ちょびリッチのANAマイルとJALマイルの交換ルートを徹底解説!
ちょびリッチは大手ポイントサイトの一角です。老舗のポイントサイトとして高額案件に強くモニター案件が充実していることで人人気があります。陸マイラーの中にはマイルを貯める目的で利用されている方も多いのではないでしょうか。そこで当記事では、貯めたポイントをANAマイルとJALマイルに交換するルートとともに、レートを高める方法をご紹介していきたいと思います。
更新履歴(2024年4月26日):新Vポイント対応に最新化しました。
ちょびリッチとは
ちょびリッチは老舗の大手ポイントサイト
「ちょびリッチ」は、大手ポイントサイトの一角です。
サービスを開始してから15年以上経過しており、老舗の部類に入ります。会員数としては累計330万人を超えており、規模的にも最大級となっています。
「ちょびリッチ」は、誰でも無料で利用することができます。
ちょびリッチのポイントは「1ポイント=0.5円」の価値があり、貯まったポイントは、各種ポイントや現金に交換することができます。
ちょびリッチからANAマイルへの交換ルート
さて、陸マイラーの中にはマイルを貯める目的でちょびリッチを利用されている方も多いのではないかと思います。
ここでは、ちょびリッチからANAマイルに交換するルートとレートをまとめていきたいと思います。代表的なルートは4つでレートはそれぞれ以下になります。
<ちょびリッチからANAマイルへの交換レート>
- 新Vポイントルート:50%
- JQみずほルート:70%
- ニモカルート:70%
- nanacoポイントルート:70%
ちょびリッチからは直接ANAマイルに交換できないため、どれも他ポイント経由でのルートになっています。
いずれにしても、選択するルートによって交換レートが50%から70%まで大きく変化することがわかりますね。
選択をミスすると大きな損になってしまいます。
それぞれのルートの内容を以下で詳しく確認していきましょう。
2024年4月22日にTポイントとVポイントは統合し「新Vポイント」が誕生しました。当記事は新Vポイント対応版にアップデートしています。陸マイラーへの新Vポイントの影響と交換ルート、メリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
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ANAマイル1:新Vポイントルート(交換レート50%)
共通ポイントとして有名な「新Vポイント(旧Tポイント)」からはANAマイルにレート「50%」で交換することができます。
一般的なマイルの価値である「1マイル=2円」からすると50%という交換レートはある意味で「等価交換」を意味します。
ANAマイルへの交換ルートとしては「まずまず」と言えますね。
ちょびリッチからは新Vポイント(旧Tポイント)に直接交換することができます。ただし交換手数料が「8%」必要なため注意が必要です。
手数料の発生を回避するためにはポイント交換サイトとして有名な「ドットマネー」を経由します。ちょびリッチからドットマネーへは手数料無料で交換することができます。交換レートも等価交換です。
そして、ドットマネーから新Vポイント(旧Tポイント)も交換手数料は無料で等価交換となっています。
ドットマネーを経由するという「ひと手間」をかけるだけで8%分の交換手数料の発生を避け、エンドツーエンドでのANAマイルへの交換レート「50%」を実現できるいう形になりますね。
ルートにおけるステップと交換レートをまとめると以下のようになります。
<新Vポイントルート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチ=>ドットマネー=>新Vポイント(旧Tポイント)=>ANAマイル
- 交換レート:50%
ANAマイル2:JQみずほルート(交換レート70%)
続いてご紹介するのが「JQみずほルート」です。ちょびリッチのポイントをANAマイルに交換するルートとしては本命となるものです。
交換レートはANAマイルまでのエンドツーエンドで「70%」という高い値を実現できるのが特徴です。
マイルの価値を「1マイル=2円」とすると、もともとの価値が1.4倍にもアップすることを意味しています。等価交換以上にお得というわけですね。
一方で、「JQみずほルート」はルートが若干複雑になります。
先ほどの新Vポイント(旧Tポイント)ルートでご紹介した「ドットマネー」と「新Vポイント(旧Tポイント)」を経由するまでは一緒なのですが、そこからさらに「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」を経由します。
また、ルートを開通させるためには「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブ/ANA」という2枚のクレジットカードが必要になります。
JQみずほルートの概要図は以下になります。
交換レートが優秀な分、交換ステップが若干複雑で事前準備も必要になるという感じですね。
<JQみずほルート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチ=>ドットマネー=>新Vポイント(旧Tポイント)=>JRキューポ=>永久不滅ポイント=>ANAマイル
- 交換レート:70%
ただし、ANAマイルへの交換レート「70%」というのは非常に優秀な数字です。ANAマイルを貯めることを目的としている陸マイラーには必須のルートとなっています。
慣れてしまえば決して難しいことはありませんので、ルートが開通するように準備を進めましょう。
ANAマイル3:ニモカルート(交換レート70%)
「JQみずほルート」はちょっと大変そう、という方には「ニモカルート」もあります。交換レートはANAマイルへのエンドツーエンドで「70%」とJQみずほルートと同等となっています。
ただし、こちらのニモカルートを実現するには、九州や北海道に設置されている物理的な「交換機」を利用する必要があります。
九州や北海道(函館)に住んでいる方で交換機まで行くのが苦でない方は良いのですが、それ以外の方にとってはハードルが高くなります。
また、「ANA VISA nimocaカード」の保有も必要になります。ニモカルートの概要図は以下になります。
ちょびリッチからは「PeX」に手数料無料で等価交換することができるため、こちらを利用するのが便利です。
ルートにおけるステップと交換レートをまとめると以下のようになります。
<ニモカルート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチ=>PeX=>nimoca=>ANAマイル
- 交換レート:70%
JQみずほルートとニモカルートを比較して表でまとめたものが以下になります。九州と北海道(函館)に在住の方以外は、Webで完結できる「JQみずほルート」がオススメになります。
<ルート比較(JQみずほルートvsニモカルート>
JQみずほルート | ニモカルート | |
交換レート | 70% | 70% |
メリット | ・Webで完結 | ・ルートがシンプル ・カードは1枚でOK |
デメリット | ・ルートが複雑 ・カードが2枚必要 |
・交換機が必要(九州と函館) |
総評 | 居住地に依存しないため万人向け。メインにオススメ。 | 九州や北海道に居住、もしくは年1回程度遠征できる方にオススメ。 |
ANAマイル4:nanacoポイントルート(交換レート70%)
最後にご紹介するのが「nanacoポイントルート」です。
「nanacoポイント」では、年1回のペースでANAマイル(およびANA SKYコイン)への交換でレートアップを実現するキャンペーンを実施しています。これを利用しようというものです。
nanacoポイントからANAマイルへの交換レートは通常では50%です。これがキャンペーン期間中は通常の1.4倍となる「70%」にアップします(2022年の実績)
<キャンペーン時の交換レート>
- ANAマイル
- 500 nanacoポイント=>350 ANAマイル
- 交換レート:70%(=50% x 1.4)
- 500 nanacoポイント=>350 ANAマイル
- ANA SKY コイン
- 500 nanacoポイント=>750 ANA SKY コイン
- 交換レート:150%(=100% x 1.5)
- 500 nanacoポイント=>750 ANA SKY コイン
nanacoポイントには「ドットマネー」から手数料無料で等価交換が可能です。そのため、ちょびリッチからはエンドツーエンドでANAマイルへ「70%」の交換レートを実現できます。
ルートにおけるステップと交換レートをまとめると以下のようになります。
<nanacoポイントルート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチ=>ドットマネー=>nanacoポイント=>ANAマイル
- 交換レート:通常時50%、キャンペーン時70%
JQみずほルートよりもルート的にシンプルで同等の交換レートを実現できるというのは嬉しいところです。特別なクレジットカードが必要ないのもメリットですね。
ただし、こちらのルートは年1回のキャンペーンをベースにしたものですので、今後も同様のキャンペーンが開催されるかを保証することはできません。
そのためやはり、ANA陸マイラーとしての本命は「JQみずほルート」でこちらをメインとして準備しつつ、サブ的に「ニモカルート」や「nanacoポイントルート」を利用するというのが良いと思います。
「nanacoポイント」に似たものに「nanacoギフト」があります。「nanacoギフト」からはANAマイルに交換できませんのでご注意ください。ちょびリッチから直接交換できるのはこの「nanacoギフト」の方です。
nanacoポイントルートの詳細はこちらの記事で解説しています。ぜひ合わせてご参照ください。
ちょびリッチからJALマイルへの交換ルート
続いては、ちょびリッチからJALマイルに交換するルートとレートをまとめていきたいと思います。代表的なルートは5つでレートはそれぞれ以下になります。
<ちょびリッチからJALマイルへの交換レート>
- 直接交換:50%
- ドットマネールート:50%
- dポイントルート:55%
- Pontaルート:60%
- 永久不滅ポイントルート:60%
ANAマイルと違い、JALマイルには直接交換することができます。これは便利ですね。一方で、選択するルートによって交換レートが50%から60%まで大きく変化します。
こちらもANAマイルと同じく、選択をミスすると大きな損になる一方で工夫することでレートを上げることができます。
それぞれのルートの内容を以下で詳しく確認していきましょう。
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JALマイル1:直接交換(交換レート50%)
ちょびリッチからはJALマイルに直接交換することができます。
最低で800ポイントから交換することができ、800ポイントは200マイルに交換することができます。
ちょびリッチのポイントは「2ポイント=1円」の価値となりますので、400円分のポイントが200マイルに交換できるというわけです。
交換レートは「50%」という計算になりますね。
一般的なマイルの価値は「1マイル=2円」と言われています。このことから考えると「50%」という交換レートはある意味等価交換と言えます。
ポイントサイトからJALマイルに直接交換可能なルートとしては優秀と言えます。
後でご紹介するようなポイントを中継する方法が面倒な方には十分に利用する価値があります。
JALマイル2:ドットマネールート(交換レート50%)
JALマイルへの交換ルートとして有名なのが「ドットマネールート」です。
これは、ポイントサイトで貯めたポイントをポイント交換サイトである「ドットマネー」を経由してJALマイルに交換するというものです。
ANAマイルのところでもご紹介したように、ちょびリッチからはドットマネーに「手数料無料」かつ「等価」で交換することができます。
そして、ドットマネーからJALへは「50%」というレートで交換することができます。手数料はこちらも「無料」です。
そのため、ルート全体での交換レートは「50%」となります。
ただし、ちょびリッチの場合はJALマイルへの直接交換で同じ50%というレートを実現できますので、このドットマネールートを使う意味はありませんね。
他ポイントサイトでは良く使うルートになりますので、知識として覚えておくようにしましょう。
ルートにおけるステップと交換レートをまとめると以下のようになります。
<ドットマネールート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチー=>ドットマネー=>JALマイル
- 交換レート:50%
JALマイル3:dポイントルート(交換レート55%)
dポイントからはJALマイルに「50%」のレートで交換することができます。これは直接交換と同じレートですね。
ただし、dポイントの場合は年1回のペースでJALマイルへの交換で増量キャンペーンを実施しており、交換レートが「55%」にアップします。
このキャンペーンのタイミングを狙えば、直接交換に比べて交換レートを「5%」高めることができますね。
ちょびリッチからは、直接dポイントに「等価」かつ「手数料無料」で交換することができます。リアルタイムで交換可能なのも嬉しいですね。
また、dポイントでは、ポイントサイトなど企業ポイントからの交換で増量キャンペーンを年数回のタイミングで実施しています。増量割合は近年では10%から15%ほどとなっています。
JALマイルに交換できるのは「通常ポイント」のみで増量された「期間限定ポイント」が対象外です。しかしながら、dポイントは現金化する方法も用意されています。
両方のキャンペーンを活用すれば、55%のレートでJALマイルに交換しつつ、10%から15%分のポイントバック(現金化可能)まで受けらるという形になります。Wでお得になりますね。
ルートにおけるステップと交換レートをまとめると以下のようになります。
<dポイントールート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチ=>dポイント=>JALマイル
- 交換レート:通常時50%、キャンペーン時55%
JALマイル4:Pontaルート(交換レート60%)
PontaポイントからJALマイルには「50%」のレートで交換することができます。これも直接交換と同じ交換レートですね。
ただし、Pontaポイントの場合は年数回のペースでJALマイルへの交換で増量キャンペーンを実施しており、交換レートが「60%」にアップします。
このキャンペーンのタイミングを狙えば、直接交換に比べて交換レートを「10%」高めることができますね。
ちょびリッチからは、直接Pontaポイントに「等価」かつ「手数料無料」で交換することができます。こちらもリアルタイムで交換可能なのも嬉しいですね。
ルートにおけるステップと交換レートをまとめると以下のようになります。
<Pontaポイントールート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチ=>Pontaポイント=>JALマイル
- 交換レート:通常時50%、キャンペーン時60%
JALマイル5:永久不滅ポイントルート(交換レート60%)
永久不滅ポイントからJALマイルには「50%」のレートで交換することができます。これも直接交換と同じ交換レートですね。
ただし、永久不滅ポイントでも年数回のペースでJALマイルへの交換で増量キャンペーンを実施しており、交換レートが「60%」にアップします。
このキャンペーンのタイミングを狙えば、直接交換に比べて交換レートを「10%」高めることができますね。
永久不滅ポイントまではANAマイルのところでご紹介した「JQみずほルート」を利用するため、ルートは複雑です。60%という交換レートだけ見れば、利用する意味があまり無いようにも感じます。
<永久不滅ポイントルート(ちょびリッチ起点)>
- ステップ:ちょびリッチ=>ドットマネー=>新Vポイント(旧Tポイント)=>JRキューポ=>永久不滅ポイント=>JALマイル
- 交換レート:通常時50%、キャンペーン時60%
しかしながら、永久不滅ポイントさえ貯めておけば、ANAマイルに70%、JALマイルに60%(キャンペーン時)というように、どちらにも高レートで交換できるということを意味します。
永久不滅ポイントはマイルを貯めるという観点では汎用性が高く有用であると言えますね。
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まとめ
今回は、ちょびリッチで貯めたポイントをANAマイルとJALマイルに交換するルートとレートをまとめました。
ANAマイルについては、本命は「JQみずほルート」です。ルートが複雑で2枚のクレジットカードが必要なものの、Webで完結できるため万人におすすめすることができます。
<ちょびリッチからANAマイルへの交換レート>
- 新Vポイントルート:50%
- JQみずほルート:70%<=本命
- ニモカルート:70%<=サブ①
- nanacoポイントルート:70%<=サブ②
サブ①は「ニモカルート」です。交換機が北海道(函館)と九州にしかありませんので、こちらに定期的に出向くことができる方にオススメです。ルートがシンプルで1枚のクレジットカードが必要になります。
サブ②は「nanacoポイントルート」です。年1回のキャンペーンをベースにしているため今後も同様の内容で実施されるかは不透明ですが、ルートがシンプルで高い交換レートを実現できるのは魅力的です。
JALマイルについては、本命は「ドットマネールート」です。ルートがシンプルでいつでも利用することができるのは良いですね。
<ちょびリッチからJALマイルへの交換レート>
- 直接交換:50%<=本命
- ドットマネールート:50%
- dポイントルート:55%<=サブ①
- Pontaルート:60%<=サブ②
- 永久不滅ポイントルート:60%<=サブ③
一方で「dポイントルート」と「Pontaルート」「永久不滅ポイント」はキャンペーン適用でレートを高めることができます。サブとしてキャンペーンのタイミングでうまく併用して活用していきましょう。
ちょびリッチはこのように、ANAマイルへもJALマイルへも交換ルートの選択肢が豊富に用意されています。ポイントを貯めて効率的にマイルを貯めていきたいですね。
それでは、また!
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