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ANAがラウンジ利用基準を一部変更!同行者は同一日から同一便に改悪へ!

ANAがラウンジ利用基準を一部変更!同行者は同一日から同一便に改悪へ!

ANAが2021年5月3日より、上級会員向けのラウンジ利用基準を一部変更します。これまで同行者は「同一日」が基準になっていましたが、これからは「同一便」である必要が発生します。利用者が少なくなるように制限するという観点では改悪と言えますね。以下で詳しく見ていきたいと思います。

pipinobu

管理人の「ピピノブ」です。当記事を執筆しています。
記事の信頼性
2016年から陸マイラーブログをスタート。ポイントサイトを駆使して累計1,000万マイル以上を貯めました。「ポイ活の達人」として雑誌(日経トレンディ)への掲載、マイル関連書籍監修の経験あり。Marriottプラチナ、Hiltonダイヤ、ANA SFCなど各種ステータスを保有しています。

ANAがラウンジ利用基準を一部変更!同行者は同一日から同一便に改悪へ!

発表内容の概要

ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員といった上級会員は、ANAが加盟するアライアンスである「スターアライアンス」の「ゴールドメンバー」にもなっています。

これにより、メンバー1名に加えて同行者1名まで、共にスターアライアンス加盟航空会社が運営するラウンジを利用することができます。

上級会員であれば利用する座席クラスにかかわらず、国内線だけでなく国際線利用時にもラウンジを利用できるというのが、上級会員になる醍醐味にもなっています。

 

そして、このスターアライアンス加盟航空会社が運営するラウンジ利用基準が厳格化されることになりました。

2021年5月3日から、同行者がラウンジを利用できる対象便が、「メンバー本人と同日中に出発する運航便」から「メンバー本人と同一運航便」へと変更になります。

<同行者基準の変更内容>

  • 変更前:メンバー本人と同日中に出発する運航便
  • 変更後:メンバー本人と同一の運航便

 

これまでは、「同日中に出発する運航便」となっていたため、同行者は必ずしも同一運行便でなくてもOKでした。

そのため、同一日で別々の目的地に向かう知人をラウンジに誘ったりという柔軟な利用が可能になっていました。

極論を言えば知らない人でもOKなため、Twitterなんかでも同行者を募ってるような内容のものを見かけたりもしました。

 

しかしながら、それがこれからは「同一運航便」に厳格化されるということになります。

ラウンジ利用者を少なくする方向に制限をかけるという観点では、利用者にとって「改悪」と言える内容ですね。

MEMO

航空会社ラウンジなどの特典を受けるために上級会員を目指す方も多くいます。一般的には、「飛行機修行」や「マイル修行」、ANAの場合は「SFC修行」と言ったります。

 

発表内容の詳細

発表内容の詳細は以下になります。

今回影響を受けるのは、国内線と国際線、両方のラウンジで、適用されるのは2021年5月3日からとなります。

<国内線のラウンジ同行者基準>

  • メンバー本人と同時にラウンジにご入室し、いずれかの条件を満たす方
    • 変更前:メンバー本人同日中にANAグループ運航便またはコードシェア便(ANA便名)で出発のお客様
    • 変更後:メンバー本人同一のANAグループ運航便またはコードシェア便(ANA便名)で出発のお客様

 

<国際線のラウンジ同行者基準>

  • メンバー本人と同時にラウンジにご入室し、いずれかの条件を満たす方
    • 変更前:メンバー本人と同日中にANAグループ運航便またはスターアライアンス加盟航空社運航便で出発のお客様
    • 変更後:メンバー本人と同一のANAグループ運航便またはスターアライアンス加盟航空社運航便で出発のお客様

 

発表内容の詳細はこちら公式サイトをご参照ください。

ANA「ラウンジご利用基準の変更について」

 

 

国内線プレミアムクラス、国際線ファーストクラスは利用基準変更の対象外

今回変更を受けるのは、「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員といった、上級会員向けのラウンジ利用基準となります。

そのため、利用者本人が「国内線プレミアムクラス」や「国際線ファーストクラス」といった上級の座席クラスを利用する場合は変更の対象外となります。

つまり、「国内線プレミアムクラス」や「国際線ファーストクラス」に搭乗する会員の同行者は、これまでどおり「同日中」にANAグループ運航便(およびコードシェア便、スターアライアンス加盟航空会社運航便)を利用していればOKということになります。

<国内線のラウンジ同行者基準>

  • メンバー本人と同時にラウンジにご入室し、いずれかの条件を満たす方
    • メンバー本人と同日中にANAグループ運航便またはコードシェア便(ANA便名)で出発のお客様<=変更なし

 

<国際線のラウンジ同行者基準>

  • メンバー本人と同時にラウンジにご入室し、いずれかの条件を満たす方
    • メンバー本人と同日中にANAグループ運航便またはスターアライアンス加盟航空社運航便で出発のお客様<=変更なし

 

発表内容の詳細はこちら公式サイトをご参照ください。

ANA「ラウンジご利用基準の変更について」

 

ANAラウンジではカードラウンジに比べて充実した内容のサービスを受けられる

「カードラウンジ」に比べて「航空会社ラウンジ」では充実した内容のサービスを受けることができます。特に国際線の航空会社ラウンジのサービスは充実しています。

 

こちらは、羽田空港の国内線ANAラウンジの訪問レポートです。座席数の多い広々としたスタリッシュな空間でビールなどのドリンクをゆっくりといただくことができます。

 

こちらは、羽田空港の国際線ANAラウンジの訪問レポートです。ビュッフェスタイルの充実した内容のフードやドリンクをいただくことができます。また、出発前にシャワーを浴びることもできます。

 

こちらは、羽田空港の国際線ANAスイートラウンジの訪問レポートです。ドリンクやフードのレベルが通常のANAラウンジに比べてグッと高くなります。また、「ダイニングh」と呼ばれるレストラン形式のフードサービスも利用することができます。

 

 

まとめ

ANAが2021年5月3日より、上級会員向けのラウンジ利用基準を一部変更します。

これまで同行者は「同一日」が基準になっていましたが、これからは「同一便」である必要が発生します。利用者が少なくなるように制限するという観点では改悪と言えますね。

今回はANAというよりもスターアライアンスが主導の変更ようですが、ANAとしては先日、国内線特典航空券で旅客施設使用料(PFC)の徴収を始めるという発表もしていました。

 

コロナ禍による業績の悪化により、コスト削減できるところは少しでも手をつけていきたいという姿勢が見え隠れしていますね。

いずれにしても5月3日以降は、ラウンジ利用基準(同行者基準)が変更になったことを知らずに、ラウンジのスタッフに迷惑をかけないように注意しましょう。

 

それでは、また!

 

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