヤモンド | 50泊 or 25滞在 or $11,500 USD | 60泊 or 30滞在 or 120,000pt |
| ダイヤモンド・リザーブ | 80泊 or 40滞在 and $18,000 USD | – |
ゴールドとダイヤモンドのステータス特典は現状維持
ゴールド特典の無料朝食も継続に
ゴールドとダイヤモンドのステータス獲得条件が緩和されたことで心配されていたのが「ゴールド特典の無料朝食が廃止になるのではないか」というものです。
結果としては、ゴールドとダイヤモンドのステータス特典は現状維持ということが正式に発表になりました。ゴールド特典の無料朝食も継続になる見通しです。
以下は公式サイトのQAからの抜粋です。
各会員ランクの特典にはどのようなものがありますか?また、各会員ランクの取得方法を教えてください。
シルバー、ゴールド、ダイヤモンド、永久ダイヤモンドの特典に変更はありません。ダイヤモンド・リザーブ会員ランクに新しい特典が追加されます。会員ランク取得要件に関する詳細は以下の通りです。
ヒルトンのゴールド会員資格は「ヒルトンアメックス(ノーマル)」を発行するだけで獲得できます。ノーマルカードの年会費は「16,500円(税込)」と非常にリーズナブルです。
このリーズナブルな年会費を支払うことでヒルトンホテル宿泊時に無料朝食をいただけるというのはお得度が非常に高いです。簡単に年会費の元を回収できてしまいます。
ゴールド特典の無料朝食が継続されるというのは「ヒルトンアメックス(ノーマル)」の保有者にとっては朗報となりますね。
ちなみに、ヒルトンアメックスプレミアムは年会費66,000円(税込)と高額ならが年200万円の決済条件をクリアすればダイヤモンド会員資格を獲得できます。
ホテル宿泊時にクラブラウンジを利用したいという方はヒルトンアメックスプレミアムがおすすめです。
ヒルトンのステータス特典一覧は以下になります。重要な部分は「赤字」にしています。
<ステータス特典一覧(ゴールド&ダイヤモンド)>
| 特典内容 | ゴールド | ダイヤモンド |
| 会員向け割引 | ◯ | ◯ |
| ボーナスポイント加算 | +80% | +100% |
| 特典滞在時のリゾート料金不要 | ◯ | ◯ |
| デジタルチェックイン&客室の選択 | ◯ | ◯ |
| デジタルキー | ◯ | ◯ |
| 客室内およびロビーでのWiFi | ◯ | ◯ |
| 2人目のお客様宿泊無料 | ◯ | ◯ |
| レイトチェックアウト | ◯ | ◯ |
| ポイント譲渡およびポイントプール無料 | ◯ | ◯ |
| スタンダードルーム特典で5泊目無料 | ◯ | ◯ |
| ボトルウォーター2本 | ◯ | ◯ |
| エリート会員の繰越特典 | ◯ | ◯ |
| お部屋のアップグレード | ◯(エグゼクティブまで) | ◯(1ベッドスイートまで) |
| 無料朝食サービス | ◯ | ◯ |
| 無制限のマイルストーンボーナス | ◯ | ◯ |
| エグゼクティブラウンジの利用 | ◯ | |
| ダイヤモンド会員資格の延長 | ◯ | |
| 48時間客室保証 | ◯ | |
| エリート会員資格の贈呈 | ◯ |
ヒルトンオナーズの会員特典の詳細についてはこちらの記事も合わせてご参照ください。
その他のプログラム変更
ヒルトン会員制度のリニューアルにあたり、プログラムの他の部分でいくつかの調整が行われます。具体的には以下になります。
<その他のプログラム変更>
- ホームウッド・スイーツおよびスパークの獲得レートの変更
- 2026年 1月 8日以降にホームウッド・スイーツおよびスパークbyヒルトンで新たにご予約いただいた場合、$1 USDにつき5ポイントをご獲得いただけます。これらのブランドにおけるエリート会員様のボーナスおよびその他の会員特典に関する変更はありません。各会員ランクのボーナス獲得レートは、シルバーが20%、ゴールドが80%、ダイヤモンドが100%、ダイヤモンド・リザーブが120%です。
- マイルストーンボーナスへの変更
- マイルストーンボーナスは、最大180泊(年間合計最大210,000ポイント)まで獲得できます。
- エリート会員様の繰越特典のラストチャンス
- エリート会員様の繰越特典は、2026年に最終の繰越特典となります。
重要なのは「エリート会員様の繰越特典のラストチャンス」でしょうか。
繰越特典というのは、ステータス獲得に必要な宿泊数を超えていたような場合に、その差分を翌年に繰り越せるというものです。
たとえば、2025年に45泊していた場合、ゴールド獲得に必要なのは40泊なので、残りの5泊分の実績を2026年に繰り越すことができます。
この繰越特典は継続して提供されてきましたが、2026年に適用される分で最後になるようですね。
よくある質問と回答(FAQ)
ライフタイムダイヤモンドはどうなる?
今回、最上級ステータスとして「ダイヤモンド・リザーブ」が発表されましたが、既存の「ライフタイムダイヤモンド」に変更はありません。
これまでどおり、1年限りのステータスとライフタイム(永久)のステータスがこれからも併存する形が維持されます。
取得条件もこれまで通りのものが基本的に維持されます(ベースポイントは利用金額に変更)。
具体的には以下になります。
<ライフタイムダイヤモンドの取得条件>
- ダイヤモンド会員ランク10年かつ1,000泊、または$200,000 USD(これまでは200万ベースポイント)
ライフタイムダイヤモンドとダイヤモンド・リザーブはどちらが優先される?
これについては明確な回答はありませんが、ライフタイムダイヤモンド会員も獲得条件を満たせば「ダイヤモンド・リザーブ」になることができます。
そして、条件を再び満たすことができなければ「ライフタイムダイヤモンド」に戻ります。
このことを考えると、「ダイヤモンド・リザーブ」の方が格上でアップグレードなどに関しても優遇されると推測することができますね。
ライフタイムダイヤモンド・リザーブはある?
今のところないようです。将来的にはわかりませんね(笑)。
まとめ
ヒルトン会員制度である「ヒルトン・オナーズ」でリニューアルについてご紹介しました。ポイントをまとめると以下のようになります。
<本日のポイント>
- 2026年1月1日から適用
- 最上級となる「ダイヤモンド・リザーブ」新設
- スイートを含む事前確定となるアップグレードや16時保証のレイトチェックアウトなど豪華な特典が追加
- ゴールドとダイヤモンドの獲得条件が緩和
- ゴールドとダイヤモンドのステータス特典は維持
- ゴールド会員特典の無料朝食も継続
全体的には最上級「ダイヤモンド・リザーブ」が追加で全体的なバランスが取れ改善の方向となっています。事前に心配されていた改悪もなく一安心ですね。
ヒルトン「ダイヤモンド・リザーブ」はマリオット「アンバサダー」よりも獲得条件が低めになっていることから、ヒルトンがマリオットから優良顧客を奪おうという戦略が透けて見えます。
いちユーザーとしてはライバル同士で争うことでより良いサービスを受けられるように願いたいところです。
それでは、また!
ヒルトン関連記事














